岩手県奥州市女性水道検針員殺人事件
2015年5月26日、岩手県奥州市前沢区の山林に女性の遺体を埋めたとして、40代の男が逮捕される事件が起きていた。
死体遺棄容疑で逮捕されたのは、奥州市前沢区裏新田に住む農業・男性容疑者(40)。
現時点で女性の死因は分かっていないが、殺人事件の可能性が高いとみられているとの事。
発表によると容疑者は5月22日~23日にかけて、奥州市前沢区の山林で、奥州市水沢区桜川に住む水道検針員・女性(31)の死体を遺棄した疑いが持たれている。
5月21日、知人が「女性と連絡が取れない」などと警察に届け出たことから、岩手県警が足取りについて捜査。女性が水道検針の仕事で立ち寄ったとみられる容疑者宅を訪れて事情を聴いたところ、「遺体を山に埋めた」などと話したとの事。
これを受けて岩手県警が奥州市前沢区の山林内を捜索したところ、供述通りの場所から女性の遺体が見つかったことから、死体遺棄容疑での逮捕したとの事。
警察によると、プライベートでは女性と容疑者との間に面識は無いとの事。
岩手県警は水沢署に捜査本部を設置するとともに、遺体を司法解剖するなどして身元や死因の特定を急いでいます。殺人容疑での立件も視野に捜査を進めているとのこと。
近所の人などによりますと、容疑者は高校生に水をかけるなど、女性へのいたずら行為を繰り返していたとの事。一方、被害者は水道検針の仕事で月に一度、この地区を回っていたため、2人は以前から顔見知りだった可能性もあるとの事。
2016年3月8日
岩手県奥州市で水道検針員の女性(当時31歳)を殺害したなどとして、殺人や強制わいせつなどの罪に問われた同市前沢区、農業、男性被告(40)に対する盛岡地裁の裁判員裁判で、裁判長は3月8日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡したとの事。
裁判長は「猟奇的ともいえる異常な行為まで行い、卑劣で凶悪。生涯をもって罪を償うのが相当」と述べた。
判決によると、被告は昨年5月22日、水道の検針で自宅を訪ねて来た女性にわいせつな行為をしようと拘束。衣服をはぎ取るなどし、女性に覚醒剤を投与した上で、首を絞めて殺害し、同23日午前0時半ごろまでに遺体を山林に埋めたとの事。
裁判長は判決理由で「被害者の受けた恐怖や屈辱は想像を絶する。ひどい暴行やわいせつ行為を執拗に加えた犯行は、卑劣で凶悪と言える。動機は一方的な意思によるもので身勝手極まりない」と結論付けた。
弁護側はこれまでの公判で、殺人罪は認めた一方で強制わいせつ罪を否認し、暴行罪の適用を主張したとの事。
裁判長は、被告が被害者の両手首に手錠を掛け、衣服をはぎ取るなどした行為を強制わいせつ罪と認定。
「強い性的意図があったことは明らかだ。供述は到底信用できない」と退けた。被告の弁護人は同日、控訴しない意向を示したとの事。
時系列
2015/5/22午後
被害者が仕事で容疑者の家を訪れる
被害者が行方不明になり、知人が警察に届け出る
22日夜~23日にかけて、容疑者が被害者の遺体を奥州市前沢区の山に遺棄
5/25
容疑者に事情を聴いたところ、遺棄したことを認めたことから、山林を捜索したところ遺体が見つかる
5/26
容疑者を死体遺棄容疑で逮捕
殺人事件の可能性もあるとみて捜査
それから同一人物の犯行か未確認ですが、被告と同性同名の人物が2007年4月にも事件を起こしています。
奥州市のアパートで今年4月、女性(当時27歳)に乱暴しようとして怪我を負わせた
として、強姦致傷などの罪に問われた奥州市前沢区、無職 男性被告(32)の初公判が
2007年8月28日、盛岡地裁であった。
被告は大筋で、起訴事実を認めた。
検察側は「犯行態様はきわめて悪質」として懲役8年を求刑した。
ただ、珍しい名前でも無いので、同性同名の別人の可能性もあり、なんとも言えません。
こんな事件ですが・・・各家庭を仕事で回っている女性も結構いますよね。
防犯ブザーとか、GPS追跡機能で現在地の記録を残すなどしないと、女性の場合、危険な可能性もあると言う事ですよね。
なにか対策を考えて欲しいですね。
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
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コメント
2007年4月ですよね。
他のサイトの記事によると同一人物が2007年4月に
事件を起こしているようですね。
(強姦とは書いてなかったですが)
投稿: 名無し | 2016/08/09 21:35
名無しさん、おはよございます。
同一人物と書いているのが個人サイトだけなので、断定する事はできないかな?と言うところですね。
投稿: ASKA | 2016/08/10 05:23