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2017/03/13

和歌山県アドベンチャーワールド象飼育員死亡事故

3月12日(日)午前9時15分ごろ、和歌山県白浜町の観光施設「アドベンチャーワールド」で、タイ国籍の男性飼育員(37)に象の振り回した鼻が当たり、おりの柵などで頭を強く打って、約1時間後に搬送先の病院で死亡する事故が起きている。
死因は脳挫傷との事。

県警白浜署によると、象はメスのアジア象「ラリー」(40歳、3・5トン)で、死亡した飼育員はもう1人の男性飼育員(53)と一緒に象の体を洗っていた。

施設によると、現場は象2頭を飼育する「ゾウふれあい広場」のおり(縦19メートル、幅6メートル、高さ3メートル)の中。
2人は体を横たえたラリーに水をかけてブラシで洗っていたが、ラリーが急に立って死亡した飼育員に鼻を当て、金属製のおりの柱(直径約15センチ)に押しつけたという。開園前で来園客はいなかったとの事。

別の報道では
顔などを洗っていた際にゾウが嫌がったため、鼻が当たっておりの柵に飛ばされたとの事。

ラリーは1978年の開園当初から飼育されてきた。死亡した飼育員はタイで象の飼育の実績を積み、2015年から施設で働いていた。
ラリーが客の手から鼻でバナナを受け取る「おやつタイム」や、来園客を背中に乗せるもう1頭の「エレファントライド」は当面休止する。施設の園長は「亡くなった方や遺族におわびし、原因を再確認して安全対策を徹底したい」と話したとの事。

同日は開園したがゾウの展示は中止した。13、14日は臨時休園する。15、16日は休園日で、17日以降は事故原因の究明状況をみて決めるとの事。

施設によりますと、ゾウの体洗いは日常的に行われていて事故直前もゾウに変わった様子はなかったとの事。

こんな事故ですね。
象は童謡の「ぞうさん」のイメージが強いせいか、穏やかそうなイメージなんですが・・・
何しろ、体重がトンオーダーですから、踏まれたり、体の下敷きになったりしただけでも、人間には致命傷になるでしょうね。
今回は鼻で突き飛ばされた、はじかれた、みたいな報道ですが、鼻の力も強いんでしょうね。

死因は脳挫傷ですから、とりあえずの安全対策としては「ヘルメット」の着用と言う事になるでしょうが、しかし、それでは、予想される危険の一部しかカバーできないので、どうしたら、飼育員が安全に作業できるのか?と言うのは難しい面がありますね。

結局、「体を洗う」といった単純そうに見える作業でも、相手が動くし、生き物だから、その場に合わせた臨機応変な対応が必要なんでしょう、機械に代われるような作業では無いでしょうね。

人間が作業する事を前提にすると、完全に危険を排除するのは無理なのかもしれません。
発想を変えると、作業対象を安全にしてしまう・・・つまり、象を麻酔で眠らせてから作業すると言うのも方法の一つかもしれませんが・・・
日常的な作業でそんな事して、象の健康に問題が無いのか?と言うのはあるかもしれませんね。

いずれにせよ、近年、国内で動物飼育施設での動物による事故が増えている印象です。

国内の関連団体などで統一した安全飼育のガイドラインなどを作成されても良いのかもしれませんね。

しかし・・・そのガイドラインに従って作業したとしても、結局、動物相手なので動物の機嫌次第で事故になってしまう可能性は残りますね。
だけど、作業レベル(熟練度)の差による事故はある程度防げるのかな?

しかし・・・今回の事故を含めて、近年に起きた事故で、作業員が不慣れだったという事故はそんなに無かったような気がします・・・

やはり、最後は「動物相手は難しい」と言う結論になってしまうのかな?

亡くなった男性飼育員のご冥福をお祈りいたします。

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