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2015/12/23

大阪府高槻市番田駐車場女性殺人遺体遺棄事件その21 (睡眠薬)

続報です。
1)捜査関係者によると、府警はタブレット端末を容疑者の関係先から押収。容疑者と無関係とみられる少年の画像が多数残されていたとの事。殺害された男子や女子に関する画像はなかった。府警は事件の動機の手がかりになる可能性があるとみているとの事。

2)容疑者は8月21日に女子への死体遺棄容疑で最初に逮捕された際、「男の子もいた」と供述していたことも分かった。死亡した男子を指しているとみられる。

3)死亡した男子と殺害された女子(13)の体内から微量の睡眠薬成分(睡眠導入剤との報道もある)が検出されたことも判明した。2人が日常的に睡眠薬を服用していた形跡はないとの事。

4)大阪地検は12月22日、男子に対する殺人罪で、容疑者を追起訴した。一方、女子の死体遺棄容疑については、「遺棄された時点で死亡していたかが明らかではない」として、嫌疑不十分で不起訴とした。

こんな所ですね。
1)はこの容疑者の趣味嗜好ですね。

2)逮捕当初の主張としては、自分は車を運転していただけで、気づいたら子供達は死んでいた。と言う事でしたね。
実際に防犯カメラの映像などから考えても、二人が同時に車に乗ったと考えた方が自然で、男子は見てませんと言う方が不自然でしょうね。

3)ここは事件当初でも、疑われていた点ですね。
今の所、共犯者の存在が不明です。と言うか、検察側は共犯者はいないと言う主張ですね。
一人で犯行を行うには、一人で二人の子供を拘束する必要があるので、難しいと思われている点です。
当日の時系列を見ると、二人を拉致したのが5時頃、6:47のLINE通信に「子供出来た」と虚偽の通信があったのが、容疑者による「なりすまし」だとしたら、この時点で二人は拘束されていたと思います。

その4時間半後に大阪刑務所に知人の面会に行ってますが、この時、車内に二人が居たなら、ちょっと、犯人としては不安な状態ですよね。
車内から、二人が周囲に助けを求めるかも知れませんからね。
なので、この間も睡眠薬で眠らされていたとしたら、それは説明できますね。

そして、その約1時間後(拉致から約8時間弱)にコンビニで粘着テープを購入している。
容疑者がそろそろ、薬が切れる頃だと考えてもおかしく無いですね。
逆に言うと、これまでは、テープで拘束する必要が無いと言う事だったと言う事なので、薬で眠らされているので、拘束の必要は無いと言う事になりますね。
つまり、6:47のLINE通信の前の段階でジュースやコーヒーに混ぜて、睡眠薬を飲ませて眠らせていたという説明が全体に矛盾がありませんね。

事件直後の時系列
8月13日(木)
01:00過 2人の映像が寝屋川市駅近くの商店街の防犯カメラの映像に映っていた。
01:20頃 遺体女子がLINEで友人と通信、野宿すると回答
03:00過 遺体女子からLINEで友人におやすみの通信
05:00過 不明男子は京阪寝屋川市駅の近くの防犯カメラに映っていた。最後の映像
05:11  容疑者の車が寝屋川市駅の近くの防犯カメラに映っていた
05:17  容疑者の車が寝屋川市駅の近くの防犯カメラに映っていた
05:20頃 商店街を通った別の60代女性は「子供は見なかった」と証言した。
06:11  友人からのLINEでの通信に対して遺体女子から返信
06:47頃 遺体女子が友人にLINEで京都へ行く寝屋川へは戻らないと連絡。直後に電話するが出ず。これが最後のLINE通信
     「ごめん、子供出来た」の通信もこの時にあった。
11:25頃 堺市堺区の大阪刑務所で知人に面会
12:39  柏原市内のコンビニで容疑者が粘着テープ2個を購入。男子の遺体発見現場から1.5キロの場所。
12:45頃 男子の遺体遺棄現場方向に向かう軽ワゴン車が防犯カメラに写る。
     男子の死亡は13日頃と推定される。
15:00頃 2人の自転車が京阪寝屋川市駅前の有料駐輪場に止められた
     この時の映像が防犯カメラに映っていた。
19:00頃 遺体女子の死亡推定時刻(死因は窒息死)
20:30頃 別のトラックの運転手が駐車場に入るが、不審な人物や車は見かけなかった。
22:25頃 大阪府枚方市内のGSで1人で手袋をして給油する姿が店の防犯カメラに映る。その後、高槻市方面に向かう。(この時の服装が12:39の服装と違う)
22:34頃 遺棄現場付近で1台の不審車が停車、直後にライトを消したまま、駐車場を出る。
22:40頃 2度目の不審車が前回停車した場所に再度停車してライトを消す。
23:11頃 不審車はライトを点灯して出口方向へ移動。
同じ頃  現場近くの国道170号沿いのコンビニの防犯カメラに容疑者の車が映る。
23:25  寝屋川市香里新町にある容疑者の自宅マンション。エレベーターに1人で乗り込む姿が映る。
23:35頃 仕事を終えて戻った運転手が駐車場のフェンス際で遺体を発見。

しかし、問題はその後です。
男子は遺体の痛みが激しく死因が特定できていません。
なので、抵抗の有無も判断できません。

一方の女子の方は死因は窒息死だけど、顔や頭部に殴られた痕、さらに多数の刺し傷があったんですよね。
もし、薬物で抵抗不能の状態であったなら、動かない人間にこんな執拗な暴行をするだろうか?
と思う訳です。

時間的に見ても、女子の死亡推定時刻は19:00頃だから、5:00過ぎに薬を飲ませたとして、12時間も過ぎているので、覚醒していると考えて良いでしょう。

薬で寝ている間に、テープで拘束したけど、最後の殺害時には、意識ははっきりしていたんだろうと思います。だから、抵抗したり、容疑者を刺激するような言葉を口にしたりした結果、執拗な暴行になってしまったんでしょうね。

まー、仮にそうだったとしても、女子の遺体をわざわざ、発見される場所に遺棄した理由は分かりませんが・・・

4)は実際に駐車場に遺棄された時に、女子が死亡していたのか?がはっきりしないので、遺棄した時に生存していたら、遺体じゃないから遺体遺棄にならないよね。って事ですね。

まー、殺人で起訴できれば問題ないでしょうね。
仮に容疑者の犯行だったとすれば、この事件なら二人殺害でも十分極刑に届くでしょう。

公判の行方に注目しましょう。

参考リンク
大阪府高槻市番田駐車場女性殺人遺体遺棄事件その20 (続報)

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