神奈川県平塚市高3母乳児殺人未遂事件
生後約3週間の長女を窒息死させようとしたとして、神奈川県警は4月14日、神奈川県平塚市に住む高校3年生の母親(19)を殺人未遂の疑いで逮捕し、発表する事件が起きている。
「長女が泣いたのであやしていたが、突然殺意を抱いた」「育児に悩み、顔にポリ袋を乗せ殺そうとした」などと、容疑を認めているとの事。
少年捜査課によると、母親は3月9日午後1時55分ごろ、自宅でベッドに寝かせた長女の顔にポリ袋とタオルをのせたまま放置し、窒息させ殺害しようとした疑いがあるとの事。
長女は低酸素性虚血性脳症で入院中。
長女は心肺停止状態で搬送され、医師の処置で約40分後に蘇生。脳の一部が壊死し、自分でミルクが飲めないなど後遺症が残るとの事。
母親は自ら「呼吸していない」と119番し、当初は消防や医師らに「事故だ」と説明していたが、同月25日になり、市のケースワーカーや医師に対して「うそをついていた」「出産直後から長女が可愛いと思えず悩み、相談が出来ず、死んでしまっても構わないと思っていた」などと説明したとの事。
4月に入り、平塚児童相談所が平塚署に虐待の疑いがあるとして相談していたとの事。
母親は妊娠に伴って高校を休学中との事。
こんな事件ですね。
妊娠して出産はしたんですね。やはり望まない妊娠だったのでしょうか?
望んで産んだ子供なら、かわいいと思うのが普通じゃないかな?
19歳、高校三年生ですから、もし、出産していなければ、卒業して、進学なり就職なりしているわけですね。
周囲の友人などはそういう生活をしている中、自分は望まない妊娠出産で育児に忙殺されている。
感情的にはかなり、落ち込む要素やストレスになる要素は多いですよね。
それに、周囲からも妊娠の経緯について叱責などあったかもしれませんし、四面楚歌的な状況だったのかもしれませんね。それに生後3週目ぐらいだと、一番大変な時期が重なってしまったのかもしれませんね。
事件の前兆などはなかったのでしょうか?
周囲の人間は容疑者の話や悩みを聞いていたのでしょうか?
今のところ、当時の心境や状況など詳しい話は分かりませんが・・・
追い詰められた人間は、どこかに逃げ道が無いと、心理的に潰れてしまうかもしれませんね。
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コメント
19歳で高校3年生ということは、18歳での妊娠発覚からの休学および留年ですか。
この年代ではまだ自分と家族と学校くらいしか世界が存在しておらず、友人や仲間と同等であることが大きな比重を占めていますから、かなり辛かったでしょうね。
逃げ道として近所の人達や趣味仲間が手っ取り早いですが、妊娠の経緯や育児真っ最中であることを考えると近所からの目も冷たい可能性が高く、趣味ものめり込むわけにいかないでしょう。
そこで負担を分かち合うのが子の父親をはじめとした家族のはずなんですが・・記事中に父親の存在が出てきてないんですよね。彼はどうしたのでしょう?
このお子さんの引取先としては母親の両親か父親になると思われますが・・。
先の静岡県での嬰児遺体遺棄事件でASKAさんも書かれていた通り、避妊方法の啓蒙が必要なのかもしれませんね。それか、妊娠出産育児にまつわる費用や労力の苦労話を中学生くらいの宿題で家族に聞いてみよう、とか。
陣痛が来てから出産まで1日以上かかったとか、数時間毎の授乳とか、抱っこでないと泣いて困ったとか、すぐ汚すから服の洗濯は1日5枚以上だったとか、そんなこと聞いたらちょっとは襟を正したくなるかな・・と。
投稿: つれづれ | 2016/04/15 00:05
つれづれさん、こんんばんは
確かに、出産育児の大変さを教えるのは有りですね。
身近に育児をしている人がいないと、10代の女性が具体的な話を聞く事なんて、まずないでしょうから、そういう話を聞くだけでも、心理的なブレーキになるかもしれませんね。
投稿: ASKA | 2016/04/18 18:38
ASKAさん、返信ありがとうございます。
10代の女性だけでなく、男性も妊娠出産育児に関する苦労話に接することで、相手の女性にどれだけ面倒なことをさせようとしているのか知れば、少しは避妊に気を遣うようになるのではないかなと思っています。
そして、出産時の出血や肺塞栓で亡くなったり障害が残っている女性が現代の日本でも存在していることを宿題提出後の授業で触れれば、少なくともその直後には安易な性行為に及びにくいでしょう。
まぁ、危険性を強調しすぎると妊娠出産育児を怖れすぎる人が出てくる可能性がありますが・。
投稿: つれづれ | 2016/04/25 20:18