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2016/09/30

福井大准教授院生女性殺人事件その5(一審判決)

嘱託殺人罪を適用し、懲役3年6月(求刑・懲役13年)の実刑判決を言い渡した。

第二回公判
1)被害者の相談に乗っていた臨床心理士が検察側の証人として出廷し「(被害者が)本心から死にたがっていたとは思わない」と述べた。
臨床心理士は、東邦大の学生の相談窓口でカウンセリングを担当。
事件の約一年前から、同大教員からセクハラを受けて精神的に不安定だった被害者と面談していた。

事件前にも多量の睡眠導入剤を服薬するなどして、自殺未遂騒ぎを起こした被害者について、臨床心理士は「事前に被告に連絡しており、後遺症が残る行為はなかった。見捨てられる不安から、愛着のある人の気を引く行動ではないか」と証言した。

2)被害者の両親も検察側証人として出廷。中学校教諭の父親は「被告に初めて会った時に、生徒を大事にしてくれることが分かった。信頼が揺らぐことはなかった」と証言。母親は「娘に会ったのは、昨年二月の勝山左義長まつりが最後で、元気そうだった」と話した。

第3回公判で検察側、弁護側双方が別々の精神科医を証人として出廷させた。
3)検察側の証人として、被害者を診察した福井県内の精神科医が出廷。2014年12月~15年1月に行った計5回の診察を通して「自己否定するなど根底に強い不安感はあった」と指摘した。弁護側が主張する精神的な障害の特徴は見られたが、病名を確定する段階ではなかったとし「自殺願望はなかった。緊急的に入院する必要もなかった」とした。

4)弁護側の証人として、この障害に詳しい福井県外の精神科医が出廷した。被害者を担当した大学のカウンセラーが書いたメモや、同被告の供述調書などを基に、被害者が精神的に障害を抱えていたのは明らかと指摘。

「被害者が大学院への復学をあきらめたことで、就職ができなくなり、被告と一緒に生きていけなくなると絶望した。被告に殺してもらおうと考えるに至った」と推察。「この障害と向き合い、被告自身も精神的に追い込まれてしまい、被害者の望み(殺害の嘱託)を受け入れることになった」とした。

第4回公判が16日、福井地裁であり、弁護側の被告人質問が行われた。
5)被告は事件当時、被害者から何度も「殺してください」と求められ殺害したと述べた。3回にわたり首を絞めたとし「(最初の2回は)死ぬのをやめさせるため苦しめるつもりだったが、(最後は)楽にしたいと思ってしまった」と供述したとの事。

被告は、被害者と2011年9月ごろから約1年間、不倫関係だったと説明。
被害者が大学でセクハラを受けて以降、自殺をほのめかす言動があったため、13年秋ごろから再び関係を持ったとした。

6)事件当日、被害者が同被告宅に車で来たが、以前に被害者から「(被告の)家族を殺す」などと通信アプリで通知されていたこともあり「精神的におかしい状態になったと思い、慌てた」と、大雪だったがサンダルで外に出たとした。

7)車に乗り込み、被害者を落ち着かせようと車を走らせながら説得を試みたが、車内で被害者は「殺してくれないなら(被告を含む家族を)殺します。もう無理です」と繰り返したとした。

8)被害者の首を絞めた際、最初の2回はともに被害者が失神し、車を動かすと振動で目覚めたとした。2度目の失神から目覚めた後、さらに強く殺害を求められたため、両腕で首を絞めたとし「殺すんじゃなく、楽にしたいという思いだった」と供述したとの事。

9)殺害後、妻に110番通報させ、被害者の車にあったドライブレコーダーの記録カードや携帯電話の破棄については「事故死というストーリーにしたいと思っていた」とした。

被害者に事件当時、自殺願望があったかなどの精神状況が焦点となった。
検察側は公判で検察側は、被害者が自殺をほのめかす言動をしたのは「被告の関心を引くため」で自殺願望はなかったとした。実際に自殺未遂する前に同被告にのみ連絡していることなどを根拠に挙げたとの事。

事件直前、被害者が同被告に送った無料通信アプリLINEのメッセージなどから「攻撃的な心理状態だっただけで、本当に死にたいとは思っていなかった」と主張。
不倫関係に端を発した「男女間のもつれの末に殺した身勝手な犯行」と主張した。

弁護側は「被害者に何度も殺害を求められ、被告は追い込まれ受け入れてしまった」と嘱託殺人罪を主張。
被害者は2014年4月、大学職員から受けたセクハラ被害をきっかけに精神的状態が悪化。
セクハラを巡るストレスなどで自殺未遂を起こしているとし、検察側が主張した「気を引く行為」を否定した。

大学院休学後、復学に向けて支えていた大学職員2人が、被害者の担当を外れたことで追い込まれたと指摘。
「卒業、就職できず尊敬する被告の研究が続けられないと悲観し、死を考えるようになった」としたとの事。

自殺ではなく、殺害嘱託だったのは「被告であれば、ためらうことなく死ぬことができると考えたのではないか」と主張。被告については、心理的に視野が狭くなる状況に陥り嘱託を受け入れてしまったと主張した。

判決で裁判長は「殺害依頼がなかったと認定するには合理的な疑いが残る」としたうえで、「強い殺意が認められ、結果が重大。強い非難を免れない」と述べたとの事。

判決では、被告は15年3月12日、同市内の路上に止めた軽乗用車内で東邦大大学院生・女性被害者(当時25歳)の首を腕で絞め、窒息死させた。

こんな感じですね。
当日の時系列部分を被告の証言情報で更新するとこんな感じ。
3月12日
死亡前 被害者がLINEや電話をする。
その後 被害者が被告の自宅に車で来る。
その後 車中で被害者を説得するも、説得に応じず。被告が2度首を絞めて失神させる。
その後 3度目で殺害した。
早朝  死亡推定時刻
8:00頃 容疑者から連絡を受けた妻の110番通報で発覚した。

その後、被害者の車を運転し、病院に向かった容疑者は、通報を受けて駆けつけた警察官に、事故だと説明した。
しかし、車に傷がないことを不審に思った警察官が、任意で事情聴取した。

8:30頃 被害者の死亡が確認された。

当日サンダルだったのは、朝、被害者が自宅に来たため、焦って車に乗り込んだ為だったんでしょうね。
これで、サンダルの謎は解けましたけど・・・

抵抗した痕跡が無いのも、嘱託殺人だった為と説明できますね。

予定されていた解剖した法医学者の証言が出てこないので、証言自体がなかったのかな?

抵抗しなかった理由は二つしか考えられません。
A)嘱託殺人で被害者が死を望んだから抵抗しなかった。
B)被害者が抵抗できない状態で殺害したから抵抗出来なかった。。

司法解剖の結果、薬物など検出されれば、B)の可能性も疑われたのでしょうが、証言が無いと言う事だと、そういった可能性は否定されたんでしょうね。

結果的にA)の嘱託殺人と推定されたと言う事でしょうか。

ただ、微妙に気になるのは、実際に被害者のカウンセリングをしたカウンセラーや、診察した精神科医が自殺願望を否定している点ですよね。

しかし、ここで殺人だとすると、抵抗しなかった理由に矛盾ができてしまいます。

なので、「殺害依頼がなかったと認定するには合理的な疑いが残る」と言う事になるんでしょうね。

今のところ、この「疑い」を説明できる証拠、証言は無いので、検察側が控訴するかどうかは、遺族の意向を尊重する形になりそうですね。

判決については、こんな感じだけど、そもそも、被害者が精神的に不安定になる原因が2014年4月の大学職員によるセクハラだったようなんですが・・・証言の時系列が微妙に齟齬があるんですが・・・

2011年9月から1年、不倫して2013年秋から不倫関係を復活してますよね。これだと、2度目の不倫関係中にセクハラ被害を受けたように思えるのですが・・・?
もしそうなら、当然、セクハラを受けている事を不倫関係にある被告に相談してますよね?
それなのに、セクハラに対して被告は何か被害者を守る為の行動を起こしたのだろうか?
このセクハラ問題に上手に対応できていたら、被害者は大学を休学する事も無かったのではないか?

もし、そうなら、精神状態が不安定に成る事もなく、この事件は防げたのかもしれませんね。

まー、「タラレバ」なんですけどね。

セクハラ問題に対して、被告が何か行動を起こしていたのか?と言うのは知りたいですね。

まーセクハラも被害者にとってすごいストレスだったのは間違いないでしょうけど・・・それに加えて、それ以前からあった、不倫の問題も相当なストレスだったのではないのかな?
二つのストレスが重なった時、被害者の生きる希望は切れてしまったのかもしれませんね。

もし、そうなら、嘱託殺人だから執行猶予とは言え、直接、被害者の生きる希望を挫いた原因を作った被告の罪が額面通りなのか?と言うのはちょっと思いますね。

一方で、こんな見方もできるかもしれません。
検察側証人の証言の通り、被告人の関心を買う為に過激な行動を取っただけで、死ぬつもりはなかった。
殺せと言えば、よりを戻してくれるかもしれないと言う読みだった。

真実は被告人の中にしか分かりません。判決は嘱託殺人を認定です。

いずれにせよ、不倫が不幸の始まりだったのかもしれませんね。
私としては不倫をすれば、誰かが不幸になるだけだと思いますけど、好きって気持ちは本能みたいな物だから、簡単には抑えられないのかもしれません。
だけど大人だからね・・・そこは、理性で解決して欲しいですけどね。

なにかまとまらない感じになってしまいました、ごめんなさい。

参考リンク
福井大准教授院生女性殺人事件その4(初公判)

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2016/09/27

神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件

横浜市の大口病院で入院患者2名が界面活性剤の中毒死により死亡する事件が起きている。
1)事件の発覚
捜査本部によると、9月20日午前4時ごろ、男性Hさん(88)の心拍低下でアラームが鳴り、当直の30代女性看護師が駆けつけたが、約1時間後に死亡を確認。司法解剖の結果、死因は中毒死だった。捜査本部はHさんの病名を公表していない。

Hさんは栄養剤の点滴を受けており、最後に点滴の袋を交換したのは19日午後10時だった。点滴の袋には異常があり、体内から異物が検出された。捜査本部は何者かが点滴に異物を混入した可能性があるとみて調べる。同病院では18日以降、ほかに80~90代の男性2人と90代の女性1人が死亡。いずれも病死と診断された後に司法解剖されており、週明けに結果が出る。

Hさんは14日から8人部屋の病室に入院。Hさんを含め6人が入院していた。当時は当直の看護師や警備員ら6人が勤務。午後9時以降、玄関は施錠され、関係者以外は侵入できない状況だった。院内に防犯カメラはなかった。

2)過去のトラブル
院内では今年4月、4階のフロアで、ナースステーションに置いてあった看護師の服が切り裂かれ、6月にはカルテが抜き取られてなくなる問題が発覚。これらはいずれも警察に届けていなかったという。

3)告発メール
横浜市は9月24日、Hさんが死亡した今月20日に「点滴に漂白剤らしきものが混入された事件が発生した」と伝えるメールを受け取っていたことを明らかにした。今年7、8月に同市に送られたメールと同じ人物からのメールとみられる。20日のメールは神奈川県警への通報をうかがわせる記述があったため、市は病院への事実確認や県警への通報などの対応は取らなかったという。

Hさんは20日午前4時55分ごろ、入院中だった大口病院で死亡が確認された。市医療安全課によると、この日の正午前に「事件」を知らせるメールを受信。メールには「今回は(病院が)警察に通報するようだ」とあったため、市は病院への問い合わせなどはしなかった。同課は「患者が死亡したと読み取れず、重大なことという認識がなかった」とも理由を説明した。

大口病院を巡っては、7月5日に横浜市が「看護師のエプロンが切り裂かれた事案と患者のカルテが紛失した事案が発生した」というメールを受信していたことが分かっている。

さらに、8月12日には「病棟で漂白剤らしきものが飲み物に混入し、それを飲んだ看護師の唇がただれた」とのメールも受信。市は9月2日に病院に対して医療法に基づく定期的な検査を実施。実際にトラブルがあったことが確認でき、口頭で再発防止を求める注意をしたとの事。

4)原因物質(混入された界面活性剤)
点滴袋の残液やHさんの体内から成分が検出されており、逆性せっけんを主成分とする消毒液が混入されたとみられる。神奈川県警は、消毒液製品の特定を進めるとともに、混入の経緯を調べている。

5)防犯カメラ
病院や捜査関係者によると、病院内に防犯カメラは設置されていない。病院入り口付近に付けられているが、録画機能はなかったとの事。

6)第2の事件
Hさんが亡くなる2日前に死亡した88歳の男性も、界面活性剤による中毒死だったことがわかった。
新たに中毒死と確認されたのは、横浜市青葉区のNさん(88)で、9月20日、点滴に消毒液を混入され、中毒死したHさん(88)と同じ病室に入院していた。
Nさんは、2日前の18日に亡くなり、遺体から、Hさんと同様に、界面活性剤の成分が検出された。
Nさんは、亡くなる前に、数種類の点滴を使用していて、警察は、いずれかの容器に界面活性剤が混入されたとみて、残った水滴などを分析している。

一方、勤務している看護師によると、この病院で7月から9月の間に、およそ50人の高齢者が死亡していたと証言した。

7)ナースステーション
県警はナースステーション内で何者かが注射器を使って消毒液のような異物を点滴に注入したとみて、殺人容疑で捜査。点滴の管理や病院の出入りの状況を調べている。

点滴の袋は17日から3連休だったため同日に3日分まとめて4階ナースステーションに運ばれ、無施錠で被害者2人の分を含め一括保管されていた。点滴には患者の名前が書かれていたが、未使用の点滴の袋は約50袋残っていた。

HさんとNさんが死亡した日には女性看護師2人が4階で当直勤務し、このうち1人は2人が死亡した日にいずれも勤務。捜査本部は当時の勤務状況について詳しく調べる。

点滴袋は4階ステーションの机上や洗面台の横などに施錠されずに日付ごとに段ボールに入れて置かれ、入院患者の家族によると、見舞客らが休憩する「だんらん室」に置かれていることもあったとの事。

8)点滴袋
4階のナースステーションに残っていた未使用の点滴袋約50個のうち複数のゴム栓部分に、細い針を刺した跡のような小さな穴があることが分かった。

捜査関係者によると、穴が確認された点滴袋のゴム栓には、使用時にはがす保護フィルムが貼られたままだった。穴は保護フィルムとゴム栓を貫通した状態で確認された。ゴム栓は収縮性が強く、微小の穴ができても密閉した状態が保たれ、目立たないという。

未使用の点滴袋は約50個のうち大半が17日午前に薬剤部からナースステーションに搬入され、施錠されていない場所に保管されていたとの事。

9)消毒液
Hさんの死亡の原因となった界面活性剤の成分を分析したところ、同病院に常備されている消毒液と同様の種類と判明した。この消毒液は4階のナースステーションにも置かれていたという。Nさんの遺体からも同じ成分が検出された。

捜査関係者らによると、4階は17日夜以降、日勤と当直の看護師2人ずつが交代で勤務していた。薬剤を管理する薬剤部は施錠され、担当の薬剤師しか出入りができないとの事。

10)Nさん
Nさんが死亡した経緯について、18日は3人の女性看護師が勤務していて、午後4時50分頃、Hさんと同じように心拍数低下を知らせるアラームが鳴り、その10分後に心肺停止になって死亡したという。また、Nさんの点滴袋は前日17日の午前中に4階のナースステーションに運ばれ、翌18日の午前中にNさんに付け替えられていることから、この間の約24時間のうちに異物が混入された可能性があることもわかったとの事。

Nさんは当初、病死とされていたため、証拠となる点滴の袋の一部は捨てられていました。最後の点滴が交換されたのは、18日の午前中で、この時の点滴の袋は警察がゴミの中から回収したということ。

11)担当看護師
Hさん、Nさん、2人が死亡したときの担当の看護師はそれぞれ別の人物だったとの事。

こんなところですね。
時間が無いので時系列はあとでまとめます。

過去のトラブルを列挙していくと
い)4月、4階のフロアで、ナースステーションに置いてあった看護師の服が切り裂かれる。
ろ)6月にはカルテが抜き取られてなくなる。
は)8月に看護師の飲み物に薬物が混入(この看護師は(い)の看護師と同一人物)
に)9月Nさん、Hさんが殺害

とこんな感じですね。
犯行の動機には色々な物が考えられますね。
A)無差別殺人
 は)に)はそう見えなくもないけど、一連の問題が同一人物による物なら、無差別殺人が目的では無いように思います。結果的に無差別殺人に見えるだけで、その裏には別の理由がありそうです。

B)個別の怨恨
個別の怨恨だとすると、誰を恨んでいるのか?と言うのが問題になりますね。
9月に死亡した2名よりも以前に問題が起きているわけですから、同一人物なら死亡した2名を恨んだ事件では無いと言う事になりますね。

B-1)看護師怨恨説
い)は)から考えると、この看護師が恨まれている可能性が考えられるます。
・・・けれど、だからといってNさん、Hさんを殺害する理由は無いと思うんですよね。
可能性としては殺人事件により間接的にこの看護師さんを追い詰める事ができる場合です。
・・・しかし、Nさん、Hさんの担当の看護師はそれぞれ別人との事ですから、すると目的意識に矛盾しますね。

B-2)病院怨恨説
看護師個人では無く、病院や組織を恨んでいるのであれば、全ての行動が病院やその内部組織にダメージを与える事になりますね。

ただ、いずれの場合にしても、犯人がこんな行動にでるまでには相当な悩みやストレスがあったと思うわけで、カウンセリングなど受けているかもしれませんね。特に直接健康被害が出るかもしれない8月の飲み物への異物混入の時期の前にストレスがピークになってるんじゃないかと思いますが・・・

C)相模原虐殺事件感化犯説
怨恨と言う感情では無い場合もあるかと思います。
病院の特性として高齢者が多いと言う事なので、死亡する患者も高齢者が多いわけですよね。
この点に注目した場合、嫌な予感もします。

相模原の19人殺傷事件が7月に起きてます。その事件に感化された犯人による、高齢者虐殺事件の可能性は無いのか?と言う事です。
もともと、不満を募らせていた犯人が相模原事件に感化され、相模原事件の、障害者を殺すことが世の中の為と言う犯人の主張の障害者の部分を高齢者に置き換えて犯行を自己正当化して起こした事件と言う可能性ですね。

この場合だと、殺害とそれより以前のトラブルも無関係でない事も説明できますね。

いずれにせよ、一人目のNさんが死亡した事を犯人は知っていたはずです。
それでいて、二人目のHさんが死亡する事を予測できた状態で犯行を中断していないわけですから、1件目は「死ぬとは思わなかった」と殺意を否定できても、2件目は「死んでもかまわない」と言う未必の故意は否定できないでしょうね。

まー、医学的知識があって1件目の段階で死亡が予見できたのであれば、1件目から殺人罪に問えますね。

二人死亡で殺人罪、責任能力に問題なければ、軽くても無期懲役でしょうね。

亡くなったお二方のご冥福をお祈りいたします。

しかし、以前から告発メールなどもあったのに、なぜ対処が遅れたのかな?
過去の事件では病院での殺人事件も起きてますよね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その2(続報)

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広島県広島市マツダ社員寮殺人事件その2(容疑者逮捕)

1)広島県警広島南署捜査本部は9月24日未明、被害者を殺害し現金約120万円などを奪ったとして、強盗殺人容疑で同じ寮に住む同僚の男性容疑者(20)を逮捕した。

逮捕容疑は14日午後3時35分ごろ、南区向洋大原町のマツダ大原寮2階非常階段で、被害者の頭を消火器で殴るなどして殺害。現金約120万円と携帯電話を奪ったとしている。

捜査関係者によると、被害者は14日午前5時40分ごろに夜勤を終え、ATMや金融機関の窓口で計百数十万円を引き出した。その際、近くの防犯カメラに容疑者の車が写っていたとの事。

被害者はその数時間後の午後4時15分ごろ、寮の2階非常階段踊り場で倒れているのが発見された。直前の午後3時35分ごろには、2階に住む男性が「ドン」という物音を数回耳にし、その後、うめき声も数回聞いていた。

マツダによると、被害者は昨年4月、高校を卒業して技能正社員として採用。
本社工場でプレス金型を作る部署でまじめに勤務していたとの事。

2)容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているとの事。
被害者に腹が立つことを言われたと供述しており、捜査本部が詳しい動機を追及している。

容疑者は事件後も通常通り勤務していた。捜査本部が23日朝から任意で事情を聴いたところ、被害者を殺害して現金や携帯電話を奪ったことを認めたとの事。

容疑者は、被害者の携帯電話を現場付近で捨てたと供述しているが、現金とともに見つかっていない。

容疑者は被害者と同期入社で、いずれも同じ寮建物の7階に住んでいた。
勤務する部署は異なるが、事件当日は2人とも夜勤明けだった。被害者はこの日、ATMや金融機関など少なくとも3カ所で計約120万円を自分の口座から引き出していた。

凶器の消火器は寮2階の備え付けの場所から発見。被害者の血痕が付着していた。捜査本部は、容疑者が犯行後、元の場所に戻したとみているとの事。

3)昨年に数カ月間、2人部屋で容疑者と一緒だった男性(19)によると、容疑者は気さくな性格で、仕事も休まず熱心に勤務していた。だが一方で、ギャンブルにはまったりブランド品を身に着けたりして金遣いが荒い面もあり、毎日のように夜勤明けにパチンコに通っていたとの事。

当時、容疑者の周囲で現金がなくなるトラブルが相次ぎ、男性も寝ている間に財布から5万円がなくなったという。容疑者は「知らない」と答えたが結局、男性は2人部屋の相手を代えてもらい、容疑者と縁を切った。男性は「だんだん周りの人も離れていった」と話したとの事。

容疑者と被害者は同じ7階に住んでいたが、2人が親しかった印象はないとの事。

4)事件前に現金自動受払機(ATM)などを一緒に回った容疑者(20)=強盗殺人容疑で逮捕=と被害者の姿が、寮玄関の防犯カメラで確認できていないことが分かった。広島県警広島南署の捜査本部は、人目を避けるため出入り禁止の非常階段から寮に戻った可能性があるとみて、経緯を調べているとの事。

捜査関係者によると、このコンビニで現金を引き出した後、2人は寮に向かったが、寮玄関の防犯カメラの映像に2人一緒の姿はなかった。個別の姿も現在まで見つかっておらず、詳細な解析を続けている。玄関の他に出入り口は非常階段に通じる非常口があり、通常は使用が禁止されて内側から施錠されている。ただ、解錠して外に出る際にそのまま閉まらないようにしておけば、外部からも入れるとの事。

5)容疑者は被害者の携帯電話について「寮近くの海へ投げ捨てた」などと供述。県警は24日、寮付近の海中を捜索したが、見つからなかったとの事。

6)容疑者はまず、素手で殴って消火器を取りに行き、さらに殴ったとの趣旨の供述をしているとの事。

県警は25日、容疑者を強盗殺人容疑で広島地検に送検した。

7)捜査関係者によると、容疑者が事件数日後、市内のATMで現金100万円余りを自身の口座に入金したことを確認したとの事。捜査本部は、被害者から奪った現金の可能性があるとみて調べている。

8)容疑者(20)が、車のローンや同僚への借金の返済などのため、生活費が月に数万円しかない状態だったことがわかった。広島県警は、容疑者が生活や金銭面で困っていたことが犯行の動機になった可能性もあるとみて、捜査している。

容疑者は容疑を認める一方、明確な動機については、これまで供述していないとの事。

9)容疑者(20)が「最初から殺そうとは思っていなかった」と計画性を否定する供述をしているとの事。

10)事件当日の午後2~3時ごろ、被害者は容疑者の運転する車で寮近くの複数の金融機関などを訪れていますが、被害者はいずれの場所でも1人で金を引き出していたとの事。

こんなところですね。
「最初から殺すつもりはなかった」との事ですが、確かに、場所が社員寮ですから、計画的とは思えないですね。
しかし、殴った後に消化器で止めをしているので、殺意はあっただろうと推測しますね。
逆に殴った事で現金のやりとりの経緯などが発覚して、自分が追い詰められてしまう事を恐れたのかもしれませんね。結果的に口封じをしなくてはならなかったのかな?

お金のトラブルと言うのは、思わぬ所で起きたりしますね。
お金の貸し借りとか、貸したお金を返さないからとか、お金を貸してくれないとか、もう、逆恨みと思えるような事もあります。

あとは、絶対儲かるから、倍にして返すからなんて甘い言葉にはご用心ですね。

いずれにせよ、親しくもないのに、相手から近づいてきて、お金の話をしたら要注意ですね。

今回の場合はそのあたりの経緯が気になりますね。
犯行事実を認めているので、隠す必要は無いのでしょうが、隠したい理由はあるんでしょうね。

ただ、ちょっと残念なのは、この容疑者は生活や性格などにかなり問題があったと思うのですが、入社試験では落とせなかったと言うか、問題は無かったのかな?適正検査とかなかったのかな?

まーもっとも、大企業でも、一流企業でも犯罪者は出ますから、入社試験程度で見分ける事はできないのかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
広島県広島市マツダ社員寮殺人事件

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2016/09/20

広島県広島市マツダ社員寮殺人事件

広島市南区向洋大原町のマツダ社員寮で9月14日(水)に同社員、男性(19)が頭から血を流した状態で見つかり、間もなく死亡する事件が起きている。

司法解剖の結果、何者かに頭や顔を複数回殴られて殺害された疑いが強まり、殺人事件として県警広島南署に9月16日、捜査本部を設置した。

県警によると、14日16時15分ごろ、社員寮の非常階段の2階踊り場で、被害者があおむけに倒れているのを寮の男性が見つけた。
被害者は既に意識がなく、病院に運ばれたが間もなく死亡した。司法解剖の結果、失血死と判明したとの事。

現場近くには被害者のものと見られる貴重品が入った手提げバッグが落ちていた。着衣に乱れはなかったとの事。

被害者は昨年4月に寮に入り、14日の昼間は夜勤のため寮にいたとの事。

寮は7階建て。マツダ工場の南側にあり、住宅街に隣接している。正面玄関から出入り可能だが、管理人がいる。非常階段は寮内にあり、1階の非常ドアで外部と通じているとの事。

現場の非常階段と、外部との扉は原則施錠され、寮に出入りする際は、2棟ある寮のうち北棟にしかない玄関を通らなければならない構造だったことがわかったとの事。

広島県警広島南署捜査本部は玄関に設置された防犯カメラの解析を進め、不審者がいないかや、被害者がトラブルに巻き込まれていなかったかなどを調べるとの事。

一方、寮の玄関付近にいる管理人が、出入りする人の身分証などを確認する習慣はなく、誰でも簡単に出入りできる状況だったとの事。

被害者が非常階段の2階踊り場で倒れているのが発見されたのは、14日の午後4時15分ごろ。入寮者の勤務は、午前8時15分から午後5時までの日勤と、午後8時15分から午前5時39分までの夜勤とにわかれている。被害者は14日、午前5時39分までの夜勤を終え、寮に戻ってから事件に巻き込まれたとみられるとの事。

被害者が倒れているのが発見された16時15分ごろは日勤者は働いており、夜勤者の多くがまだ睡眠中の時間だとの事。

捜査本部によると、14日15時35分ごろ、寮2階に住む20代の男性が自室で「ドン」という物音を数回聞いた。その後、うめき声も聞こえたことから不審に思い、寮の男性職員と一緒に非常階段を確認。同16時15分ごろ、被害者が頭から血を流して倒れているのを発見した。

16時ごろには、ほかにも寮内にいた複数の人がうめき声を聞いているという。司法解剖で判明した死亡推定時刻と矛盾がないことから、捜査本部は、被害者が15時35分ごろから何者かに襲われた可能性が高いとみている。

また、7階の被害者の部屋が施錠されていなかったことも判明。被害者は赤の半袖Tシャツ、ベージュの長ズボンにサンダル姿だったとの事。

事件当日に被害者とみられる人物が現金自動出入機(ATM)などで複数回にわたり計約百数十万円を引き出していたことがわかった。現金は事件現場や被害者の居室から見つかっていないといい、県警は事件との関連を調べている。

捜査関係者によると、県警が金融機関やATMに設置されている防犯カメラの画像を解析したところ、事件があった14日、被害者とみられる人物が複数のATMや金融機関の窓口で現金を引き出していたという。

現場には手提げかばんが残されていたが、携帯電話がなくなっていたことも判明。県警は被害者の周辺でトラブルがなかったかどうかを調べているとの事。

県警によると、菅野さんは14日午前5時30分頃、本社工場での夜勤を終えて職場を離れた。その後、複数の金融機関の窓口や現金自動預け払い機(ATM)で金を引き出していたとの事。

こんな事件ですね。
まずは時系列
8月
14日05:30頃 被害者が工場の夜勤を終えて退勤
  この後  被害者が複数のATMから現金百数十万円を引き出す。
  15:35頃 寮でドンと言う物音を聞く、その後、うめき声も聞く。
  16:15頃 非常階段の2階踊り場で遺体を発見。(被害者の部屋は7階)
  20:15  この日の夜勤の予定(ASKAの推定)

被害者:19歳男性、マツダ社員で寮の7階の部屋に住む。遺体発見時、被害者の部屋は無施錠だった。
死因:失血死、頭部や顔面に殴られた痕が複数あった。
持ち物:携帯電話が不明。ATMから引き出した現金百数十万が不明。現場に手提げカバンが残されていた。
服装:赤の半袖Tシャツ、ベージュの長ズボンにサンダル姿。

こんなところですね。
まずは、場所と時間が昼間の社員寮での犯行です。
大胆ですね。と言うか、最初から殺害するつもりではなかったのかな。

状況から推測するに・・・
1)何らかのトラブルとなり、その解決の為に現金百数十万円をATMで急ぎ被害者は用意したんでしょう。

2)多額のお金を用意させられるぐらいなので、犯人は精神的に被害者を支配していたと思います。
なので、寮の外に呼び出す事も可能だったと思いますが、犯人は寮の中で会う事を選択してますね。
寮に入る事に違和感や躊躇が無い人物なんでしょうね。(しかし、犯人が寮の中の人間とは限らない、寮の人間なら犯人の寮の部屋に持ってこさせる事もできたはず)

3)現場に手提げカバンが残されていた。このカバンに現金を入れていたのかな?だとしたら、犯人は現金と被害者の携帯電話を持ち出している。この時、被害者のカバンは使わなかった。
まー、使う必要が無かったんでしょうね。

4)携帯電話を持ち去る理由としては、携帯電話に犯人にとって都合の悪い情報が残っているからなんでしょう。携帯電話で現金の要求や当日の呼び出しなどを行っていた可能性が高いでしょうね。
まー、携帯電話本体が無くても、通信記録は残っているので、誰から着信があったか?誰に連絡したか?は捜査本部はもう入手しているでしょう。

自首した方が良いですね。
結果的に強盗殺人です。(強盗致死になるかは暴行の程度によるかな、キモは殺意の有無なんですが)
法定刑は死刑または無期懲役です。逃げ切る事はできないでしょう。
自首した方が良いと思います。

亡くなった男性のご冥福をお祈りします。

しかし・・・自動車メーカーでの事件と聞くと栃木リンチ殺人事件を思い出しますね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
広島県広島市マツダ社員寮殺人事件その2(容疑者逮捕)

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静岡県浜松市浜名湖2016年8月バラバラ事件(第2の事件?)

浜松市西区舘山寺町の浜名湖岸で8月31日午後、成人男性のものとみられ人骨が発見される事件が起きている。同区舘山寺町の浜名湖に面したマンション付近の浜辺で近隣住民が発見した。

捜査関係者によると、人骨は大きさなどから成人男性と推測され、死後半年近くが経過しているという。肋骨(ろっこつ)や歯の一部なども見つかっているとの事。

遺体の身元はDNA鑑定の結果、浜松市西区西山町、無職男性(63)と判明した。
浜松中央署と県警捜査1課は9月16日、男性が殺害、遺棄されたと断定し、同署に殺人・死体遺棄事件の捜査本部を設置した。

男性は1人暮らし。男性の行方が分からないとして、6月に親族から行方不明の届け出が同署にあった。男性は1月下旬に目撃されていて、その後、殺害された可能性がある。浜名湖岸で人骨が見つかった後、男性の遺体の可能性があるとみて鑑定を進めていた。

浜名湖では今年7月、北海道出身、住所、職業不詳の男性(32)の切断された他殺体が浜松市北区細江町で発見され、細江署が殺人、死体損壊、遺棄事件として捜査している。県警は二つの事件の関連についても慎重に調べているとの事。

浜松市西区西山町の無職の男性(63)の骨が見つかった殺人・死体遺棄事件で、男性の住むマンション居室の所有権が、窃盗罪などで起訴された同市北区の男(32)に移っていることが9月16日までに、登記簿などから分かった。浜松中央署の捜査本部はこの男が男性の失踪に関与している可能性もあるとみて捜査している。

男はことし2月にキャッシュカードを使って不正に454万円を自分の管理する口座に送金したなどとして逮捕、起訴された。マンション居室の所有権もことし2月に移転している。捜査本部によると、男性が最後に目撃されたのは1月下旬で、その後殺害された可能性が高いとの事。

現場周辺の住民によると、人骨が見つかった8月31日の数日前、浜名湖は台風10号の影響で西風が強く、波が高かったという。この時期は大潮も重なり、見つかった肋骨(ろっこつ)や肩甲骨が浜に打ち上げられたとみられる。骨の一部は黒っぽく変色した状態で、捜査本部は変色した原因についても鑑定を進めている。

捜査本部によると、男性が最後に目撃されたのはことし1月下旬。骨の状況などから死後数カ月が経過していたとの事。

男性の知人によると、男性は香川県出身で、浜松市内の企業に勤務していた。男性のキャッシュカードで現金を引き出したなどとして窃盗罪などで起訴された同市北区の男(32)も一時、同じ企業で働いていた。捜査本部はこの男が男性が失踪した経緯を知っているとみて、調べているとの事。

被害者男性と、男性のキャッシュカードで現金を引き出したなどとして窃盗罪などで起訴された同市北区の男(32)がバイクを共通の趣味としていたことが男性の知人などの話で分かったとの事。

市内のオートバイ店によると、男性と男が一緒に店に訪れたこともあったという。男性の知人によると、2人は一時、市内の企業でトラック運転手として一緒に働いていたという。浜松中央署の捜査本部は2人が公私ともに付き合いがあったとみているとの事。

こんなところですね。
二つの事件の関連性が気になります。

続報を待ちましょう。

参考リンク
静岡県浜松市浜名湖バラバラ事件

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2016/09/13

福井大准教授院生女性殺人事件その4(初公判)

福井県勝山市で昨年3月、教え子の女子大学院生を絞殺したとして、殺人の罪に問われた福井大大学院の元特命准教授、無職男性被告(44)=同市=の裁判員裁判の初公判が9月12日、福井地裁であった。

被告は殺害行為自体を認めた上で「(院生に)殺してください、もう無理ですと頼まれたので、首をしめました」と嘱託殺人を主張、起訴内容を否認したとの事。

検察側は冒頭陳述で被告と被害者が不倫関係にあったと指摘。犯行当日には「妻子を殺してでも(被告を)手に入れたい」「マスコミに流す」「これから火をつける」などと無料通信アプリLINE(ライン)や電話があり「家族に危害が加えられるかもしれないという危機や、不倫関係が公になり准教授の地位や家族を失うことを回避するために殺害する動機があった」としたとの事。

また、犯行後に死因を交通事故に見せかけ「シートベルトが首にくい込んでいる。息をしていない」と伝え、被告の妻に虚偽の110番通報をさせたり、ドライブレコーダーのデータの入ったカードや、被害者の携帯電話をトイレに流して廃棄し「犯行後に証拠隠滅を図っていた」と指摘したとの事。

弁護側は不倫関係などは認めた上で、被害者は「常に愛情に飢え、ゼロか100かの極端な考え方に陥ってしまう『境界性人格障害』だった」と主張。
「(被告は)何度も自殺を止めてきた。何とか生きてもらおうとしたが、『もう無理です。殺してください』と何度も言われ、被害者の望みを受け入れた」として「依頼に基づく嘱託殺人」と訴えたとの事。

昨年7月に始まった公判前整理手続きは今月8日まで計15回に及び、主な争点は「真意に基づく殺害嘱託の有無」となったとの事。

殺害事実に争いは無いが、被告は「(被害者に)『殺して』と頼まれた」と主張する一方で、検察側は押収した証拠物から被告の主張を否定する構図になると見られるとの事。

検察側の証人は
*司法解剖した法医学者
*被害者の両親
*被害者を診断したカウンセラー
*精神科医

弁護側は、別の精神科医と被告の元妻が証言するとの事。

起訴状によると、昨年3月12日、同市内に止めた車内で、殺意を持って東邦大女子大学院生、当時(25)=の首を腕で絞め窒息死させたとされる。

初公判ですね。
事件から1年半が経過しての初公判です。ちょっと時間が掛かった印象ですね。
実はこの事件、報道が尻切れトンボな感じで不明な点が多い事件です。

時系列を更新
3年前
東邦大の非常勤講師として赤トンボなどの生態を研究していた頃、生物学を専攻していた学部生の被害者と知り合う。
昨年10月 被害者が体調不良を理由に千葉県にある東邦大学を休学し、福井に移住。
3月12日
死亡前 被害者がLINEや電話をする。
早朝  死亡推定時刻
8:00頃 容疑者から連絡を受けた妻の110番通報で発覚した。

その後、被害者の車を運転し、病院に向かった容疑者は、通報を受けて駆けつけた警察官に、事故だと説明した。
しかし、車に傷がないことを不審に思った警察官が、任意で事情聴取した。

8:30頃 被害者の死亡が確認された。

こんな感じです。
ここで分からないのは、被害者がLINEや電話をした後に、被告人が被害者に会って死亡するまでの経緯です。
死亡推定時刻が早朝となってます、これが曖昧ですね。少なくとも、LINEや電話の後である事は間違い内でしょうが、その時刻も分かりません。

少なくとも、被告が死因を事故死に偽装する為、行動を起こしたのが8:00頃です。
LINEや電話から8:00までの間に死亡してますね。

で、偽装の為に携帯電話や車のナビのカードをトイレに流している。
これも、どこのトイレなのか?によって事情が変わってきますね。
被害者の自宅なのか?それとも被害者を搬送した病院なのか?
病院だとかなり慌てていたと言う事になりますね。

このあたりを踏まえて、今回の争点は嘱託殺人なのか?と言う事になります。
弁護側は嘱託殺人を主張し、検察側はそれを否定して殺人を主張するんでしょうね。

弁護側が嘱託殺人を裏付ける物的証拠は無さそうなきがします。
遺書などの物的証拠が無いので、証人として精神科医が出てくるんでしょうね。
「境界性人格障害」が事件の背景にあると言う主張になるんでしょうが・・・

で検察側は嘱託殺人を否定する為の証人として
*司法解剖した法医学者
*被害者の両親
*被害者を診断したカウンセラー
*精神科医

となってますね。ここで「境界性人格障害では無い」と言う事が証明されると、弁護側はかなり旗色が悪くなりそうですね。

「境界性人格障害」も軽重があるかもしれませんが、重ければ相当な行動を起こしているはずなので、周囲の人間が気付くはずです。そのあたりでのどの程度の証言が出るのか?それを証言するのが被告の元妻と被害者に会ったこともない精神科医ではちょっと弱いのでは?と思わなくもありません。

私としては司法解剖した法医学者がどんな証言をするのか?も興味深いです。
例えば、「死亡時に被害者は薬物の為に意識は無かったと推定される」なんて証言が出ると、弁護側の主張する嘱託殺人自体が成立しなくなりますよね。

公判の行方に注目しましょう。

でも、公判がトンボが飛ぶような季節になったのは、ただの偶然なのかな?

参考リンク
福井大准教授院生女性殺人事件その3(残る疑問)
福井大准教授院生女性殺人事件その5(一審判決)

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2016/09/06

琵琶湖水上バイク女性死亡事故

9月4日午後5時45分頃、滋賀県彦根市の琵琶湖で、水上バイクで沖に出た男女2人が帰ってこないと110番する事故が起きている。

県警彦根署などが捜索したところ、5日午前5時45分ごろ、約1キロ沖合で発見された。県警彦根署によると、女性は心肺停止状態でその後死亡が確認された。男性にけがはない。男性は「波に当たって2人とも湖に投げ出された。途中まで一緒に泳いでいた」と話しているとの事。

発表によると、死亡したのはブラジル国籍の同県湖南市、派遣社員女性(34)。男性(47)は意識があり、けがはないという。男性が水上バイクを操縦して女性を乗せ、沖に出た。
2人ともライフジャケットを着用していたが、男性は「湖面が波立ったため、バイクから落ちてしまった」と話しているとの事。

友人約30人と遊びに来ていて、4日午後2時ごろ、水上オートバイで湖に出た。水上オートバイは同県高島市マキノ町の琵琶湖岸で見つかった。署が詳しい原因を調べているとの事。

こんな事件ですね。
水上バイクでの死亡事故は猪苗代湖などでも起きていて、水上バイクが意外に危険な乗り物であると思い知らされますね。

ただ、今回の事故での死因がちょっと謎ですね。
水面に投げ出されたショックで失神でもして、水死したのか?と思ったのですが・・・・
「波に当たって2人とも湖に投げ出された。途中まで一緒に泳いでいた」

と言う事なので、脳出血とか、低体温症などの可能性もあるのかな?
いずれにせよ、ライフジャケットだけでは防げなかったと言う事なので、ライフジャケットを付ければ大丈夫と言うわけにはいかないようです。

即死では無かったので、救出が早ければ助かったかもしれないのが残念ですね。

当日は彦根市で最高気温33.5度、17時の時点でも30度ですから、水上バイクは気持ちよかったでしょうね。

琵琶湖の日没は18:19分、しかし、日照時間は16時で0.1時間、17時以降は0時間だから、雲で太陽は隠れていたが、それなりの明るさがあったのかな。

日没で4日の捜索は打ち切られたようですね。タラレバですが、もっと早い時刻の事故だったら、捜索で当日中に発見されたかもしれませんね。

他には、発煙筒など遠くからでも発見されるような物があれば、発見されたかもしれませんね。水上バイク自身が小さいので、沖に出ると探すのは大変かもしれませんね。

いずれにせよ、水上バイクに乗る方は注意された方が良いでしょうね。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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