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2016/11/02

福井県大野市九頭竜湖冷凍庫遺体遺棄事件その8(一審判決)

一審判決 無期懲役です。

愛知県犬山市で2011年、飲食店店員のMさん(当時27)が絞殺されて福井県の九頭竜湖に遺棄されたほか、09年には暴行を受けた別の女性が死亡した事件で、殺人や傷害致死などの罪に問われた男性被告(44)の裁判員裁判の判決が11月2日、名古屋地裁であった。
裁判長は、被告に無期懲役(求刑死刑)を言い渡したとの事。

裁判長は「2人の生命が失われた結果は重大だが、死刑の選択が真にやむを得ないとまでは言えない」として無期懲役(求刑死刑)を言い渡した。

公判では主に、別の女性に対する傷害致死罪が成立するか、死刑を科すべきかどうかが争われていた。判決ではこのうち、傷害致死罪の成立は認めた。

判決によると、被告は2009年7月、自宅室内でなげしにつなげた鎖を、交際相手で同居していたAさん=当時(26)=の首に巻いて立つように命じ、姿勢を維持できず鎖で首が絞まったAさんを窒息死させた。11年11月には、愛知県犬山市の駐車場で飲食店員Mさん=当時(27)=の首を手で絞めて殺害。遺体を冷凍庫に入れ九頭竜湖に投げ捨てた。

被告はAさんへの傷害致死罪を否認したが、判決はMさん事件の共犯の男W(38)=懲役14年確定=が、Aさん死亡時の状況を被告から電話で聞いたとする証言は信用できると指摘したとの事。

Aさんへの傷害致死罪について検察側は、被告がAさんに日常的に暴行を加えるなどして精神的に支配しており、事件時はAさんが意に沿わない行動をしたため、自ら首に鎖を巻くよう仕向けたと主張した。これに対し弁護側は「裁判で明らかになった証拠からは具体的な言動を認定できず、傷害致死罪は成立しない」と反論していたとの事。

Mさん殺害で検察側は、被告が自宅でAさんに出会い系サイトなどで金を稼がせており、Aさんが死亡したため代わりに金を稼がせる女性を飲食店で探していたが、この店で働くMさんに妨害されたと邪推して殺害したと指摘した。その上で「殺人罪のみでは死刑が相当でないとしても、傷害致死罪も含め処罰することを考慮すれば死刑を選択できる」と主張したとの事。

弁護側はMさんに対する殺人、死体遺棄罪は認めた。W受刑者が殺人、死体遺棄罪で懲役14年が確定していることを挙げ「2人の刑に大きな差をつける合理的な理由はない」として、傷害致死罪は無罪との訴えと合わせて死刑回避を求めていたとの事。

こんなところですね。
無期懲役です・・・ちょっと詳細が分かりませんね。
Aさんの死亡については傷害致死なんですよね。Mさんは殺人、死体遺棄ですね。
一人を殺害、もう一人が傷害致死なので、死刑には殺人が2名必要と言う事なのかな。

もし、Aさんの死亡も殺人と判断されれば、2名の殺害で死刑の選択も有りだったかもしれません。
Aさんについては殺人を立証できないと言う検察側の判断だったんでしょうね。

しかし・・・死刑も有りだったような気がします。
悪質度はかなり高いと思うんですよね。
女性を4年間も監禁した上で暴力で支配してますね。
もう、女性を金づるかATMとしか思ってないのでしょうね。

それで死亡したら、今度は別の金づるを探して邪魔をしたと思った女性を殺害したと言う事ですからね。

こんな事件を見ると、女性が関わってはいけない男性が世の中にはいると言う事を強く感じますね。
Aさんは自力では被告の支配から抜け出す事ができない程に精神的に追い詰められていて、周囲の人間が誰も助ける事ができなかったのが残念ですね。
Aさんの家族はAさんの生活の状態を知っていたのかな?

いずれにせよ、亡くなった2人の女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
福井県大野市九頭竜湖冷凍庫遺体遺棄事件その7(新たな傷害致死事件)

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コメント

信じがたい判決ですなぁ。珍しく甘いですね。
ご指摘のとおり悪質度がかなり高いですね。
個人的には極悪人に思えます。
亡くなった2人の被害者はこれでは浮かばれませんね。

投稿: 空き地 | 2016/11/09 20:03

容疑者は女性を使ってチャット等でせしめた現金1400万所持してましたから、その金を弁護士代、賠償代に廻したんでしょうね。

投稿: テキスタイル | 2017/05/28 13:27

空き地さん、テキスタイルさん、おはようございます。

5月24日から控訴審が始まりましたね。
2審の判決に注目です。無期懲役は少し軽かったと思いますね。

投稿: ASKA | 2017/06/01 05:19

一審の裁判官が死刑廃止論者としか思えません。
極刑以外には無いと思われます。更生の余地はないでしょう。

投稿: 空き地 | 2017/06/01 06:54

金額訂正します。被告人が逮捕当時所持してた預貯金は4千万でした…、弁護士が張り切るわけで

投稿: テキスタイル | 2017/06/01 22:23

愛知県犬山市で2011年、女性(当時27)を殺害して福井県の九頭竜湖に遺棄し、別の女性(同26)にも暴行を加えて死なせたとして、殺人や傷害致死などの罪に問われた男性被告(45)の控訴審が11月1日、名古屋高裁であり結審した。判決は12月4日に言い渡される予定との事。

弁護側は、一審の論告求刑後に裁判所が訴因変更の検討を促し、検察側が起訴内容を変更した点について「公平な裁判を受ける権利を侵害した法令違反がある」と主張。また、共犯者の供述の信用性を否定するなどしたとの事。

弁護側は一審で、傷害致死罪は無罪を主張したが、名古屋地裁は同罪の成立を認定し無期懲役(求刑死刑)の判決を言い渡した。検察側が控訴しなかったため一審より重い刑は言い渡されないとの事。

こんなところですね。
うーん、検察側が控訴しなかった為に一審より重い刑にはならないと・・・
検察側にはもう少しがんばって欲しかったですが、しかたありませんね。

今回の弁護側の主張は「公平な裁判を受ける権利を侵害した法令違反がある」と言う事ですね。
もし法令違反があれば地裁に差し戻しと言う事になり、再度、公判を開く事になりますから、その方が良いのかもしれませんね。

判決に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2017/11/01 19:08

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