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2017/01/18

島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その76 (情報提供者の気になる点)

+++お知らせとお願い+++

ASKAの事件簿の見解として、容疑者の弟夫婦は事件には関わっていないし、事件の事も知らなかった。遺品として返却さいれたデジカメは遺体の映像が消去後の物だったと考えています。

従来から弟夫婦が事件に関わったとする内容の文章を書いた認識は無いのですが、「弟夫婦が事件に関わっている。事件の事を知っている」とASKAの事件簿が主張しているように誤解されている方が一部におられるようなので、もし、「弟夫婦が事件に関わっている。事件の事を知っている」と思われるような文章があれば、訂正いたしますので、教えてください。よろしくお願いいたします。
全体として文才が無く読み難い文章になっている事、お詫びいたします。

+++2017/01/20追記+++

さて、情報提供者の気になる点についですが、最初に警察の情報提供に関わる動きについてリストアップします。
私が情報提供に関わる動きだと考えているのは以下の3点(これが気になる点です)
1)2013年2月の本部長コメント「いろいろな理由で情報提供できなかった人に、わずかな情報でも提供していただき、解決につなげたい」

2)2015年作成のビラで「映像情報の提供の呼びかけ」

3)容疑者が特定されたが、情報提供者に対する懸賞金支給の話がない。(情報提供者は居ないと言う事?)

1)の2013年の本部長コメントでは「情報提供できる人間がいる」事を感じます。(感じない人もいるかもしれませんが・・・)
この時点では普通に容疑者は特定されていない状況だとすれば、警察はこの時、共犯者か犯人以外の事情を知る人物がいると考えているのではないか?
この時点で考えられるのは白のセダンの男女の事を指しているのだと思うわけです。

2)の2015年のビラも問題です。この時点で遺体の写真がある事を警察が知っていたのか?
でも、もし仮にそうだとして、「遺体の写真を提供してください」なんて事はあり得ないですよね?
そもそも、そんな写真を持っているなら、それは犯人とその共犯者ぐらいしか、考えられない。
つまり、自首してくださいと言う呼びかけと同じ意味ですからね。

3)もし、情報提供者がいるなら、なぜ、懸賞金の支給の話が出ないのか?
前回の情報提供者の条件でも考えましたが、もし、情報提供者が居て、懸賞金が支給されないなら、それは、支給条件に違反しているからでしょうね。
つまり、情報自体が犯罪行為の結果による物、あるいは、匿名による情報提供の場合。もちろん、情報提供者が居ないからと言う理由もありですね。

次に私の考える情報提供者になり得る人物としては、いまのところ3種類の人物を考えています。
A)ネット経由で遺体の写真を入手した第三者
B)死亡した社員(容疑者)の遺品を整理した会社の人物
C)白セダンの女性

A)は、そもそもそ、デジカメで撮影した写真が外部に流出している可能性は無いのか?と言う事です。
デジカメで遺体を撮影した理由にも関係しますが、そういった写真を買い取るような人物が居たとしたら、可能性は無いとは言えないですよね。
スナッフビデオなども一部にはあるようなので、そういった一部マニアに対して、容疑者が写真を売る、あるいは、同じ趣味を共有するコミュニティーに写真データを提供するなどの可能性が考えられますが・・・

しかし、この場合、基本的な問題があります。この写真自体が犯罪の決定的な証拠であり、この写真を見た人間が通報する可能性がある事を容疑者も考えたでしょう?つまり、身元を明かした上でデータを提供あるいは売るような事はしないだろうと思うわけです。

だとすると、写真を入手した人物は写真があり、その写真を撮影した人物が犯人だろうと強く推定できるわけですが、少なくとも氏名や住所などが分からない。
まー、ネット上のやりとりなら、IPなど割り出せば、追跡できる可能性はあるのですが・・・問題は7年も経過している事。
これだけ、時間が経過しているとネット情報が残っていない可能性もあります。

そして、この場合、情報提供者は事件とは関係のない第三者である事から、情報提供を渋る理由がありません。(7年も経過していから情報を提供する理由がない)。懸賞金は受け取れる立場なので、写真を入手後、懸賞金が掛かってから時間をおかずに、警察に情報提供する事ができるでしょう?
なので、私は、この可能性は低いと考えています。

B)死亡した写真の遺品を整理した人物が、死亡した容疑者が私物のデジカメで仕事の写真を撮影していた事実を知っていたのであれば、社員のプライバシーよりも、業務を優先してデジカメの内容を確認すると思います。(日本の企業では業務を優先する企業の方が多いと思いますね)

そこで、遺体の写真を発見したが、これが社会に出ると、会社に批判が出る。その結果、業績に影響が出ると考えれば、データを削除して遺族に遺品として返却する可能性があると思います。

しかし、これも基本的な問題がありますね。そもそも、証拠の写真を消してしまう事は証拠隠滅、犯人隠避の犯罪です。これによって、逮捕されるし懸賞金も受け取れない、さらに、犯人を庇った事を今更、告白しても社会の強い批判を浴びる事は間違いないでしょう?

なので、この場合も、会社が倒産したり、ガンで余命宣告を受けるような、今後の人生の心配をしないですむような限られた状況でなければ、決心できないと思います。なので、この可能性は限りなくゼロに近いかな?と思いますね。

C)の白セダンの女性の場合は、当然、一緒にいたのが容疑者と言う事になりますね。
で、前回の条件を思い出してもらうと、この女性は事件そのものには関係していない。なので、バイト先に車で容疑者と一緒に、被害者を迎えに行き、容疑者に被害者を紹介して、そのまま、二人と別れる。その後、アリバイもある。と言う状況であれば、可能性はあるのかな?と思うわけですが・・・

しかし、この場合も、事件には関係していないので、情報提供まで7年待つ理由がありません。
なので、この理由は、容疑者からの報復を恐れた為と説明するわけです。
では、7年後に情報提供した理由は?と考えると、容疑者が死亡した事を7年後に知って、容疑者から報復される事が無いと分かり、情報提供した。

この白セダンの女性の場合、被害者が行方不明となった夜に最後に被害者と会った人物(だと思う)が容疑者である事を知っているので、容疑者が事件に関わっていると強く推定できる人物ですよね。
でデジカメについても、容疑者が女性の体をデジカメで撮影するような嗜好と言うか趣味を持っている事を知っているなら、それも併せて情報提供できるでしょう。
懸賞金を受け取らないのは、名前を出したくないから、容疑者と関係していた事を秘密にする為、捜査資料とはいえ、名前を残す事を嫌ったのではないか?
と言う説明も有りかな?と思うわけです。(匿名による情報提供になりますね)

しかし、やはり2)のビラの「映像情報提供の呼びかけ」が説明できないんですよね。
もし、警察が白セダンの男女による犯行だと考えていたなら、女性は共犯者になるわけで、共犯者に自首してくださいと同じ意味の呼びかけをするとは思えない。
さらに、この段階では写真情報がある事も警察は知らないはずですよね?

逆に、情報提供が2015年だったとすると、このビラの段階で写真情報の事、容疑者の氏名などを警察が把握している事になり、あえてビラを作成する必要がないし、捜査に2年近くも掛かるのが不自然ですよね。身元が分かっているのだから、裏付け捜査だけのはず・・・

なので、あのビラについては、警察は全く別の目的で作成したのかな?
例えば、顔見知りによる犯行を疑っていて、新たな交友関係を写真から調べようとした、と言う説明も有りかな?と思います。

ここまで書いてきましたが、結局のところ、「情報提供者は居ない」と言う結論でも、まったく現状に矛盾はありません。(つまり、私の考えすぎって事ですね)

しかし、その場合、事件発生後に一度は捜査線上に浮かんだ容疑者の特定に7年も掛かった理由は何だろうと言う疑問は残りますね。
この場合としては、容疑者が住民票を島根県に異動していなかったので、捜査リストから漏れたと言う説明なら、そんな事もあるかな?と思うのですが、優先順位が低いとは言え、捜査線上には一度浮かんだと言う事なので、優先順位が低い捜査に7年待ったと言うのがどうにも、不思議に思うわけです。
これは逆に言うと、優先順位の高い捜査に7年掛かったって事なんですよね。

優先順位の高い捜査って何だったのだろう?と言うのが素朴な疑問です。

とりあえず、今後、新しい情報がでなければ、この事件の記事はこれで最後になると思います。

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コメント

共犯とまで言う人間の存在ですか・・・。私はどちらかといえば否定的な見方ですが、犯人特定にある程度時間がかかったのはなんとなく推測できます。

まず、この事件が猟奇殺人として見られていた側面があったこと。猟奇殺人なら事故死した人間より犯人が生きていると仮定して捜査すると思うんですよ。第2、第3の犯行を未然に防がねばいけませんからね。

それから一通り捜査して容疑者に行き着いたとして容疑者が死亡していたため思うように捜査ができなかった可能性でしょうか。

今回の事件、容疑者がカメラを残していなかったら容疑者特定は難しかったかもしれないんですよ。グレーではあっただろうけど、決定的な証拠ではないでしょう。その証拠を身内や知人から提示してもらう為に警察は情報提供を訴えていたのかもしれません・・・。

投稿: 裏銭 | 2017/01/18 23:09

すみません。少し説明が細かくてかえって分かりにくい文章になっているように思えました。こちらの頭の悪さを棚にあげてすみませんけれど。
多分、後半で仰られていたように
考えすぎではないでしょうか。
2015年の発表もルーティンな作業の一つに過ぎなかったのでは?
こんなことを言うと実もふたもなくなりますが、まかさまさかの積み重なりで、八方塞がりだからもう一度振り出しでやり直そうとしたところでってのが答えかと。
ただ、とはいえ白いセダンのというくだりはミステリーですね。
そこのところをもう一度ゼロから
整備されてお話されたらとも思いました。
でも、なんだろ。この人物がまごうかたなき真犯人としても、事件発覚からほどなく死亡しているわけですよね。そんなヤバすぎる現場にからんでしまった女性がはたして真犯人が死んでしまったと知らなかったのでしょうか?
脅されていたなどと怖い思いをしていれば尚更この真犯人の行動には関心を抱いて筈ですし。
風のたよりでまさかの事故死などと何年もたっても知らないとは?

投稿: | 2017/01/18 23:54

みなさん、おはようございます。

裏銭さんへ
まあ、そうですね。もし写真がなければ、容疑者特定とは成らなかったですね。
デジカメだから、弟さんがそのまま使っていれば、データの復元もできなかったでしょうし、高価な物でもなければ、古くなって故障してしまえば、そのまま廃棄となってもおかしくなかった。

遺品だから、使わず仏壇の引き出しに入れたままにでもなっていたのかもしれませんね。ある意味、奇跡だったのかもしれません。事件が解決できたのも、偶然の重なった奇跡だったのかもしれませんね。

名無しさんへ
そうですね、7年間、容疑者が死亡した事に気付かないと言うのも不思議な話です。
これも、私の勝手な妄想ですが、この女性は容疑者から脅されて従っていたので、女性からは連絡を取らなかった、どちらかと言えば、関わり合いたくなかったのではないか?と考えています。

容疑者から連絡が無いので、そのまま連絡が無い事を祈っていたと言うところですね。

しかし、実際、このケースの場合、特に匿名での情報提供だった場合でも、匿名で情報提供があったとしたら、「匿名での情報提供により事件が解決した」ぐらいの事は警察から発表があっても良いかな?とは思う点です。

文章がわかり難くて申し訳ないです。
前半の気になる点の説明は後にするか、むしろ無くても良かったですね。

白セダンの部分は意図して説明を少し省略した部分も有ります。生々しくなると、色々と悪影響があるのではないかと配慮した部分です。

投稿: ASKA | 2017/01/19 05:59

私は2015年のビラは裏取りの段階で、すでにこの男に絞って写真を募集してたと思います。
発見が6日で前日の昼には首はなかったという証言も有り5日の夜しか遺棄のタイミングが無い訳でその時間帯に臥龍山付近を走っていた車で性犯罪の前科があったのはこの男だけだったのでしょう。後は事件当日のこの男の行動を調べていた。そんなところでしょう。
ですからそこを根拠に令状が取れたので見付けられたという事だと思いました。
セダンの男女が犯人と被害者。それともただそこに居た目撃者。それとも犯人達だったのかはハッキリしていないと思います。

投稿: フリフリ | 2017/01/19 20:54

2015年のビラは例えば事件当日この場所を通れば明らかに事件に関わっているとされる場所があってその証明の為の写真か、または集まった写真の中から犯人の行動を繋ぎ合わせるそんな事かと。会社の車あるいはレンタカー自分の車友人の車実家の車それらを突き止めてからのデジカメという事なのかもしれません。
共犯はいないとは思いますがデータを消して黙っていた人物がいた可能性はあると思いました。

投稿: フリフリ | 2017/01/20 00:19

優先順位が高い容疑者…同じ大学の中退者がいたようですが、疚しさ無ければ辞める必要は無いと思うのは考えが素人なのかな?

匿名情報から捜査。それが実際にあったとしても発表は控えるでしょう、事件が事件だけに。発表すれば気になるのが人情で、要らぬ詮索するのがマスコミですから。


犯人の携帯情報もわかりませんよね、ただ通話記録から被害者とは面識無い結論は出てましたね。

当時のメル友が白いセダンの女性で連絡先もアドレスくらいしか知らない、ハンドル名しか知らない、体の関係(援助交際)はあった、と仮定すると謎は解きやすくなりますね。

投稿: TS | 2017/01/20 00:21

もしも二重人格説が当たったいて、情報提供者が主治医だとしたら
1) 3)
の説明がつきそうですね。

投稿: R | 2017/01/20 13:09

あとフッと思ったのですが事故で炎上した犯人の遺体は本当に本人の物なのでしょうか?

投稿: フリフリ | 2017/01/20 16:59

みなさん、こんばんは

フリフリさんへ
なるほど、「報道された2016年に入ってから容疑者が浮上してきた」と言うのが誤りで、2015年以前にすでに、容疑者として浮上していた。
その裏付けの為に映像情報を欲していたと言うであれば、説明できますね。

事故の遺体の身元確認の方法ですね。
炭化して外見から判別できないような状態なら、歯の治療痕やDNA鑑定が行われると思います。
顔を判別できるようなら、顔で人物を特定したと思いますが・・・
たしかに、過去には親族が遺体の確認をしたが、別人と間違っていたと言う事例はありますが・・・

特定方法は報道されていないので、今のところなんとも言えないですね。

TSさんへ
なかなか、捜査と言うのは難しいようで、以前コメントをいただいた方に世田谷事件で刑事が職場に何度も聞き込みに来て、困っていた方がおりました。
警察としては、記憶を呼び覚ます為に何度も話を聞くと言う事が、通常の捜査手法としてあるようです(ドラマ相棒の受け売りですが)。
しかし、周囲の人間としては、警察から疑われていると見えてしまう事もあるでしょうね。
そのあたりは、警察の方も少し配慮していただいた方が良いかと思いますね。

確かに匿名の情報提供があれば、誰から?と探したくなるのが人情ですね。
それを見越して、あえて発表しないと言うのは有りですね。

Rさんへ
医師としての守秘義務があったので、情報提供するのに時間が掛かったし、発表できないと言う事ですね。
だとすると、犯行から死亡するまでの間で医師の診察(カウンセリング)を受けて、その時に事件を告白したと言う感じでしょうか。
2014年7月に佐世保で女子高生が同級生を殺人した事件で、精神科の主治医が事件前に「人を殺すかもしれない」と警察に相談していた事件がありました。

私としては医師の守秘義務よりも、事件を解決する事の方が医師として優先順位が高いような気がしますが・・・どうなんでしょう?
「犯人が手に怪我をした」とされている世田谷事件でも、病院から「手に怪我をした受診者」の情報が提供されていますね。

投稿: ASKA | 2017/01/20 19:52

もし、2013年以前に容疑者を特定できていたとしたら、この呼びかけは、「容疑者は死亡しているから、安心して情報提供してください」と言う意味だったかもしれませんね。もっとも、情報提供者が容疑者が死亡している事を知らないと意味ないわけですが・・・

2013年2月の本部長コメント「いろいろな理由で情報提供できなかった人に、わずかな情報でも提供していただき、解決につなげたい」

投稿: ASKA | 2017/01/20 20:06

ASKAの事件簿ファンとして書かせていただきます。苦言を呈するようで恐縮ですが、既に解決した事件をあれこれ書くよりも、まだ解決していない事件に焦点を当てるべきでは?
情報提供者が誰であれ、情報提供者にもプライバシーがありますので、興味本位で情報提供者の事をあれこれ詮索したものをネットに載せると、いたずらに情報提供者の印象を悪くしてしまいがちになると思います。

情報提供者がどういった考え・経緯で警報に情報を提供したのかは僕にも分かりません。しかしそれは我々には関係の無いことです。いずれにせよ事件は無事に解決したわけですから、ここでこの事件の記事は終わらせるのが賢明かと思います。

投稿: ノンオイル油 | 2017/01/21 04:23

ノンオイル油さん、おはようございます。

コメントありがとうございます。
解決した事件より、未だ未解決の事件に注力すれべきと言うご指摘はその通りだと思います。

私は解決済みの事件を考える事には二つに意味があると考えています。

一つ目は私は解決した事件にこそ、未解決事件を解く鍵があるかも?と考えています。同じ方法で解決できるのでは?と言う事です。

二つ目は、解決したとされる事件が本当に解決なのか?
と疑問があるなら疑問を考えるべきだろうと思う部分があります。それは、えん罪事件を防ぐ事にも繋がると思う部分です。

「情報提供者が誰であれ、情報提供者にもプライバシーがありますので、興味本位で情報提供者の事をあれこれ詮索したものをネットに載せると、いたずらに情報提供者の印象を悪くしてしまいがちになると思います。」

この点には十分注意したいと思います。
アドバイスありがとうございます。

いずれにせよ、この事件についての記事は、これで終わりになると思います。
おそらく、この事件については、新しい情報は出てこないでしょう。

投稿: ASKA | 2017/01/21 06:55

ノンオイルさんの意見は充分理解の範囲です。
しかし、今回の結末がすっきりしてたでしょうか?容疑者のままで死亡した時点で事件の詳細は藪の中の出来事で終わりを告げようとしてます。逆に事件簿としてはこれ程の題材はなく、犯人はなぜこのような事を起こしたかを推理するのが事件簿なんですよ。

警察の一方的な発表の矛盾を詮索するのは、冤罪を防ぐべき必要課題でもあります(特に長年の未解決事件を日露首脳会談に併せたココぞのタイミングの発表も含め)。

被害者遺族の誰にも怒りをぶつけられない虚無感の代弁の役も果たしてます。

投稿: TS | 2017/01/21 08:08

TSさん、おはようございます。

「犯人はなぜこのような事を起こしたかを推理するのが事件簿なんですよ。」

確かに、犯人がなぜこの事件を起こしたのか?と言う部分では全く未解決ですね。
性犯罪歴があるから、性犯罪が目的?確かに、性犯罪は再犯率が高いですが・・・それだけでは、解体の理由や写真の理由が説明できませんね。

神隠し事件で、遺体を細分化して下水に流した事件がありますが、性犯罪が理由で殺人となった場合に解体する事件の割合は、性犯罪事件の全体からみたら、かなり低い数字になると思います。当てずっぽうですが、1%以下かもしれませんね。

そして、自殺か事故かも判断ができない。
これで、事件を告白する遺書でもあれば自殺ですっきりしたかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/01/21 08:48

被疑者死亡で起訴はされるが、有罪かどうかすらまだわからない。動機や経緯、不明だし、とても解決とは思えません。今後、新証言が出て来るやもしれません。真実は闇のまま、そこに灯りがほしい気がします。

投稿: 空き地 | 2017/01/21 09:09

おはようございます。 返信読ませていただきました。 誤解のないように前置きさせていただきます。僕はサイト主や書き込みする方を攻撃しようとか論破してやろうなどとは一切考えておりません。
僕が懸念しているのは二つ、「憶測のオーバーラン」と、それが原因でサイトが閉鎖に追いやられてしまうこと、この二つです。

確かに皆さんのご指摘の通り、容疑者が死亡していて事件の動機・経緯が未解明のままでは僕もすっきりしていません。 しかしすっきりはしなくとも受け入れることは出来ます。 というよりは受け入れるしか選択肢がないのです。

この事件のように容疑者が特定していて死亡している状態ではもはや「推理」する余地はなく、出来ることは「事件の事実をまとめる」のみだと思います。
仮に新たな事実、例えば共犯者がいた可能性が浮上した、等の新情報が舞い込めばそこから「推理」することも出来ますが、そういった確定的な情報が出てないのにも関わらず共犯者の有無を書き込んでるコメントも見受けられました。

これこそまさに「憶測のオーバーラン」でして、憶測がオーバーランしてしまうと、矢野容疑者と仕事や私的な事でちょっと関わったというだけで、事件とは関係のない人が好奇の目に晒され人生を狂わせかねない事態になってしまいます。

例えば会社などで、人を見た目だけで決めつけ「あいつは裏で悪いことをしている」などと確定的な証拠もないのに周りに言いふらしていると、それが巡り巡って名誉棄損に発展してしまう可能性が高くなるわけです。
仮に裏で悪いことをしているような状況証拠が舞い込んできた・普段の言ってることに犯罪を匂わせている節があればまた違ってきますが、そういった事もないのに憶測をオーバーランさせてしまってはマズイ事態になりかねません。

そういった可能性も考えて、この事件の事を書くのはもうこれで収束させたほうがいいと提案させていただいたわけです。

ASKAさんのおっしゃる通り、議論し続ければ他の事件の解決に繋がるかもしれませんが、事件をまとめる事でも十分に次に繋がると思います。

また「解決したとされる事件が本当に解決なのか?」についてですが、今回の事件のように冤罪の可能性が極めて低い決定的な証拠が出てきてるのですから、これ以上の議論は一旦終了させるのが賢明かと思われます。

投稿: ノンオイル油 | 2017/01/22 09:30

ノンオイル油さん、こんにちは

「僕はサイト主や書き込みする方を攻撃しようとか論破してやろうなどとは一切考えておりません。」
はい、大丈夫です。事件簿ファンとして愛の苦言と言うところですね。

「憶測のオーバーラン」と、それが原因でサイトが閉鎖に追いやられてしまうこと、この二つです。

これは、インターネットの最大の暗黒面ですね。
ASKAの事件簿でも「推理の見えない落とし穴」として注意喚起している部分でもありますが・・・ホントに難しいですね。

この事件だと、容疑者自身が証言できないので、結局、「登場人物を疑え」と言う落とし穴に落ちそうです。

情報提供者を共犯者と誤解される方も出るかもしれませんし、落とし穴は大きそうですね。

私としても、サイト閉鎖のようなリスクを負いたくないのが正直なところですから、情報提供者についての記事やコメントはこれで一旦終了としましょう。

いままで、何度も情報提供者について書いているので、今更ですが、私は「情報提供者はいない」でも、十分事件を説明できると考えています。

理由は捜査本部発表の「捜査員の士気に関わるので詳細は発表しない」と言う趣旨の発言ですね。

逆に言うと、正直に話したら、捜査員の士気を削いでしまうと言う事ですよね。
これって、普通に考えたら、現場の捜査員の苦労が水の泡と言うか、無意味だったかも?と捜査員が考えてしまうような事ですよって事ですよね。

このあたりから、単純に捜査方針決定の段階で誤った方向(優先順位)を選択してしまい、結果、間違ってましたねって事でも、この「捜査員の士気を削ぐ」を説明できると思っています。

まー、結果だけを見ると、判断ミスだけど、事件当時はもっと疑われる方向があったのだとすれば、判断ミスと責めるのは酷な話ですよね。

このあたりの事情は中の人にしか分からない事なので、なんとも言えませんけど・・・

投稿: ASKA | 2017/01/22 12:58

先にも書きましたが、同時期に島根大学通ってた生徒で何度も警察に訪ねられ周囲から白い目で見られ、挙げ句に中退した生徒がいたようです。

容疑者の弟に至っては、同時期に肉親の両親と兄を亡くし 悲しみから離脱すべく起業し、店も順調に運んだ矢先に廃業せざる終えなくなりました、残された者の試練は並大抵ではありません。

「憶測のオーバーラン」はこの事件ではすでに猛威を振るってるのです、それが7年の歳月なんです。


ズバリ、私の推理では被害者を殺害、解体した容疑者と遺棄した人物は別人と思われます。

解体が必要なまでの几帳面さと比べ、投棄があまりにも場当たり的な杜撰さから、異なる性格の持ち主による投棄と思われます。

69辺りに地元の方の意見がありましたが、臥龍山山頂はよほど地元に詳しい方でないと辿り着けない場所で、ましてや深夜となると地元民が案内または投棄を引き受けない限り山頂までは行けないそうです。(島根と山口を行き来してた程度の人物では、臥龍山より別の山を選択するであろうとの事)

死体遺棄の罪が三年あまりで時効を迎えた事考えると、恐らく情報提供者が遺棄した事実を自白するまで年数がかかったと考えれば、7年という期間は必要な時間だったかも知れません、水面下の司法取引も含め。


性の奴隷にしたかった神隠し事件も、警察の初動捜査ミスが最悪の結末向かえた事実を裁判所は見逃さなかった。一時の性奴隷にされてれば、今ごろ無事に解放されてたと思うとやるせないです。


この犯人の拉致当日殺害の意味が理解不能なんです。

警察が裁判不可を見越して、都合よく殺害日時を曲げた可能性が高いんです。(捜査員の士気を下げる、と言うのは行方不明公開捜査をしたばかりにバラバラにされてしまった、と言えないのでは?)

証拠隠滅にしても、協力者の存在が不可欠になるんです。


すべては藪の中、真しやかに不気味に終えるしかないようです。

投稿: TS | 2017/01/22 14:41

TSさん、こんばんは
殺害日時、死亡推定時期は事件当初の報道と矛盾はありませんよ。
当初の報道では
司法解剖の結果、遺体は死後1~2週間が経過。行方不明になった10月26日夜から31日の間に、何者かに殴られるなど激しい暴行を受けた後、殺害されたとみられる。

なので、突然、失踪当日の26日に死亡した事になったわけでは無いですね。
遺体を撮影した日時の特定の方法が微妙ですが、消去された写真の前後の写真の内容から26日と判断されたのでしょうね。

性的暴行事件では、犯行時に騒がれてとか、終わった後に警察に訴えると言われて殺害などの理由で当日に殺害している場合は結構ありますね。

しかし、この事件では、解体現場が容疑者の自宅の浴室と言う事が写真の映像から分かっているので、自宅に連れ込んだ時点で生存していたのなら、監禁を継続する事で事件の発覚を防ぐ事ができますね。

その意味では、私は車で拉致した前後で被害者は死亡した場合も有ると思います。

弟夫婦の引っ越しについては、警察の温情だったのかもしれないと考えています。
7月にデジカメとメモリを警察に任意提出したのであれば、映像の復元に1週間と掛からないと思います。
発表が12月になったのは、弟夫婦の引っ越しが終わり容疑者が発表されても、弟夫婦の生活に影響がでないように準備する為の時間を待ったのではないかと思います。
容疑者死亡なので、容疑者が逃亡する心配もありませんから、急いで発表する必要がある状態では無かったでしょうね。

このあたりは関係者がリークしなければ、世には出ない話ですね。

投稿: ASKA | 2017/01/22 21:58

「容疑者から押収したスマートフォンに保存されていた被害者の写真を徳島県警鑑識課が解析した結果、写真を撮影した容疑者の姿が被害者の瞳に映っていることが判明し、重要な証拠となった事件が昨年あった。」
島根のケースでも生前の容疑者または遺体の瞳に写っていた可能性もありますね。

http://mainichi.jp/articles/20170124/k00/00e/040/207000c

投稿: イハマサ | 2017/01/24 13:24

イハマサさん、こんにちは

そうですね、可能性は有ると思います。
それが出れば、より確実な証拠になりますね。

投稿: ASKA | 2017/01/24 14:46

容疑者が生きてれば起訴に足らんとする証拠がありながら、不起訴が確定しました。

残された加害者親族への配慮とも思える判断でした。

投稿: テキスタイル | 2017/01/31 18:41

解決までは至らずに終結しちゃいましたね。
経緯や動機など不明のままで残念ですな。
ところで民事裁判はあり得るのでしょうか?
被害者のご冥福をお祈りします。

投稿: | 2017/02/01 06:57

当日殺害、翌日には通常出勤してた容疑者。
どんな経緯かは闇の中ですが、殺害したのは違いなく、ただそれが単なる性的欲求だけなのか?パーツ欲しさの検体としての解剖かも 解明はされません。

痕跡無くす為の入念な解体をするには、監禁時間があまりにも短すぎる。

投稿: TS | 2017/02/01 18:33

みなさん、おはようございます。

テキスタイルさんへ
実際、本人が死亡しているので、ここしか落としどころが無いのでしょうね。
中途半端な状態で放置すると、悪い影響があるかもしれないので、早めに終結させたと言うのはあるかもしれませんね。

名無しさんへ
検察が単独犯を強調してますから、民事裁判は無いと思いますね。本人が生きていれば民事裁判の方法もあったと思います。

TSさんへ
当日は徹夜作業だったんでしょうね。それに、どうやら職場は一人だったようですから、営業車で昼寝してても、客からクレームでも来なければ、上司も作業内容を確認する事はできないでしょうね。

自宅も一人なのだから、急いで処分しなければならないような状態でも無かったと思いますが・・・疑われる要素があると自覚していたのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/02/02 06:08

>車で拉致した前後で殺害の可能性あり。

との事でしたが、それは拉致目的の接近で、ぶつけた可能性もある事ですよね?
靴が脱げる程の衝撃を与え、瀕死の状態だった被害者を楽にさせる為に絞殺、遺体に付着した車両の塗料片の除去等の為に解体と、それなら急いだ理由もわからないでもありません、焦りもあったでしょう。
たまたま車は事故で炎上と痕跡虚しく。

かつて鈴鹿市で起こった、女子高生バラバラ殺害事件の犯人と同じ理由ですね。


ひょっとしたら、どこぞの事件簿で取り上げて貰いたいが為に起こしたとか?

それも含め闇の中です。

投稿: TS | 2017/02/02 19:13

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