世田谷一家殺害事件再考その146(ASKA的現場検証1)
12月某日、事件現場に行きました。
ネットでは、取り壊しの噂もあるようだし、これまで10年間も追ってきたこの事件。
取り壊される前に、一度、私はそれを見なければならないと思う。そう考えて、現場へ行くことにしました。
・京王線千歳烏山駅から徒歩で現場へ向かう。約20分で現場に到着。
街の印象としては、都会ではあるけれど、あまり都会的ではなく、密集した住宅街と言う印象ですね。
駅前から商店街を抜けて、メインストリートに出て南へ進む。駅の近くでは幅の広いセンターラインのある上下2車線の道路でしたが進むほどに道が狭くなり、メインストリートの突き当たりの変形T字路を右に進むとセンターラインの無い細い道になりました。
そこをさらに進むと、花壇などのある公園の角が現れます。
その中へ進むと、バスケットボールコートがあり、それを右に進むといわゆる広場に出ます。広場、右手には例のスケボーのハーフパイプがあり、私が行った時にも、ボーダー数名がスケボーを楽しんでいました。
この時、ベンチに腰掛けてスケボーの音を確認しました。
昼間ならそれほど、気にならないかもしれませんね。
しかし、夏場の夜で窓を開けていたら、警察に通報しそうな音かもしれません。
で、ベンチに座り正面をみると、そこは事件現場の建物を横からみる状態です。
現場の印象としては、今まで持っていた印象が、レンズ越しの物だった事に気付きました。実際の実物を見るとその、スケール感が違っていたようです。
公園を縦断する道越しに見ても、現場の家はもうすぐそこです。
見た目、50メートルぐらいの距離かもしれませんが、走れば数秒の距離です。
公園を縦断している道路は狭い道で自動車がすれ違うのも難しいぐらいです。
図面や3D模型を見ただけでは気付きませんでしたが、現場は正面から見ると結構小さい家ですね。間口が狭く、奥行きが深い作りになっています。
(私が田舎暮らしの為、田舎サイズの家に慣れていたせいで、都会の家が小さく見えてしまうのかもしれませんね)
現場で気になった事。
・宮澤さん宅の屋根に雪止めがあった。
・祖師谷パークスタジオの看板
(多分、泰子さんの塾の名前と推測、検索すると学習スタジオと言う塾の名前もある。泰子さんの塾のグループの中にも○○スタジオと言う名前がある)
・塾の看板が3つ
・プランターの花が咲いていた。(誰が手入れをしているのか?)
・家の周りには足場が作られて工事用のネットが張られていた。
(外壁などかなり家は傷んでいるように見えますね)
・家の裏手側には幅1メートル程度の通路があった模様。
・それは、公園を縦断する通路から入り、千川沿いの遊歩道に通り抜ける事がかつては出来たように見える。
・その通路は一部にコンクリートが敷かれた形跡があった。
・ぽっぽ公園は昔と違うのか?(どうも遊具やレイアウトが違うみたい)
・ぽっぽ公園側から見ると、風呂窓が開いているかどうかは目視できるし、登れそうな高さに見える。
・仙川沿いの遊歩道にでると、人通りはほとんどなく、散歩やジョギングする人がいるぐらいだ。しかし、仙川沿い遊歩道にでると、野球グランド側はすぐ近くだけど、反対側にでるのはかなりの距離がありそう。逆に言うと目立たずに移動できると思う。
(なぜ、犯人はこちら側へ逃亡しなかったのか?)
・公園内の舗装道路には現場に入る以外の道、人が住んでいない区画の道には車止めがあった。もし、テニス客の車を止める場合、駐車場がいっぱいなら、宮澤さんの家の前の道路にも路駐する可能性がある。
・驚いた事に、公園敷地内には宮澤さんの家以外にも、人が住んでいる住宅がが3軒ほどある。ぽっぽ公園の入り口近くにも民家とアパートがあった。
・仙川は以外に川幅が広く、遊歩道から水面までは4メートルぐらいの高低差があり、川に降りると、どこから上るかが難しそう。川自体はけして深いわけではなさそう。
・地蔵が置かれた仙川の対岸側遊歩道は車止めがあって、車は中には、入れない。しかし、台車などに乗せれば、そう長い移動距離では無いので運搬は可能と思う。
・仙川の対岸側の住宅地は河岸段丘の一段上にあり、崖の上にあるようだ。この為、地図上では一見、住宅地から遊歩道へ行けそうだが、実際には崖を登り降りする事になり、通路以外での通行はかなり難しいと思われる。
・場所によっては、この河岸段丘の上にある住宅側からは、宮澤さんの家がよく見渡す事ができる。昼間ならこちら側からの目撃情報も期待できるかもしれない。
・公園内にはトイレが意外に多く設置されている。現場裏手のぽっぽ公園、公園管理事務所側のバスケットコート横、ゲートボール場の奥側など、この為、犯人がもし、公園内で返り血を洗う事も可能だったと思われる。
・公園内を公園を縦断する道づたいに移動し、その後、仙川と反対側の公園境界の歩道ずたいに1周してみると、公園内の環境が、周囲とは違うのだと感じます。
東京とは思えないような、隔絶した土地、陸の孤島と言っても良いかもしれない。
隣の家との距離が数十メートルもある、田舎のような環境。
宮澤さんが移転を躊躇していた理由もうなづけるかもしれませんね。
公園の近くには幼稚園もあって、育児環境としては、これ以上ない物かもしれません。
とりあえず、ざっくりと気付いた点です。
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コメント
管理人様、ご苦労様です。
積雪が少ない地域なのに雪止めがあるんですね。
管理人様は女性だと思うので身長170もないですね。
写真撮影はされましたか?
投稿: 事件解決を望む者 | 2015/12/29 14:13
屋根の雪止が気になられた理由が気になりますね
大抵の一軒家にはあるものに注目した理由ってなに?
投稿: | 2015/12/29 15:01
みなさん、おはようございます。
事件解決を望む者さんへ
写真はのちほど掲載します。
雪止めの件もその時に説明します。
身長については、そのぐらいかな。
名無しさんへ
雪止めなんですが、後ほど説明を記事にします。
投稿: ASKA | 2015/12/30 07:08
雪止め自体は温暖地でもよく見かけます。
屋根の商品によってあったりなかったりするんだと思います。
投稿: | 2015/12/31 21:32
管理人様
犯人は顔見知りですよね?
ご遺体に毛布をかぶせるあたりとか、
トレーナーをたたんで置くとか…
あと、道路に飛び出した手を怪我した人物と
犯人は別人だということはないですか?
要するに第3者がいたとか…
早く解決して欲しいです。
投稿: | 2016/01/21 21:19
名無しさん、おはようございます。
このあたりは、難しいところです。
今のところ、決め手になるような情報が無いですね。
投稿: ASKA | 2016/01/22 06:59
事件解決を望む者さんへ
ASKAさんは、ネット上に、個人情報を載せない、性別も含め…と、明確に言われています。
正しい、考えだと思います。
だから、その手のコメント等は、やめましょう。
投稿: おきゅうと | 2016/01/24 04:38