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2016/07/28

神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その4(対策?)

続報です。
1)施設を運営する社会福祉法人「かながわ共同会」によると、容疑者が同法人の採用面接を受けたのは2012年夏。法人役員は「明るく意欲があった」と振り返る。エントリーシートには、障害者支援ボランティアを経験した経歴などが記されていたとの事。

採用試験の書類には「学生時代に障害者支援ボランティアや特別支援学校での実習を経験しており、福祉業界への転職を考えた」と書かれていた。

12年12月から非常勤職員として働き始めた。13年4月に常勤職員となった後、13年5月ごろ入所者の手にペンでイラストを落書きして注意を受けたとの事。

「軽い気持ちでやった」と話したが、その後も遅刻を繰り返したり、保険証を3回紛失したりするなどして再三注意を受けた。一方で、同僚職員には「給料がもっと高くなるといい」などと漏らすようになった。15年1月には入れ墨が発覚。園側が勤務中は隠すよう指導したが従わなかった。

園長らが2月19日に面接して障害者についての考えをただすと、「ずっと車いすに縛られて暮らすことが幸せなのか。周りを不幸にする。最近急にそう思うようになった」と説明した。園長が「ナチス・ドイツの考え方と同じだ」と指摘しても、「そう取られても構わない」と答え、「自分は正しい」と譲らなかったとの事。

その考え方は障害者福祉にふさわしくないと伝えると、自ら退職を申し出たという。園はこの日で退職とし、県警津久井署から通報を受けた相模原市が緊急措置入院とした。容疑者は3月に退院し、5月下旬に退職手続きのために一度だけ園に来たことがあったとの事。

2)県警は27日、園近くの容疑者宅を捜索。植物片とみられるものが付着した容器を押収した。危険ドラッグや大麻などの違法薬物の疑いがあるとみて調べる。捜索では、衆院議長公邸に持参した手紙の下書きのようなメモも見つかったという。

3)県警や県関係者によると、東棟1階から侵入した容疑者は、寝ていた入所者らを次々に刺した後に西棟1階に移動。居合わせた職員2人の指や腕をプラスチック製の結束バンドで縛り、手すりにつないで動けない状態にした。ほかにも3人前後が結束バンドで縛られた。容疑者はさらに西棟の2階へ移動。居室を回り、約50分間で計45人を襲ったとみられている。

4)容疑者は26日午前2時ごろ、東側居住棟1階の個室の窓ガラスを割って施設内に侵入。次々に刃物で入所者を刺し、西側居住棟1階、同2階を通って西側管理棟2階から2時50分ごろ逃走したとみられる。侵入から約50分の間に26人のけが人を含めて45人が襲われたことになる。施設内の防犯カメラには、容疑者が2時15分ごろ東側居住棟1階を移動する様子と、2時45分ごろ西側管理棟2階正面玄関近くにいる様子が映っていた。

5)拘束を免れた男性の当直職員1人は、施設内で隠れながら、ラインを使って非番の同僚に「すぐきて、やばい」と助けを求めていた。同僚が、助けを求めた当直職員に電話をすると、この職員は小声で「大変なことが起きている」と伝え、電話を切った。同僚はすぐに110番した。2時38分で、事件で最初の通報だったとの事。

6)殺害された入所者19人の遺体はいずれも、刃物による刺し傷や切り傷が複数あったことが神奈川県警の調べで分かった。傷は首や胸など上半身に集中し、抵抗時に腕などにできる防御創のある遺体もあった。ベッドや布団の上など居室内で見つかったという。

7)重軽傷を負った入所者24人も同様に首や頭に傷があった。けがをした施設職員2人に刃物による傷はなかったという。容疑者(26)=殺人容疑で送検=は出頭時に包丁とナイフ計3本を所持していたほか、施設内から包丁2本が押収され、5本とも血痕が付着していた。

8)容疑者の父親は図工の教師で、母親は漫画家だった。相模原市内の小中学校を卒業後、東京都八王子市内の私立高校に進学。性格が突然変質したのは、帝京大学に在籍していた学生時代だったとの事。

知人らによると、この頃から身なりが派手になり、入れ墨を入れた。大学3~4年生のころ、最初の入れ墨を彫った男性彫師は「就職を控えているから目立たないように」と注文されたことをよく覚えているとの事。

その後、入れ墨はどんどん増えていき、教育学部に所属する一方で彫師にも弟子入りしていた。

彫師の夢は、ほどなくして挫折。教育実習も経て教職免許を取得したが、最終的には平成24年12月に事件現場となった障害者施設「津久井やまゆり園」に就職したとの事。

9)今年に入り、容疑者は親しかった30代の別の男性彫師に「障害者を皆殺しにしたい」と相談していた。男性彫師は「もっと違うことを考えろ」と叱ったが、説得もむなしく仲たがいしたとの事。

10)事件当日から3日ほど前の深夜には、コンビニ駐車場の車内で、容疑者が一心不乱に携帯電話を操作する様子が目撃されていた。

車内は真っ暗で、不気味な様子に知人らは声を掛けられなかったとの事。

11)相模原市の障害者施設殺傷事件で、現場となった「津久井やまゆり園」には16台の防犯カメラが設置されていたが常時監視されておらず、緊急時に外部に異常を通報するシステムもなかった。

警備員は仮眠中で事件発生に気づかなかったことも判明。

カメラ映像については2週間分が録画保存されていたが、撮影中の映像は監視されていなかった。
また、同園には火災警報装置は設置されていたが、外部からの侵入者を察知して施設全体に知らせるシステムはなかった。

容疑者が侵入した夜間は計8人の職員と男性警備員(69)が勤務していたが、警備員は仮眠しており、容疑者が園から出ようとする際の音で午前2時50分ごろに目覚めたとの事。

12)容疑者(26)が「(複数の障害がある)重複障害者が多く入居するいくつかの施設を標的にしていた」と供述しているとの事。

13)容疑者は、「職員に施設内の鍵を出させた」とも供述。施設は居住エリアが8つに分けられ、それぞれオートロックの扉で仕切られていたが、奪った鍵で施設内を移動し、次々と入居者を殺傷したとみられる。

14)容疑者は2月に措置入院した際、異なる医師に「大麻精神病・非社会性パーソナリティー障害」「妄想性障害・薬物性精神病性障害」と診断されていた。

15)「重複障害者が生きていくのは不幸。不幸を減らすためやった。後悔も反省もしていない」とも供述しているとの事。

16)自宅から、薬物を入れる際などに使うビニール袋が押収されていた。
神奈川県警津久井署捜査本部は、大麻や危険ドラッグなど違法薬物が入っていた可能性もあるとみて鑑定を進めているとの事。

17)逮捕された男が今年2月に措置入院をした際、「自身が抹殺事件を起こせば法律が変わるきっかけになる」などと話していたことがわかった。

その理由について、「世界中で戦争が起き、多くの人が死んでいる状況の中で、世界のためにできることを考えた」「重複障害者がいなくなることで国家的に経済的な負担が軽くなり、その結果、救われる命がある」などと話していたとの事。

また医師に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と話していたとの事。

18)安倍晋三首相は28日、相模原市の障害者施設で入所者19人が刺殺された事件に関する関係閣僚会議を官邸で開き、事件の真相究明や施設の安全対策強化、措置入院後のフォローアップを早急に実施するよう指示した。

首相は塩崎恭久厚生労働相、河野太郎国家公安委員長らに「さまざまな観点から必要な対策を早急に検討し、できるところから速やかに実行に移していくように」と指示した。

厚労省などは今後、施設の安全対策や精神疾患によって「自傷他害の恐れ」がある場合、本人や家族の意思にかかわらず強制的に入院させる「措置入院」のあり方などを見直す。河野氏は会議後、記者団に「措置入院などのあり方を厚労省中心にしっかり再検討する必要がある。警察もしっかりとそれに対応をしていきたい」と語ったとの事。

では時系列を更新
大学3から4年の頃入れ墨を入れ始める。「就職を控えているから目立たないように」と注文した。
大学時代には障害者への差別発言をするようになる。教育学部に所属する一方で彫師にも弟子入りしていた。
2011年  両親が東京に引っ越し、容疑者が一人暮らしとなる。
     容疑者が脱法ハーブを始める。教育実習で母校に赴任。ネットに障害者に対する偏見を書き込む。
     教職免許を取得。
2012年
夏    容疑者が園の採用面接を受ける。(「福祉業界への転職を考えた」と書かれていた。)
12月   容疑者が現場の施設に就職(22歳)当初は障害者を不憫に思っていた。
2013年
4月   常勤職員となる。
5月頃  入所者の手にペンでイラストを落書きして注意を受けた
2015年
1月20日 背中に入った般若の柄の入れ墨の写真を投稿。園に入れ墨が発覚、その後も入れ墨を隠さず。
2016年  今年に入り親しい男性彫り師に「障害者を皆殺しにしたい」と相談していた。
1月   園が入れ墨を警察に相談。
2月05日頃 「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」(19日の2習慣前と推定しています)
2月14日 衆議院議長に手紙を渡そうとする。
2月15日 衆議院議長宛の手紙を預けて帰る。
2月18日 園の関係者に障害者を殺害するとの発言。
2月19日 園長と協議の上、自主退職。緊急措置入院。
    (「大麻精神病・非社会性パーソナリティー障害」「妄想性障害・薬物性精神病性障害」と診断)
2月20日 容疑者の尿と血液から大麻の陽性反応。
3月02日 退院。退院後も大麻を使い続ける。
3月04日 警察が自宅を訪問するも不在、両親に連絡すると、東京の両親と同居していた。
4月   園が防犯目的で16台のカメラを設置。(容疑者の発言をうけての処置)
5月下旬 退職手続きのために一度だけ園に来た。
6月26日頃 頭髪が金髪に変わる。(一ヶ月前と言う事での推定です。)
7月上旬  友人に障害者は動けないんだから、迷惑が掛かるから死んでしまえとの発言をする。
7月23日頃   深夜のコンビニ駐車場の車内で一心不乱に携帯電話を操作する様子が目撃された。
7月26日2:00頃 園に侵入、殺戮行動を開始。(2:00頃と言うのは推定です。)
    2:38  事件の最初の通報
    2:50 「世界が平和になりますように。 beautiful Japan!!!!!! 」の投稿。
    2:50頃 現場から車で逃走する姿が防犯カメラに写る。
    3:00過 津久井警察署に車で出頭
7月27日 容疑者を殺人容疑で送検。

こんな感じですね。
転職なんですね、夏に面接して12月に働き始めると言うのは、別の仕事をしていて、転職活動をしたんですね。
転職まで3から4ヶ月ぐらいあるのは、前の会社を退職する為の時間だったのか?
前の仕事(つまり新卒で就職した仕事)はどんな仕事だったのだろう?

大学に在学中に彫り師に弟子入りして、彫り師を目指すが断念(というか挫折?)
で、教員免許も取得していたので、教員になっていたの?でもそれなら、とっくに騒ぎになってるでしょうね。
なので、教員を目指すが、それも断念(というか挫折?)
で、新卒で就職するものの、3、4ヶ月で転職活動を始める。

まーどれも長続きしてないけど・・・現場になった福祉施設は3年は続いていたんですね。
けれど、常勤職員になって1ヶ月後には入所者の手に落書きして注意されています。
これも、常識的に考えれば、分かる事なんですよね。見えない部分じゃないのだから、誰かが気付けば問題になるでしょ。

今年に入って親しい彫り師に「障害者を皆殺しにしたい」と相談していた。
時期が分からないけど・・・やはり、衆議院議長への手紙の前なんでしょうね。
そして、措置入院の2週間前、2月5日ぐらいなのかな?「ヒットラーの思想が降りてきた」と・・・

しかし、これは後付のような気がしますね。もともと、障害者を抹殺したいと考えていた。それが過去のヒットラーの思想と偶然、同じと知ったんでしょう。ポイントは「ヒットラーの思想」と言うところなんでしょうね。
ヒットラーの思想だから許されると言う事かな、あるいは思想の責任はヒットラーにあると責任転嫁しているのかもしれませんね。

衆議院議長の手紙でも「重度障害者の大量殺人は、日本国の指示があればいつでも実行する」となっている。
「国の指示があれば」と言うのは、それは「自分に責任が無い」と言う事でしょ?責任転嫁ですよね。

同じ手紙で「作戦の遂行後には過去を捨てて生きていける保証が欲しい」と言うのも、責任を追及するなと言う事、あるいは、それをやれば責任を追及されると言う事が分かっていると言う事なんだろうね。

なので、この措置入院の前までは、障害者を抹殺したいがそれをすると、責任を問われる、罪に問われると考えていたんですよね。

それが、事件の時には、自分で責任(罪)を負う事を決めているんですよね。
なので、退院から事件までの間に、事件の後、どうなっても構わないと言う自暴自棄な状態になってしまったのか?
あるいは、自分自身の犯行が正しいとする事で自分自身に免罪符を与えてしまったのかもしれませんね。
退職時の園長との面談でも自分の主張が正しいと主張していたので、こちらの方なのかもしれませんね。

いずれにせよ、自分に都合の良い言い訳ですね。
ただ、措置入院の時の診断結果が「大麻精神病・非社会性パーソナリティー障害」「妄想性障害・薬物性精神病性障害」となってます。

どうも、薬物による影響が大きいと言う判断だったようですが・・・覚醒剤の反応は出てないけど、脱法ハーブ(危険ドラック)の影響が大きかったのかな?

あと「非社会性パーソナリティー障害」と言うのは「反社会性パーソナリティー障害」の事じゃないの?
だとしたら、実際に事件を起こす可能性は高いと思うのですが・・・

医師としては、薬物を断った事で、症状が改善されたと言う判断だったのかな?
でも、この手の薬物は断った後でも、1度の使用でフラッシュバックしてしまうから、一時的に改善しただけで、元の状態かそれ以上に悪化してしまったとしても不思議じゃないですよね?

たまたま、事件までに他の事件を起こさなかったから、症状が露見しなかっただけかもしれませんね。
もし、そうだとしたら、退院後に一人になるのが早すぎたのかもしれませんね。

首相のキモイリで対策案が策定されるとの事ですが、どうなるのか・・・
私は凶悪犯罪を防ぐ事はできないと考えています。
以前にも書いていますが、悪意を持って犯行を行おうとする人間を止める事はできないと思うんですよね。

何か対策をたてても、それを回避する方法を犯罪者が考えてしまうわけです。
それに、防犯カメラや厳罰化も効果が無い、なにしろ、もうどうなっても構わないと思っている無敵状態の人に死刑なんて抑止力にならないんですよね。

一方で一般人なら効果はあるでしょう、しかし、普通の人なら、こんな事件は起こしませんよね。

とりあえず、今のところ思いつく対策としては
A)措置入院からの退院後のケアを行う。
 具体的にどうするか?は専門家に議論に任せますが・・・色々と難しい問題がありそうですね。

B)危険ドラッグを含む違法薬物の取り締まり強化と厳罰化。
(健康診断の時に尿検査を実施したら良いのでは?それをやると受診率が下がるかもしれないけど・・・
企業なら義務付けてるから漏れは無いかもしれないけど、自営業や学生だと受診を嫌がるかもしれませんね。さらにメンタルチェックも行うのも有りですね)

具体的にはこの二つでしょうか。
危険思想の持ち主の監視と言うのは、人権的に問題ありそうだしね。

しかし、容疑者と家族との関わり方や家族関係はどうだったのか?
と言うのは気になりますよね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その3(殺人容疑で送検)
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その5(続報)

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2016/07/27

神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その3(殺人容疑で送検)

1)男は事件当時、入所者らを次々襲う一方で、職員を少なくとも2人結束バンドで縛り、1か所にとどまるよう指示していたとの事。

2)衆議院議長宛てに今回の事件を示唆する手紙を渡しているが、その手紙にも「職員を結束バンドで身動き、外部との連絡をとれなくする、職員は絶対に傷つけない」という記述があり、警察は障害者を狙った計画的犯行とみて動機を詳しく調べているとの事。

3)容疑者は「障害者なんていなくなればいい」と供述していますが、さらに「意思疎通のできない人たちをナイフで刺した」「施設を辞めさせられたことに腹が立った」などと話しているとの事。

4)容疑者は「ガラスを割って中に侵入した」と供述している。

5)捜査本部は27日午前7時半ごろ容疑者を殺人容疑に切り替えて送検した。
同9時10分頃、横浜地検に到着した容疑者は車内でうすら笑いを浮かべ、集まった報道陣を見渡していた。

一方、「津久井やまゆり園」近くにある容疑者の自宅では同11時45分頃、県警の捜索が始まった。

6)施設では19人が死亡し、職員2人を含む26人が負傷。入所者の遺体の傷は首など急所に集中しており、被害者の多くは、複数の障害や重い障害があり、抵抗ができないまま、何度も刺されたとみられる。

7)職員は常勤・非常勤合わせて164人で、事件当時は見回りなどを行う夜勤の職員8人と管理当直者1人の計9人が配置されていた。

亡くなった19人は、「はなホーム」など定員20人ごとに区分けした八つのホームのうち五つで見つかった。入所者の部屋は原則、施錠されていない。各ホームの出入り口にはオートロックが設置されているが、容疑者は各ホームを移動していることから、何らかの方法でオートロックを解除したとみられる。

8)容疑者は複数の障害を持つ「重複障害者を救った」などと供述しているとの事。

9)県警は施設内で、犯行に使われたとみられる血のついた包丁2本を新たに押収した。凶器とみられる刃物はこれで計5本になった。
県警が26日に実況見分した際、施設内の別々の場所で包丁2本がみつかった。刃は破損していなかったという。

10)県警や県によると、容疑者は26日午前2時ごろ、園内の東側の居住棟の窓ガラスを割って侵入。居住棟は2棟、入居者が生活する部屋は約100あり、西側の居住棟に移動しながら入所者らを次々に襲ったとみられる。午前3時ごろには約7キロ東にある津久井署に車で移動して出頭。園内にいた時間は、50分ほどだったとみられているとの事。

11)容疑者(26)が今年2月、措置入院した際に「施設で働き始めた当初は重度の障害者に対してふびんな感情を持ち仕事をしていた」「しかし、接していくうちに彼らのゴールは一体何かと考えるようになり、抹殺することが最善と突然思い立った」などと、周囲に話していたとの事。

12)容疑者は今回の事件に関しては、「突然のお別れをさせるようになってしまって、遺族の方には心から謝罪したいと思います」と話しているとの事。

13)7月上旬に容疑者に会った男性は、「(障害者は)動けないんだから、迷惑がかかるから、死んでしまえみたいな話はしていましたね。何もできないのに、そこにいるのはおかしいというふうに」と話したとの事。

14)大学時代には、すでに同じような発言を周囲にしていたとの事。
高校時代の友人は、「学生のころに『障害者なんて死ねばいい』みたいな。『生きてる意味がわからない』っていうような発言をしてました。(何歳ぐらいの時?)大学の2年生ぐらいなんで、20歳ぐらいですかね」と語った。
さらに、容疑者が、インターネットに、大学時代に特別支援学校で実習を受けた際に書き込んでいた内容には、「きょうは身体障害の人200人ぐらいに囲まれて来たぜ」、「想像以上に疲れるぜ みんな頭悪いぜ」などと記されていて、当時から、障害者に対する強い偏見がうかがえるとの事。

15)県によると、共同会は4月、「防犯目的」でカメラの設置を県に要請、施設は同月にカメラ16台を新設した。事件を受けて県が26日に施設側から聞き取りしたところ、「容疑者のために新規に設置した」と説明を受けたという。

2月に自己都合を理由に退職した容疑者は同月、施設関係者に「障害者を殺す」などと発言し、神奈川県警が事情聴取していた。

県は、「カメラにかかわらず、こういうトラブルがあったことを園サイドから報告を受けていない。そういった状況を把握した上で、(今後)必要な措置があれば指導をしていく」としたとの事。

16)容疑者は措置入院から約2週間後の3月2日に退院。大麻の反応が消えて症状が和らぎ、容疑者から「自分はどうかしていた」と反省の弁もあり、「他人に危害を加える恐れがなくなった」との指定医の判断で決まったとの事。

17)容疑者は相模原市緑区の自宅で1人暮らしをしていた。退院の連絡を受けた津久井署は3月4日、容疑者宅を訪れたが、不在だった。都内に住む親に連絡を取るとこの時は親元におり、「今後も容疑者の動向を教えてほしい」と伝えていたとの事。

相模原市によると、容疑者は退院後、家族と同居して通院治療を行うことになっていた。だが、市は退院後の状況を一切確認していなかったとの事。

18) 《保護者の疲れ切った表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界のためと思い…》

 《私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、および社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です》

 容疑者は衆議院議長への手紙に「障害者を抹殺する」と具体的な事件の予告を記し、自らの行為を正当化する独自の理屈を書いていたとの事。

「重度障害者の大量殺人は、日本国の指示があればいつでも実行する」とも書かれていた。

19)容疑者も右手の指にけがをし、事件の際にできた傷だと説明しているという。

20)容疑者は施設敷地内に入る際、「裏口から入った」と供述している。正面玄関前の部屋には警備員がいることから、警備員室から遠く離れた裏手を選んだとみられるとの事。

21)県警や、同園設置者の県によると、容疑者は女性の居室となっている東側居住棟1階の東端から2番目の個室の窓から侵入した。この個室に入所していた19歳の女性や、別の居室にいた女性が次々と刺され、女性入所者10人が殺害された。その後、男性の居住棟となる西側1階に移動。さらに階段で2階に上がり、警備員室の前を通って正面玄関から逃走したとみられる。西側居住棟では、1階で2人、2階で7人の男性入所者が殺害されたとの事。

22)容疑者が2月に衆院議長公邸に持参した手紙には、「職員の少ない夜勤に決行致します」などと書かれていた。捜査本部は、容疑者が障害者の大量殺人という目的を果たすため、侵入の経路や時間帯を入念に計画していた可能性があると見ているとの事。

23)「津久井やまゆり園」は、居住棟にある各居室の扉や、居室が集まった各「ホーム」の出入り口の扉が、すべて1種類の鍵で解錠できる構造だった。

逮捕された容疑者(26)は施設に侵入した後、何らかの方法で鍵を入手し、そうした構造を犯行に利用したとみられる。

県によると、同園は居住棟が東西2棟あり、定員20人ごとに区分けした八つの「ホーム」に、事件当時は計157人が入所していた。各ホームの出入り口はオートロック方式で、居室も一部が施錠されていた。

県関係者によると、重度の障害者が多い同園では、体調を崩すなどして介助が必要な場合、職員がいち早く駆けつけられるよう、1種類の鍵で解錠できるようになっていたとの事。

24)園によると、容疑者が体に入れ墨を入れていることが同僚の通報で発覚し、今年1月、県警津久井署に相談した。背中から尻にかけて般若などが大きく描かれた入れ墨で、福祉の現場には不適切だと本人に注意したが、入れ墨が見えるTシャツ姿で歩いたり、勤務時のエプロンにたばこを入れて持ち歩いたりといった問題が目についたとの事。

2月には同僚らに「障害者は死んだ方がいい」などと発言するようになり、話し合いの機会を持ったが、容疑者は「間違っていると思わない」などと強く主張。自主退職した。

25)捜査関係者によると、尿検査では、薬物の種類別に任意で採尿を行うが、容疑者は覚醒剤や麻薬(コカインなど)の尿検査には応じたものの、大麻だけは拒否しているという。覚醒剤の結果は陰性で、麻薬の結果は出ていない。県警の調べに対し、容疑者は「薬物は一切やっていない」などと話しているとの事。

26)措置入院の時に容疑者から大麻の陽性反応が出ていました。容疑者は3月に退院しましたが、小中学校時代からの友人によると、その後も大麻を吸っていたとの事。

27)「(容疑者は)大学時代の途中で入れ墨を入れ始めて。脱法ハーブを使い始めたのは大学4年生くらい。その2つをやり始めてから、性格が荒くなったりイキがるようになりました」(大学時代の知人)

まずは時系列を更新
時系列
それ以前の大学途中で入れ墨を入れ始める。大学時代には障害者への差別発言をするようになる。
2011年  両親が東京に引っ越し、容疑者が一人暮らしとなる。
     容疑者が脱法ハーブを始める。教育実習で母校に赴任。ネットに障害者に対する偏見を書き込む。
2012年  容疑者が現場の施設に就職(22歳)当初は障害者を不憫に思っていた。
2015年
1月20日 背中に入った般若の柄の入れ墨の写真を投稿。園に入れ墨が発覚、その後も入れ墨を隠さず。
2016年
1月   園が入れ墨を警察に相談。
2月14日 衆議院議長に手紙を渡そうとする。
2月15日 衆議院議長宛の手紙を預けて帰る。
2月18日 園の関係者に障害者を殺害するとの発言。
2月19日 園長と協議の上、自主退職。緊急措置入院。
2月20日 容疑者の尿と血液から大麻の陽性反応。
3月02日 退院。退院後も大麻を使い続ける。
3月04日 警察が自宅を訪問するも不在、両親に連絡すると、東京の両親と同居していた。
4月   園が防犯目的で16台のカメラを設置。(容疑者の発言をうけての処置)
6月26日頃 頭髪が金髪に変わる。(一ヶ月前と言う事での推定です。)
7月上旬  友人に障害者は動けないんだから、迷惑が掛かるから死んでしまえとの発言をする。
7月26日2:00頃 園に侵入、殺戮行動を開始。(2:00頃と言うのは推定です。)
    2:45  事件の通報
    2:50 「世界が平和になりますように。 beautiful Japan!!!!!! 」の投稿。
    2:50頃 現場から車で逃走する姿が防犯カメラに写る。
    3:00過 津久井警察署に車で出頭
7月27日 容疑者を殺人容疑で送検。

こんなところですね。
今回のポイントですが
A)職員2名は結束バンドで縛り殺害していない。
B)2月の衆議院議長への手紙で犯行は計画されていた。(手紙の内容を実行したように見える)
C)大学時代から障害者に対する強い偏見があった。
D)入れ墨を入れたり、脱法ハーブを使い始めたのは一人暮らしをした頃なのか?
E)重度の障害者の救ったと考えている。(確信犯?)

容疑者は大学時代に何か大きな分岐点があったのかな?
親と離れて一人暮らしをした頃から、生活が荒れ始めてますね。
入れ墨は大学時代に入れ始めているので、教師を目指していたのなら、教師になればそれが問題になる事は容疑者も理解していたと思うんですよね。

妄想ですが・・・
なので、この時期に教師は諦めていたのではないのかな?
それで、目的を失って荒れた生活をするようになったのだけど、障害者への偏見は強くもっていた。
ところが、大学を卒業する頃になると、就職も思うようにできず、やっと就職したのが家の近くの障害者施設だった。

しかし、以前から障害者に対してもっていた強い偏見が、今度は自分を苦しめるようになる。
これまで、ただ、偏見を持ち暴言を言っていれば良い状態から、その人達に奉仕するような状況になり、やりたくないが辞められないと言う、ジレンマ状態になってしまったのかな?

そのジレンマを解くために、自ら出した答えが重度障害者の抹殺。
こう考えると、確信犯的な言動や、殺害の対象を障害者に絞っていて、邪魔をした職員は殺害していない事。
健常者の遺族には謝罪したが、死傷した障害者の被害者には謝罪していない事などが説明できるのかな?

結局、仕事も辞める事になり、仕事を辞めたのは不本意だったのかもしれないけど・・・
だけど、入れ墨やその他の問題行動などが原因だったんですけどね。そのあたりは措置入院が必要なほど病んだメンタル状態だったので、仕事を辞める事になったのも、障害者のせいと、逆恨みしてもおかしくないかもしれませんね。

とは言え、措置入院から退院した後、両親と同居していたのに、どうして、また戻って来てしまったのだろう?
もし、戻らなければ、この事件は起きなかったのかな?

戻った理由、戻した理由が知りたいですね。
容疑者の両親に精神疾患に対してどの程度の知識があるのかわかりませんが・・・
他害の疑いがあって、強制的に入院させられる程の状態になってしまったわけですから、しばらく一緒に暮らして、通院治療をしようなんて話が出てもおかしくないと思うんですよね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その2(続報)
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その4(対策?)

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2016/07/26

神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その2(続報)

1)26日午前2時45分ごろ、相模原市緑区千木良の障害者施設「津久井やまゆり園」に「刃物を持った男が侵入してきた」と110番通報があった。神奈川県警や相模原市消防局によると、男に刺されるなどして19人が死亡、26人が負傷した。うち13人が重傷とみられる。

2)県警は殺人未遂と建造物侵入の疑いで、現場近くに住む元職員、男性容疑者(26)を逮捕した。

3)県警によると、容疑者は午前3時ごろ、津久井署に「私がやりました」と車で出頭した。所持していたカバンから複数の包丁やナイフが見つかり、血痕が付いたものもあった。「ナイフで刺したことは間違いない」などと認め、「障害者なんていなくなってしまえ」という趣旨の供述もしているとの事。

4)県警によると、入所者がいた居住棟1階の窓ガラスが割られ、近くにハンマーが落ちていた。

5)容疑者が出頭した際に乗ってきた車の後部座席には、血の付いた結束バンドのようなものが複数本あり、施設からの通報には「縛られている人がいる」との内容も含まれていたことから、容疑者が犯行時に被害者を縛っていた可能性もある。

6)神奈川県などによると、容疑者は平成24年から同施設に勤務し、今年2月に「自己都合」を理由に退職した。在職時は入所者の生活支援を担当していたとの事。

7)容疑者は、窓ガラスを突き破って施設の建物に侵入し、犯行には、包丁とナイフ、あわせて3本の凶器が使われたとみられるとの事。

8)取り調べに対し容疑者は、「ナイフで刺したことは間違いありません」「施設を辞めさせられた。障害者を恨んでいた」などと供述しているとの事。

9)午前3時すぎには、黒のTシャツと黒ズボン姿で元職員・男性容疑者(26)が、「やつをやった」と話して津久井警察署に出頭、警察は、殺人未遂などの疑いで緊急逮捕した。

10)容疑者は事件があった障害者施設「津久井やまゆり園」から数百メートルの場所に住んでいた。父親は教師で、容疑者も大学卒業後、容疑者の母校で今回の現場近くにある相模原市立千良木小学校に教育実習生として赴任した。

11)娘が容疑者と知人だったという無職の男性(62)は「精神的には不安定で切れやすく、素行が悪いとして近所では有名だった」と話したとの事。別の近隣住民によると、背中から上腕にかけて青い入れ墨が入っていたといい、事件の約1カ月前に頭髪は金色に変わっていたとの事。

12)容疑者の近所の人によると、4~5年前まで両親と3人で生活していたが、両親が東京都の郊外に引っ越した後は1人だったという。

13)近くに住む別の男性(73)は「近所でうわさになっていたのは、体に入れ墨を入れているのがばれて仕事を辞めたということだった」と話したとの事。

14)相模原市消防局は26日、亡くなった男女19人の年齢について、18~70歳と明らかにした。
 内訳は、男性が41歳2人、43歳2人、49歳、65歳、66歳2人、67歳の計9人。女性は19歳、26歳、35歳、40歳、46歳、55歳、60歳、65歳2人、70歳の計10人。施設従業員か入所者かは明らかにしていない。

15)成績も良かった容疑者は、大学では初等教育学科に通い、小学校の先生を目指していた。

16)親交のあった友人は「おとなしい子だったんですけど、仕事を辞めた後は髪を染めたり雰囲気が変わった。長く付き合わないとわからないと思うが言動も少し変わったと友達の間で話題になっていた」と話した。

17)容疑者は2月14日午後3時頃、衆院議長公邸をいきなり1人で訪れ、警備の警察官に衆院議長宛ての手紙を渡そうとしたが、断られた。翌15日午前11時頃も再び1人で訪れ、手紙を預けたとの事。

 捜査関係者によると、手紙には、障害者が「安楽死できる世界を」などと記されていたほか、津久井やまゆり園を名指しし、「障害者470人を抹殺する」とも書かれていたとの事。

 手紙はA4のレポート用紙に手書きで、住所と氏名も記されていた。警視庁麹町署はその日のうちに神奈川県警津久井署に連絡するとともに手紙をファクスしたという。

18)容疑者のかばんには2本の果物ナイフと1本の菜切りナイフが入っていて、血が付いたものも見つかっています。施設は居住棟が東西に分かれていますが、いずれの居住棟でも入所者が被害に遭ったということです。また、西棟では1階と2階の入居者が刺されていて、容疑者が東棟の1階の窓ガラスを割って施設内に侵入した後、次々と犯行に及んだとみられています。職員は「結束バンドで縛られた」などと話していて、警察は容疑者が計画的に犯行に及んだ可能性があるとみて調べているとの事。

19)市によると、容疑者は2月18日、園の関係者に「重度障害者の大量殺人は日本国の指示があれば、いつでも実行できる」と発言。翌19日、園から連絡を受けた神奈川県警津久井署員が容疑者から事情を聴いたところ、同じ発言をしたため、署は精神保健福祉法に基づいて市精神保健福祉課に通報し、緊急措置入院となった。翌20日、尿と血液の検査から、大麻の薬物検体が見つかったという。

病院は「症状が緩和された」として3月2日に退院させ、退院届には「退院後は家族と同居する」と書かれていたとの事。

20)容疑者(26)本人とみられるアカウントのツイッターに26日午前2時50分、スーツに赤色ネクタイを締めてほほ笑む金髪の男性の写真とともに「世界が平和になりますように。beautiful Japan!!!!!!」と書き込まれた。容疑者が出頭する直前に投稿した可能性があるとの事。

ハンドルネーム「聖」のアカウントの背景には「マリファナは危険ではない」の文字が見える画像がある。容疑者が津久井やまゆり園を退職したとされる今年2月には「会社は自主退職、このまま逮捕されるかも…」とのつぶやきが投稿されていた。また昨年1月は、般若やひょっとこの入れ墨が彫られた背中一面の写真を投稿し「会社にバレました。笑顔で乗りきろうと思います」などと書き込んでいた。

21)今年2月、衆院議長に「人を殺すことができる」との趣旨の手紙を渡そうとしたのは容疑者(26)で、この後に措置入院が決まった。

 捜査関係者によると、容疑者の措置入院は、精神保健福祉法に基づくもので、入院時期は今年2~3月。「他害の恐れがある」との理由だったという。

22) 植松容疑者は2012年12月に同施設で働き始め、16年2月19日に「自己都合」で退職した。退職直前の14・15両日には、衆議院議長の公邸を訪問。

警察は容疑者が「他人を傷つける恐れがある」と判断。指定された医師が強制的な「措置入院」の対応をとったという。入院は2月19日と報じられており、施設の退職日と一致する。容疑者は、入院から12日後の3月2日に退院している。

23)2月12日には「正しいかどうかは分からないが、行動あるのみ」と綴っていた。

最後の投稿は犯行直後とみられる7月26日午前2時50分。自動車の後部座席とみられる場所で撮影した自撮り写真を掲載し、「世界が平和になりますように。 beautiful Japan!!!!!! 」とメッセージを残している。

24)相模原市によると、2月20日、容疑者の尿と血液を検査したところ、大麻の陽性反応が出たという。

25)現場近くの防犯カメラは犯行直前、そして、直後の容疑者(26)とみられる男の様子を捉えていました。

猛スピードの車が蛇行しながら走ってきて急停車します。後ろ側のバンパーが壊れているようにも見えます。停車から約1分後、運転席から降りてきた男はトランクを開けます。
男は棒のようなものを取り出すと、いったん運転席側へと姿を消します。その後、今度は助手席側のドアを開けます。この後、運転席側から大きな荷物を取り出し、両手に抱えて走っていきます。通報とほぼ同じ時刻、26日午前2時50分ごろに男が駆け足で戻ってきます。手には何かを抱えています。車に乗り込むと、この場を去っていきました。

26) 「聖」名義のアカウントは平成26年11月登録。27年1月20日には、背中に入った般若の柄の入れ墨の写真とともに「会社にバレました。笑顔で乗りきろうと思います。25歳もがんばるぞ!!」と投稿していた。

今年2月19日には「会社は自主退職、このまま逮捕されるかも…」と投稿。神奈川県などによると、容疑者は2月19日に「自己都合」を理由に、事件現場となった障害者施設を退職していた。

27)園長は容疑者について、「(2012年に)就職したころは普通の人だった」と説明。しかし、突然、障害者を殺すという趣旨の言動をするようになったという。入所者に暴力を振るうことはなかったが、今年2月に衆院議長に障害者殺害を予告する内容の手紙を渡そうとしたことが発覚。「施設職員にふさわしくないと考えた。話し合いの場を持ち、最後は自ら退職した」と説明した。退職後、事件まで同容疑者との接触はなかったという。

28)容疑者(26)が神奈川県警津久井署へ出頭する際に乗ってきたとみられる黒い乗用車。

 車は同署の庁舎に面した駐車場に駐車。後部座席には、血痕が付着した白い結束バンドのようなものが複数あり、助手席にも血のようなものが付いたグレーのタオルが置かれていた。運転席のハンドル周辺などにも、どす黒い血のようなものが飛び散り、付着していたとの事。

 車内には、むき出しのお札や、カード類が入ったケース、食べかけの総菜パンや飲料水の入ったペットボトルのほか、サンダルやポリ袋などが、所狭しと散乱していたとの事。

 車はセダンタイプで、車体の上にパーツが取り付けられるなど改造。メーカーのエンブレムなどを含め全体が黒く塗装され、前部のナンバーは一部が折り曲げられていた。左後部のバンパーが一部外れるなど大きく破損し、接触したような傷も多数あったとの事。

時系列
4から5年前 両親が東京に引っ越し、容疑者が一人暮らしとなる。
4から5年前 教育実習で母校に赴任。
2012年  容疑者が現場の施設に就職(22歳)
2015年
1月20日 背中に入った般若の柄の入れ墨の写真を投稿。
2016年
2月14日 衆議院議長に手紙を渡そうとする。
2月15日 衆議院議長宛の手紙を預けて帰る。
2月18日 園の関係者に障害者を殺害するとの発言。
2月19日 園長と協議の上、自主退職。緊急措置入院。
2月20日 容疑者の尿と血液から大麻の陽性反応。
3月02日 退院。
1ヶ月前 頭髪が金髪に変わる。
7月26日2:45  事件の通報
    2:50 「世界が平和になりますように。 beautiful Japan!!!!!! 」の投稿。
    2:50頃 現場から車で逃走する姿が防犯カメラに写る。
    3:00過 津久井警察署に車で出頭

現在の年齢26歳から推定すると就職したのは22歳ですね。
大学では初等教育学科に通い、小学校の先生を目指していたのが、卒業と同時に障害者施設に就職したんですね。
教師の道は諦めたのかな?挫折?

入れ墨は昨年1月の時点では入っていたんですね。いつ入れたのか時期は不明ですが・・・
入れ墨を入れる事にどんな意味があるのか?ちょっとわかりませんね。
タトゥーとは違いますよね、般若の入れ墨ってヤクザ映画みたいですね。
おしゃれで入れたわけでは無さそうですね。

衆議院議長への手紙も変ですね。自分の氏名まで書いてイタズラでも無いでしょう。
この時には、医師の診断の通り、措置入院が必要な状態だったんでしょうね。
園の関係者にも障害者を殺害する発言をしてます。

で、気になるのは、措置入院した事や園を退職した事を容疑者の家族は知っていたのか?
と言う事です。あきらかに言動がおかしいですから、家族に連絡が行けば、大丈夫なの?とか、一緒に暮らす?とか言う話になりそうなんですよね。

結局、3月に退院してから約5ヶ月後に今回の事件を起こしています。
この間、一人で暮らしていたのなら、症状が再発、あるいは悪化したとしても、誰もそれに気付かないと言う状況になってますよね。

友人は退職(つまりは退院)してから言動がおかしくなったとも言ってますから、状態は不安定だったのかもしれませんね。

成人でも入院すれば病院や警察から家族に連絡は行くんじゃないのかな?
退院後に家族と暮らすと言うのは嘘だったのかな?

どうなんだろう?もし、容疑者が退院後に家族と暮らしていたら、この事件は防ぐ事ができたのだろうか?
まー、同居する家族が容疑者の異変に気付く事ができるか?と言うのがポイントになりそうだけど・・・

家族にも障害者を殺すとか言えば、ダメだと思うんだろうけど、そうなるとは限らないから、なんとも言えないかな。

障害者施設の仕事を辞める事になった理由は容疑者が障害者を殺すと発言したり、手紙を書いたりしたからなんですよね。で、そう発言させる何かが施設の中であったのか?そのあたりが知りたいです。

ただ、関係妄想状態などになると、何も無くても、自分の悪口を言われているように感じてしまう事が起きるので、事実として入所者や障害者とトラブルが無くても、容疑者自身は障害者に嫌がらせをされているとか、障害者のせいで辞める事になったと一方的に考えてしまう可能性もありますね。

いずれにせよ、精神鑑定が必要ですね。犯人の行動はどれも、合理的な判断の下に実行されているので、犯行内容だけを見ると責任能力は有りに見えるけど、措置入院していた事もあり、このあたりは今後を左右する重要なポイントになるでしょうね。

そして
障害者だって今を生きている。障害者にも幸せな時間や生活がある。
障害者にも愛する家族がいる。教師を目指していたのに、そんな事も分からないぐらい追い詰められてしまったのかな?

ただ、入れ墨など1年以上前から、心境の変化と言うか、価値観の逆転が起きていたのかもしれませんね。
いくら努力しても、自分にとって良い事は何も無いなんて事から、奉仕する対象が憎むべき対象になってしまったのかもしれませんが・・・このあたりは、精神鑑定の結果を待つしかないですね。

最後に亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

参考リンク
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件(速報)
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その3(殺人容疑で送検)

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神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件(速報)

7月26日(火)午前2時半すぎ、相模原市緑区の障害者施設の職員から「刃物を持った男が施設に侵入した」と通報する事件が起きている。

警察が確認したところ、少なくとも十数人の入所者などが刺されたとの事。
これまでに19人が心肺停止の状態、20人が重傷との事。

警察によりますと、この事件で、午前3時すぎ、男が「私がやりました」と相模原市にある津久井警察署に出頭してきたということで、警察が詳しい状況を調べている。

事件があった「津久井やまゆり園」は相模原市の北の端で、JR相模湖駅からは東におよそ2キロほど離れ、周辺には小学校や公民館、診療所などがある。

津久井やまゆり園とは、津久井やまゆり園は神奈川県が設置し、社会福祉法人の「かながわ共同体」が運営している障害者施設。

障害者の食事や入浴などの介助といった施設入所支援や、日常生活の支援に合わせて、軽作業などの生産活動や創作活動の機会を提供する生活介護を行っているとの事。また、一時的な入所サービスの短期入所支援なども行っている。

こんな事件ですね。
まだ、第一報の状況ですが、一度で19人ほどの人を殺害する事件は聞いた事がありません。いまのところ動機がわかりませんが・・・

もしかすると、世界で起きている、テロ事件に影響を受けた、死刑になりたい間接自殺の志願者なのかな?

障害者施設で障害者を狙った事件なら、殺害と言うよりも、虐殺に近いでしょうね。
責任能力が認められれば、死刑は当確でしょう。

とにかく、動機が知りたいですね。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

参考リンク
神奈川県相模原市障害者施設虐殺事件その2(続報)

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2016/07/23

千葉県鎌ケ谷市2歳女児虐待事件

妻の連れ子の女児(2)に熱湯をかけるなどの虐待をしたとして、警視庁小松川署は、傷害容疑で、千葉県鎌ケ谷市東道野辺、植木職人、男性容疑者(21)を逮捕する事件が起きている。

同署によると、容疑を認めている。女児には全身にあざややけどの痕があったといい、同署は日常的に虐待していた疑いがあるとみて詳しい経緯を調べるとの事。

逮捕容疑は、平成27年8月10~15日ごろまでの間、当時、妻や女児と住んでいた千葉県習志野市内のアパートで、当時1歳だった女児を殴ったり熱湯をかけたりし、骨折ややけどなど全治6週間の重傷を負わせたとしている。

同署によると、東京都江戸川区内に住む妻の母親が昨年8月、同署に「孫に会いに行くと、いつもあざややけどを負っている」と110番通報。

調べに対し、容疑者は「母親がいない時にやった」と容疑を認めているということで、警視庁は、日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べているとの事。

こんな事件ですね。
21歳なので、育児が嫌だったのかもしれないし、単純にストレスのはけ口だったのかもしれません。

だけど、気になるのは、通報したのが妻の母親なんですよね。
同居していた妻は虐待に気付かなかったのかな?
火傷もひどい火傷なら隠しようがないと思うけど・・・

母親も育児に関心が無かったのかな?
それとも、気付かないふりをしていたのか?

今後どのような形で決着するのか分からないけど、子供にとってよりよい方法で決着して欲しいですね。

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2016/07/18

世田谷一家殺害事件再考その161(客人説の肯定材料)

これまで2回ほど客人説の問題点を書いてきましたが、コメントでもご指摘がありましたので今回は客人説を肯定する材料を考えてみます。

客人説を肯定する材料
1)みきおさんが外出着だった。

2)礼くんがジャージだった。

3)泰子さんがブラをつけていた。

先に2)からですが
礼くんのジャージ姿はジャージをパジャマ代わりにしていた可能性がありますよね、礼君は普段、ジャージで寝ていたのか?が知りたいところです。

もし、礼君のジャージがパジャマ(寝間着)では無いとしたら、外出や来客の可能性があるのか?と言う事になりますが・・・ここも微妙です。問題は当日のテレビ番組なんですが、最新の警視庁のPDFの最後のページに当日のテレビ欄があります。と思って見直してみたら、このテレビ欄間違ってないかな?と思ったら、30日は21時以降の番組しか載ってないからですね。

2000年12月30日『ポケットモンスター ミュウツー! 我ハココニ在リ』が放送されました。
放送時間は19:00からで、時間は74分(DVDの情報)なので、放送終了は20:15分頃?(CM分を入れると20:20頃が終了かな?)

なので、子供達はこの番組を見ていたと思います。
(入江さんの本では息子さんが子供達はポケモンのテレビを見ているのかなと言う記載がありますね。)
この時間帯の来客は子供達に相手にされないのではないかな?子供達の就寝時間が何時なのか?分かりませんが・・・

放送終了後の来客なら子供達も受け入れた可能性はありますね。

3)の泰子さんのブラの件は、入江さんの本にもありますが、泰子さんは寝る時はブラを外していたと言うのがありますね。

なので、まだ寝る予定では無かったのでしょう。実際年末だと、おせち料理の準備や、塾の経営者としての仕事など子供が寝てからの仕事もあったと思います。
なので、来客の有無としては、決め手にはならないような気がします。
実際に服装はパジャマでした。みきおさんが外出着で来客を待っていたなら、泰子さんもパジャマは無いような気がしますが・・・

まー、泰子さんは来客を応対しないと言う予定ならパジャマも有りか?・・・いずれにせよ、来客の有無を判断するには弱いかもしれませんね。

で最後が1)のみきおさんの外出着です。
これは、確かに妙だと思います。年末で仕事も休みだし、テレビ番組もお正月気分だし、晩酌でもしていれば、楽な部屋着に着替えてリラックスしたいと思う時間ですよね。

ただ、この日、家族で外出しているので、その時、外出着を着ていたはずです。
帰宅後に夕飯を食べてそのまま、着替えるタイミングが無かった?とも思えるけど・・・
みきおさんは44歳だから、家に帰ったら真っ先に楽なかっこになりたいような気がします。

なので、来客があるから、あるいは外出の予定があるからと考える事もできますね。
みきおさんが普段、家の中でどんなかっこでいたのか?は知りたいですね。

総合すると、来客説の一番有力な材料としては「みきおさんの外出着」と言う事になるかもしれませんね。

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2016/07/13

東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その6(続報)

続報です。

1)遺体は被害者宅の台所にあった包丁で切断したなどと供述している。

2)遺体を運んだバッグや切断に使った包丁は「ゴミとして捨てた」と話している。

3)「切断に使った包丁は自宅に持ち帰り、ごみとして捨てた」と供述している。
容疑者の自宅から包丁や折りたたみ式のノコギリなど刃物9点を押収したが、簡易検査で血液反応は出なかった。

「自宅に持ち帰り、ごみ置き場に捨てた」と供述している。被害者が最後に確認された日に着ていた上着とズボンも見つかっていない。

4)容疑者は、「日付が変わってから侵入した」と話している。

5)「最初は2階の部屋に侵入するつもりだった」と供述。容疑者は6月20日未明に、マンションの2階ベランダによじ登ったが、カギが閉まっていたため、一つ上の3階の阿部さん宅に侵入したと供述。

6)被害者宅の配水管からは血液反応が出たが、浴室からは微量しか検出されなかった。切断後、入念に洗い流したとみられる。

7)容疑者(28)が「遺体を運ぶためにスポーツバッグを購入した」と供述している。捜査関係者によると、容疑者は6月20日未明、被害者を殺害し、被害者宅のマンション浴室で包丁を使って遺体を切断。その後外出し、スポーツバッグを購入したとみられる。

8)容疑者が調べに対して「金銭目的だった」と説明し、「仕事をやめて金に困っていた。盗みに入ったのは初めてだった」などと話している。

9)捜査関係者によると、池周辺の防犯カメラには、遺体が捨てられたとされる6月21日午前2時ごろ以前にも容疑者の姿が映っていた。同20日未明に被害者を殺害し遺体を切断した後、遺棄する場所を下見していたとみられる。

10)容疑者は、「切断した遺体を1つずつ池に投げ捨てた」と供述していることが、新たにわかった。
容疑者は、被害者の部屋からスポーツバッグを持って出た6月21日に公園の池の周辺を歩く姿が、防犯カメラに映っていて、警視庁は、この際に、遺体を投げ捨てた可能性があるとみている。

11)被害者宅の室内には現金20万円が残されていたほか、容疑者は、「何も盗んでいない」と話している。

こんなところですね。
盗みに入るのは始めてだった・・・その最初の1回目で殺人をしてしまう。
ドラマの台詞で窃盗犯の「殺しとタタキ(強盗)は馬鹿のする事」と言うのがありましたね。

最初だったので、気付かれた時にパニクってしまったのかもしれません。
しかも、窃盗目的だったのに「何も盗んでいない」と・・・
結果的にこれは罪を軽くする事になっているので間違いでは無いかもしれないですね。

ただの殺人と強盗殺人では罪の重さも変わります。
強盗殺人:死刑または無期懲役
殺人  :死刑又は無期若しくは5年以上の懲役
窃盗  :10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

しかし、被害者と面識が無いし、窃盗もこれが始めてだから、他の窃盗現場の証拠から疑われる事もない。
なぜ、手間を掛けて解体したのか?
しかも、解体した遺体はそのまま、池に投げ捨ててるので、発見されるのは時間の問題でした。発見されても、自分までたどり着けないと考えたのなら、現場に遺体を放置して発見されても、同様に自分までたどり着けないと言う事なのでは?

このあたりは、容疑者自身もパニクっていて理由を説明できないのかもしれません。
しかし、証拠隠滅は入念だし、遺体を運び出すのに必要なバッグも別途購入してます。
部分的に慎重に行動している一方で防犯カメラに写らないようにベランダから侵入したのに、出る時はエントランスから出て防犯カメラに写っている・・・犯行全体としては、幼いと言うか杜撰な印象ですね。

そもそもが、「仕事を辞めてお金に困っていた」と言うところが出発点なんですよね。
なぜ仕事を辞めたのか、辞めた理由が知りたいですね。

参考リンク
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その5(容疑者逮捕)

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2016/07/12

世田谷一家殺害事件再考その160(みきおさんとアニメ)

今回はみきおさんのアニメに関する活動について、時系列情報を発掘してみたので、忘れないうちにメモしておく。
青字がアニメ関係の活動です。
アニメ関連の情報はネット情報からなので、間違っているかもしれません。間違っていたら教えてください。
(年齢はASKAの推定です)

1956年 東京都板橋区で長男として生まれた。(みきおさん)
1959年 東京都大田区で二女として生まれた。(泰子さん)
○1978年 みきおさん、新宿アニメーションランドに参加(22歳)
○1979年 みきおさん、グループえびせんの創設メンバーとなる(23歳)
○1979年 みきおさん、人形劇「火宅」の撮影を手伝う(23歳)
○1981年 みきおさん、人形劇「蓮如とその母」の撮影を手伝う(25歳)

1981年 泰子さんが大学を卒業、その後、某有名化粧品会社に入社
○1981年 みきおさん、16mmの自主制作アニメを作成(3’00" バラはあこがれ)
1982年 東大農学部卒業(事件が2000年で44歳だから、卒業は26歳だな)
   (大学では森林風致計画学を専攻し、建造物が風景に与える影響などを研究した。)
○1982年 みきおさん、8mmで自主制作アニメを作成(2’00" ペルセウス座物語)
大学卒業後は森林都市研究所の契約社員を経て、アニメの制作スタッフとなり、編集プロダクションを設立した。
1983年 泰子さんの父親が無亡くなる。
○1983年 みきおさん、NHKアニメガジェット警部の演出を担当。
○1984年 みきおさん、編集プロダクション「アルテア4」を設立。

1986年 自己啓発セミナーで知り合った、泰子さんと結婚(夫30歳、妻27歳)
1987年 米国系コンサルタント会社に入社してCIの仕事をする(31歳)
1988年 泰子さんが某有名化粧品会社を退社(29歳)
1989年 泰子さんが東急線目蒲線奥沢駅前に姉と共同で学習塾を開設
1990年 自宅購入(宮澤さん夫婦が泰子さんの母親や姉夫婦と共同で約一億五千万で購入した中古住宅。)
1990年 自宅に学習塾を開設(89年の塾とは別のようだね)
1992年 隣家に住む姉夫婦が事業の為英国に移住。隣家には母親が1人で暮らすようになる。    
1992年 長女誕生
1992年 奥沢駅前の塾を隣家1階に移す
1994年 長男誕生
1996年 みきおさん、共著だがインターネット関係の本を出版
1997年 外資系の大手デザイン会社に移り、企業イメージ統合戦略を任されていた。
○2000年 みきおさん、8月広島国際アニメーションフェスティバルの運営に参加
2000年 12月事件により家族4人が死亡(44歳)妻(41歳)長女(8歳)長男(6歳)

こんな感じですね。
基本的な情報は2010年に殺人事件被害者遺族の会「宙の会」の集会に参加した、アニドウの会長のブログのコメントを参考にしています。

引用
僕と宮澤くんは親友というような近い関係ではないけれど、かつては毎月のように上映会をやっていたアニドウの黄金時代から、彼は参加してくれて、新宿アニメーションランドから「グループえびせん」の結成、川本喜八郎さんのスタッフとしてや、広島アニメフェスの運営委員など、多くの場所で同じようにアニメーションに関わってきた人でした。彼の会社名「アルテア4」もSFファンらしくて印象的でした。

さて、ではここまで調べたところで、疑問点がいくつかあります。
1)みきおさんのアニメ活動が途中中断しているように見えます。
84年の会社設立から2000年の広島国際アニメーションフェスティバルまでの間の16年間、アニメ関係の活動をしていたのでしょうか?

2)みきおさんの設立した会社「アルテア4」はその後どうなったのでしょうか?
設立の情報はあるのですが、87年にみきおさんは外資系コンサルタント会社に就職しています。
この事を考えると、この会社とは関係を絶っているように見えます。

3)2000年の広島国際アニメーションフェスティバルの運営を手伝うようになった切っ掛けは何だったのでしょうか?

調べてみると、みきおさんは学生時代にアニメに関してかなり入れ込んでいたのは分かりました。
アニドウ、日本アニメーション協会などにも参加しているようですし、実際に自主制作グループの活動にも参加して、自主制作アニメも作成しています。
しかも、最後には会社まで設立している。人間関係だけなら、日本アニメ界の中枢近くにいたと思います。
みきおさんは、アニメを仕事にしようと考えていたようですね。

しかし、87年にはコンサルタント会社に就職しているので、設立した会社は失敗したのかもしれませんね。

で、私の自分勝手な推測なんですが・・・
みきおさんが設立した会社は失敗したのでは無いでしょうか?
それが切っ掛けで自己啓発セミナーに参加した。その結果、泰子さんと知り合い、結婚する。
そして、結婚を機にアニメ界から足を洗ったのではないのかな?
結婚の翌年には外資系コンサルタント会社と、アニメには関係の無い会社に就職してますよね。

この事件でみきおさんの人物象を考えると、アニメと深い繋がりがあるように考えてしまいます。
蛍光染料もアニメ関連ではないか?とか演劇関連ではないか?とかね。

だけど、みきおさんは、2000年当時は、アニメの制作現場には関わってないのでは無いのか?
と言うのが私の疑問です。
だけど、2000年の広島アニメフェスティバルの運営は手伝っているんですよね。

なぜここが気になるのか?と言うと、みきおさんのプライベートの時間の割り振りと言うか、時間の使い方はどうだったのだろう?と言う疑問に繋がります。

みきおさんは事件当時、会社に勤めていましたし、現場のリーダーとしてそれなりに忙しかったと思います。
家庭では2児の父です。
子供はにいなちゃん8歳、礼君6歳、しかも礼君には程度が分からないが発達障害があった。
妻の泰子さんは、学習塾の経営をしている。(専業主婦ではない)

だから、家庭に取られる時間はかなりあったと思うわけです。
にいなちゃんの宿題を見るとか、泰子さんが食事を作っている時間に子供達をお風呂に入れるとか、そのぐらいの事はやっていてもおかしく無いですよね。(ただ、事件のあった12月はみきおさんの帰宅が遅かったと入江さんの本に書かれてますね)

そして、趣味のアニメです。これがただの趣味なら、優先順位は低いのですが、広島国際アニメーションフェスティバルの運営まで手伝うと言う事であれば、優先順位は少し上げなければなりません。
まー、事件当時は8月の広島国際アニメーションフェスティバルは終了し、2年に一度の開催なので、次回は2002年だから、次回の準備がそれほど忙しい時期では無いと思います。

しかし、他にも何かイベントの運営などに関係している可能性はあるのではないか?と思うわけです。
だから、それが怪しいと言うのではなくて、一部の週刊誌の報道では、みきおさんはアルバイトや副業をしていたのではないか?との報道がありますが、みきおさんは別のアルバイト的な仕事をする時間の余裕は無いのではないか?と言う事です。

アルバイトや副業が無いなら、その方面は考える必要が無いと言う事ですよね。

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2016/07/11

静岡県浜松市浜名湖バラバラ事件

7月8日午前6時20分ごろ、浜松市北区細江町気賀の浜名湖湖岸で、近所に住む男性が人の右脚を発見し、細江署に通報する事件が起きている。

捜査関係者によると、周辺を捜索したところ、遺体の一部とみられる左脚も見つかった。
同署によると、右脚は大腿(だいたい)部から下の部分で、一部腐敗していた。性別や年齢などは不明。靴や靴下は、はいていなかった。

男性が波打ち際にカラスが集まっているのに気付き、打ち上げられていた右脚を見つけたという。

現場は浜松市北区役所の南西約3キロ。湖岸に自転車用道路があり、住宅が点在している。

その後現場から約1.3~1.7キロの水面や湖岸3カ所で、左脚、両手が付いた胴体、頭部が相次いで見つかった。人為的に切断されたとみられることから、県警捜査1課と同署は捜査本部を設置し、死体損壊・遺棄事件として捜査を始めた。

県警によると、
7月08日
06時20分:浜松市北区細江町気賀の奥浜名湖岸で、付近の住民が腐敗した人の右脚を発見。細江署に通報
09時57分:釣り人が細江大橋南側の水面で左脚
11時07分:捜索中の県警ヘリが天竜浜名湖鉄道寸座駅東側の湖岸で両手のついた胴体
11時56分:釣り人が細江大橋北側の都田川の水面で頭部
15時  :県警が死体損壊・遺棄事件として細江署に捜査本部を設置
をそれぞれ発見した。

同一人物とみられ、性別は男性。年齢は不明だが、子供ではないとみられる。着衣や靴、所持品はなかった。腐敗の状況から死後数日が経過しているとみられる。司法解剖をして身元や死因の特定を急ぐとの事。

頭部は首から、両脚は太ももから切断されている。

発見現場の周辺で7日夜から8日未明にかけて、不審な物体が湖面に浮かんでいるのを近隣住民が目撃していた。浮かんでいたのが遺体の一部だった可能性もあるとみて、事件との関連性を調べているとの事。

住民によると、7日夜に目撃されたのは、左脚と頭部が発見された細江大橋から南西に約3キロ離れた、東名高速道浜名湖橋の周辺で、大きなごみのようなものが浮かんでいたという。8日午前2時ごろには、右脚が見つかった現場の上流で、別の住民が脚のようなものが流れているのを見たとの事。

発見されたのは頭部と両足、両腕のついた胴体。捜査関係者によると、検視の結果、遺体の切断面の一部に鋭利な刃物で切られたような痕があった。腐敗などの状況から死後2~7日経過しているとみられるとの事。

身元の特定につながる情報はないが、遺体は20代以上の成人男性で、身長は160センチ以上とみられる。体形などから高齢者ではないという。髪は黒く、腐敗などの影響で一部抜け落ちていたとの事。

遺体表面には複数の傷があることも判明。湖面を漂ううちに浅瀬などに当たったものか、人為的なものなのかを慎重に見極める方針との事。

いずれの発見現場も近くに歩道や橋があり、捜査員が周囲を捜索したが、血痕など遺体が切断された痕跡は確認できなかったとの事。捜査本部は都田川河口の上流などに範囲を拡大して遺留品の捜索を進めるとともに、不審な人物や車の目撃がなかったか調べているとの事。

捜査本部によると、8日夜に行った司法解剖では死因を特定できなかった。捜査関係者の話では、男性は成人で身長160センチ以上とみられる。黒髪で発見時は頭髪の一部が抜けていた。死後2~6日が経過しているとみられる。遺体の一部は腐敗していて、数日間水につかっていた可能性もあるとの事。

切断面のほかに、遺体の腕には刃物によるものとみられる切り傷が複数あったとの事。

こんなところですね。
整理すると
発見部位:頭部と両足、両腕のついた胴体(つまり全てのパーツが揃っている?)
切断箇所:首、太腿
遺体の特徴:男性で成人、身長160センチ以上とみられる。黒髪。
死因:特定できず。
死亡推定時期:死後2~6日が経過しているとみられる。
その他:腕には刃物によるものとみられる切り傷が複数あった。

こんな感じですね。
切断箇所がちょっと変わっているかな。
運搬の為だとすると、運搬する為の制約はけっこう緩いようですね。
重量的には頭部と両足のみの切断なので、体重60キロとしてそのざっと3分の2ぐらいが胴体部の体重だとして、胴体部の重量は40キロぐらいかな。

腕を切断しなかったのはその程度の重量や体積分は運搬に問題が無いと言う事なんでしょうね。

なので、犯人はある程度の腕力があると言う事になり、男性の可能性が高いのかな?女性が共犯にいてもおかしくは無いですが・・・

いずれにせよ、運搬には車が使われたと思います。
車を使ったとしたら、かなり遠方から運搬した可能性もあるので、失踪人の捜索範囲は隣県も含めたかたちで進めた方が良いと思いますね。東名高速を使ったとしたら、隣県どころかそうとう広い範囲での捜索が必要ですね。
しかし、逆に高速道路を使ったのなら、警察には有利な条件かもしれません。

ただ、車を使ったとしたら、遺体を切断する必要が無いんですよね。
なので、車のトランクに入れるのに、切断したのかな?
死後硬直が解ければ、折りたたんで、トランクに入るでしょうから、死後硬直で遺体がカタイ状態で切断したのかな?。

周囲温度にもよるけど死後12時間ぐらいで全身が硬直するので、死後に遺体の処理を迷ってるうちに、死後硬直で車のトランクに積めなくなり、焦って解体して、車で運んで浜名湖上流に遺棄したと言うところかな。

もし、そうなら、遺体は背筋を伸ばして、足を伸ばした形で硬直していたと言う事になりますね。

毎度の事ですがバラバラ事件の場合、遺体の身元が捜査のキモなので、身元確認が最優先ですね。
頭部が残っているので、歯の治療痕での確認ができると思いますが・・・範囲が広いので時間が掛かりそうですね。もし、遺体が外国人の場合だと身元が判明しない可能性もありますね。

あとは、腕の傷ですが、死因も分からないのでなんとも言えません。
拷問などなら、もう少し別の傷も出来そうですし。
遺体の腐敗が進んでいるので、こまかな事は分からないかもしれませんね。

死因が不明と言う事なので、目立った外傷、例えば骨折などは無かったと言う事でしょうね。
もしリンチなどなら、肋骨ぐらい折れていそうです。

今の段階ではなんとも言えませんが、遺体が死亡した事で犯人にとって都合が悪い事があったんでしょうね。
殺人事件とも限りません。例えば、違法薬物での中毒死などで、一緒に薬物を使っていた人間が発覚を恐れて、遺体を遺棄したと言う場合などもあるかもしれませんね。

自首するなら早い方が良いと思います。

捜査の進展に期待しましょう。

参考リンク
静岡県浜松市浜名湖2016年8月バラバラ事件(第2の事件?)

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東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その5(容疑者逮捕)

7月9日、被害者宅の近くに住む28歳の男が遺体遺棄容疑で逮捕されました。

1)被害者宅の浴室から人体の一部とみられる肉片が検出された。警視庁碑文谷署捜査本部は遺体を浴室で切断した疑いがあるとみて捜査している。

捜査関係者によると、被害者宅の浴室に一見して分かるような血液は付着しておらず、血液反応も出なかった。さらに捜査したところ、微量の血液反応が浴室の数カ所で確認され、人体の一部とみられる肉片も見つかったという。捜査本部は被害者の遺体とみて詳しく調べているとの事。

2)捜査本部によると、容疑者は逮捕直後は容疑を否認していた。その後、被害者を殺害し、遺体を切断して遺棄したことを認めたとの事。

「女性を殺害して、部屋の中で切断した」と供述しているとの事。

3)逮捕容疑は、6月19日午後8時ごろから同23日午前10時半ごろまでの間に、切断した被害者の遺体を同公園の池に遺棄したとしている。

4)捜査関係者によると、捜査本部が被害者のマンションや公園の周辺に設置された複数の防犯カメラを解析した。その結果、被害者が最後に確認された19日午後8時ごろ以降、容疑者とみられる男が被害者のマンションに複数回出入りする姿が映っていた。リュックサックを背負い公園周辺にいる姿も確認されたとの事。

捜査本部は容疑者が切断した遺体をリュックサックに入れ、公園に運んだ疑いがあるとみて捜査している。

5)容疑者の自宅マンションは被害者のマンションから北西に約500メートルにある。これまでに2人の接点は確認されていないが、被害者宅の室内に容疑者がいた痕跡が確認されているとの事。

6)容疑者は「懸垂をするような格好でマンションの2階によじ登り、ベランダの窓から侵入しようとしたが、閉まっていたので、さらによじ登り、開いていた3階の被害者宅に侵入した」と供述している。

7)捜査関係者によると、女性宅マンション玄関の防犯カメラには20日午前5時ごろ、黒っぽいリュックを背負ってマンションを出る容疑者が映っていた。翌21日午前2時ごろにも、スポーツバッグを肩にかけて出て行く映像が残っていた。その後、遺体が見つかった池周辺の防犯カメラにも、同じバッグを持って自転車に乗る様子が映っていたという。警視庁は、女性の遺体は21日に遺棄された、とみている。

また、女性宅のマンションを出る容疑者が防犯カメラに映っていた20、21両日とも、マンションに入る姿は確認されておらず、いずれもベランダから侵入したことを認めているという。女性宅とその下の2階の部屋のベランダからは、容疑者の足跡が確認された。

8)「金銭を盗む目的でマンションの部屋に入ったが被害者に気付かれ、騒がれたので両手で首を絞めて殺した」と供述している。

9)容疑者は侵入時の状況について「被害者は就寝中だった」と供述。
「被害者が寝ているところを殺害した。その日のうちに、その場にあった刃物で解体した」と供述している。

10)被害者の部屋には現金入りの財布や預金通帳が残されていたが、捜査本部によると、被害者がタンスに現金を保管していたという情報がある。だがタンス内から金銭などは見つかっておらず、室内には現金約20万円が残されており、捜査本部は室内からなくなったものがないか調べているとの事。

11)室内にあった包丁を使って浴室で遺体を切断したと供述。被害者とは「面識はなかった」と話している。
容疑者は「刃物は、池とは別の場所に捨てた」と供述している。

容疑者は「遺体はビニール袋に入れ、スポーツバッグで運んだ。切断に使った包丁は処分した」と供述している。

12)容疑者の知人は、「いじめられていた。小学校6年の時。卒業式にも出ていない」、「全然、ほとんど(中学に)行けていない」などと話したとの事。
容疑者は、高校を中退し、その後はアルバイトをしていたが、現在は無職で、母親と2人で暮らしていたとの事。

13)2階と3階のベランダや被害者宅の室内に残された足跡が、容疑者の自宅から押収した運動靴のものとほぼ一致したとの事。

14)捜査本部は10日、容疑者を東京地検に送検した。

時系列を更新
6月
19日20:00頃 家族を見送る被害者が防犯カメラに写る(最後の生存確認)
19日その後  容疑者がベランダから侵入、被害者を絞殺、浴室で解体。
20日05:00頃 マンションのエントランスに容疑者が出て行く姿が映る。
20日09:00過 清掃用具のレンタル業者のインターフォンに応答なし。朝刊取り込まれず。
21日02:00頃 マンションのエントランスに容疑者が出て行く姿が映る。
21日その後  弁天池周辺の防犯カメラに自転車に乗りスポーツバックを持った容疑者が映る。
23日10:30過 弁天池で遺体の一部を発見。通報。
24日     宅配業者が被害者宅のドアが施錠されていた事を証言。
26日     清掃用具のレンタル業者が世田谷署に届けた。被害者宅のドアは無施錠
7月09日   容疑者を遺体遺棄容疑で逮捕。
7月10日   容疑者を東京地検に送検。

整理すると
容疑者:被害者宅から500メートルに住む28歳男性。
動機:金銭目的(窃盗目的)で侵入。被害者と面識は無い。
殺害の理由:被害者に気付かれ、騒がれた為。
殺害方法:扼殺。
解体時期:殺害後、その日の内に解体。(20日5:00にマンションを出る)
解体場所:被害者宅の浴室。
解体方法:被害者宅にあった包丁を使用。
遺棄の時期:6月21日
遺棄方法:スポーツバックに入れて、自転車で遺棄(21日と推定)

こんなところですね。
まー良くあるケースと言うところなんですが・・・一つ疑問なのは、面識が無い流しの犯行なのに、どうして、手間を掛けて遺体を解体、遺棄したんだろう?
そのまま、放置でもよかったと思うけど・・・

殺人事件として捜査されたら、自分が逮捕されると言う事を自覚していたんでしょうね。行方不明事件なら、殺人事件ほど厳しい捜査はされないと考えたのかもしれませんね。
容疑者は無職と言う事なので、もしかすると、常習的に窃盗を行っていたのかもしれませんね。捜査されれば、足跡やDNAなど他の現場の証拠が出てくると考えたのかな?

それから、今回の事件は情報操作されていたのかな?
防犯カメラの映像で入る姿が無く、出て行く姿しか映っていない人物なんて、あからさまに怪しい人物ですよね。

浴室の血痕については微妙です、容疑者が入念に証拠隠滅した可能性もあります。
しかし・・・容疑者が浴室で解体したと供述したから、調べ直したら、血痕がありました。なんて事だと、血痕を見逃した事になるのだけど・・・やはり、犯人を油断する為に防犯カメラの映像と合わせて発表しなかったんでしょうね。

それから、もう一つ
遺体遺棄が21日の未明と思われるのですが、発見が23日です。
遺体が細分化されて肺やその他の内蔵が無い為に遺体が水に浮かぶのに時間が掛かったと言う事なんでしょうか?
まー容疑者も遺棄した段階で遺体が水面に浮かんでいたら、マズイと思って回収するでしょうね。なので、遺棄時には水に沈んでいたけど、腐敗が進んで内部のガスなどで浮上したと言う事なのかな?

それとも、遺棄段階で水面に浮いていたが、偶然、22日は来園者に発見されなかったのか?

そのあたりは、報道されないかもしれませんね。

あと、最後に、宅配便業者の24日のドアが施錠されていた情報は誤認なんでしょうね。
容疑者は2度侵入したと証言してますが、最後が21日ならその日にドアは無施錠で出ている事になるはずです。

続報を待ちましょう。

参考リンク
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その4(解体と遺棄)
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その6(続報)

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2016/07/08

茨城県龍ケ崎市西谷田川女性通り魔殺人事件

茨城県龍ケ崎市の川で7月5日、同県牛久市上柏田の職業不詳、女性(42)の遺体が見つかり、茨城県警は7月6日、死体遺棄の疑いで同県つくば市の県立高校2年の少年(16)を逮捕する事件が起きている。

少年は5日夜、両親に付き添われて県警つくば中央署に自首した。
調べに対し「一人で殺害して遺体を川に捨てた」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は6月30日、龍ケ崎市佐貫町の西谷田川に被害者の遺体を遺棄したとしている。

県警によると、被害者は、遺体が見つかった川の近くの路上でアイスピックのようなもので刺されたとみられ、背中に複数の傷があった。
遺体は発見時、損傷が激しく頭部など一部は白骨化していた。

被害者は父親(76)と2人暮らし。父親は「少年に心当たりはない。まさかこんなことになるなんて。仕事をしておらず、人との付き合いもあまりなかった。どうしてそうなったのかなと思う」と声を落としたとの事。
父親は被害者がいついなくなったか把握していなかったとの事。
別の報道では被害者は6月29日に自宅から外出したとの事。

近所の住民らによると、被害者は母親を早くに亡くした。
70代の男性は「誰かとトラブルになっていたという話は聞いたことがない」と話したとの事。

7月5日午後4時ごろ、散歩中の男性(71)が異臭に気付き、西谷田川で、あおむけの状態で浮いている遺体を発見し、110番した。青色の半袖Tシャツとジーパン姿で靴は履いていなかったという。現場近くでは、被害者の家族名義の自転車が見つかったとの事。

男子生徒は「声をかけずに後ろから刺した。6月30日に自転車に乗って(現場で被害者に)初めて会った」
「1人で殺害して遺体を川に捨てた」と容疑を認めている。

県警によると、被害者の背中にはアイスピックのような鋭利なもので複数回刺された痕があり、現場近くの路上からは血痕が見つかった。県警は7日に司法解剖して詳しい死因を調べる。

生徒は7月5日、「現場付近にパトカーがたくさんいた。捕まるかもしれない」と親に明かし、両親とともに同署に自首した。被害者について「男か女かも分からなかった」と供述しているとの事。

遺体発見現場の周辺は、住宅が点在する田園地帯。被害者の自宅から直線距離で約7キロ離れているとの事。

少年が通っていた高校は7日、会見を行った。
少年が通う高校の校長「(少年は)おとなしい生徒でありトラブルを起こすことなく成績も優秀、模範的な生徒と聞いている」
高校によると、少年は犯行当日や自首する当日にも登校していたが、悩みやトラブルなどは把握していないという。
遺体を遺棄したとされる6月30日から今月5日まで普段通り授業を受けていたとの事。

少年を知る人「鳥をつれていたり、いろんな動物を飼っていたり、非常に動物を大事にする感じでかなり優しい子でした」と話した。

生徒は「刺した際は男性か女性か分からなかった」とも供述、県警は2人の間に面識はなかったとみている。現金や金目の物が奪われていないか確認を進めており、県警は8日に生徒を送検し、殺人容疑を視野に動機などを本格的に調べる。

県警によると、生徒は「先月30日、(遺棄現場付近を)自転車で走っている時に初めて女性と会った」と話している。生徒は付近を何回か通ったことがあり、土地勘があったとの事。

県警によると、女性の上半身にはアイスピックのようなもので刺されたとみられる傷などが数十カ所あった。
司法解剖の結果、女性の遺体の刺し傷は、肺にまで達していたことが分かった。
刺し傷は、1種類の先の尖った凶器でつけられたとみられるが、警察は死因については「不詳」としている。

茨城県警は8日午前、死体遺棄容疑で同県つくば市の県立高校2年の少年(16)を水戸地検に送検した。

現場周辺から「フィッシュピック」と呼ばれる先端のとがった釣り用具が見つかった。生徒が「凶器を捨てた」と供述した場所から発見されており、県警は、事件でこの用具が使われた可能性があるとみて調べるとの事。

生徒は遺体遺棄現場について「釣りやサイクリングで何度か訪れたことがある」と説明しているとの事。

まずは時系列
6月29日 被害者が自宅から外出。
6月30日 被害者を殺害、遺棄。
7月05日16:00頃 散歩中の男性が西谷田川で遺体を発見、110番通報。
        現場付近のパトカーを見て、両親に相談、両親とともに自首した。
7月06日   少年を逮捕。
7月08日午前 少年を送検した。

整理すると
1)6月30日に自転車に乗って(現場で被害者に)初めて会った。面識が無い。
2)声をかけずに後ろから刺した。
3)遺体の傷から凶器は先のとがったアイスピックのような物、供述した場所から「フィッシュピック」と呼ばれる先端のとがった釣り用具が見つかった。
4)被害者の上半身にはアイスピックのようなもので刺されたとみられる傷などが数十カ所。一部は肺にまで達していた。
5)「一人で殺害して遺体を川に捨てた」と供述している。
6)被害者は牛久市上柏田の職業不詳、女性(42)

情報が少なく断片的なのですが、現在の情報を総合して事件を再現するとこんな感じですね。
A)6月30日(木)に自転車に乗っている状態で自転車に乗る被害者と遭遇。
B)持っていたフィッシュピックで、後ろからいきなり刺す。自転車から落ちた被害者の背中を数十カ所刺し死亡させる。
C)遺体を近くの西谷田川に遺棄、運ぶ時に被害者の脱げた靴と凶器も遺棄し、被害者の自転車は現場近くに放置した。
D)その後は何事もなかったかのように普段通りの生活を送る。

A)の発生時刻なんですが、6月30日(木)も容疑者は学校に登校しているので、まさか、登校前の早朝に事件を起こすと言うのも考えにくいですので、下校後の夕方頃に事件が起きたのかもしれませんね。

B)の内容からすると、刃物などの凶器を用意していないので、殺意は突然わき上がったように見えます。
とは言え、フィッシュピックが最初から凶器にするつもりなら、ある程度計画的な物かもしれません。この日、少年は現場に何の目的で向かったのか?それが釣りなら、釣り道具のフィッシュピックを持っていても不思議では無いですね。
釣りでも無いのに、普段からフィッシュピックを持ち歩くとも思えないのですが・・・護身用の可能性もあるかな?

なので、フィッシュピックをこの時、持っていた理由が事件の計画性を判断する材料になると思います。

C)で遺体は遺棄したけど、特に隠蔽工作などはしていないようですから、遺体が発見されれば自分がすぐに逮捕されると言う予感は少年にはあったんでしょうね。

これまでの、供述などからすると、誰でも良いから人を殺害する事が目的だったように見えます。
その意味では快楽殺人の可能性もありますが・・・会津の母親殺人事件の少年も捜査の過程や精神鑑定で出てきたので、この事件でも精神鑑定など必要になるでしょうね。

快楽殺人の場合、本人もそういった事に気付いていない可能性もあるので、慎重に捜査が必要ですね。

被害者が無職でその行動が周囲の人間にあまり把握されていなかったようなので、もし、捜索願いなどが失踪直後に出されていれば、もう少し早く遺体が発見されたかもしれませんね。

まずは、動機が知りたいですね。
続報を待ちましょう。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

2016/07/17 訂正
金沢の母親殺人->会津の母親殺人

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大阪府大阪市東淀川区2カ月長女虐待事件

生後2カ月の長女に足をかむなどの虐待を加えたとして、大阪府警少年課は7月5日、父親でとび職の少年(18)=大阪市東淀川区=を傷害の疑いで逮捕する事件が起きている。長女は頭部を骨折しているが、命に別条はないという。少年は「泣きやまないのでイライラしてやった」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は今年5月下旬、当時生後2カ月だった長女の太ももをかんだり、腹などをつねったりして軽傷を負わせたとしているとの事。

府警によると、少年宅から乳児の泣き声が聞こえたため、不審に思った近隣住民が110番通報し、駆けつけた警察官が長女の体に複数の傷があるのを確認した。その後、頭の骨が折れていたことも判明し、府警は虐待によるけがかどうか慎重に調べているとの事。

捜査関係者によると、同居の母親は虐待に関与していないという。長女は児童相談所に一時保護されたとの事。

こんな事件ですね。
同居の母親とは、子供の母親の事なのか?それとも容疑者の母親の事なのか?
容疑を認めているとの事なのですが・・・
近所の人が泣き声に気付くぐらいだから、同居の母親もその泣き声は聞いていたはずですよね?

それで、虐待には気付かなかったのかな?
日常的に泣いているので、虐待とは思わなかったのかもしれないけど・・・

18歳ですからね、育児は大変でしょうね。
ただ、子供の母親も育児はしていたんだと思いますが・・・どうして、容疑者が虐待する程、ストレスを溜め込んだのかが知りたいですね。

続報を待ちましょう。

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神奈川県横須賀市1歳長女火傷虐待事件?

1歳の長女にやけどを負わせたとして、神奈川県警は7月5日、同県横須賀市に住む飲食店従業員の少女(19)を傷害容疑で逮捕する事件が起きている。

「知らないし、やっていない」と容疑を否認しているとの事。

逮捕容疑は4月4日から6日ごろ、自宅で長女の左大腿(だいたい)部に、全治3週間のやけどを負わせたとしている。

県警によると、少女は同5日、頭部にやけどを負った長女を病院に連れて行き「ミルクを作ろうとしてかけてしまった」と説明。
翌日、入院させた別の病院の医師が長女の下半身に、たばこの火を押しつけたような痕が複数あることに気づき「虐待の疑いがある」と児童相談所に通報したとの事。

少女は内縁の夫(18)と夫の母親(59)、0歳の長男らと5人暮らし。長女は以前交際していた男性との間の子どもで、現在、児相に一時保護されているとの事。

時系列としては
4月
4日から6日頃 自宅で長女の左大腿部に火傷(たばこの火を押しつけたような痕)
7月5日 長女の頭部にやけどで治療の為、病院へ。そこで大腿部の火傷の疑いで通報

頭部の火傷は「ミルクを作ろうとしてかけてしまった」なんですね。
母乳は使ってないのか、併用しているのかもしれませんね。

粉ミルクだと、溶かすのにお湯を使うけど、赤ちゃんが飲むので、飲む段階では適温にする必要があります。飲める温度なら火傷する事は無いでしょうから、飲ます前の段階でかけてしまったんだろうけど・・・熱湯を使う場合でも普通はほ乳瓶に粉ミルクを入れて、熱湯で溶かして、蓋をしてから水で温度を下げる。

蓋をしたなら、中身が一度に出るような事は無いから、蓋をする前の段階か、粉ミルクを溶かすのに使ったお湯を掛けてしまったんでしょうね。

ただ、自宅なら温度を下げるのに水を使うから、台所でミルクを作ると思うけど・・・

家族構成は
内縁の夫(18)と夫の母親(59)、1歳の長女、0歳の長男、らと5人暮らし。長女は以前交際していた男性との間の子ども。

内縁の夫は18歳、育児を手伝ってくれているのかな?
子供は1歳と0歳、一人で育児は大変でしょうね。夫の母親も同居だけど、育児は手伝ってくれているのかな?

続報を待ちましょう。

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2016/07/05

神奈川県平塚市男子高校生バイク追突殺人事件

7月4日(月)朝、神奈川県平塚市の雑木林で、男子高校生が死亡しているのが見つかる事件が起きている。
男子高校生はヘルメットをかぶり、近くにはバイクが倒れていた。

警察によると4日午前7時すぎ、平塚市高根の雑木林で横浜市に住む高校3年生の男子(18)がうつぶせの状態で倒れ死亡しているが見つかった。男子はヘルメットをかぶった状態で体にはケガをしていて、そばにはバイクが倒れていたとの事。

バイクには追突された跡があったということで、警察は死因を調べるとともに交通事故と事件の両面で捜査しているとの事。

県警平塚署は7月5日、出頭した同県藤沢市西富、自称土木作業員、男性容疑者(20)を殺人容疑で逮捕した。

同署によると、容疑者は「オートバイに乗った高校生と目が合って頭にきて車でオートバイに衝突した」と供述し「間違いありません」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は4日午前2時50分ごろ、平塚市高根の雑木林脇の市道で、男子のオートバイに運転する乗用車を衝突させ、男子を殺害したとしている。

容疑者はドライブ中に車を止めていたところ、数台のオートバイが通り過ぎ、「そのうちの1台(の運転手)と目が合って頭にきた」と供述しているとの事。
2人に面識はなかった。

4日午前7時10分ごろ、倒れている男子を見つけた近所の男性が110番した。同署が事件と事故の両面で調べていたところ、同10時ごろ、容疑者が「事故を起こした」と藤沢署に出頭したとの事。

現場に車のブレーキ痕がなく、同署は殺意があったとみて調べている。

容疑者は車に知人ら数人を乗せてドライブ中で、事件後、藤沢署に出頭したとの事。

時系列
7月
4日02:50頃 男子高校生のバイクに追突して死亡させる。
4日07:10頃 通行人が倒れている男子を発見して110通報。
4日10:00頃 容疑者が出頭。
5日     出頭した容疑者を殺人容疑で逮捕。

こんな事件ですが、信じられないと言うか、情けないと言うか、こんな事で人が死んでしまって良いのか?と思うような事件ですね。

車を停車していて、停車した車を追い抜いたバイクの運転手と目があったら、頭に血が上って、追いかけて追突してしまったと言う、ホントに正常だったの?薬物でもやってたのではないの?と疑りたくなるような事件です。

だって、こんなの「偶然」だってあり得るでしょ?

いずれにせよ、容疑者のメンタル面で「ガンをつけられたら程度を選ばず報復する」と言う思考回路ができていたんでしょうね。

この思考回路が出来た段階でいずれ事件を起こす状態だったんでしょうね。
あるいは、既に数件の事件を起こしていたかもしれませんね。

なので、10代の頃から生活習慣とか生活態度を改めて置く必要があったのでしょうが・・・周囲の人間はどう考えていたんでしょうね。

それに、事件当時は同乗者もいたようですが、犯行を止めなかったのでしょうか?
猛スピードで追いかけたと思うけど普通じゃない?って思わなかったのかな?
まー時間的に寝ていた可能性もあるけど・・・

これ、事件(事故)の直後に119番通報とか救命処置をしていたら男子は死なずにすんだかもしれませんよね?

まー同乗者を共犯にしない為に出頭したのかもしれませんが・・・人生ちゃんと生きないとどこかで足をすくわれてしまうって事なのかな?

亡くなった男子高校生のご冥福をお祈りします・・・と締めたいところですが、男子高校生の方も夜中の3時ちかくにバイクで疾走ってのも、どうかと思います。何か急ぎの用事でもあったのでしょうか?(新聞配達の仕事とか?)
それとも、容疑者が「ガンをつけられた」と思うようなバイクだったのでしょうか?

いずれにせよ、亡くなった男子高校生のご冥福をお祈りします。

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2016/07/03

東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その4(解体と遺棄)

まずは続報です。

1)被害者の部屋に配達される新聞が今月20日の朝刊から取り込まれていなかった。

2)被害者の部屋の電気は消えていて、テレビやエアコンもついていなかった。

3)両腕がヒジと手首の部分で切断されていたことが新たにわかりました。これまでの池の捜索で左の上腕部と右のヒジから手首までの骨が見つかっていますが、まだ、右の上腕部と左のヒジから手首までの骨は見つかっていません。このように被害者の両腕が細かく切断されていることから警視庁は遺体を運びやすくしたとみて詳しく調べています。

4)捜査本部はこれまでに池から阿部さんの頭部、胴部、両腕、両脚など、ほぼ1体分を発見(14の部位)。大半が関節に沿って切断されており、両腕は上腕部、肘下、手首に分かれていた。皮膚などがなく、ほぼ骨だけの状態の部位もあった。捜査関係者によると、切断面の形状などから、のこぎりを含む数種類の刃物が使われたとみられることが分かった。

5)19日夜以降、遺体が見つかった目黒区の碑文谷公園の周辺に設置されている複数の防犯カメラには長時間、駐車したり何度も行き来したりするような不審な車は映っていなかったことが分かりました。遺体は細かく切断され、マンションから公園までは500メートルほどしか離れていないことから、警視庁は犯人が徒歩か自転車で遺体を数回に分けて運んだ可能性があるとみています。

6)被害者(88)は6月19日夜、長男を見送ったのを最後に、目撃が途絶えている。
被害者の自宅のいすには、その際つけていたエプロンがかけられていたが、その後の調べで、その日着ていた服も残されていたことが新たにわかった。
警視庁は、寝間着などに着替えたあとに事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、調べている。

時系列を更新
6月
19日20:00頃 家族を見送る被害者が防犯カメラに写る(最後の生存確認、その後部屋に戻る、この時の服は部屋にあった。靴も玄関に部屋向きに脱がれていた)
20日09:00過 清掃用具のレンタル業者のインターフォンに応答なし。朝刊取り込まれず。
23日10:30過 弁天池で遺体の一部を発見。通報。
24日     宅配業者が被害者宅のドアが施錠されていた事を証言。
26日     清掃用具のレンタル業者が世田谷署に届けた。被害者宅のドアは無施錠

整理すると
A)被害者宅に血痕なし。つまり、解体は被害者宅ではないと思われる。
B)被害者宅のドアは24日の施錠状態から26日の無施錠へと変化している。鍵は部屋にあった。
C)被害者が最後の生存確認以後、エレベータを使った形跡がない。
D)被害者宅に被害者の靴が残されていた。(靴先は部屋を向いていた)
E)被害者宅は荒らされた形跡がなく、預金の引き出しもない。
F)被害者宅の部屋には最後の生存確認時に身に着けていたエプロン、服が残っている。
G)被害者宅で20日の朝刊が取り込まれていなかった。
H)碑文谷公園周辺の防犯カメラには不審な車両は写っていなかった。
I)解体にはのこぎりを含む複数の刃物が使われている。
J)解体の大半は関節にそって切断されていた。(これまで14の部位が発見))
K)両腕は上腕部、肘下、手首に分かれていた。

こんなところですね。
ここまでの情報で犯行時刻は確定しますね。
19日20:00から20日9:00までの間で被害者が事件に巻き込まれたと考えて良いでしょうね。
そして、どうやら、被害者が寝間着で就寝中や入浴後だった可能性が高いですね。

就寝中だったとしたら、窃盗犯の可能性が高くなるかな?しかし、その場合は遺体を隠す必要が無いので、顔を見られた、そしてその顔を被害者が知っていた場合になりそうですね。

就寝中でなければ、顔見知りの訪問と言う事になりそうです。

あとは、解体方法ですね。
解体が運搬の為なら、運搬方法や容器の制約がありますね。
手首を切断した事例だと、大阪の一斗缶事件の時には、手首が切断されていました。
一斗缶に入れる為に小さくしたんでしょうね。

しかし、今回の事件の場合はちょっと事情が違うかもしれません。
全体のパーツの詳細が分からないのですが・・・
腕をそれだけ、細分化したとしても、足はどうだったの?と言う事です。
運搬や容器の制約が同じなら、足も足首や膝で切断する必要があるでしょ?

これまでの報道で足が細かく切断されていたと言う報道は無かったと思います。
しかし、14の部位に切断されているから、もしかすると、足も複数に分割されていたのかもしれませんが・・・

もし、足が細かく分割されていないのだとしたら、犯人の制約が時間経過で変化したのかもしれませんね。

例えば、当初は大まかに6分割にする方針で、足から切断した、切断した部分から弁天池に遺棄した。この時、夜だったので、長い足もタオルなどで隠して運搬する事ができた。
しかし、解体の進行とともに、朝になり、大きな部位を運べなくなって、自転車のカゴやバッグに入る大きさに細分化する必要がでてきた。

19日の夜に被害者を殺害、解体を開始したとして、これだけ複数に分割するには時間が必要ですね。単独なら早くても4、5時間ぐらいは掛かるでしょうし、遅ければ徹夜仕事になりますね。

でも、20日の朝までに遺棄したのなら、20日や21日に遺体が発見されるでしょう?
だとすると、遺棄は23日の朝までに行い、解体はその前ですね。
19日の夜に殺害、遺体を被害者宅に放置、あるいは、犯人宅に放置した状態で2日ほど処理方法を悩んだけど、最終的に解体して弁天池に遺棄する事を決断したんでしょうね。

のこぎりなどを準備して22日に解体したのかな?

ただ、殺人、解体が犯人宅で行われたとするなら、被害者宅に出入りする必要が無いと思うんですが、証拠隠滅が目的なら、被害者宅に入っていない犯人の証拠は残っていないはず・・・交際の痕跡が残っている可能性はありますけどね。
しかし、それは、事件前の事だから、脅迫状のような事件に結びつく物でなければ、無関係と強弁する事ができたと思うけどね。

そう考えると、少なくとも、殺害は被害者宅でその時の証拠が心配で犯人は現場に戻ったと考えるのが自然かな?

のこぎりや出刃包丁など、普段使わない生活なら、解体の為に新たに購入した可能性があります。このあたりは当然、捜査本部は捜査しているでしょう。

そろそろ、容疑者のリストアップぐらいしてるかもしれませんね。

他にも、被害者宅に証拠が残っていなかったか?と言うあたりが気になりますね。
犯人が証拠隠滅したとしても、それが逆に証拠を残すような皮肉な事もあるかもしれません。
今の所、被害者宅の不自然な情報は出ていませんが・・・どうでしょうね。

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その3(偽装と動機)
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その5(容疑者逮捕)

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2016/07/01

東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その3(偽装と動機)

まずは続報です。
1)被害者が普段、履いている靴が脱いだ時のままの状態で玄関に残されていた。
靴の先は室内の方向を向いていて、自宅に戻った際に脱いだ時のままの状態だったとみられるとの事。

2)6月26日に、長男家族が警察官と共に被害者の家を訪れた際、玄関の鍵が開いていた。
鍵は家の中から見つかっているが、遺体発見翌日の24日に、被害者の家を訪れた宅配業者の女性が、「被害者の家のドアノブを回したが、玄関の鍵は閉まっていた」と話しているとの事。

3)被害者の部屋の窓の一つに鍵がかかっておらず、ベランダに被害者以外の足跡があったことがわかった。ただ、マンションでは、今年初めから先月末まで大規模な塗装工事が行われていて、業者の足跡の可能性もある。

4)最後に姿が確認された時に着ていた白いエプロンが部屋に残されていた。

5)マンション内にはらせん状の非常階段がある。住人によると、こうした非常階段や廊下に防犯カメラはないとの事。

時系列を更新
6月
19日20:00頃 家族を見送る被害者が防犯カメラに写る(最後の生存確認、その後部屋に戻る)
20日09:00過 清掃用具のレンタル業者のインターフォンに応答なし。
23日10:30過 弁天池で遺体の一部を発見。通報。
24日     宅配業者が被害者宅のドアが施錠されていた事を証言。
26日     清掃用具のレンタル業者が世田谷署に届けた。被害者宅のドアは無施錠

整理すると
A)被害者宅に血痕なし。つまり、解体は被害者宅ではないと思われる。
B)被害者宅のドアは24日の施錠状態から26日の無施錠へと変化している。鍵は部屋にあった。
C)被害者が最後の生存確認以後、エレベータを使った形跡がない。
D)被害者宅に被害者の靴が残されていた。(靴先は部屋を向いていた)
E)被害者宅は荒らされた形跡がなく、預金の引き出しもない。
F)被害者宅の椅子には最後の生存確認時に身に着けていたエプロンが掛けられていた。

B)が特に目立ちますね。
鍵が部屋にあったが、24日は施錠されていた。26日は無施錠だった。
24日以降、多分犯人が部屋に出入りしたと思われるが、どうやって部屋に入ったのか?
あ)鍵を持っていて、鍵を使い入り、出る時に鍵を置いていった。
い)鍵は持ってないので、ベランダの無施錠の窓から侵入、出る時にドアを無施錠で出た。
可能性はこの二つぐらいかな?

さてと、では妄想チックに初めてみましょう。
私は犯人の行動には二つの理由があると考えています。
・目的の達成(殺人とか窃盗など)
・逮捕されない為の努力(証拠隠滅や事件の隠蔽工作など)

で今回の事件で犯人の行った行動をざっくりとリストアップすると
イ)被害者の殺人
ロ)被害者の遺体の解体、遺棄
の二つになると思います。

ロ)は事件隠蔽の為の工作だと思いますが、問題はイ)で犯人の目的は殺人だったのか?と考えると、ここは疑問が出てきます。

それは、犯行途中で目的が変わる事があるからです。
例えば、性的暴行を意図していたが、女性に騒がれた為に殺害してしまったとか、強盗しようとしたら、騒がれたので刺してしまった場合など、途中で当初の目的を放棄するようなイレギュラーが発生する可能性があります。
このような場合、当初の目的を放棄して逮捕されない為の偽装工作に全力を尽くすような事が起きます。

なので今回の事件の当初の動機が殺人にあるかどうかを場合分けして考えます。

a)当初の目的が殺人だった場合
 a-1)怨恨やその他のトラブルで最初から殺害するつもりだった場合
    最初から殺害するつもりなら、解体するなんて手間は掛けたくないと思うけど・・・
    犯人に疑われる自覚があるので、遺体を運搬や隠蔽に解体する必要があったと言うのは有りですね。

 a-2)人を解体してみたい、人を殺害してみたいと言う快楽殺人の場合
    この場合は、解体自体が目的だった可能性もあるので、可能性はゼロとは言えないかな。

b)当初の目的は殺人ではなかった場合
 b-1)窃盗や強盗目的で忍び込むが、見つかったり、騒がれたりして絞殺した場合
    この場合、流しの可能性が高いので、遺体を隠す必要は無いのでは?

 b-2)近隣トラブルなどで、苦情のつもりが激高して絞殺した場合
 b-3)借金の申し込みなど断られた為に激高して絞殺した場合
    この二つは十分可能性はあると思いますね。顔見知りだから事件を隠蔽する必要があったんでしょう。

死因を絞殺としているのは、部屋に戻った形跡があり、部屋に血痕が無い為です。
しかし、実はこれが偽装である可能性はありますけどね。

では次に偽装の可能性について考えます。
偽装と思われる行動は
ロ-1)遺体を解体して弁天池に遺棄している。
 これは、遺体の身元を隠す為の偽装の可能性があります。ASKAの事件簿の読者のみなさんなら、その程度では偽装にならない事はご存じの通りですが、犯人の知識によっては、外国人などでDNA鑑定の知識が薄い場合なども考えられますね。

ロ-2)遺体を部屋から運び出している。
 これは、殺害場所が被害者宅だった場合ですが、事件自体を隠蔽する為の工作と考える事ができます。
被害者は行方不明として処理されるはずだったが、遺体が発見されてしまい、事件が発覚、事件の隠蔽には失敗していますね。

ロ-3)被害者が部屋に戻った事の偽装
 エプロンと靴、鍵が犯人の偽装だった場合です。
犯人が遺体を隠して、事件を隠蔽、被害者が行方不明として処理しようと考えたとしたら、靴は自宅に戻った事になるので、その目的に反してます。

それと靴に関しては、他にも疑問があります。被害者は88歳と高齢ですが、靴を脱ぐとき玄関側につま先を向けて脱ぐと言う教育を受けた年齢ではないか?と思うのですが・・・普段、被害者は靴を部屋側に向けて脱いでいたのでしょうか?

これらの偽装を逆に考えると犯人の行動の理由が見えてくる。
ロ-1)身元の隠蔽
 もし、これが意図されていたのであれば、事件が発覚して遺体の身元から犯人が捜査線上にあがる事を恐れた事になりますね。

ロ-2)遺体を部屋から運び出し事件の隠蔽
 これも、事件が発覚すると、犯人が疑われる為なんでしょうね。あるは、生存の偽装の可能もあります。
その場合、生存していないと困る場合なんですが、いまのところ、それを裏付ける情報はありません。

ロ-3)部屋に戻った事の偽装
 部屋に戻った事の偽装ならば、被害者は部屋で殺害されたのでは無い事になりますね。
被害者はエレベータ前で長男を見送った後、部屋に戻る前に事件に巻き込まれて殺害、解体された。
あるいは、マンション外へ外出した時に事件に巻き込まれた。
この為、被害者宅には血痕が無い。そして、部屋に戻った事を偽装する為に靴とエプロンを部屋に戻した。

しかし、マンション外に外出したとする場合、エレベータのカメラに映像が無いのが不自然でしょうね。

で、全体として見た場合、一つの矛盾がありますね。
遺体を隠して隠蔽、行方不明にしようとしのに、靴を戻して家の中で事件に巻き込まれたように偽装するのは矛盾しているように見えるけど・・・

時間経過による、意識の変化と言う可能性もあるかな。
遺体発見前は行方不明で処理される予定だった・・・だから、靴やエプロンは部屋に無し、ドアも施錠していた。これで外出中に行方不明となったと偽装できる。

しかし、遺体が発見されてしまった事で身元が確認されるのが時間の問題となり、身元が割れる前に次の偽装を実行した。それが、部屋に戻った偽装・・・でも、もしマンション内で事件に巻き込まれたなら、マンション外に外出中で事件に巻き込まれたとした方が犯人に有利な偽装だったと思うけど・・・日常的にエレベータを使う事、エレベータにカメラがある事を犯人が把握していたのかな?

なので、部屋に戻った偽装がホントに偽装なのか?と言うのは疑問がありますね。
ポイントは靴の向きかな?被害者が普段靴を脱ぐとき、靴はどの向きで脱ぐのでしょうか?

部屋に戻ったのが偽装で無いなら、犯人はなぜ、一度、現場に戻ったのか?
普通に考えれば証拠隠滅だけど・・・土足の足跡や毛髪、指紋などの証拠隠滅の為だとすると、窃盗や強盗の常習者なら、その対策ぐらいはしているだろうね。
なので、そうじゃない場合と考えた方が良いのかな?

それに、窃盗や強盗なら流しの可能性が高いので、遺体を隠す必要も無いと思うんですよね。
とりあえず、周辺での窃盗被害の状況は知りたいですね。
(周辺での事件で足跡やDNAをを残していたのなら、証拠隠滅する理由にはなるかもしれません。それに、事件時に財布や通帳を盗み出していたが、事件発覚で戻した可能性もありますよね。これで少なくとも犯人像を攪乱する事にはなりますね)

まー過去のバラバラ事件だと4割ぐらいが顔見知りなんですが、逆に6割は流しと言う事になります。
(これはASKAの事件簿の独自の集計です。http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2007/01/post_0c21.html

一つに絞り込む決め手は無いですね。

あとは、事件の発生が長男家族を見送った後に起きたと思われるあたりがポイントになるかもしれませんね。
実際、最後の生存確認の時に着ていた服(エプロン以外)は部屋にあったのでしょうか?
時間は20時以降なので、就寝するまでの時間はそれほど無いはずです。
もし、外出時の服がなければ就寝前に事件に巻き込まれた可能性が高く、逆にあれば、就寝中、起床直後に事件に巻き込まれた可能性が高いでしょうね。

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その2(続報)
東京都目黒区碑文谷公園バラバラ事件その4(解体と遺棄)

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