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2017/02/23

群馬県前橋市駒形町悪魔払い赤ちゃん虐待死事件

2011年5月に前橋市の女児(当時1歳)の頭部などに暴行を加えて死亡させた疑いが強まったとして、群馬県警は2月23日、女児の母親の知人で前橋市駒形町、自称コンサルタント業、女性容疑者(63)を傷害致死容疑で逮捕する事件が起きている。

容疑者は「あやしているうちに、頭をぶつけているかもしれません」と容疑を否認しているとの事。
容疑者は自宅で「おはらい行為」をしており、母親(43)が通っていた。県警はおはらいと称して暴行があったとみているとの事。

女児の死亡から約6年。群馬県警が立件までに時間がかかった背景には、当初、女児の母親から「虐待」の証言が得られなかったことがある。「先生」と慕っていた容疑者をかばうため、医師や警察に対し、「転んで頭を打った」などと説明していたとみられ、群馬県警幹部は「マインドコントロール(洗脳)されていた」と指摘しているとの事。

関係者によると、女児の母親は、女児への暴行の現場にいたとみられる。
女児は暴行を受けた後、全身けいれんを起こし、母親が病院に運んだ。
その際、医師に「1週間前に階段から転落したが、けいれんを起こすまで何ごともなかった」と説明。
一方、県警や周囲には「玄関の上がりかまちに頭を打った」などと別の説明もしていたとの事。
女児が倒れた場所についても「容疑者の娘宅で倒れた」と説明していたとの事。

母親は女児の死亡後、周囲に「私が悪い。私のせいで娘が悪魔にやられてしまったからだ」などと話していたとの事。

しかし、県警は昨年以降、カルテの再鑑定や関係者の聴取を進めた。
改めて母親に事情を聴いたところ、虐待があったことを認める証言を始めたとの事。

県警の発表では、亡くなったのは、同市西片貝町3丁目の当時1歳4カ月の女児。容疑者は2011年5月2日午後5時ごろ、自宅で女児を暴行し、4日後、搬送先の病院で死亡させた疑いがある。
司法解剖の結果、女児の死因は急性硬膜下血腫だったとの事。

県警によると、女児が搬送された病院から「虐待の疑いのある女児を手術中」と通報があった。母親は「転倒した」「転びやすい子だった」などと説明したが、女児の頭や背中から複数のあざが確認されたことなどから、県警は虐待死の可能性があるとみて捜査していた。

捜査1課によると、容疑者は「中島順聖(せいしょう)」の名前で、おはらいなどをしていた。女児は生後間もない頃から、両親に連れられ、容疑者の自宅に通っていたとの事。頭や背中には複数のあざがあり、日常的に虐待をしていなかったかも調べている。

容疑者は自宅アパートで体の不調を訴えた人の相談を受け、治療目的で体を触るなどして金銭を得ていた。

両親には他に長女(15)と長男(13)がおり、女児は末っ子だった。

女児は生後間もない頃から、「体の中から悪魔が出ていかない」「悪魔にやられている」などとして、暴力をふるわれていたという。
女児の通っていた保育園は10年以降、女児の体に複数のあざを確認し、市に通報していたとの事。

女児は、児童相談所や警察で見守りが必要な児童の情報などを共有する「前橋市要保護児童対策地域協議会」で、要保護児童となっていたとの事。
県警は「被害者が亡くなったことは重く受け止めている」としている。

時系列(かなりざっくりしてます)
2002年 長女を出産と推定、母親当時29歳と推定
2004年 長男を出産と推定、母親当時31歳と推定
2010年 女児誕生(と思われる)母親当時37歳と推定、保育園が虐待の疑いで通報。
2011年
05月02日 暴行、全身けいれんを起こして搬送されるが4日後に死亡。

現在、母親が43歳なので、当時は37歳かな。
長女と長男の間が2歳なので、このあたりは普通かなと思いますが、死亡した女児が長男から13年も離れている。
そして出産時の年齢も37歳(と推定)で高齢出産となり、それなりにリスクが高いですね。

そして、保育園が2010年に虐待の疑いを通報していると言う事は、ゼロ歳児保育で保育園に預けていたと言う事ですね。
なぜ、なんでしょうね。報道では両親で容疑者宅へ子供を連れて行ったとあるので、シングルマザーでは無いようです。
母親が仕事をしなければならないような状況でもなければ、ゼロ歳児保育と言うのは、あまり聞かないと思うのですが・・・・

で、ゼロ歳児で保育園で虐待が疑われたと言う事は、出産直後から虐待が行われていたと言う事なんですよね。
誰が暴行したのか?は分かりませんが・・・

問題はここからなんですが・・・
霊能力者とか「お祓い」とか「除霊」とか言う話は、現代の日本でも珍しい話じゃないんですよね。
まー、数年に一度はこの手の話が出てきます。

だけど、誰でもそれを信用すると言う話でも無い事はみなさんも想像できますよね。
なので、何かそういった、非科学的な物にすがるような精神状態だった可能性はあります。

特に赤ちゃんに悪魔着きが起きると言う事は、生まれた赤ちゃんに現代医学では治療できないような障害などがあった場合などですね。
高齢出産なので、そのあたりのリスクは高かったかもしれませんが、ここは情報がありません。

で、結果的に、治療方法を独自に探す中で容疑者に出会ってしまったのかな?
ただ、障害の話はこれまで出ていないので、赤ちゃんは健常児だった可能性もあります。

その場合、死亡した女児が生まれる前から、容疑者と知り合っていて、心酔と言うか傾倒していた可能性がありますね。

容疑者はお祓いをして報酬を得ていた、プロの霊能者なので、頼まれれば、お祓いもするでしょう。
しかし、問題はプロの霊能者でも霊能力がある人ばかりじゃないって事ですね。

もし、容疑者に霊能力がなければ、お祓いの効果はなく、赤ちゃんは回復や治癒しないと言う事になります。
しかし、報酬を受け取っているので、治癒しないと霊能者は立場上、困るわけですね。
その為、効果が出るまでお祓いがエスカレートしていく事になります。

それで、「暴力によって悪魔を体から出ていかせる」と言うお祓いが行われてしまうわけですね。

大人なら、周囲に迎合して「治癒した」とか「悪魔は退散した」と偽り、お祓いから脱出する事もできるかもしれません。

しかし、言葉も話せない赤ちゃんでは、もう悲しい結果へ向かってまっしぐらと言う感じですね。
その上、それが、愛する子供の幸せを望む両親によって行われているのがなんとも、皮肉です。

父親はこのお祓いに対して、どう考えていたのだろうか?
どちらかと言うと、男性の方が女性よりも理系の割合が多いような気がしますし、会社で仕事などしていれば、合理的な判断が要求される事も多いわけで、そういった非科学的な話は避けそうな気がしますけどね。

いずれにせよ、人が絶望してしまうと、最後は「神頼み」になってしまうのは仕方が無い事なんだと思います。
大切なのはそれを、悪用されない事ですね。

今回の場合も、医学的な治療などを平行して行っていれば、医学面での効果が「お祓い」の効果として認識され、霊能力者のメンツも立った場合も有ると思います。
それなら、それで、お祓いがエスカレートする事も無かったかもしれませんね。

問題は医学的に治療可能な状態だったのか?は情報がありませんね。

まー、当事者は、一縷の希望にすがっているわけで、冷静に考えられるような状態では無いかもしれません。
なので、周囲の人がそのあたりを察して、非科学的な治療で生命に危険が及ぶような事がないように、うまく誘導していければ良いですね。

他には、母親かあるいは両親にメンタルの問題があって、容疑者に傾倒していたなんて可能性も考えられますが、そのあたりは情報がありませんね。

続報を待ちましょう。

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コメント

子供の年齢差の部分が間違ってますね。長男が現在13歳でしょうから、女児が生まれた時は7年前で6歳前後かな。それでも、ちょっと離れている感じですね。

投稿: ASKA | 2017/02/23 21:50

続報です。

1)市によると、市は10年9月6日、保育園からの通報を受け、女児の顔にあざがあることを職員が確認。女児の母親は「転んでけがをした」と説明した。

 翌10月にも、ひじにあざのようなものがあるとの連絡が保育園からあり、市職員が確認した。

 最初のあざ確認後、警察署や児童相談所などで組織し見守りが必要な児童の情報を共有する市要保護児童対策地域協議会で、女児は「要保護児童」に登録された。10年11月には、毎月定例で開かれる協議会の実務者会議でひじの点が報告されたが、軽度だったため特別な対応は必要ないと判断されたとの事。

2)容疑者(63)が、自宅アパートの室内で女児を抱き抱えて床に落とす様子を母親に目撃されていた。
現場にいた女児の母親(43)が県警に「娘を放り投げ、頭から落とすのを見た」という趣旨で証言し、遺体について医師が鑑定した結果とも合致したとの事。

捜査関係者によると、目撃証言は事件当日のもの。県警が昨年以降、女児が運ばれた病院のカルテや画像を再鑑定した結果、脳が大きく腫れて多くの出血がみられ、「乳幼児揺さぶられ症候群」に類似した症状が確認された。背中にあざもあり、床にたたきつけられた時にできたものとみられる。女児は暴行を受けた直後に全身のけいれんを起こして病院に運ばれ、4日後に急性硬膜下血腫で死亡した。

3)容疑者と出会った経緯は不明だが、母親は女児の生まれる約1年前から父親(42)とともに容疑者宅へ通うようになったとの事。
関係者によると、容疑者宅を訪問する際、決まって焦げ茶色の和服を着ていたという。容疑者の和服姿も度々目撃されているとの事。

4)現在、女児の両親は容疑者の元へは通っていないとの事。
父親は「いろいろなことがきっかけで信じるようになった。(逮捕されて)いい結果にはなりましたが、娘はもう帰らない…」と話したとの事。

5)関係者によると、容疑者は自宅アパートで「おはらい」などの活動をしており、女児の両親も通って容疑者の身の回りの世話などをしていた。
女児への暴行は10年1月の生後間もないころから始まったとの事。
その後、容疑者の高圧的な態度などに疑問を抱き始めた父親が疎遠になっていった時も「旦那の霊にやられている」などと言って女児の胸を突き飛ばすなどしたとの事。

10年9月には女児の保育園が顔にあざを確認して、市に通告したことがあった。しかし、容疑者は母親に対し「きょう保育園に連れて行くお前がおかしい」「アザはお前がつけた」「私は神の手だからアザはつかない」などと叱りつけたという。母親は、女児が死亡した当初も、医師や警察に虐待を否定し、周囲には「自分が悪い」と説明していたとの事。

こんなところですね。
最初は両親ともに、信者状態だったようですね。途中から父親は疎遠になったようですが、それでも、母親の行動は止めなかったんですね。

一度は信じた事だし、母親がそれに心酔してしまっているので、あえて波風を立てたくなかったのかもしれません。

しかし、父親は一応、疎遠になったように懐疑的な目を持っていたわけで、もし、母親に同行していたら、虐待を止めたかもしれませんね。

普通に考えれば、絶対おかしいですからね、一歳児を頭から床にたたき付けるなんて。。。

マインドコントロールされていたのかわかりませんが、「自分の頭で考えないとね」、誰かの言うとおりにしていれば、人生幸せになれるって事では無いですから。

それに、頭からたたき付けた女児が全身けいれんした時、どうして、その「神の手」で治療しなかったんですか?
「神の手」で治療できるなら、病院に運ぶ必要なんてなかったでしょ?

もし、本当に容疑者自身が「神の手」を信じていたなら、その場で、「神の手」で治療しようとしたはずですよね。

つまりは、そういう事なんじゃないのかな?

まー、お祓いの過程で、一歳児を頭から床にたたきつけるような事になってしまった経緯はこれからの取り調べをまつしかないですね。
この手の事件だと、密室で行われていて、集団催眠のような状態になり、エスカレートしていく場合が多いです。
効果が無いので、次第に暴力的になってしまったのかもしれませんが・・・

しかし「悪魔が憑いている」と言うのは、どんな状態でそう、判断したんでしょうね?
そこが、はっきりしないと、「悪魔が退散した」事を確認する事ができないと思うけど・・・

投稿: ASKA | 2017/02/24 20:24

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