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2015/10/02

三重県伊勢市尾上町虎尾山女子高生殺人事件その2(情報整理)

時系列
2014年  逮捕された少年と死亡した女生徒が川に飛び込もうとして止められたことがある。
2015年
7月01日  男子生徒と女子生徒が一緒に行方不明になり、4日後になって警察に保護された。(報道が混乱している。逮捕された男子生徒なのか、別の生徒か不明)
7月02日  死亡した女生徒の誕生日(18歳)
9月27日(日)男子生徒が友人に「きょうが最後」と話していた。
9月28日(月)スーパームーンだった。
朝    殺害した男子生徒が自宅から包丁を学校へ持参。
15:30  体育祭の練習が終わり、高校を出る女子生徒に、教頭が「気をつけて帰ってね」と声をかける。
16:00頃 逮捕された男子生徒と死亡した女子生徒が下校。一緒に現場へ向かう。
17:10頃 虎尾山の頂上付近で、Hさんの左胸を包丁で刺し殺害。
20:00頃 同級生やHさんの交際相手、母親(58)ら8人が現場に駆けつけた。
     その後、放心した男子生徒にHさんの居場所を詰問する。
21:45頃 「人が倒れている。心臓マッサージをしている」と男性の声で119番通報。

関連する情報としては、
Hさんは、以前から死にたいと話して、周囲の人間に殺害を依頼している。
逮捕された男子生徒にも複数回殺害を依頼している。

情報を整理します。
1)死亡した女生徒(Hさん18歳)
三重県松阪市久保町の私立高校3年Hさん(18)
母親(58)と2人暮らし、姉がいる模様。以前から18歳までに死にたいと周囲に話し、殺害依頼を周囲に複数回行っている。
自己評価が低く「自分は生きている価値が無い」と担任に話す。
昨年に自殺未遂、今年の7月にも男子生徒と一時期行方不明となった。
逮捕された男子生徒を親友と呼び、悩みを相談している。
ただし、別の高校に通う男子生徒と交際していた。
高校の校長の話では、家庭の事情が複雑との事。
入学時から授業には熱心で、成績は常に上位。演劇部に所属し、看護系専門学校への進学を希望していた。

2)逮捕された男子生徒(18歳)。
「(被害者とは)好きなゲームやアニメの話をよくする仲の良い友達だ」と話している。
以前から被害者から悩みを相談され、殺して欲しいと複数回依頼されている。
犯行後は放心状態で現場に4時間半もとどまり、自らLINEで周囲の人間に居場所を連絡している。放心状態の男子生徒からHさんの遺体の場所を聞き出すのに1時間半もかかっている。
校長曰く「明朗で、自分の意思をはっきりと述べることができる生徒だった」3年になってからの欠席は1日だけで、調理系の専門学校への進学を希望していた。

3)犯行現場
虎尾山と呼ばれる丘陵地の頂上付近の塔の近く。通称「ニャロメの塔」

伊勢市出身の作家、橋本紡(つむぐ)さんのライトノベル「半分の月がのぼる空」の舞台として知られ、ファンらの間では、「恋愛の聖地」と呼ばれていた。

4)遺体の状況と死因
現場の「山の頂上には塔が建っていて、Hさんは塔の南に位置する裏側、台座の上にあおむけになって倒れていた」。着衣の乱れなど争った形跡はなかった。

Hさんの遺体には、死因となった深さ約15センチの左胸の心臓に達する刺し傷1カ所以外に争ったり、体をかばったりしたような目立った防御創がなかった。

死因は失血死

5)殺害方法
「あおむけになっているHさんの左胸を上から包丁で刺した」と供述。

6)凶器
男子生徒が自宅から当日の朝、持ち出し。現場で発見されている。

こんな感じかな。
状況やその他の情報からすると、嘱託殺人の可能性が濃厚なんでしょうね。
頼まれたからと言って、親友を殺すなんてと言う方もいるかもしれません。
ただ、自殺志願者との悩み相談などは、かなり難しいんですよね。
時として、悩みの相談に乗っている相談相手の方がメンタルの問題を起こして、自殺してしまうような事が現実にあるぐらいです。大人の相談員でもそうなのですから、18歳の高校生なら精神的な影響を受ける可能性は高いのではないかな?

もう少し、情報を待たないといけないし、精神鑑定も必要だと思いますが・・・この相談された男子生徒は親友と言われている上に、責任感の強い性格で、親身に相談に乗っているうちに、被害者の心理の影響を受けて、女生徒を救う為には自分が殺害する以外にないと、自分を追い詰めてしまったのかもしれませんね。

逆の視点から見ると、殺害された女生徒の方に目立った問題がありますね。
昨年の川へ飛び込もうとした自殺未遂(心中未遂?)、今年7月の行方不明事件と問題行動が顕在化しています。

さらに、周囲にも「死にたい」と話してますし、実際に行動も起こしている。

私から見ると、どうして、この女生徒をもっとケアしなかったのか?が知りたいです。
今回、逮捕された男子生徒が女生徒を殺害しなくても、別の誰かが、女生徒を殺害してしまったのではないかな?

児童相談所はこの女生徒の事を把握していたのでしょうか?
学校にスクールカウンセラーは居たのでしょうか?女生徒の事を把握していたのでしょうか?
女生徒の家庭では、自殺願望を把握していたのでしょうか?

ここまで、あからさまに問題行動を起こしているのですから、把握していないとしたら、そちらの方がどこかに問題がありそうです。

私は精神科医でも無いので診断は精神科医に任せるのですが、メンタルに問題がある可能性があると思います。

タラ、レバの話になってしまいますが、もし、女生徒のメンタルをケアしていたら、2人の生徒の人生を狂わせる事は無かったのはないでしょうか?

亡くなった女生徒のご冥福をお祈ります。

参考リンク
三重県伊勢市尾上町虎尾山女子高生殺人事件
三重県伊勢市尾上町虎尾山女子高生殺人事件その3(続報)

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コメント

どうしてこの女子生徒は自分一人で自殺する道を選ばずに常に誰かと一緒か、誰かに自分の命を絶ってもらおうとばかり考えたのでしょうか。記事を読む範囲では、自分一人だけで自殺を図ったことは無さそうですよね。

記事中にあるように、一度友人と自殺しようとした時に「怖くてできなかった」と言っていたこともあったようですが、死にたくて仕方ないのに、自分ではできない(したくない?)…この心理は、どう言った心理なのでしょう。

投稿: | 2015/10/03 04:54

よくわからないが、問題行動起こしてたから心配した仲間がすぐ集まってたみたいね。
恐らく目につく行動したから学校側もカウンセリングは親に勧めてたろぅ?しかし強制権はないから学校側の責任は問われないと思う。

統合失調症を糖質(あまったれ)とネットでは揶揄されるが、あながちハズレてないと思う。

横歩きのカニが周囲ばかり見て、立て歩きをしようとすると精神を病むそうだ。

構ってもらいたい人に、止めさせようと説得するのは火に油そそぐようなもの エスカレートして引くに引けない状況になる(嘘から出た真)

実は彼女はその状態で死ぬ気はさらさらなかったのが本音じゃないかな?

しかし誠実?(未熟)な友達は凶器準備までして 妄想にピリオド打つべく現実の行為に出た。
凶器を降り下ろした以上 責任は追わなければならない。


脳の未熟な若年層は受験勉強、クラブ活動に励むとか、家計を助けるべくバイトに励むとか、暇な時間作らないのも未熟者には必要かも知れない。
少なくとも浅い結論に達しない賢者の行動だと思う。

その中から自然と答えが出るものだ。


少しでも心もて余す暇があるならASKAの事件簿でも見てなさいと言いたい。

投稿: ぶりぶり | 2015/10/03 10:49

統合失調症は様々な原因が考えられます。自己満足のためだけの投稿ならやめていただきたい。

投稿: | 2015/10/04 02:22

統合失調症の家族を実際に持ってみれば、糖質(甘ったれ)などとは決して言えないどころか、そういう理解しかできない人々が1人の人間のメンタルを壊していくのかも知れないと、感じるでしょうね。

投稿: | 2015/10/04 03:01

みなさん、おはようございます。

ぶりぶりさんへ
統合失調症は約100人に1人発症する病気ですね。
本人にとっても、家族にとっても難しい病気だと思います。
簡単に症状を知りたいなら
「わが家の母は病気です」が漫画で読みやすいです。
http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2010/03/post-b247.html


患者自身の発病前から発病後の闘病記なども参考になります。
「ボクには世界がこう見えていた-統合失調症闘病記-」
http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2012/06/post-8db2.html


精神課救命病棟での様子などはこちらが参考になります。
「救急精神病棟」
http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2010/03/post-b0c9.html

患者さんもそうですが、ご家族の苦労は他の病気にはない、大変な物だと思います。
「うちの母は病気です」を見ると、壮絶とさえ思えてしまいます。

ネットなどでの「糖質」の件は私は良くしらないのですが、統合失調症と言う病気を理由にして、家族に甘えてしまうと言う、患者の1面だけを表現した物かもしれません。

私の知り合いに病気で休職したけど、復職後に再度、発作で休職を申し出たら、認められずに退職する事になった人もいました。(たしか休職から1年以内での休職には制限があったと思います)

「ボクには世界がこう見えていた」
でも、本の最後では仕事をしていないようでしたし、なかなか自立していくのは難しいと思いますね。

そう言った面で、家族に経済的負担が出てしまう面はやむを得ないと思いますが・・・過度の依存は甘えと見えてしまう面もあるんでしょうね。

今回の事件では、女生徒は通院などの話は出てませんし、幻覚などの症状も無いようですから、統合失調症を疑う情報はなさそうですね。

どちらかと言うと、AC(アダルトチルドレン)的な印象がありますが、専門家の意見を聞きたいですね。
(AC自体はアメリカで問題となり、学術的に否定されています。なので、人格障害の方が疑われるのかもしれませんね)

投稿: ASKA | 2015/10/04 11:10

「消えたい」とか「自分一人がいなくたって何も変わらない」とか、思春期にはありがちな思考だと思うのです。
「自分はなぜ産まれ、何のために生きるのか」とか、明確な言葉にしなくても「漠然とした不安」や「虚しさ」や「透明な存在」などと表現されるモヤモヤした気持ちは、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

その虚しさを埋める一般的な方法として、人間関係、学業・仕事、趣味・遊び、思想・宗教などが挙げられると思います。生き甲斐、とも言い換えられますでしょうか。
けれど一つに偏りすぎると、のめり込みすぎて他が疎かになり問題を生じてしまうので、バランスよく深めていくのが良いと考えています。
偏った際の例を以下に挙げます。
・人間関係:恋愛依存症、執着しすぎてストーカー化、虐められているのに遊んでもらっているというキャラ作り
・学業・仕事・部活:燃え尽き症候群、壁に当たった時の暴発
・趣味・遊び:散財、引きこもり、場合によっては遊びという名の不法行為(薬物乱用や未成年の飲酒喫煙など)
・思想・宗教:原理主義化、他の思想を一切認めなくなる

亡くなった女子高生は、人間関係に重きを置きすぎて虚しさを埋めきれずにいたのではないでしょうか。
少年との自殺未遂や行方不明事件も「自殺という重大で悪い結果を目的としているのに共にいてくれる存在」を確かめるため。今回は、より大きな絆として「殺人という罪を負っても自分の頼んだことを実行してくれる存在」を欲したのだと思います。結果、彼女は亡くなったわけですが・・頼んだ通りに行動した彼の存在に満足していたのか違うのかはわからないです。

一方の男子高生も、人間関係に重きを置きすぎていたのだと思います。
重きを置きすぎて彼女の頼みを断れないほど巻き込まれ追い詰められていったのか、親友と呼んでいた通り彼女の最大の理解者として共感していたのか。前者なら周囲の助けが及ばなかったことが悔やまれますし、後者なら心中のような印象があります。

・・嘱託殺人って、他の殺人より美化されやすい傾向にあるので、流行したりしないといいのですが。
この事件を契機に今回の前兆のような行動をした生徒への周囲のフォローアップ体制の問題点について検証されることを願います。

投稿: つれづれ | 2015/10/06 02:16

男子生徒の供述が頼まれたから「助けるために殺してやった」に変ってきましね。
また 殺害後の写メをライン仲間に見せ 慌てた仲間たちが母親にも連絡して集合したようです。

これで心中すればまた印象は変わり 少しは美談になったのかな?
加害少年は友達で彼氏ではないようです 三角関係のもつれにも取れます。

死人に口無しが頭をよぎりました。

投稿: テキスタイル | 2015/10/07 12:44

この事件、犯人の少年は一回しか刺してないようですね。
ふつう、顔見知りによる怨恨が原因の刺殺事件であれば、一回だけ刺して攻撃をやめるなんていうことはまずないです。
刺すほうは一回だけだと相手が死んだかどうかわからないので何回~何十回も刺すのがふつうです。
刺されるほうも一回めで即死というのはあまりなく、逃げたり抵抗したりしますし、犯人もそれを追いかけたりしますから現場には足跡がたくさん残ってるはずです。
嘱託殺人なのかそうでないのかは被害者のキズや現場の足跡を調べれば簡単にわかると思います。

投稿: | 2016/01/13 00:09

名無しさん、おはようございます。

多分、嘱託殺人と言う判断になると思いますね。
鑑定留置を行っているので、鑑定の結果によっては、罪を問われないかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2016/01/13 07:06

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