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2017/01/23

千葉県動物プロダクションでライオンに噛まれる事故

1月23日午前11時5分ごろ、千葉県成田市吉岡の「湘南動物プロダクション」の20代の飼育員女性から「飼育員がライオンにかまれている」などと119番通報する事件が起きている。
県警によると、かまれたのはいずれも飼育員とみられ、50代ぐらいの女性と20代ぐらいの男性の2人でいずれも重傷との事。

同署によると、ライオンは10歳の雄。2人は通報した女性と3人でライオンのおりの中に入り、ライオンの体を洗っていたところ、ライオンがいきなり騒ぎ始めて2人を襲った。ライオンは鎖につながれた状態だった。1人は自力でおりから脱出、もう1人は飼育員に助け出された。2人はいずれも救急隊到着時、意識はあったとの事。

同社ホームページによると、国内最大の規模の動物プロダクションで、国内映像業界のシェアは90%以上。アリやゾウ、ライオンなどを実際に調教して演技を教えているとの事。
同社の前身は1972年に神奈川県藤沢市に設立された湘南動物企画を経て2007年に湘南動物プロダクションを設立。
10年に成田市に移転した。従業員数は15人との事。

従業員は、ライオンについて「撮影前の準備で手入れをしていた」と説明しているとの事。

地元の保健所などが23日午後、動物愛護法に基づき、施設に立ち入り検査を実施し、ライオンの管理状況について調べる。

事故は、飼育舎の中で飼育員がライオンの体を洗っているときに起きた。この点について、2頭のライオンを飼育している千葉の動物園によれば、けがの治療目的などでライオンにどうしても近づかなければならないときは、ライオンを狭いケージに移動させた後、麻酔を打つとの事。

出演準備のためにライオンの体を洗っていた可能性が高く、県は同日午後、現場に立入り調査に入り、麻酔を使わずに飼育員が対応していたかどうかも含め、猛獣を含めた飼育動物の管理に問題がなかったかどうか調べているとの事。

こんな事故ですね。
問題の動物プロダクションは歴史も長く、動物の扱いにはそれなりのノウハウも持っていたのでしょうが、それでも事故は起きてしまうんですね。
でも、実際、話だけを聞くと、鎖に繋がれたとは言え、自由に手足や口を動かす事ができる状態のライオンの体を檻に入って、手作業で洗っていたのかな?
(今のところ詳細が分かりません)
手足、口が届く距離にいれば、虫の居所がわるければ噛んだりするかもしれませんよね。
と言うか、噛める状態で作業したら、そりゃダメだよね?って事なんだと思います。

それが、作業手順書には「麻酔を打って動かなくなってから、洗う」とあったのかは?今のところわかりません。
以前は、麻酔なしの方法でも問題なかったのかもしれませんね。

作業手順書の存在の有無やその内容については、これからでしょうけど・・・
ヒヤリ・ハットとかKYTとか、ありそうな物ですけど・・・慣れた作業だったのか?

ここ数年、動物園などプロの人達の動物関係の事故が多いような気がしますね。

噛まれた二人は重傷のようです、早い回復をお祈りします。

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