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2016/01/07

大阪府門真市女性バラバラ事件その2(続報)

続報です。

 

1)容疑者(29)が、友人のアルバイト店員の女性(25)の行方不明者届が出された12月25日午後、ホームセンターで塩酸入りの洗浄液を購入していた。

 

府警は、容疑者が洗浄液を使って遺体を損壊し、証拠隠滅を図ろうとしたとみている。

 

捜査関係者によると、容疑者は25日午後2時頃、自宅近くのホームセンターに1人で来店。
遺体切断に使ったとみられるノコギリなどとともに、塩酸を含有する洗浄液を3リットル購入した。自宅の浴槽にはほぼ白骨化した遺体が液体とともに入れられており、近くに洗浄液の容器があったとの事。

 

2)府警は3日、死体損壊容疑などで逮捕された容疑者(29)の自宅の冷凍庫から発見された血液のDNA型が、知人で行方不明になっている同市大橋町のアルバイト店員(25)のものと一致したと発表した。
容疑者は「私が切って隠したことに間違いない」と供述しているという。
府警は、遺体は不明の女性とみてDNA型鑑定をさらに進めるとともに、容疑者が切断した状況を詳しく調べる。

 

3)容疑者(29)=死体損壊容疑などで逮捕=が、女性の口座から引き出した現金のうち数万円を借金返済に充てていたことが分かった。容疑者が女性の身分証明書を使って複数の金融機関から借金をしていた疑いもあり、府警は裏付けを進めている。

 

捜査関係者によると、女性が行方不明になった翌日の昨年12月25日午後、容疑者は自宅近くのコンビニの現金自動受払機(ATM)で、女性名義の口座から現金約10万円を引き出したとされる。この直後、うち数万円を借金の返済に使った形跡があるとの事。

 

容疑者は昨年11月末ごろ、女性と同じシェアハウスから今のマンションに転居した。この頃以降、女性名義で複数の金融機関からお金が借りられていたとされる。府警は容疑者が女性になりすまして借金をしていた可能性もあり、2人の間に金銭トラブルがなかったか調べている。

 

口座から引き出された残りの現金については12月25日、容疑者が近くのホームセンターで事件に使われたとみられる折り畳み式のこぎり、冷凍庫、塩酸入り洗浄液など約3万6000円分の商品の購入代金などに充てたことが分かっている。

 

容疑者は逮捕前の任意聴取で「女性から『お金を下ろしておいて』と頼まれただけ」と話していたとの事。

 

4)容疑者(29)(死体損壊、死体遺棄両容疑で逮捕)が府警の調べに対し、「遺体は公園に埋めるつもりだった」と新たに供述していることが、わかった。

 

捜査関係者によると、容疑者は当初、調べに対し、友人の女性(25)の遺体について「切って隠した」と供述。その後、さらに「近くの公園に埋めるつもりだった」とも説明したという。女性が死亡した経緯については「外出先から自宅に帰ったら遺体があった」とだけ話している。

 

5)遺体の一部とDNA型が一致した女性(25)のスマートフォンから同僚や家族に、自分の意思による失踪をほのめかすメッセージが届いていたこと分かった。

 

女性が行方不明になった翌日の昨年12月25日の日中に送られていた。府警は自称イラストレーターの容疑者(29)が事件が発覚しないよう、なりすました疑いがあるとみている。

 

捜査関係者によると、女性は12月24日夜、容疑者のマンションの防犯カメラに映ったのを最後に目撃されていない。25日は勤務先の東大阪市の生花店を無断欠勤した。

 

心配した同僚が日中に電話したが、つながらなかった。この直後、LINE(ライン)で「迷惑をかけてすいません」「どうしていいか分かりません」などのメッセージが同僚に送られてきた。
家族や友人にも同じ頃、「心配しないで」という趣旨のメッセージが送信されるなど、女性が失踪をほのめかしていると受け止められるような文言だった。

 

しかし、思い当たるようなトラブルは確認されておらず、同僚や家族はメッセージの内容に違和感を持ったという。女性のスマホは見つかっておらず、府警は容疑者が廃棄したとみているとの事。

 

一方、容疑者が以前に女性と暮らしていたシェアハウスの住人男性(31)によると、容疑者が12月24日にシェアハウスを突然訪れ、男性らに「女性と連絡がとれなくなって心配だ。私には連絡がない。どこへ行ったんだろうか」と話していたとの事。

 

6)容疑者のマンション内に目に見えるような血痕はなかったが、浴室を中心に血液反応が確認された。容疑者が事件後に拭き取ったとみられるとの事。

 

浴室では塩酸の成分を含む洗浄剤の容器も見つかっており、遺体にかけるなどして証拠隠滅を図った可能性があるとの事。

 

7)容疑者(29)の携帯電話には、行方不明になっていた知人のアルバイト店員、女性(25)の携帯電話から周囲に送られたメッセージが届いていなかったことが分かった。

 

女性が住んでいたシェアハウスの住人や親族らには昨年12月25日以降、女性の携帯電話から無事を伝える内容のメッセージが送られていたことがすでに判明している。しかし、容疑者は「私には連絡が来ていない」とシェアハウス住人の男性(31)に話していた。

 

当時、女性はすでに死亡していたとみられ、大阪府警門真署捜査本部は、容疑者が女性になりすまし、携帯電話を使って発覚を遅らせようとしたとみている。

 

捜査関係者によると、容疑者と女性の携帯電話でのやりとりは、クリスマスパーティーが開かれる予定だった同24日が最後だった。女性は同日午後7時ごろに容疑者のマンションを訪れたことが防犯カメラに写っていたが、その後に行方が分からなくなった。

 

25日に女性の父親が警察に捜索願を出したが、女性の携帯電話から同日「心配しないで」とするLINE(ライン)のメッセージが友人らに届いた。遺体の推定死亡時期は24~25日で、女性はすでに死亡していたとみられるとの事。

 

8)容疑者が、遺体の一部のDNA型が一致した女性(25)が行方不明になった昨年12月24日夜以降、1人で何度も荷物をマンションから持ち出していたことが分かった。防犯カメラに映っていたという。

 

近くのシェアハウスからも遺体の一部が見つかっており、府警は事件の発覚を恐れて遺体を運び出した疑いがあるとみているとの事。

 

女性の家族は25日夜に警察に相談し、捜査が始まった。府警がこの頃の防犯カメラ映像を調べた結果、容疑者が何度もマンションから荷物を外に持ち出す様子が記録されていたとの事。

 

また、容疑者が12月25日に購入し、事件に使ったとされるまな板などが見つかっていないことも分かった。女性の衣服やスマートフォンも発見されず、府警は廃棄を進めたとみているとの事。

 

9)容疑者(29)が、行方不明になっている知人の女性(25)の口座から引き出した十数万円の大半を使っていたことが分かった。
25日午後、女性名義のキャッシュカードを使って十数万円を引き出したことも明らかになっている。捜査関係者によると、29日早朝に逮捕された際の所持金は数万円程度だったとの事。

 

10)容疑者(29)(死体損壊、死体遺棄両容疑で逮捕)が昨年12月24日夜、午後7時頃女性と一緒に帰宅した。約1時間後に1人で外出する様子が防犯カメラに映っていたことが、わかった。

 

その後、女性の姿は確認されておらず、府警はこの約1時間に何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めているとの事。

 

11)女性のスマートフォンが発見されていたことが分かった。
容疑者(29)が、事件の発覚を恐れて捨てた可能性があるとみて経緯を調べている。

 

捜査関係者によると、容疑者は容疑を認め、遺体の解体方法などについても具体的な説明をしているといい、捜査本部が慎重に裏付け捜査を進めているとの事。

 

12)女性(25)の運転免許証が、容疑者(29)=死体損壊容疑などで逮捕=の自宅マンションから見つかったことが分かった。府警は容疑者がこの免許証を使い、複数の金融機関から借金をしていた疑いがあるとみているとの事。

 

捜査関係者によると、容疑者は昨年11月末ごろ、女性と同じシェアハウスからマンションに転居。この頃以降、女性名義で金が借りられていたとされる。容疑者が女性の免許証を入手し、身分証明に使った疑いがあるという。容疑者は、女性が行方不明になった翌日の昨年12月25日午後3時ごろ、女性の口座から現金10万円を引き出したとされる。このうち数万円を借金の返済に充てた形跡があるという。

 

また、女性のスマートフォンが発見され、容疑者は「スマホを隠した」旨を供述。
シェアハウスで見つかった両手足の一部が渡辺さんの指紋と一致したことも分かったとの事。

 

時系列を更新
11月末  容疑者がシェアハウスを出た後に、女性に成りすまして借金をした模様。
12月
24日(木)容疑者宅でクリスマスパーティーの予定
     19:01  遺体と見られる女性が容疑者と防犯カメラに映る。この後、女性の姿は
     20:00頃 容疑者が一人でマンションを出入りする映像が防犯カメラに映る。

 

25日(金)15:00頃 女性の口座から現金10万円を引き出し、借金の返済に充てた形跡がある。
     その後、のこぎり、包丁、まな板、冷凍庫、バケツ、ポリ袋、生ゴミ処理機、洗浄剤など購入
     夜 娘と連絡が取れないと父親が警察に届ける。
     女性のスマホからLINEのメッセージが知人等に送られる。(時間不明)
     その後、女性のスマホを遺棄。

 

29日(火)窃盗容疑の家宅捜索で遺体を発見。逮捕時の所持金は数万円程度だった。

 

こんなところですね。
容疑者も供述を始めたようなので、詳細はこれから出てくるでしょうね。

 

どうやら、女性に成りすまして借金した事がバレたか、バレそうになったので、咄嗟に殺害してしまったのかもしれませんね。

 

部屋に置いておいた、女性の免許証を女性が見つけてしまったとかね。
それだけなら、荷物に紛れ込んでたとか、言い訳できたかもしれないけど、11月末に借金したなら、返済は12月末ごろかな、女性が身に覚えのない請求や督促が来て不審に思っているタイミングで、自分の免許証を容疑者の部屋で見つけたら、「なんですかこれは?」って事になり、警察に訴えるなんて、騒ぎになってもおかしくないね。

 

実の家族や、夫、妻でさえ、こういった成りすましの借金など起こるのだから、赤の他人のシェアハウスではこんな事が起きてもおかしくないですね。

 

シェアハウス自体は悪い制度や仕組みじゃないけど、セキュリティー面は自覚して、自衛する必要があるのでしょうね。

 

続報を待ちましょう

参考リンク
大阪府門真市女性バラバラ事件
大阪府門真市女性バラバラ事件その3(一審無期懲役)

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コメント

週刊文春の記事によると、容疑者の母親は保険金目当ての放火殺人で無期懲役の刑で収監されてるそうで かなり想像絶する幼少期過ごしてたみたい。

投稿: テキスタイル | 2016/01/08 21:43

テキスタイルさん、おはようございます。

2005年の12月に夫を保険金目当てに放火殺人したとして、起訴、一審で無期懲役、二審も一審判決を支持ですね。

10年前なので、容疑者が19歳の時ですね。
ただ、当時50歳の夫を妻(当時48歳)と内縁の男(当時37歳)が共謀して保険金目当てに殺害したと言う状況なので、両親の夫婦関係は破綻していた可能性がありますね。

むしろ、当時19歳の容疑者は父親側、母親側どちらと一緒に生活していたのか疑問ですね。

母親側と生活していたとしたら、色々と影響を受けた可能性がありそうですが・・・

父親と一緒だと、被害者側の感情が強かったかもしれません。

ただ、思春期に被害者の娘、容疑者の娘と言う状況になってしまったのは、辛かったでしょうね。

でも、19歳になっているので、それなりに、心の整理は出来ていたのかな?その後も仕事もしているようなので。

問題は仕事の状況、収入の状況が気になりますね。
なぜ、なりすまして借金しなければ成らない状況に追い込まれたのか?と言うあたりですね。

投稿: ASKA | 2016/01/09 07:24

他の関連記事で調べましたが、当時50歳の父親は殺害する10日前に婚姻届提出した
再婚相手のようですよ!。もちろん保険金目当てで、つまり今回の容疑者とはなんの繋がりのない他人。

それから小中高と思春期を過ごした岡山の山奥の家は、老夫婦が首吊り自殺した事故物件でそこへ先の内縁の年下男性とその連れ子と(大阪の借金取りから逃げる為に)暮らしてたようです、がしばらくして同じ村の中で転居(首吊り後地は気味悪い?)した先で火災発生 火災保険金を得てから またそのいわく付きの家で(立て替えもせずに)思春期を過ごしたようで
中々根深い事件のようです。

マスコミもとうとう白旗あげたようで、昨日にでた朝日の長編記事は↓

http://www.asahi.com/articles/ASJ1562H8J15PTIL01S.html
遺体損壊、見えぬ動機 共同生活「仲良し」2人に何が?
です。

投稿: テキスタイル | 2016/01/09 15:30

訂正します。

容疑者が思春期を過ごした場所は
(戸籍上実家で恐らく本籍も残ったまま)岡山市ではなく、広島県福山市の山間部の記載間違えでした。

また その家から容疑者の母親は福山市内中心部に結婚相談所と喫茶店を兼ねた店を開いてました。(保険金目的放火殺人の被害者男性とはそこで知り合ったようですね。多額の保険金に目が眩んだのかな?)


広島の山間部と言えば島根の臥龍山にも近いですね…。

投稿: テキスタイル | 2016/01/09 18:05

テキスタイルさん、おはようございます。

情報ありがとうございます。
正に思春期まっただ中で、その環境だと無意識に影響はあったでしょうね。

動機はまだ、分かりませんが。
シェアハウスからマンションに引っ越すには、家賃が上がると思うんですよね。
容疑者が引っ越すには、経済的裏付けがあったのか?
あるいは、借金をしても引っ越す必要があったのか?
そのあたりが気になりますね。

投稿: ASKA | 2016/01/10 08:44

久しぶりのモンスター級の犯罪者です。

ズバリ この容疑者が島根女子大生バラバラ殺人の真犯人と私は見てます。

動機は些細な妬みでしょう。

門真のバラバラ殺害の手際よさ
短期間の処理は、ある種経験から来るものと思われ、島根の事件時は23歳でしたが 恐らく白いセダンの二人連れの一人が彼女と思えます。二人連れの男性が弟だったとすれば、その後に情報提供出ない理由にもなりますし、性的行為もあれば共犯者ですから。

容疑者母親が逮捕されたのが19歳時、島根の被害者宮岡さんも広島出身で何だかの繋がりあって揶揄されたのでは?と見てます。

遺体の捨てられた臥龍山は北広島町で容疑者の当時の実家から非情に近いんです。

門真の被害者親が一日連絡取れないだけでの警察沙汰の危機感は、単に借金話だけでなく、その辺りの疑心暗鬼があったのでは?


容疑者母親が福山市山奥に転居してすぐさま火災保険400万手にし、詐欺の味をしめ獲物探しの為に結婚相談所開き、保険金目当てで放火殺人、逮捕されるのを目の当たりに育ったモンスター。


一部では食人説も出てる今回の事件 全容解明を望みます。

投稿: テキスタイル | 2016/01/10 10:17

島根の事件、被害者の名前は宮岡さんじゃなくて平岡さんでしょ。
それと平岡さんの出身地は広島じゃなくて香川ですね。

投稿: でぃっく | 2016/01/10 19:14

この事件は犯人がお金や体力やクルマを持ってないからこのように遺体を細分化するしかなかっただけであって、遺体を食べるためではないでしょう。
犯人が体力やクルマやお金を持ってたなら、こんなに細分化はしなかったでしょう。
遺体を海や川まで運んで重りをつけて沈めるとか、森や山まで運んで発見されにくそうな場所まで引きずるとかしたはず。

投稿: でぃっく | 2016/01/12 12:22

犯人は頭のおかしい猟奇殺人犯などではなく、精神の正常な者だと思います。
警察に挑戦するようなところも全くないですし、明らかに自分の行動を犯罪だと認識していますし。
遺体を細分化したのはお金や体力やクルマのない人物にとっては冷静で合理的な行動であり、精神に異常をきたしていたからではないと思います。

投稿: でぃっく | 2016/01/12 23:52

テキスタイルさん、でぃっくさん、おはようございます。

今のところ、公園に遺棄するつもりだったようですから、埋めるのか、ゴミ箱に捨てるのか分かりませんが、運ぶ為に細分化したんでしょうね。
あるいは、遺棄までの期間、冷蔵庫に保管する為に小さくしたのかもしれませんね。

もっとも、本人の供述が出ないと分からない部分なので、もしかすると、と言う事もあるかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2016/01/13 06:50

続報です。
1)「被害者名義で無断で借りた60万円などを警察に調べられると困ると考え、遺体を切断し隠そうと思った」との事。

2)女性が亡くなった経緯について「数日前から体調が悪かったようだが、分からない」と関与を否定したとの事。

3)容疑者は昨年12月24日、約1カ月前まで暮らした近くのシェアハウスで、住人の女性らとクリスマスパーティーを開く予定だった。自宅マンションでは女性と飾り付けや料理を準備していた。

この日夜、容疑者は刺し身の調理でシェアハウスに寄るため、いったん外出。帰宅すると、女性が玄関付近で顔から血を流してうつぶせに倒れ、靴を履いたまま亡くなっていた、としている。

一方、容疑者は以前から女性と2人で転居する計画があり、女性の運転免許証や住民票などを預かっていた。昨年10月以降、その免許証を使って消費者金融など複数の金融機関から、数回にわたり計60万円を借りた。借金のことも頭をよぎり、警察には届けず、遺体の放置と切断を決めたとの事。

「女性がこのまま行方不明になった方が、みんな悲しまないと思った」。
容疑者は借金を生活費に充てたと説明したが、女性に黙っていた理由は明かしていないとの事。

遺体の切断方法などはインターネットのサイトで調べたとの事。冷凍庫や包丁のほか、血液反応を消すためとして塩酸入りの強力な洗浄液も用意したとの事。

遺体の一部はシェアハウスからも見つかった。容疑者は「遺体は後で近くの公園か学校の花壇に埋めて手を合わせようと思ったが、自宅の冷凍庫に入りきらず、12月28日にシェアハウスに運んだ」と説明しているとの事。

容疑者は昨年7月、大阪府内に住む祖母の介護をするため、岡山県から祖母宅に転居。8月からシェアハウスで暮らした。岡山ではフリーのイラストレーターとして毎月平均8万円の収入があったが、大阪では仕事がほとんどなかった。女性名義の借金や約20万円の蓄えなどで生活し、「お金に困っていた」との事。

4)大阪地検は19日、府警に逮捕された知人の容疑者(29)を死体損壊と死体遺棄の罪で起訴した。被告は起訴内容を認めているとの事。

さて、こんなところですね。
色々と難しいところはありますね。
フリーのイラストレーターで8万円の収入ですか・・・それでどうやって生活するつもりだったのだろう?
大阪に出れば、もっと仕事が増えると思ったのかもしれないけど・・・
でも、フリーの芸術家って難しいよね。売れなきゃ1円にもならないわけだからね。

諦めて他の仕事を選ぶ事は出来なかったのかな?
あるいは、アルバイトをしながら、イラストを描くでもよかったと思うけど・・・
29歳・・・そろそろ、将来どうしようか?とか考えてもよい年齢だよね。

大阪に出てきても、仕事が無いので結局、お金に困り、他人の免許証を使って借金をしたと・・・
追い詰められて魔がさしたと言うのもあっただろうけど・・・
仲が良いのだから、貸してくださいと正式に借金を申し込めば、3万円ぐらいは借りれたんじゃないか?とも思うけど・・・返すあてが無いからね。それも言い出せなかったんだろうな。

親類にも、お金を借りれるような人はいなかったんだろうね。

しかし、借りた金は期限が来れば返済しなければならないわけで、名義人のところへ、取り立てとか、督促状とか来るだろう?
この場合、シェアハウスの被害者宅宛てに送られるはずで、そうなれば、被害者に心当たりの無い借金が発覚する事は容疑者にだってわかる事だからね。

金額も60万円にもなれば、警察に相談するだろう。
1件あたりの金額はもっと小さいかもしれないけどね。それでも万単位なのは間違いないだろうな。

11月に作った借金なら、翌月末が返済日?、ちょうど12月末なんだよね。

警察に相談されれば、無人店舗で借りても、映像などから容疑者にたどり着くだろうし。
映像で判別できなくても、免許証で借りているなら、免許証を使える人間は?と考えれば、容疑者が疑われるのは必然でしょうね。

発覚した時、容疑者はどう言い訳するつもりだったのだろう?

実は自分が無断で被害者に成りすまして借金していました。なんて告白もできないね。そんな事されて、冷静でいられる人はいないだろうから。

どうやっても、爆発を待つ時限爆弾なんだよね。

容疑者は借金の事が発覚するのを恐れたと言う事だけど、逆に言えば、その借金は被害者の物だとして処理できるチャンスでもあったんだよね。
しかし、遺族がそんな話聞いた事が無いと疑いの声を上げれば、警察も調べるだろうな。。
なにしろ、遺体は変死なんだからね。

で部屋に戻ってみたら、「女性が玄関付近で顔から血を流してうつぶせに倒れ、靴を履いたまま亡くなっていた」というわけなんだけど・・・

このマンションには防犯カメラがあるようだから、被害者が単独で外出したのか?は映像で調べられる。
もし、被害者が外出した映像がなければ、マンション内でケガをした事になるね。
部屋の外で転んだりしたのであれば、自力で部屋に戻ったわけだから、ケガの直後しばらくは、意識があったのだろう。それなら、救急車を呼ぶ事もでたと思うんだけどね。

他には、第三者が絡んだのなら、その人物が防犯カメラに映っているだろう。

問題は殺人事件としての捜査はどうか?と言う事になるね。
ポイントは防犯カメラの位置だろうな。
部屋の入口の映像があって、被害者が部屋から出ていない、被告人以外に出入りした人物がいないとならないと、捜査は厳しいかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2016/01/19 18:35

まず 殺害に関して否定してますが、借金の事が頭にあり失跡させましょうなんて、
どんな頭の構造してるか疑いますね。借金してるから、いなくなれば真っ先に疑われる事間違いないのに。

仮に容疑者が犯人じゃないとすると真犯人がいると言う事ですよね。その辺警察はちゃんと仕事してるのか心配になってきます。


相模原で起きた親子の死体遺棄事件の容疑者も殺害に関しては「いつのまにか死んでた」と供述してから黙秘に徹して死体遺棄は認めて 執行猶予の判決がでましたね。
執行猶予…

黙ってれば殺人も立証されないなんて思うのは極論ですかね?

未解決事件ばかり増えそうです。

投稿: ぶりぶり | 2016/01/29 06:33

考えればおかしな事件ですね。
それまで仲良く暮らしてた仲間で当日も準備一緒に手伝いながら 帰宅したら玄関先で血まみれで倒れてれば、すぐ救急車等呼ぶのが普通でしょ?たとえ疚しい借金の件があっても警察に知らせるものですよね?

殺害に関与してた可能性は充分高いと思います。
若しくは借金取り立て屋が乗り込んで来て間違われ殺害されたとすると、よほど相手を怒らせた(返すものを返さず、のらりくらり逃げ続けた)結果でしょうか?

いずれにせよ、事前に来客が来る事わかってたんじゃないかな?

それと女性同士の口論(近所談)もあるみたいですし。

真摯に罪に向き合って洗いざらい話してもらいたいですね。

投稿: ぶりぶり | 2016/01/29 12:52

前述の容疑者母親による保険金目的の放火殺人事件がありますから、金を無心できた親戚は無かったと思われます。
その母親も大阪から福山の山奥に逃げた理由が借金らしいですから親子揃って金に困ってた様子ですね。
ただ祖母の介護の為に大阪へ来たようで、新しいマンションもひょっとしたら介護用に借りたのかも知れません。

いずれにせよ、遺体を解体してしまったから、殺害を否定しても死因が解明される事は不可能と思われます。病気で口から血を吐いて倒れてたのか?鈍器で殴られ頭から血を流し倒れてたのか?今となっては立証困難、それゆえ容疑者が死因に関与した見方は避けられないでしょう。

投稿: ぶりぶり | 2016/02/01 03:38

大阪府門真市のマンションでアルバイト店員、女性(25)の切断遺体が見つかった事件で、女性を殺害したなどとして、大阪府警門真署捜査本部は3月7日、強盗殺人と窃盗の疑いで無職、女性被告(29)=死体損壊と死体遺棄、詐欺などの罪で起訴=を再逮捕したとの事。
府警によると、容疑者は「私は殺していません」と殺害について否認しているとの事。

再逮捕容疑は昨年12月24日夜~25日昼ごろ、大阪府門真市内の容疑者の自宅マンションで、女性に睡眠導入剤を服用させた上、首を圧迫して殺害。女性のキャッシュカードなどを奪い、25日午後、府内のコンビニの現金自動預払機(ATM)でカードを使って現金10万円を引き出したとしている。

府警によると、容疑者は「カードを使って金を引き出したことは間違いない」とする一方、「睡眠導入剤を服用させたりはしていない」と供述しているとの事。

女性の遺体は昨年12月29日未明、容疑者の自宅マンションで見つかった。浴室内に頭蓋骨や背骨などが、冷凍庫には肉片が袋に小分けされた状態で遺棄されており、その後、2人が以前同居していた同市内のシェアハウスからも遺体の一部が見つかった。女性は同月24日に行方不明となっていた。

捜査本部は遺体が見つかった昨年12月29日、死体損壊と死体遺棄容疑で容疑者を逮捕。さらに今年2月8日には、女性になりすまして金融機関の口座を開設してローンを組み、約10万円を引き出したとして、詐欺や窃盗などの疑いで再逮捕していた。

さて、強盗殺人罪で再逮捕ですね。
難しい公判になりそうですね。

事件の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2016/03/07 18:36

大阪府門真市のマンションでアルバイト店員、女性(25)の切断遺体が見つかった事件で、大阪地検は3月28日、キャッシュカードなどを奪う目的で被害者を殺害したなどとして、強盗殺人罪などで無職、女性容疑者(29)=死体損壊と死体遺棄などの罪で起訴=を追起訴したとの事。

被告は今月7日に大阪府警門真署捜査本部に強盗殺人容疑などで再逮捕された際、「(被害者の)カードを使って金を引き出したが、私は殺していない」と容疑を否認。捜査関係者によると、その後は黙秘に転じたという。被告は事件当時、約360万円の借金を抱えていたとの事。

被害者は昨年12月24日に行方が分からなくなり、同月29日、当時の被告のマンションや以前2人が同居していた同市内のシェアハウスから切断遺体が見つかった。

府警は同日、死体損壊と死体遺棄容疑で被告を逮捕したが、被告は当初から被害者の殺害を否定。
司法解剖の結果、被害者の死因は窒息死だった。捜査関係者によると、遺体から睡眠導入剤の成分が検出。被告は昨年12月20日に医療機関で睡眠導入剤を処方され、インターネットで睡眠導入剤を購入した形跡も見つかったとの事。

関係者によると、被告のパソコンを解析したところ、「人の殺し方」「睡眠薬を湯で溶かして飲む方法」などの言葉も検索していたとの事。

さてと、殺人罪で追起訴は順当なところかな。
パソコンを持っていて(今どきなら誰でも持ってるよね)ネットで検索していたんだね。
しかし、その割には杜撰な犯行ですね。
急に思いついたんだろうね、最初は借金に困って、なりすましで、一旦借金を返したけど、それも発覚しそうになって、慌てて犯行を計画したと言うところなのかな?

公判の行方に注目ですね。

投稿: ASKA | 2016/03/28 19:10

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