兵庫県神戸市須磨区カラス頭部ハヤニエ事件
4月9日(日)午後0時40分ごろ、神戸市須磨区にある市立中学校で、体育館裏の高さ約85センチの木の枝にカラスの頭部が刺さっているのを男子生徒が発見する事件が起きている。
兵庫県警須磨署は、切り傷が直線的であることから、人為的に切断されたものを何者かが刺したとみて、建造物侵入などの疑いで調べるとともに、始業式の10日は同校に警察官を配置して警戒に当たったとの事。
同署によると、現場周辺に血痕などはなく、カラスの胴体も見つかっていない。6日(木)に学校の職員が見回った時には異常はなかったとの事。
この学校では1997年の小学生連続殺傷事件で、殺害された男児(当時小学6年)の遺体の一部が置かれていたとの事。
同署によると、カラスの頭部は長さ約12センチで、体育館裏の木の枝の先端(高さ約85センチ)に刺されていた。
こんな事件ですね。
例の酒鬼薔薇事件を連想させるような事件です。実際に犯人もそこのところを意識しているのかもしれませんね。
とりあえず酒鬼薔薇事件の概要としては
1997年5月27日早朝、神戸市須磨区の中学校正門に、切断された男児の頭部が放置されていた事件ですね。
酒鬼薔薇事件を模倣しようとしたけど、発生日がずれてますね。それに場所も校門では無いので、どちらかと言うと、酒鬼薔薇事件をネタに騒ぎを起こしたかった、愉快犯と言うあたりかな。
タイミングとしては、始業式の10日(月)の前日9日に発見されています。
ただ、最後に確認されたのは6日(木)なので、6日から9日にかけての犯行ですね。
普通に騒ぎを起こそうと考えたのだとしたら、発見は始業式にしたかったんでしょうね。
そして、問題は場所です。体育館裏の木の枝、高さ85センチと言う場所はどうなんだろう?
ちょっと地味すぎるような気がします。
始業式に生徒が近寄る場所なんだろうか?必ず発見される場所では無いような気がするんですが、近くに部室でもあるのかな?
ここが判断の分かれ目なんですが、もし、人が近づくような場所では無く、発見されない可能性が高い場所であるなら、犯人は騒ぎを起こしたいけど、犯行現場を目撃される事は避けたいと言うあたりかな。
とは言え、例えば深夜に正門の前に投げ込むぐらいの事はできただろうし、もし、確実に始業式を狙うなら、10日の未明を狙うでしょうね。
しかし、逆に児童に発見させる為と言う可能性はありますね。
児童より先に職員が登校するでしょうから、職員に発見されたのでは、騒ぎになるかもわかりません。
しかし、やはり地味な印象ですね。子供のイタズラかな?
酒鬼薔薇事件の発生からもう20年が経ちますね。
なので、小中学生では、酒鬼薔薇事件を直接知る人は居ないと思うのですが・・・例の「絶歌」の発売によって、事件の事を知った子供もいたかもしれませんね。
あとは、猟奇事件を調べれば、酒鬼薔薇事件にたどり着くかもしれません。
なにしろ、最近は探偵漫画、アニメが盛況ですからね、コナン君や金田一少年とか事件を題材にした物が身近にあるから、興味を持つ子がいても不思議では無いですよね。
単なるイタズラなのか?それとも、何らかのメッセージなのかは今のところ判断する材料がありません。
周辺の方、学校関係者はしばらくは警戒された方が良いと思います。
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