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2016/05/26

沖縄県うるま市女性強姦殺人事件その2(沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム)

続報です。
1)「遺体をスーツケースに入れて運んだ」と供述している。
2)県警は遺体の骨の損傷部位を鑑定し、刺された状況や死因を推定。殺人容疑適用に向け那覇地検と協議する。
3)弁護士によると、容疑者は米ニューヨークの貧しい母子家庭で育ち、幼少期は一時、児童養護施設に預けられていた。

米国防総省などによると、海兵隊への入隊は23歳だった2007年7月。補給関連の任務や射撃の指導などを担当し、対テロ戦争への従軍記章も授与されている。日本でも勤務経験があり、沖縄の女性と結婚して姓を改めた。14年9月に3等軍曹で除隊後に米国から沖縄に移住し、嘉手納基地内でインターネット関連会社員として働いていた。

4)女性の遺体は死後約3週間経過しており、司法解剖で死因は特定できなかった。あばら骨には刃物によるものとみられる傷が複数あったが、遺棄後にできた傷の可能性もあり、県警は慎重に調べている。

5)政府は5月26日、元米兵による女性遺体遺棄事件を受け、「沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム」を設置し、首相官邸で初会合を開いた。6月前半をめどに事件の再発防止に向けた対策をとりまとめるとの事。

推進チームは、安倍晋三首相が沖縄県民の安全確保を徹底する対策づくりを指示したことを受けて設置。菅義偉官房長官をチーム長に、警察庁や文部科学省などの局長級で構成するとの事。

菅氏は会合で「あらゆる機会、チャンネルを通じて厳正な対応を米国に求めているが、国民の財産と生命を守ることは政府の重要な責務。早急に対策をまとめ実行したい」と述べたとの事。

会合では、関係省庁の課長級でつくる幹事会も設け、街路灯の設置など具体的な検討を進めることも決めた。27日に幹事会の初会合を開くとの事。

こんなところですね。
殺人での立件は検察と警察にがんばってもらうしかないのですが、凶器のナイフの発見がポイントですね。

あとは、あまりにお粗末な犯行にも見えるのですが、逆に見ると、シンプルで無駄の無い犯行とも言えるんですよね。そして、事前にナイフ、スーツケース、を用意していたのだとしたら、最初からこの結果を見通しての計画的犯行だったのか?とも思えます。

コメントも頂いたのですが、容疑者の性癖が原因だったとすると、これが本当に初犯だったのか?と言うのも疑問ですね。

そして、今回は政府も対応せざるおえず、「沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム」を設置して再発防止対策をとりまとめるとの事。

・・・これは、相当に難しいと思うのですがどうやるのだろう?
街路灯の設置ぐらいで対策できるとは思えないんですよね。
一番、効果が高そうなのが、米兵の外出禁止になると思います。
2012年の時の婦女暴行事件で発動された事例がありますが・・・今回の事件には効果が期待できないと思います。
今回の容疑者は基地の外に住んでいるし、軍属とは言え、外出禁止を米軍が強制できるのか?と言うあたりが疑問ですね。
軍属や基地の外に住んでいる人間に対しても強制力が無いと、効果は無いでしょうね。

私もこの事件簿で色々な事件で再発防止策を考えるのですが、難しいですよね。
最終的には、教育による自制心と言うか、自身の行動規範によって心理的ブレーキを掛けると言う方法が全ての事件に共通する再発防止策だと考えています。

これも、気の長い話ですが、全ての事件に対してオールマイティに対応できる方法はこれぐらいですよね。
他には厳罰化と言うのも、方法の一つだと思います。

あとは、細かい事で街路灯の設置、防犯カメラの設置などが考えられます。

しかし、その一方で問題はありますね。
前回の事件の時もありましたが、米兵、軍属の外出禁止を実行すると、その人達を相手に商売して生活している人達はどうするの?って部分は結構深刻な問題だと思います。

心理的ブレーキと言うのも、日本人に幼少から教育する物で、外国で色々な教育を受け生活をしていた人達にはそもそも、実施できない。

厳罰化は、日本で裁ければの話ですよね。

街路灯や防犯カメラは事件が起きた時に逮捕しやすくすると言う効果はあるし、それを嫌った犯罪者の抑止力になる可能性も期待できます。

ただ、だからと言って万能と言うわけでも無いですよね。
もうどうなっても良いと言う自暴自棄の確信犯なら、ビデオに映ろうが犯行を実行するでしょうね。
あるいは、米軍に逃げ込むと決め込んだ確信犯にも、効果は期待できないかもしれませんね。

あとは、被害者側、つまり女性側に行動の自制を求めると言うのも、犯人が悪いのに女性側が自由を制限されるなんてのも、おかしな話なんですよね。

今回の「沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム」が出す再発防止策がどんな物になるのか注目しましょう。

最後にコメントの返信が遅れています。ごめんなさい。

参考リンク
沖縄県うるま市女性強姦殺人事件
沖縄県うるま市女性強姦殺人事件その3(一審判決)

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コメント

米軍兵士が犯罪起こすと、県知事ばかりか国際問題に発展するのはなぜなんだろう?
教師が不祥事起こす方が、よほど確率は高いのに学校制度を見直そうとはしない。

逆に見れば、ほとんどの米軍関係者は真面目に勤務してて その方達がとばっちり受けてるのが気の毒でならない。

投稿: テキスタイル | 2016/05/27 03:50

テキスタイルさん、おはようございます。

確かに、大多数の人達は犯罪を起こすような人達ではないわけなので、迷惑な話でしょうね。
米軍内部で、犯罪性向の強い人などを採用しないようにしてもらうのが、根本的な対策かもしれませんね。

投稿: ASKA | 2016/05/27 06:44

外交問題と内政問題の違いです。
それだけ。
政治としてどっちに重きを置くかというと
それは外交です。

そして外国軍に跳梁されるというのは
独立国家にとって極めて危険な話なので。
アメリカ側のほうがかえってこのへんは繊細なんですよ。

投稿: | 2016/05/30 03:50

続報です。

1)県警特別捜査本部は30日、うるま市内の沿道の草むらで大規模捜索を実施し、女性が身に付けていた可能性がある物など数点を発見。捜査関係者によると、発見場所は死体遺棄容疑で逮捕された容疑者(32)が女性を襲った可能性が高い地点で、遺留品と事件の関係を慎重に調べる方針との事。

捜索場所は、人の背丈ほどの雑草が茂る道路沿いの民有地。同容疑者はこれまでの調べに「背後から女性の頭を棒で殴り、草むらに連れ込み乱暴した」と供述している。
捜索で回収した物は、ウオーキングをしていた女性が身に付けていたものと類似するものがあり、襲われた際、付近に落ちた可能性があるとの事。

今回の捜索場所から約400メートル離れた同市州崎の水路では、24日に女性の自宅と車のかぎ、犯行に用いた可能性がある棒を発見しているとの事。

一方、女性のスマホや事件に使用されたとみられる刃物などは発見できていない。捜査本部は31日以降も県内各地で捜索を続けるとの事。

2)容疑者は取り調べに対し黙秘を続けている。逮捕翌日の5月20日から供述を拒んでいる。

3)那覇地検は30日、容疑者の勾留延長を裁判所に請求し、6月9日まで10日間の延長が認められた。

4)容疑者(32)が「遺体を運ぶ際に使ったスーツケースは米軍キャンプ・ハンセンに捨てた」と供述しているとの事。県警は米軍基地のごみを引き受けるうるま市の最終処分場を捜索し、スーツケースを数点押収した。いずれかが事件で使われた可能性があるとみて鑑定を進めているとの事。

5)在沖縄アメリカ軍のトップが記者会見し、アメリカ軍関係者の行動規制措置を公表した。
28日朝に会見した四軍調整官は、「憤りと深い悲しみを感じている。行動規制は、沖縄の人に寄り添い、被害者への哀悼をあらわすもの」と述べた。
事件を受けて、在沖アメリカ軍は、27日から、軍関係者の午前0時までの帰宅を義務づけ、基地の外での飲酒などを、およそ1カ月間禁止したとの事。

こんなところですね。
沖縄県警にはがんばって欲しいです。せめて殺人で起訴立件できる証拠をなんとしても発見して欲しいですね。

名無しさん、こんばんは
なるほど、それで、米軍側から行動規制が早い時期に出たんですね。

投稿: ASKA | 2016/05/31 18:46

政府は6月3日午前、沖縄県うるま市で発生した米軍属の女性遺体遺棄事件を受けた「犯罪抑止対策推進チーム」(チーム長・菅義偉官房長官)を首相官邸で開き、犯罪抑止対策をとりまとめた。
「警察官100人増強」によるパトロール強化と、街路灯や防犯カメラ増設などの抑止環境整備が柱。政府と地元自治体の協議機関も新たに設置するとの事。

菅氏は会合で「関係省庁が緊密に連携し、速やかに実行に移す」よう指示した。
防犯パトロールでは、
1)国の非常勤職員の地域巡回
2)県警パトカー20台増強
3)自主防犯パトロール車両(青色パトカー)100台規模の繁華街巡回

などを盛り込んだ。政府の予算で今年度中に実施する。

事件を受け、安倍晋三首相はオバマ米大統領に綱紀粛正と再発防止を求めた。
日米両政府は、沖縄県の求める米軍人・軍属の身分を規定した日米地位協定の改定には慎重で、運用改善で対応する構えだ。
日本政府は県内世論の反発を受け、犯罪抑止で具体的な対策を示す必要があると判断した。

こんなところですね。
とりあえず、「出来る事からコツコツと」と言う感じですね。
警察官100人増強と言っても、県警の全職員が2535人(wiki)なので、割合で言えば、3.9%増ですね。

街路灯や防犯カメラの増強なども、当然、やらないよりはやった方が良いでしょう。
だけど、これで、どのぐらい防犯になるのか?はやってみないと分かりませんね。

実際に、犯人の側にすれば、当然、それらのない場所でやるわけですから。
なので、防犯カメラはどのぐらい増やすのか?はかなり気になる所です。

投稿: ASKA | 2016/06/04 05:12

防犯カメラや街路灯の増設ですか。
先の私のコメントに欠けていた視点でした。今回のような通り魔的な犯罪には、被害者、加害者、環境の3つが必要と言うことでしょうか。
今回の事件、容疑者の供述通りならば3時間の物色の末に被害者を襲ったとのことでした。これは明るい内でも犯罪を犯すつもりだったということで、買い物や通勤通学途中の誰かが被害者になっていたかもしれない。
ではなぜ、襲われなかったのか?考えつくのは人目があったか、単に決心が付かなかったか、抵抗されそうな相手だったか・・他にありますかね?
襲った理由だって、周囲が暗かった、抵抗しそうになかった、人目がなかった、3時間も動いていて欲求を我慢できなくなっていた・・こんなところでしょうかね?
真っ暗だと男女の区別すら付かなくて性犯罪は減るかもしれませんが、そんな中を出歩くのは他の危険(沖縄だとハブとか田舎だと蓋のない側溝とか)がありますし、はっきりくっきり明るくして「誰かが見ている」アピールをするのが現代日本に合った環境面での防犯法なんでしょうね。

投稿: つれづれ | 2016/06/05 10:08

続報です。殺人容疑で再逮捕されました。

1)県警は6月9日、死体遺棄容疑で逮捕した元米海兵隊員で米軍属の男性容疑者(32)=同県与那原(よなばる)町=を殺人と強姦致死の両容疑で再逮捕した。「今は申し上げることはできない」と認否を留保しているとの事。

2)捜査関係者によると、防犯カメラの映像や携帯電話の位置情報などから、容疑者がウオーキング中の女性を襲った地点を同市塩屋地区と特定。遺体の骨にはナイフによるとみられる傷も残っており、県警は強い殺意を持って刺したとみている。性的暴行については、当初の供述や遺体の状況などから目的を遂げなかったとしているとの事。

3)県警は6月10日午後、シンザト容疑者を那覇地検に送検した。

4)県警によると、容疑者は当初の調べに、「女性の首を絞め、刺して殺した」「ナイフや棒は乱暴するために事前に準備し、犯行後捨てた」と供述。防犯カメラを解析した結果、ウオーキングしていた女性の様子を見た上で、後をつけて背後から棒で殴り、襲った疑いが判明したとの事。

5)遺体遺棄現場の恩納村の県道沿いに4月28日午後11時台に着き、再び女性を殺害した現場に戻ったとみられることも防犯カメラやNシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)などから分かった。殺害現場近くの水路からは女性の鍵や襲撃に使ったとみられる棒も発見され、県警は証拠隠滅を図るため現場に戻ったとみているとの事。

6)容疑者(32)が「両刃のサバイバルナイフで刺した」と供述していたとの事。
5月19日に死体遺棄容疑で逮捕された当初は「首や背中を刺した」と説明したという。足も刺したと供述しており、県警は女性に逃げられないように足を狙ったとみている。サバイバルナイフは「事件後に捨てた」と供述したとの事。

こんなところですね。
いよいよ、本丸の殺人での逮捕ですね。
この事件も取り調べの様子は録画録音されていたのかな?
そうであれば、今市の小1殺害事件の公判と同様に有罪の切り札になるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2016/06/10 19:42

つれづれさん、こんばんは

防犯カメラは、「犯行を行ったら、カメラの映像で逮捕されるぞ」って言う、心理面へ訴える方法なんでしょうね。

実際、過去の事件でも、事件後に現場に防犯カメラを設置する場所が多いと思います。

逮捕されても構わないと言う、自暴自棄だったり、破滅願望の犯人には効果が無いかもしれませんが、窃盗、婦女暴行などの犯人には有効だと思います。

ただ、犯罪性向の強い犯人は結局、悪人的思考で、これを回避する方法を考える事になるので、守る側はそれを上回る知恵で対抗する必要があるかもしれませんね。

まーそんな事態にはなって欲しくは無いんですけどね。

投稿: ASKA | 2016/06/10 19:52

沖縄県うるま市の女性会社員が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された米軍属の男性被告(32)側が、裁判員裁判を那覇地裁から東京地裁に変更するよう求めた移転請求について、最高裁第2小法廷は8月1日付の決定で請求を棄却したとの事。

裁判長は「裁判員裁判では、法と証拠に基づく適正な裁判の実施が制度的に十分保障されている。那覇地裁で公平な裁判が期待しがたいとは言えない」と結論付けた。

2009年に導入された裁判員裁判対象事件での請求は初めて。被告の裁判員裁判は那覇地裁で行われるとの事。

こんなところですね。
被告人としたらできるだけ有利に裁判を進めたいと言う事なんでしょうね。
でも、場所にかぎらず、犯行自体は悪質で許されない物だと思いますけどね。

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2016/08/03 19:21

続報です。

昨年4月にうるま市で起きた女性暴行殺害事件で、殺人や強姦致死などの罪で起訴された元米海兵隊員の軍属の被告(33)の弁護側は1月27日までに、殺意がないことを理由に殺人罪の成立について争う方針を固めたとの事。
強姦致死と死体遺棄の両罪については、起訴内容を認める。弁護側は今後、犯行時の責任能力を争うかを検討する。

那覇地裁は1月27日、公判の争点を整理する公判前整理手続きを3月10日に開くと決定。
昨年6月に同被告を起訴した那覇地検は「暴行目的の犯行で(一連の暴行の中で)殺意は認定できると判断した」としており公判では殺意の有無が大きな争点になりそうだ。

主任弁護人は「被告は『殺すつもりはなかった』と供述している」と指摘。
「暴行目的なのに殺意が芽生えるのはおかしい。死因も分かっておらず、殺人罪は成立しない」と主張したとの事。

一方で強姦致死と死体遺棄については「被告が暴行して遺体を捨てたのは間違いない」として、争わないとしたとの事。

弁護側は、米国で出生した被告が幼少期に注意欠陥多動性障害(ADHD)や行為障害と診断されていることや、犯行前に幻聴を聞いたということなどを理由に、地裁に精神鑑定を求める準備を進めてきた。ただ主任弁護人は「十分な証拠が集まっていない」として、現時点では鑑定を請求しないとしたとの事。

同被告は昨年6月9日に死体遺棄罪で起訴。
同月30日に殺人と強姦致死の両罪で追起訴された。
那覇地裁は、起訴前には私選弁護人1人だった弁護側に国選弁護人3人を付けた。
同地裁であった公判前整理手続き前の事前打ち合わせでは、検察・弁護側が双方の主張を確認したとの事。

さて、こんなところですね。
殺人罪か強姦致死、あるいは暴行致死かで、罪はかなり違ってきますから、殺意を否認するのは珍しい事では無いですね。
被害者は当然、死亡していて、証言できない。全てを知っている被告は殺意を否認している。
なので、検察側としては、合理的に殺意があった事を強く推定できるぐらいには説明しなければなりません。

遺体は死後3週間経過していて、死因は特定できなかった。
あばらには刃物で刺された複数の傷があったが、死後にさされた傷の可能性を否定できない。

ただ、逮捕時の供述では「女性を暴行し、刃物で刺した」と供述しているとの事なので、ナイフで刺した事は認めてるけど、殺意は無かったと言う主張なのかな?

でも、死後に遺体を刺していないなら、生前に複数箇所刺した事が致命傷となった考える事ができるから、これで殺意を証明する?
難しい判断になりそうですね。

弁護側は更に、責任能力を争うか検討しているようです。
しかし、遺体の隠蔽など合理的な行動をしてますから、このあたりは難しいのではないか?と思いますが、どうなんでしょうね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2017/01/30 20:30

被告(33)の弁護側は8月18日までに、被告の刑事責任能力の有無について争わない方針を決めたとの事。
刑事責任能力の有無を調べる上で、犯行時に善悪の判断ができない心神喪失や耗弱状態だったことを証明する有力な証拠が集まらなかったとの事。
検討していた那覇地裁への精神鑑定請求も見送ったとの事。

弁護側は起訴されている強姦致死と死体遺棄の両罪は認める一方、犯行時に殺意がなかったことなどを理由に殺人罪の成立は争う方針との事。

こんなところですね。
精神鑑定を断念したんですね。
通院歴など、有力な証拠が無かったのかな?
まー、仕事をしていて、家庭生活も問題なく、事件の隠蔽処理などもしているところを見ると、責任能力が無いと言う主張は難しいでしょうね。
殺意について、検察側、弁護側が真っ向から対立する公判になりそうです。

殺意の立証は、やはり、状況証拠の積み重ねになるんでしょうね。

公判を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2017/08/21 18:09

公判開始です。

第一回公判(11月16日)
1)被告は罪状認否で「強姦致死と死体遺棄については、有罪と認める」と述べた一方、「殺すつもりはなかった」として殺人罪については否認したとの事。
罪状認否では「殺しもしていない。気絶させてホテルに連れて行き乱暴した後に解放するつもりだった。しかし、思い通りに気絶せず計画通りに進めることができなかった」と述べたとの事。

また、被告人質問では「黙秘権を行使する」と供述を拒否したとの事。

2)検察側は冒頭陳述で被告が通行中の女性を乱暴した上で殺害しようと考え、鉄と鉛でできた打撃棒やナイフ、スーツケースなどを用意して行為に及び計画的だったと指摘。その後、うるま市で襲う女性を物色。背後から被害女性の後頭部を棒で数回殴り、首に腕を巻き付け絞めたりしたほか、ナイフで首の後ろ付近を刺したとして「殺意が認められる」と主張した。

検察側は冒頭陳述で「頭部を数回殴打し、首を絞め、ナイフで首を刺していることから殺意は認められる」と主張。「計画的、通り魔的で動機は身勝手」とし、「米海兵隊キャンプ・ハンセンのごみ捨て場に、死体遺棄の際に使ったスーツケースを捨てるなど証拠隠滅も図っている」と述べたとの事。

さらに発覚を免れるため遺体をスーツケースに入れて車に積み、恩納村の雑木林に遺棄して土をかけた。その後、襲撃用の棒や被害者の携帯電話などを近くの川に捨て、スーツケースなどは米軍キャンプ・ハンセンに捨てたとし、「落ち度のない被害者を狙った通り魔的犯行だ」と主張したとの事。

その上で「残虐で計画的な犯行で、遺族の処罰感情は極めて高い」と述べたとの事。

3)弁護側は冒頭陳述で「被告は暴行時、被害者が亡くなる危険性を認識していたとまでは言えない」などと反論したとの事。

弁護側は棒で殴ったり、首を絞めたりしたのは気絶させるためで殺意はなかったとし、暴行現場で被害者を抱きかかえ草むらに飛び込んだ際に被害者が地面に頭を打ち付け死亡した可能性があると指摘したとの事。

弁護側は冒頭陳述で「乱暴目的で女性を殴ったが、気絶させられず、パニックになって首を絞めた。死んでしまったことは想定外だった。殺害する意図はなかった」などと主張したとの事。

4)逮捕直後に供述した犯行内容について確認する検察側の質問に、被告は一貫して答えなかった。逮捕後の捜査段階で供述拒否に転じ、法廷での供述が注目されたが黙秘を続けたとの事。


第二回公判(11月17日)
5)遺体を解剖した琉球大の助教は、肩甲骨に刃物が貫通した跡があったと証言。「(凶器は)ナイフや包丁など鋭い刃体がついているもの。後ろから刺されたと思われる」と述べた。被告が首を絞め、ナイフで首の後ろを刺した、とする捜査段階での供述については解剖では裏付けられなかったとしつつ、「死因になり得る」と指摘したとの事。
「(刺されたのは)1回か2回」と述べたとの事。

6)「女性が倒れ込んだ際に頭を強く打って死亡した可能性がある」とする弁護側の主張については「草むらで頭部を打って死亡することは考えがたい」と述べたとの事。

7)被告はこの日も弁護側、検察側双方の質問に「黙秘権を行使する」として陳述を拒否したとの事。

8)被害者の父親は、喪服の黒いかりゆしウェア姿で証言台に立ち、用意した陳述書を朗読した。声を張り上げるように「一人娘を失った悲しみ、苦しみ、そして憎しみ、怒りがあります。極刑を望みます。命をもって償ってください」と述べ、裁判員らに向かい、深々と頭を下げたとの事。

続いて母親も証言台に立った。隣で代理人の弁護士が母親の陳述書を代読した。「(娘は)想像しがたい恐怖におびえ、痛み、苦しみの中でこの世を去りました。悔やみます。悔しいです。悲しすぎます」「(被告には)地獄であえぎ、苦しみ続けることを、心から願います」。母親はその間、顔を覆い、肩をふるわせて泣いていたとの事。

9)被告人質問で、検察側が「最後に被害者、被害者遺族に言っておきたいことはありますか」と尋ねても「黙秘権を行使します」と英語で答えたとの事。

10)弁護側は、被告の生い立ちなどを説明。米ニューヨークで生まれたが、成人するまで里親の家を転々とし、その間、精神的な障害の治療を続けていたと述べたとの事。

こんなところですね。
強姦致死と遺体遺棄については認めているが、殺意は否認していると言う事ですね。
殺人罪と強姦致死では量刑がかなり違いますからね。
殺人だと
死刑又は無期若しくは5年以上の懲役です。

強姦致死だと(現在は強制性交等致死傷罪になりますね)
無期又は6年以上の懲役ですね。

実際に殺人と認められれば、無期懲役か有期刑の上限あたりの争いになるのかな?

もし殺意が認められなければ、もっと軽くなりそうですね。

これまでの情報だと、殺意を否定するのは難しいかもしれませんね。
「鉄と鉛でできた打撃棒」こんな物で後頭部を殴られて、ただで済むはずが無いでしょ?
その上、肩胛骨を貫通するほどの力で刺してますから、私の感覚だと、十分殺意はあると感じますね。

被告は黙秘してますが、これが有利なのか?不利なのか?は微妙な印象ですね。
弁護側は殺意を否認しているので、不利になる事は証言しないと言う方針なんでしょうが、結局、殺意が認定された時、この黙秘は不利なのか?有利なのか?
どうなんでしょうね?

私の個人的な印象としては、遺族に謝罪すらしないのは、反省してないんじゃない?
と感じると思うんですけどね。

あと、弁護側の被告の生い立ちなどを説明。米ニューヨークで生まれたが、成人するまで里親の家を転々とし、その間、精神的な障害の治療を続けていたと述べたとの事

このあたりは、今後どう展開していくのかな?
たしか、弁護側は8月18日までに、被告の刑事責任能力の有無について争わない方針を決めたと言う事でしたよね?


公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2017/11/20 20:49

論告求刑公判(11月24日)

1)検察側は論告で、ケネス被告が犯行の詳細を自供した死体遺棄容疑での逮捕直後の供述について「犯行を具体的に再現しており、信用性が認められる」と主張した。その上で「棒やナイフなどを使った一連の犯行で、被害者が死亡する危険性は高かった」と指摘。暴行の実行行為に着手した時点で殺意は認められ、殺人罪は成立するとしたとの事。

2)弁護側は最終弁論で「強姦目的で気絶させようと暴行した過程で死亡した。殺害するつもりはなかった」と改めて否認して殺人罪については無罪と訴えた。強姦致死と死体遺棄の罪については認めたとの事。

弁護側は検察側が殺意を立証する重要な証拠としている供述について「真っ暗な中での犯行状況を詳細に述べるなど、不自然な点が多数ある」と主張。「密室で取り調べを受ける中で、取調官に迎合した可能性があり、信用できない」として殺人罪は成立しないとしたとの事。

 その上で「黙秘権は憲法などで保障されており、黙秘を理由に被告人に不利な判決を出すことは違法だ」と指摘。「今回の事件は米軍や基地とは関係ない。公正公平な判断をしてほしい」と裁判員に求めた。

3)検察側は「身勝手極まりない通り魔的犯行で被害者に落ち度はなく、被告は反省していない」と述べて無期懲役を求刑したとの事。

量刑について、「被告人が逮捕前に犯行を自供した上で遺体現場に警官を案内し、日本国内での前科がない」などの事情も考慮して「死刑求刑は躊躇せざるを得ない」とした。

4)被告の主任弁護人は「刑を軽くしてほしいとは言わない。日本人の同種事件と同じように公平、公正に処罰してほしい。被告が米軍人だったことや、米軍基地への不満は忘れてほしい」と強調したとの事。被告はこれまでの被告人質問で黙秘を続けたが、この日は最後に「私は本来悪い人間ではない。このようなことになってしまったのは私が意図したことではない」と述べたとの事。

5)判決は12月1日の予定。

こんなところですね。
まー、黙秘を続けて最後の言葉が「自分は悪い人間ではない」と言うのは、国民性なのかな?
日本人だと、遺族や被害者に謝罪してしまうところなんでしょうね。
このあたり、今後、外国人の犯罪が増えた時には、情報を裁判員に提供しておかないと、被告側に不利になるかもしれませんね。

でも、逆に日本人が外国で裁判を受ける時には、謝罪が不利になったりするのだろうか?

外国の裁判については、よく分かりませんね。
ご存じの方がいらしたら、教えてください。

投稿: ASKA | 2017/11/27 20:09

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