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2017/02/17

三重県四日市市受験生母親殺人事件

2月15日(水)、母親を自宅で殺害し遺体を敷地内の物置に遺棄したとして、三重県警は、同県四日市市の高校3年の少年(18)を殺人と死体遺棄の容疑で緊急逮捕する事件が起きている。
「自分がやった」と容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は14日午前6時40分ごろ~午後7時ごろ、自宅で主婦の母親(47)の首をナイフのようなもので複数回刺して殺害し、庭の物置に遺棄したとしている。

県警捜査1課や四日市北署によると、母親の後頭部に複数の打撲痕があったほか、顔はうっ血していた。県警は15日午後に司法解剖して死因を調べるとの事。

14日午後11時ごろ、会社員の父親(48)が「事件です。妻が死んでいる。息子が殺したのかもしれない」と110番したとの事。
仕事から帰宅した父親が母親の姿が見えないので捜したところ、物置の中であおむけに横たわった状態の母親を見つけたとの事。

駆け付けた捜査員が自宅にいた少年に事情を聴いたところ、殺害を認めたとの事。

少年は両親と中学生の妹と同居している。少年は県内の高校に通っており、大学受験の最中だったとの事。
14日は高校が休みだったとの事。

県警によると、少年は「包丁で刺した。隠すために倉庫に運んだ」と供述している。取り乱した様子はなく、反省の言葉も口にしていないとの事。

司法解剖の結果、母親の死因は首の刺し傷による失血死で、死亡推定時刻は14日午後2時ごろと判明した。県警は、少年が1階台所にあったペティナイフ(刃渡り約12センチ、最大幅約3センチ)を使ったとみている。

母親は首にナイフによる刺し傷、後頭部に打撲の傷がそれぞれ複数箇所あったほか、顔がうっ血し幅の広いもので首を絞められた痕があった。後頭部は何かで強く殴られたとみられる

少年は両親と中学生の妹との4人暮らしで、事件当時は自宅に母親と2人きりだった。仕事から帰宅した会社員の父親(48)が14日午後10時過ぎ、自宅1階で血痕に気づき、物置であおむけに倒れている母親を発見して110番した。1階の床には血痕が拭き取られた跡があった。少年は遺体を玄関から引きずって、物置に運んだとみられる。

台所で発見されたナイフには血がついておらず、県警は血を拭き取ったか洗い流したとみている。少年は返り血を浴びた衣類を洗濯機近くに脱ぎ捨て、父親が帰宅した際はジャージーに着替えて2階の自分の部屋にいたとの事。

母親の刃物による刺し傷は首のほか顔にもあり、計十数カ所に上っていた。さらに後頭部には複数の激しい打撲による傷があって頭皮が割れていた。首には幅の広いもので絞められた痕があり、内部の軟骨が折れていたとの事。

少年は県警の取り調べに「大学受験に関して小言を言われて口論になり、お母さんを殺してしまった」と供述しているとの事。
少年の供述によると、少年は14日朝、自宅1階で、受験に絡んで母親から小言を言われて口論となり、朝食を持って、2階の自分の部屋に戻ったという。少年が昼に1階に下りた際、再び受験の話で小言を言われて殺害に及んだとの事。

これまでの調べで、少年が遺体を引きずって物置に運ぶ際、庭の砂利についた血痕を水で洗い流したとみられることも分かった。1階の床にも血を拭き取った跡があった。少年は「かっとなってやった」と供述する一方、執拗に暴行を重ねた上、事件後は証拠隠滅を図っていたとみられ、県警が詳しい動機や背景を捜査しているとの事。

少年が「逃げる母親を追いかけて暴行を続けた」との趣旨の供述をしているとの事。
現場となった自宅リビング兼台所の複数箇所に血痕の形跡が残っていたことから、県警は、首を刺された後も逃げようとする母親に少年が執拗に暴行を加えたとみている。

捜査関係者によると、少年と母親は以前から、少年の進学先の大学を巡ってもめていたという。これまでの調べに対し、少年は動機について「受験のことで母親と口論になって刺した」と話しているとの事。

時系列
2月14日
朝    自宅1階で母親から受験について小言を言われる。
昼    1階で再び、母親から受験について小言を言われる。
14:00頃 死亡推定時刻
23:00頃 帰宅後に遺体を発見した父親が通報

こんな感じですが・・・遺体の状況が
刺し傷は首のほか顔にもあり、計十数カ所。さらに後頭部には複数の激しい打撲による傷があって頭皮が割れていた。
首には幅の広いもので絞められた痕があり、内部の軟骨が折れていた。

受験でのストレスに加えて、母親とのトラブルで感情が爆発してしまったのかな?
止まらなかったんでしょうね。

ナイフを持ってしまったのが、運命の分かれ目だったのかもしれません。
素手で殴ったのなら、殺人事件にはならなかったかもしれませんね。

受験生の起こした殺人事件だと過去には渋谷女子短大生殺人事件がありますね。
たしか・・・医学部の受験生だった兄が妹と口論になり、殺害して解体してしまった事件でした。

受験生だから許されると言う事はありませんが、受験で相当ストレスが高い状態のところへ、更に感情を刺激されるような事があると、自分でも抑えられない怒りに感情が爆発してしまうような事が起こるかもしれませんね。

受験生を持つ、ご家庭ではそのあたり、配慮が必要なんでしょうね。

とは言え、母親は母親なりの考えで小言を言っていたんでしょうから、どんな小言だったのか?知りたいですね。

亡くなった母親のご冥福をお祈りします。

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コメント

子供は「親」にとっては「宝」だが
「親」は子供にとっては「憎悪」の対象でしょう。
小言だけではない、日ごろの振る舞いとか、存在感で
鬱憤がたまって、殺した。そこにいるだけで「憎悪」の対象でしょう。だから子供の心親知らずですよ。
あるいはそれが遺伝子レベルにもなる
「何であんな親の子供になったんだ」という心の鬱憤はある
子供って「親」をATMに見る。しょうがない、それが現実だから、平行線よりは右肩上がりにもなる。
それだけ「子供」は厄介なもの、タレントが妊娠した。出産した。それを見ると「その覚悟はできているのか?」と言いたくなる。これが現実、

投稿: 荒木 | 2017/02/18 17:40

荒木さん、こんばんは

まー、子供が親の苦労が分かるようになるのは、同じ親になった時か、社会に出て仕事をするようになってからなのかもしれませんね。

学生時代にアルバイトなどで仕事の厳しさや辛さなどを知っておくのも良い事かもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/02/22 19:51

家裁判決は少年院送致の保護処分

少年(18)=事件当時高校3年=に対し、津家裁四日市支部は4月3日、第1種(初等・中等)少年院送致の保護処分とする決定を出したとの事。
裁判長は母親が先に少年の首を絞めたことなどに対する過剰防衛と認定し「刑事処分以外の措置が相当」と判断したとの事。

決定は事件の経緯について、母親が少年の大学受験の結果などに怒り出して台所からペティナイフ(刃渡り12センチ)を持ち出し、少年を突き飛ばして馬乗りになり両手で首を絞めてきたため、危険を感じた少年が身を守ろうとナイフで刺したと認めたとの事。

検察側は少年が母親の首をいきなり手で絞めた後、背後から首を刺したと主張したが、決定は少年の供述をもとに退けた。
一方で7回刺していることから、死んでも構わないという未必の殺意が少なくともあったとし、命への影響が低い部位への反撃が可能だったとして正当防衛の成立は否定したとの事。

その上で決定は「事件の背景には長年にわたる母親の適切でない養育や指導と、それに起因した少年の性格の偏りがあったとうかがわれる」と指摘したとの事。

事件を真摯(しんし)に受け止めさせ、自身の課題を理解させるには少年院での矯正教育が必要と結論づけたとの事。十分な時間をかけて処遇を受けさせる必要性も指摘したとの事。

父親が長男を受け入れる意思を示しており、非行歴や補導歴がないことなども考慮して、「少年院で矯正教育を施す必要がある」と結論付けたとの事。

決定によると、少年は2月14日、自宅で母親の首をナイフで7回刺して失血死させ、遺体を物置に運んで隠した。決定は、刺した後に血だらけの母親が腹ばいで動く姿に恐怖し、確定的な殺意を持って頭をダンベル(約2キロ)で複数回殴り、タオルで首を絞めたとも認定したが、死亡との因果関係を否定したとの事。

こんなところですね。
ちょっと過剰防衛の認定には違和感があるけど、事の発端は母親の暴力に始まっているので、そのあたりが大きかったのかな?

ただ、一方で育成環境と言うか、過程環境の問題があって。
「事件の背景には長年にわたる母親の適切でない養育や指導と、それに起因した少年の性格の偏りがあったとうかがわれる」と指摘してますね。

これだと、大学受験でのストレスだけが原因ではないと言う事なんですよね。
「適切でない養育」と言うのはどんな「養育」だったのか知りたいですね。

「性格の偏り」と言うのは、軽い人格障害と言う事なのかな?

そして、父親も健在なのだけど、子供の教育は母親に任せていたと言う事なんだろうか?

いずれにせよ、子供の教育は難しいと言う事なんでしょうね。

投稿: ASKA | 2017/04/03 22:17

古いですが、教育ママのような「学歴こそ全て!」という価値観の押しつけがあったのかもしれませんね。
父親は仕事人間だったのか、それとも教育に意見すると母親の反発がものすごかったのか。
背景を想像すると、下衆の勘繰りになっていきそうな判決理由です。

子供の教育はもちろんですが、誰かが犠牲にならずにすむ家庭円満がまずは優先なのでしょう。

投稿: つれづれ | 2017/04/04 02:06

ちょうど一年ほど前 去年の3月に芦屋の豪邸エリアで起きた男子高校生による母親殺害事件を思い出しました。学校の成績のことで小言を言われ、頭にきて母親を階段から突き落とした後、首を包丁で刺して殺害した事件でした。今回の事件と同じく首を刃物で刺すということは殺しにいってますよね。長年のストレスにより鬱積した物が怨みにも似た感情になって爆発すれば相手が母だろうが父だろうが構わず 殺意が止められなくなってしまうのでしょうか。
去年の事件も少年院送致になりました。

投稿: まーぷる | 2017/04/06 20:52

つれづれさん、まーぷるさんへ
そうですね、普通に「教育ママ」と言う言葉が思い浮かびますね。
子供は他に中学生の妹と言う事なので、長男への期待が大きかったのかもしれませんね。

子供の将来の為に、子供の教育が大切と言う気持ちはわかりますし、どの親も当然、そう思っていると思います。

ただ、そこで性格の偏りができてしまうような事が起きていたのだとすれば、やはり、成績至上主義的な物があったのか?と考えてしまいますね。

そうすると、成績の為に何かを犠牲にする事を強要するような事があったのか?
(ただ、普通に「遊んでないで勉強しろ」と言うのはあるので限度の問題だと思います)
青春まっただ中の少年にとっては、つらい事もあったかもしれません。

やはり、長年の鬱積した物が爆発したのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/04/09 10:00

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