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2015/10/08

三重県伊勢市尾上町虎尾山女子高生殺人事件その3(続報)

続報です。
1)捜査関係者によると、犯行後に男子生徒が交際相手の女子高生にLINEで画像を友人に送っていた。画像は事件現場付近を撮影したものといい、身体の一部が写っているという。「女生徒を刺した」という内容のメッセージとともに、ラインで友人に送付された。男子生徒は「自分も死にたい」という趣旨のメッセージも送っていたという。県警は、画像のほか、男子生徒らの携帯電話の通信記録の解析を進めているとの事。

男子生徒は9月28日午後5時10分ごろに波田さんを刺殺したと推定される。友人にメッセージや画像をラインで送ったのは、その約2時間後とみられている。男子生徒はメッセージで自分の居場所も伝えたとの事。

2)事件後、2人の行方を捜していた友人に対し、「死にたかったけど、死ねなかった」とスマートフォン(スマホ)で伝えていた。
捜査関係者によると、少年は同7時頃、2人を捜していた友人らにスマホの無料通話アプリ「LINE(ライン)」で虎尾山にいることを伝えたが、少年は友人らが同9時過ぎに現場に駆けつけるまでの間、スマホで「死にたかったけど、死ねなかった」と伝えていたとの事。

3)遺体発見現場の山林から「女子生徒は僕が殺しました」との趣旨が書かれた紙片が見つかった。
県警は男子生徒が書いたとみて裏付けを進めている。
県警によると、紙片は遺体が発見された同市の虎尾山にある記念碑付近で、4日の日中に発見された。現場を訪れた中年男性が見つけ、同日夕に県警伊勢署に届けた。丸められた状態で、鉛筆またはシャープペンシルとみられるもので書かれていたとの事。

4)男子生徒(18)が「(女子生徒が)かわいそうで、救ってあげようと思い殺害した」という趣旨の供述をしているとの事。

時系列を更新
2014年  逮捕された少年と死亡した女生徒が川に飛び込もうとして止められたことがある。
2015年
7月01日  男子生徒と女子生徒が一緒に行方不明になり、4日後になって警察に保護された。(報道が混乱している。逮捕された男子生徒なのか、別の生徒か不明)
7月02日  死亡した女生徒の誕生日(18歳)
9月27日(日)男子生徒が友人に「きょうが最後」と話していた。
9月28日(月)スーパームーンだった。
朝    殺害した男子生徒が自宅から包丁を学校へ持参。
15:30  体育祭の練習が終わり、高校を出る女子生徒に、教頭が「気をつけて帰ってね」と声をかける。
16:00頃 逮捕された男子生徒と死亡した女子生徒が下校。一緒に現場へ向かう。
17:10頃 虎尾山の頂上付近で、Hさんの左胸を包丁で刺し殺害。
19:10頃 男子生徒が交際相手の女子高生にLINEで現場の写真とメッセージを送る。
     別の友人に虎尾山にいる事を伝える。
その後  関係者が現場に駆け付けるまでの間に「死にたかったけど、死ねなかった」とLINEで伝える。
20:00頃 同級生やHさんの交際相手、母親(58)ら8人が現場に駆けつけた。
     その後、放心した男子生徒にHさんの居場所を詰問する。
21:45頃 「人が倒れている。心臓マッサージをしている」と男性の声で119番通報。
10月04日 現場の記念碑近くで「女子生徒は僕が殺しました」との趣旨が書かれた紙片を発見。

こんな感じですね。
「頼まれた」の報道の後ですが、「(女子生徒が)かわいそうで、救ってあげようと思い殺害した」との報道が出てきました。
これは、当然と言う感じだと思います。
結局、「死にたい」と言う相談を死亡した女子生徒からされていたわけですから、そこは当然「なぜ死にたいの?」と言う話になるでしょうね。
その中で女子生徒の境遇とか死にたい理由があれこれ出てくるのは当然だと思うわけです。

男子生徒は親身にその相談に乗れば乗るほどに、女子生徒に同情してしまうのは分かる気がします。
ただ、男子生徒は責任感が強すぎたんでしょうね。
男子生徒が自分一人で解決する方法を考えてしまうと、結局、女子生徒が言うように「殺してあげる」しか方法が思いつかなかったのだと思います。

ここが間違いと言えば、間違いなんですが、18歳の高校生なので、仕方がなかったのかな?
結局自分一人では解決できないと言う事を、この男子生徒が気付く事ができれば、先生や家族に相談する事ができたと思います。

この責任感が強いタイプと言うのは、思わぬ事で事件に巻き込まれてしまう事も多いんですよね。
家庭内暴力で暴れる息子を家族を守る為に殺してしまう父親とか、一家心中してしまう父親などもそのタイプなんだろうと思います。

犯行後に知人に連絡するまで2時間もあるのは、自分も死のうとして、死ねなかったんでしょう。
包丁で心臓を刺すと言う殺害方法を女子生徒が提案したのか、男子生徒の発案なのか?はこれからの供述を待つしかないのですが・・・

刃物で自殺と言うのは大変だと思います。普通の感覚で言えば、絶対に痛いし苦しいはずですから。
なので、刃物での殺害方法も女子生徒の発案だと思います。
自分が確実に死亡する方法を提案したんでしょう。ただ、残された男子生徒がその方法で自殺できるのか?までは考えてなかったんでしょう。

男子生徒の方は、その後、自分も死のうと思っていたのかもしれませんが、生まれて初めて、「親友」を自らの手で殺すと言う、極限状態では冷静に自分の自殺の方法を考える事はできなかったんだろうと思います。

で、いざ、自分で自殺しようと思ったら、結局、怖くて出来ないって事なんでしょうね。
それも、仕方がないと思います。この男子生徒は自分が死にたい訳じゃなくて、親友を殺してしまった結果、自分も死ぬべきだと考えただけなのでしょうから。

続報を待ちましょう。

参考リンク
三重県伊勢市尾上町虎尾山女子高生殺人事件その2(情報整理)

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コメント

この男子生徒はある意味被害者でしょう。
寛大な処置にすべきだと思います。

投稿: でぃっく | 2015/10/09 21:44

でぃっくさん、おはようございます。

取り調べで、女子生徒が自殺したいと考える理由が出てくるでしょうから、そのあたりの事情は考慮されると思いますね。

ただ、それでも、やはり、この後の人生は厳しものになるでしょうから、周囲の人間の支援が必要だと思います。

それに、本人に対する心のケアは重要だと思いますね。

投稿: ASKA | 2015/10/10 08:43

津地検は10月13日、殺人容疑で逮捕された同じ高校に通う男子生徒(18)の鑑定留置を津簡裁に請求し、認められたことを明らかにしたとの事。

投稿: ASKA | 2015/10/15 07:39

親友ですか…。恐らく彼氏でもない男子は気を引く為に相談に乗ってたのでしょう、はじめのうちは。

自暴自棄の彼女とは肉体関係もあったのかな?
実はそこが一番のポイントになるんですよ。

この年頃の娘には男親の存在が不可欠になります。意味の無い迷いや壁に戸惑いガチなんでしょう(本人にはさも大きな出来事でも)しかし世の中簡単に思い通りにならないのが常で状況は流動するものです。

そしてこの年代の子の悩みを真に受けて人生狂わした男子の親族が憐れです。

投稿: テキスタイル | 2015/10/25 16:35

津地検は1月21日、殺人容疑で逮捕された少年(18)を津家裁に送致したとの事。
地検は非行内容を明らかにしていないが、捜査関係者によると、嘱託殺人に切り替えられた。家裁は同日、少年を観護措置にするとともに、審判開始を決定したとの事。

少年は事件当時、女子生徒と同じ高校に通っていた。
逮捕時の容疑は昨年9月28日夕、伊勢市内の丘陵地で女子生徒の胸を包丁で刺して殺害したとしていた。

少年はこれまでの県警の調べに「女子生徒に殺害を頼まれた」と話していた。津地検は鑑定留置の結果から少年の刑事責任能力に問題はないと判断した上で、供述内容などを踏まえ、嘱託殺人に切り替えたとみられるとの事。

観護措置は2週間ずつ最長8週間まで延長できる。その後の審判で、少年院送致などの保護処分とするか、刑事処分相当として検察官送致(逆送)にするかを決めるとの事。

嘱託殺人になったようですね。
状況から考えれば、その方が自然ですね。

投稿: ASKA | 2016/01/22 06:40

三重県伊勢市で昨年9月、市内の高校の3年生女子生徒(当時18歳)が殺害された事件で、津家裁は5月13日、嘱託殺人の非行内容で送致された少年(18)を第1種(初等・中等)少年院送致とする保護処分を決定したとの事。

決定によると、少年は昨年9月28日夕、同市の丘陵地で同級生だった女子生徒の左胸を包丁で刺し殺害したとしている。裁判長は決定理由で「生徒の依頼がなければ非行に及ぶことはなかった。社会通念を意識させることが内省にもつながる」とした。少年法では人を故意に死亡させた場合、16歳以上なら原則、検察官送致(逆送)となるが、「相当長期間の矯正教育が必要」と判断したとの事。

決定は、女子生徒が凶器を持ってくるよう少年に頼むなどしていたとし、少年自身も人間関係などで悩みを抱え「正常な判断が困難な中、親しい関係の生徒から殺害を依頼された」と結論づけたとの事。

妥当な処分だと思いますね。
少年自身も人間関係などで悩みを抱え「正常な判断が困難な中、親しい関係の生徒から殺害を依頼された」と結論した。
少年自身も別の悩みを持っていて、その上、少女から殺害を依頼されると言う、2つの問題を同時に抱えると、ストレスはかなり大きいですね。

それで、正常な判断が困難な状況だったのかな。
相当長期期間の矯正教育と言うのも、むしろ少年のメンタル治療やケアの為の期間なんでしょう。だから、温情判決と言っても良いかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2016/05/14 08:40

三重県伊勢市の山林で昨年9月、高校3年の女子生徒=当時(18)=が殺害された事件で、津家裁から第1種少年院送致の保護処分決定を受けた友人の少年(18)が、決定を不服として名古屋高裁に抗告していたとの事。

抗告は5月24日付。

津家裁は同月13日、「被害者の依頼がなければ非行に及ぶことはなかった」などとして、嘱託殺人と認定。少年が事件当時、人間関係などの悩みから追い詰められ、正常な判断が困難だったとして、保護処分が相当と結論付けたとの事。

保護処分に不服と言う事はもっと軽い処分が妥当と言う主張なのかな?
確かに気の毒ではあるけど、法律の専門家はどう判断するのか?注目ですね。

投稿: ASKA | 2016/06/03 06:49

三重県伊勢市で昨年9月、高校3年の女子生徒(当時18)が刺殺された事件で、元同級生の少年を嘱託殺人の非行事実で少年院に送致するとした今年6月の名古屋高裁決定が確定した。
最高裁第二小法廷が7月14日付の決定で、少年の付添人弁護士が申し立てた再抗告を棄却したとの事。

津家裁は5月、少年が女子生徒から頼まれて殺害したとする嘱託殺人の非行内容を認定。
心身に障害がない23歳未満の少年が対象の「第1種少年院」に少年を送致する保護処分を決定したとの事。
名古屋高裁もこの決定を支持し、少年側の抗告を棄却していた。

結論としては、嘱託殺人で「第1種少年院」送致の保護処分。
それはそれで、嘱託殺人と言う行為の結果だから、仕方が無いと思うのですが・・・
弁護側はこれを不満として抗告していたんですよね。
弁護側としては、これより軽い処分を望んでいたと言う事でしょうが・・・
少年院送致より軽い処分となると、無罪と言う事なんでしょうか?

まー、将来を考えれば少年院なんて行きたくないだろうけど・・・
このまま、無罪になったとして、自分の心に折り合いをつける事ができるのだろうか?
それとも、何も無かった事にして忘れてしまうのだろうか?
忘れる事なんてできないと思うけどな・・・

投稿: ASKA | 2016/07/17 08:17

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