群馬県中之条町嬰児殺人事件
自宅のトイレで女児を産み落とし、その場に放置、殺害したとして、群馬県警吾妻署と捜査1課は6月2日、殺人の疑いで、同県中之条町のパート、女性容疑者(37)を逮捕する事件が起きている。
調べに対し、「泣き声が聞こえたが、なかったことにしたかった」などと話し、容疑を認めているとの事。
逮捕容疑は、2月10日午後4時25分ごろ、同県東吾妻町の自宅1階のくみ取り式トイレで女児を産み落として放置し、殺害したとしている。
同日午後11時20分ごろ、沼田市内の病院に不正出血の治療のため訪れていた容疑者を診察した医師が、体内に胎盤やへその緒が残されていたことを不審に思い通報、発覚したとの事。
翌11日午前3時30分ごろ、消防隊員が現場へ向かい、便器の上からのぞき込んだところ女児を発見、救出したが、すでに死亡していたとの事。
同署によると容疑者は、犯行当時夫と長男との3人暮らしで、「2人目を育てるには収支が合わない」と供述しており、経済的理由から犯行に及んだとみているとの事。
こんな事件ですね。
正直なところ、それはないでしょ?と言いたい事件ですね。
犯行を行う人は色々な事情でそうなってしまうのでしょうが・・・
それでも、人として方法は考えて欲しい思いますね。
死に行く者の最後が本当にそれで良いのか?
涙が止まりません。
そもそもで言えば、そんな状態になる前になんとかしなければならないはずですね。
2人目を育てるお金が無い事は最初から分かっているなら、避妊しないとね。
それに、夫には相談したのでしょうか?
相談しないで独断での判断なら、1人で抱え込んでしまったのでしょうね。
時間はあったので、誰かに相談できたと思いますが・・・
相談できる人も居なかったのかな。
結局のところ、孤立が事件の原因なのだろうか?
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コメント
そんなことをしながら、自分の身体を気遣い病院に行って、不正出血の治療をしているのだから、単に、親になる資格の無いやつが、親になった結果ですね。
もちろん、それ以前に、ひととして、問題がありますが…。
投稿: ▽、 | 2016/06/05 13:28
現代社会で30代の人が汲み取り式トイレ住まいと言う時点で、この世帯の家計の状況が厳しいことが伺えますね。ここを見てる人々の中には、汲み取り式のトイレがどんなものかも知らない人もいるかも知れない。
避妊具もタダではありせんから、生活が苦しい世帯であったとすれば、高額な品で易々とは買えないものですよ。買えないならsexするな?と言うことに最終的にはなるのでしょうけど。。
不正出血の治療に行く金はあったんだろ?って声が聞こえてきそうですが、現場は戸建ての自宅のようですが、汲み取り式ということでかなり古い住宅であるのは間違いなく、安くで借りている借家に様々な事情で生活保護で暮らしていた人たちなのかも知れない。それなら医療費はタダです。堕胎費用もタダになるのかは存じ上げませんが…(保険適応ではないのなら、タダにはなりません)1人目のお子さんは、育てていらっしゃるご様子なので、本当に二人目を育てられる家計ではなかったのかも知れません。或いは、堕胎も視野に入れたが、悩んで産み落とすまで時間が経過したのかも知れない。
逆に古くても持ち家だった場合は、どんなに生活が逼迫してても、原則として生活保護は受けられないでしょうし、公営住宅にも移り住めませんから「持ち家を売ってから」となります。古い家だと、売るにも買い手が付かないから売れない。大変なんですよね。
何れにせよ、この記事だけでは、詳細な状況は見えてきませんが、善し悪しの前に、経済的な問題で産み育てられずに、こういう事態になってしまう三十代が現実にいて、それにより1人の赤ちゃんが亡くなった…という事実がこの日本にもあるということに切なくならざるを得えません。他にも沢山、いるのでしょう。。
昨日、別件で、「25年前に産み落とした赤ん坊をクーラーボックスに入れて自宅アパートの押し入に隠していたという50歳代の女性が出頭した」というニュースが流れていましたし、氷山の一角なのでしょうね。。
投稿: さすらい | 2016/06/05 23:28
▽、さん、さすらいさん、おはようございます。
▽、さんへ
親として失格なのか?あるいは、確実に家族を生き残らせる為の現実家なのか?この情報だけでは分かりませんでしたね。
でも、やはり、誰にも相談しないで決断したのなら、独善だと言われても仕方が無いと思いますね。
さすらいさんへ
お久しぶりです。今、家を建てようとしたら、くみ取り式トイレを選択する家主はいないでしょうね。
下水道の関係でくみ取り式を選択せざるおえない場合でも、若い人なら様式便器を選択するでしょうから、その場合は便器から流れない事になるでしょうね。
なので、今回の事件はくみ取り式で和式便器の組み合わせだったんでしょう。
なので、相当古い建物なんでしょうね。
借家ならそんな家を借りる人はそうは居ないでしょうから、その家を借りなければならない事情があったんでしょう。その意味では経済的な理由だった可能性は有りますね。
日本でも100年も前ならそのような口減らしは日常的に行われていたのかもしれません。
現代でも嬰児殺しや、嬰児遺棄は毎月のように報道されてますから、経済的な理由が理由の一つなんでしょうね。
追記
良く考えたら、便器にも色々なタイプがあるし、子供サイズもまちまちなので、和式とは限らないかもしれませんね。
投稿: ASKA | 2016/06/06 06:51
トイレで女児を産み落とし殺害したとして、殺人容疑で逮捕された母親(37)=群馬県中之条町=について、前橋地検は6月23日までに嫌疑不十分で不起訴処分としたとの事。
地検は「起訴するだけの証拠が得られなかった」としている。処分は22日付との事。
逮捕容疑は殺人の容疑ですね。
起訴するだけの証拠とはそもそも、殺人を行った事実を証明する事ができないと言う事かな?
殺人がダメなら保護責任者遺棄致死と言うのもあるけど、それも断念しているから・・・
死産だった可能性が否定できないと言う事でしょうね。
本人の供述で「泣き声がした」と言うのもありますが、不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には有罪とされない(日本国憲法第38条第3項)と言う補強法則により、他の証拠が必要だったけど、それが見つからなかったんでしょうね。
2月10日の16時25分頃に出産、救急隊が遺体を発見したのが、翌11日の3時30分頃
出産から発見までざっと11時間、さらに、そこから司法解剖まで数時間が経過したぐらいだけど、司法解剖の結果として、生きて出産した形跡が見つからなかったと言うあたりかな?
あるいは、経済的に困窮した家庭で母親に実刑判決をだしても、残った家族を更に追い込むだけになるからと言う検察の温情的判断なんでしょうか?
投稿: ASKA | 2016/06/23 13:13