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2016/04/11

奈良県生駒市辻町2歳長男窒息死事件

2歳の長男をプラスチック製の収納ケースに閉じ込めて殺害したとして、奈良県警生駒署は4月11日、殺人容疑で父親の会社員、男性容疑者(39)=同県生駒市辻町=を逮捕する事件が起きている。
容疑者は「結果的に殺したことに弁解の余地はないが、殺意はなく、しつけのためにやった」と容疑を一部否認している。

逮捕容疑は、4月10日(日)午後5時50分ごろ、自宅マンション和室で、プラスチック製の収納ケース(幅約80センチ、奥行き約40センチ、深さ約30センチ)に長男(2)と長女(3)を入れて蓋をロックし、約20~30分放置して長男を殺害したとしている。

同署によると、容疑者が蓋を開けると、長女は起き上がったが、長男はぐったりして意識がなく110番通報した。
2人に目立った外傷などはなかったが、長男は約7時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
窒息死とみられ、司法解剖して調べる。

収納ケースは、グレー色の外から中が見えないもので、おもちゃやCDなども入っており、蓋の両端にロックが付いていた。容疑者は「2人がリビングのテレビをたたいて騒ぎ、注意しても聞かなかったので仕方なくやった。これまでも何回かやった」と供述しているとの事。

同署は、日常的に虐待していた可能性もあるとみて捜査する。

容疑者は、子供2人と妻(35)の4人暮らし。妻は別室で食事の支度中で状況を認識していたが「前にもあったから大丈夫だと思っていた」と話しているとの事。

県中央こども家庭相談センターなどによると、昨年末に「(容疑者宅で)子供の泣き声がする」との通告があり、市の担当者が家庭訪問。「子育て支援の必要がある」として訪問を継続していたとの事。

他の報道では
市担当者が今年1月に家庭訪問したが、母親と面談して「特段の注意は不要」と判断したとの事。

こんな事件ですね。
なんと言うか、以前にもほぼ同じような事件がありましたね。
2009年4月の兵庫小野市児童遺体遺棄事件は、4歳の長男を義理の父親が(長男を)衣装ケースにひもで縛ったまま押し込んで外出し、帰ったら死んでいたと言う事件。この事件は日常的な虐待があったようですね。

2011年3月の大阪市城東区児童窒息死事件、母親が3歳の長男をゴミ袋に入れて窒息死させた事件。
母親は「しつけのためで、殺すつもりはなかった」と供述してますね。

2014年12月の高知県香南市野市町3歳女児布団巻き窒息事件。
母親が3歳児を布団にぐるぐる巻きにして窒息死させた事件です。
同様に「いたずらを注意したが、聞かなかったのでやった」と供述してます。

まー自分の子供を殺したいと思う親は滅多に居ないから、殺意は無かっただろうと思います。
ただ、やはり、自分のしている事は危険では無いのか?って事は良く考えてからやらないとね。

ちょっと調べただけでも、同じような事件が3年に一度は起きているので、もし自分がやっている事が過去に不幸な事故になっているような事なら、やるべきじゃないよね。

親なら、あるいはこれから親になろうとしている人なら、子供の事故がどんな場所でどんな内容で起きているのかって事は勉強していても良いのではないかな?

産婦人科とか、市役所とかで冊子などで啓蒙しても良いかもしれませんね。

亡くなった男児のご冥福をお祈りします。

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コメント

残念ながらあると思う。殺意が、自分だって、子供の「悪ふざけ」に腹立しく、子供が憎いから「殺す」ということがどこかで出てくるかもしれない。たとえ「親と子」でも、そういった殺意はあるし、今でも表に出ないだけで、たくさんあるかもしれない、やはり人間には「こどもを生んではいけない」性質を持つ人がいるかもしれないが。

投稿: 荒木 | 2016/04/12 08:10

私も殺意があっただろうと思います。衣装ケースに押し込んでいる最中には、瞬間的に殺意があった。ただ認めたくないだけ。
"子供の虐待事件" 場合によっては殺人と認定してよいのではないかな。
子供は親しか頼るものもなく、酷い目にあっても尚慕います。それを殺すのだから、非道な殺人の中でも群を抜いて非道だと思うのですが……何故か軽い刑で済んでしまうことが多いような…。
例えば 何年か前に ゴルフクラブで思いっきり子供の頭を叩いて殺した "虐待事件" があったけど、傷害致死になった。ゴルフクラブで思いっきり頭を叩いておいて 殺意の否認が認められるなんて!
信じられない と思いました。

投稿: まーぷる | 2016/04/12 13:19

続報です。

容疑者(39)(殺人容疑で逮捕)が、長男(2)と長女(3)をケースに入れた後、別室で仕事をしていたことがわかった。

容疑者がケースから離れていたため異変に気付くのが遅れた可能性があるとみて、県警は当時の経緯を調べるとの事。

県警によると、容疑者は10日、ケースが置いてあった自宅マンションの和室に長男らを連れて行き、中に閉じ込めた。その後、洋室で仕事をしていて、20~30分後に戻ったところ、長男の意識がなく110番したとの事。

生駒署は4月12日、容疑者を殺人容疑で奈良地検に送検したとの事。

こんなところですね。
荒木さん、まーぷるさん、こんばんは
殺人容疑で送検ですね。
となると、殺意があると言う判断のようです。

殺意の有無は難しいですね。
日常的な虐待があれば、そうかもと思うのですが・・・
しかも、いままで何度も同じ事をしていて、これまでは問題なかったけど、今回はダメだったと言う事ですからね。

今回は結果的に死んでしまった、つまり結果的に殺してしまったと言う事で殺人容疑になったような気もしますし。

いずれにせよ、殺人罪なら「殺意」が公判の争点になるでしょうね。
検察が本当に殺人罪で起訴するかが、最初のポイントになりそうですね。

それから、私は一緒に箱に入り、弟の死に立ち会ってしまった姉のメンタル面の影響が心配ですね。
3歳だと記憶に残ると思います。
本人は生死をさまようような事にはならなかったからPTSDにはならないかもしれないけど・・・
将来的にはメンタルに深い影響を残しそうな気がしますね。

投稿: ASKA | 2016/04/12 18:15

判決です。

奈良県生駒市で今年4月、長男(当時2歳)と長女(3)を一緒にプラスチックケースに閉じ込めて長男を窒息死させたとして、監禁致死などの罪に問われた父親で会社員の男性被告(40)の裁判員裁判で、奈良地裁は9月15日、懲役3年(求刑・懲役5年)を言い渡したとの事。

公判では過去に閉じ込めを約20回繰り返していたことが明らかになり、裁判長は「同種行為を繰り返して抵抗感が失われていた。真の愛情に基づくものとは言いがたい」と非難したとの事。

判決によると、被告は4月10日、長男を自宅の収納ケース(奥行き35センチ、幅53センチ、高さ29センチ)にうつぶせに入れ、その上に長女を覆いかぶせて蓋(ふた)をし、ロックを掛けて約20分間放置。翌日、長男を窒息による低酸素脳症で死亡させた。長女は無事だった。

底におもちゃが残る状態で2人をケースに閉じ込めた行為について、裁判長は「身体拘束の程度が強度で、死の結果は容易に分かった」と述べ、死亡を予見できなかったとする弁護側の主張を退けたとの事。

別の報道ではこんな表現ですね。
「閉じ込める行為が死につながることは容易にわかる。死を予見しなかったのは閉じ込め行為を繰り返していて抵抗感が失われていた結果に過ぎない」

弁護側が「しつけ」と主張した動機については、「おもちゃでガラス戸をたたくなどの行為をやめさせ、懲らしめようとした」とし、「おもちゃを取り上げるなど適切な手段があった」と指摘したとの事。

こんなところですね。
結局、罪状としては監禁致死ですね。
殺人として、殺意は立証できなかったのでしょう。

かと言って、裁判長は「普通なら死亡する事を予見できるはず」、予見できなかったのは抵抗感が失われていたからと指摘してますね。

未必の故意も疑われる部分で、逮捕当初はこのあたりで殺人容疑での逮捕になったのかな?

いずれにせよ、「育児(しつけ)はちゃんと考えて」って事なんでしょうね。
まー、瞬間的にストレスでカッとなる事もあるでしょうけど、そんな時は一度、深呼吸して落ち着いてから行動した方が良いですね。

投稿: ASKA | 2016/09/16 06:04

控訴審判決も一審判決を支持、懲役3年です。

監禁致死と監禁の罪に問われた父親の男性被告(40)の控訴審判決公判が2月1日、大阪高裁で開かれた。裁判長は「しつけの域を逸脱している」として、懲役3年とした1審奈良地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。裁判長は判決理由で「子供の生死に関わる危険な行為であることは容易に理解できる」と指摘。実刑は重すぎるとして執行猶予を求めた弁護側の主張を退けたとのこと。

投稿: ASKA | 2017/02/03 06:19

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