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2016/05/21

兵庫県尼崎市下坂部母娘死傷事件

路上で女性2人を刃物で刺すなどしたとして、兵庫県警尼崎東署は5月19日、殺人未遂の疑いで、尼崎市下坂部3、無職男性容疑者(67)を現行犯逮捕する事件が起きている。

逮捕容疑は同日午後4時45分ごろ、尼崎市下坂部3の路上で、同じ集合住宅に住む女性(61)と、女性の次女(33)=同市南塚口町4=をハンマーで数回たたき、包丁で刺した疑い。

同署によると、次女は搬送先の病院で約1時間半後に死亡が確認され、女性(61)が意識不明との事。

容疑者と、刺された女性(61)は同じ2階建てアパートに住み、容疑者は1階、女性はその真上の2階に住んでいたとの事。

逮捕容疑は、同日午後4時45分ごろ、同市下坂部3の文化住宅前の路上で、2人を金づちで殴った上、包丁で数回刺して殺害しようとしたとしている。署員が自室の居間で座り込んでいた容疑者と、血の付いた金づちと包丁を発見。容疑を殺人に切り替えて調べる。

捜査関係者によると、容疑者は「上の部屋の音がうるさかった」と供述しており、住宅内の騒音を巡るトラブルが動機とみられるとの事。
次女は日ごろから頻繁に女性の自宅を訪れていたとの事。

殺人未遂容疑で現行犯逮捕された容疑者(67)が、負傷した女性(61)と事件直前に口論になっていたことが分かったとの事。

捜査関係者によると、女性は事件直前に買い物のため外出。
自宅には長女と、死亡した次女(33)、次女の息子(3)の3人がいたとの事。
買い物を終えた女性が自宅前で「荷物持ってきたで。帰ってきたで」と声を上げたところ、容疑者が「うるさいんじゃ。なめとんのか」と怒鳴り、路上で口論になったとの事。
次女は様子を見に行き、女性とともに襲われたとみられる。
2人には胸から腹にかけて複数の刺し傷や金づちで殴られた痕があったとの事。

容疑者は逮捕後、体調不良を訴え、同市内の病院に入院中。
同署は5月20日、アパートの現場検証を実施し、午後にも次女の司法解剖を行い、詳しい死因を調べる。意識不明だった女性は回復傾向にあるとの事。

文化住宅の関係者によると、容疑者は10年以上前、女性は約5年前に、それぞれ入居。当初はトラブルはなかったが、昨年ごろに次女の息子の足音をめぐってトラブルになったとの事。次女の知人女性は「昨夏以降、容疑者から石を投げられたり、自転車をパンクさせられたりする嫌がらせを受けていたようだ」と話したとの事。

県警によると、司法解剖の結果、次女の死因は首の動脈を切断されたことによる失血死で、死亡したのは襲われた直後の19日午後4時40分ごろと推定されるとの事。
体の背面に傷はなく、正面から襲われたとみられる。捜査関係者によると、両腕には抵抗した際にできる「防御創」があったとの事。

こんな事件ですね。
近隣トラブルが動機のようです。
残念ながらそう言った事件は多いですね。
「昨夏以降、容疑者から石を投げられたり、自転車をパンクさせられたりする嫌がらせを受けていたようだ」

この証言が事実であれば事件の予兆はあったようですね。
もし、この段階で警察に相談していたら、あるいは結果が変わっていたかもしれませんね。

普通ならそんな事で死刑になるかもしれない犯罪を行うとは思えないのですが・・・
関係妄想状態などメンタルに問題があった可能性が疑われますね。

他には、容疑者には親しい友人は居なかったのかな?
相手を殺そうと思って、包丁や金槌を用意するぐらいなら、親しい友人に2階の子供の足音がうるさいと言う話をしていそうですよね。
あるいは、大家さんとか行政に容疑者が相談しているかもしれないですが・・・
誰か容疑者から相談された人は居るのだろうか?

もし、誰にも相談できずに、自分の中で殺意を高めていったのであれば、孤立した人には孤独死とは別のリスクもあるかもしれませんね。

そのあたり、行政はどう考えているのかな?
とは言え、67歳で老人か?と言うのも、今の時代、別の問題かもしれませんが・・・
そのあたりは、個人差と言う物かな?

2016/05/21 訂正
孤立した老人->孤立した人 に訂正
老人に限らず、孤立した人なら同じ状態になる可能性は同じですよね。

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コメント

一審判決は懲役24年(求刑懲役30年)です。

殺人と殺人未遂の罪に問われた同住宅住人の無職男性被告(68)の裁判員裁判が6月9日、神戸地裁であった。検察側は「動機は身勝手で殺意も強固」「動機も自分勝手で汲むべき事情はない」と懲役30年を求刑し、結審した。判決は15日。

起訴状などによると、同被告は昨年5月19日、同住宅前の路上などで、上階に住む女性(62)の頭をハンマーで殴るなどして重傷を負わせ、女性の次女=当時(33)=の首や胸を包丁で突き刺すなどして殺害したとされる。

検察側は、同被告が次女の息子の足音に一方的に腹を立て殺害を考えたとし「子どもの足音に憎しみを募らせており突発的な犯行ではない」、「殺傷能力の高い凶器で何度も攻撃を加えた」と指摘。次女の息子は当時3歳で、「家族に与えた影響は計り知れない」と述べたとの事。

弁護側は、同被告が「騒音問題で精神的に追い詰められていた、他の殺人と比較して悪質とまでは言えない」と主張。過去の判例と比較し、「懲役21年より短い刑が相当」としたとの事。

被害者参加制度を利用して被害者の女性が出廷し、量刑について「自身の罪や息子を残して亡くなった娘の無念さを一生考えてほしい」と無期懲役を求めたとの事。

裁判員裁判の判決が6月15日、神戸地裁であった。裁判長は懲役24年(求刑懲役30年)を言い渡したとの事。

裁判長は判決で「強固な殺意に基づく悪質な犯行。残された家族のショックも大きい」と指摘。女性宅の物音に腹を立てた点については「音を不快と感じるかは人それぞれで、過敏に反応したとしても非難することはできない」との見解を示したとの事。

判決によると、同被告は昨年5月19日、同住宅前の路上などで上階に住む女性(62)の頭をハンマーで殴るなどして重傷を負わせ、女性の次女=当時(33)=の首や胸を包丁で突き刺すなどして殺害したとの事。

こんなところですね。
求刑が30年で2割引きと考えると、通常の判決なのかな。

とは言え、68歳(事件当時は67歳かな)で、ほぼ人生の終わり近くになって、この事件ですからね。
普通なら平穏な老後の人生だったと思うのですが・・・メンタル面で何らかのリスクがあったのかな?

独居老人で、将来的な不安、健康の不安、経済的不安など不安(ストレス)が多かったところへ、子供の足音が気になってしまったのかな?
子供の足音は孫に恵まれた女性のへの無意識の嫉妬だったのかもしれませんね。

どうも、被告の詳しい生活状態がわかりませんが、友人などがいて、グランドゴルフとか、あるいは他の文化活動などで、人との関わりがあれば、この事件は起きなかったのではないか?と思います。

老人に限らず、社会で孤立してしまうと、愚痴をこぼす相手もいないし、冗談を言って笑い合う人もいないなんて生活になると、メンタル面でのリスクが高まるのかもしれませんね。

なので、行政や地方自治体などがバックアップして、そういったコミュニケーションを取る場所や機会を沢山つくるのがある種の防犯活動になるかもしれません。
問題は場所や機会を作っても、参加するかどうかは本人次第になってしまうと言う事ですね。
友人が友人を誘うと言う方式だと、そもそも友人がいない孤立した人は誰からも、誘われないと言う事になってしまいます。
そういった孤立した人に参加を促す方法がポイントになるかもしれませんね。

参加者に地域商店街の割引き券を配るとか、経済的なメリットを出して宣伝するのも有りかもしれませんね。
まずは、参加してもらう、現場に来て、人の輪に加わる事ができれば、次は来やすくなるのではないかな?

とりあえず、周囲に一人暮らしで孤立している人がいたら、注意しておいた方が良いかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/06/15 19:18

当時次女の息子は3歳とあるがその子には兄がいて中学1年生。彼のショックも大変大きいものだった。

投稿: | 2017/06/27 16:20

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