ASKAの事件簿

富士署と県警捜査1課は25日、出産間もない男児の遺体を自宅に遺棄したとして死体遺棄容疑で逮捕していた県東部に住む10代の男子高校生と女子高校生を殺人容疑で再逮捕したとの事。

再逮捕容疑は1月下旬、共謀して、女子高校生の自宅で生まれた男児を、屋外で何らかの方法により殺害した疑い。2人は容疑について認め、「処置に困り悩んでいた」などと供述しているという。男児に目立った外傷はなく、司法解剖の結果、窒息死とみられるとの事。

まーそうなるでしょうね。
女子の体調不良がなければ、発覚しなかったかもしれないけど・・・
自分達だけで解決しようとした事が間違いですね。

ただ、軽い気持ちの不純異性交遊が結果、殺人罪になってしまったわけで・・・
人生何が起こるかわからないものですね。
同年代の人間なら、同じような状況に追い込まれる事になっても不思議では無いので、よーく考えてから行動しましょうね。

静岡家裁沼津支部は4月12日、殺人と死体遺棄の疑いで送致された2人に少年院送致する保護処分を決定したとの事。

裁判長は処分理由で、「かけがえのない被害児の命を故意に奪ったという点において重大な事案」と指摘した。一方で「社会経験に乏しい未成年者が、適切な対処方法に思い至らないまま、妊娠、出産した乳児を殺害したというものであり、凶悪性は低い」としたとの事。

決定によると、2人は2016年1月29日、2人の間にできた男児を少女が自宅で出産した際に共謀し、県東部の神社で少年が男児の首を手や服の袖で締めて窒息死させ、遺体を少年の部屋に運んで遺棄した。動機として、出産の事実をそれぞれの家族に知られて別れさせられることを恐れ、自分たちだけでは金銭的に育てられないなどと考えたと指摘したとの事。

理由は、「妊娠が発覚すると別れさせられるから」と「金銭的に育てられない」ですね。
妊娠には困ったが、親に相談すると別れさせられてしまう。しかし、産んだら金銭的に育てられない。
それで処置に困って殺害して遺棄したという事ですね。

女子の体調不良がなければ、そのまま、何も無かった事にできたんだろうけど、悪い事は出来ないもので、事件は発覚してしまった。

色々と判断ミスが重なってますね。
最初にそもそも、妊娠してしまった事がミスでしょ？望んだ妊娠ではないでしょ？
産むにせよ、堕ろすにしろ、未成年では病院を利用するのに親の同意が必要かな？
少なくともこの段階では、問題がないわけでは無いが、殺人のような罪にはならなかった。
ところが、ここを回避しようとして、もっと重い罪を犯す事になる。

ばれないと思っての犯行だろうけど、ホントにそれで良かったのか？
そもそもが望まない妊娠だから、生まれる子供への愛情とか責任感もないし。
だから、簡単に殺害して遺棄する事を選んでしまったんだろうね。

避妊を教える事以外に有効な防止方法は無いように思います。
あるいは、命の大切さを教えると言う事になるけど、それは漠然としていて、どのぐらい効果があるのか分かりませんね。