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2017/05/22

千葉県松戸市金ヶ作公園通り魔事件

5月21日(日)午前11時20分頃、千葉県松戸市常盤平の金ヶ作(かねがさく)公園で、「包丁を振りかざしている男がいる」と110番通報する事件が起きている。

県警や消防によると、1人が切りつけられるなど計5人の男性が負傷し、病院に搬送された。県警は、殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕したとの事。

松戸東署の発表によると、男は、自称同市常盤平、無職男性容疑者(34)で、公園内で70歳代の男性の背中を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑い。男性の命に別条はないとの事。

目撃者らによると、切りつけられた男性は公園内の野球場に逃げ込んだ。追ってきた容疑者がベンチからバットを持ち出して振り回し、制止しようとした野球チームのメンバーら4人(45~63歳)を殴ったとの事。

容疑者と包丁で切りつけられた男性は血まみれの状態だったとの事。

近くに住む男性会社員(27)によると、容疑者は、公園西側にある団地の5階から「殺してやる」などと叫びながら階段を下り、公園に向かったとの事。
「ベランダにいたら突然怒号が聞こえ、びっくりした」(男性会社員談)との事。

その後、容疑者は70代の男性を持っていた包丁で切りつけたとみられるとの事。
男性が容疑者から包丁を奪い、血まみれとなった2人は公園の南西側から野球場のグラウンドに入ってきたとの事。

「突然、血まみれの人が2人、公園に入ってきて何が何だか分からなかった」と野球の試合に参加していた松戸市の会社員男性(54)。
1人が包丁を持っていたため、バットやグラウンド整備用のトンボなどを持って包丁を置くよう説得したとの事。
「『オレは犯人じゃない』と言っていた」との事。

その後、容疑者は一塁側ベンチにあったバットを奪って振り回し、「オラオラ」などと周囲を威嚇して数人にけがを負わせた後、公園から出ていこうとしたが取り押さえられ、間もなく駆けつけた警察官に身柄を引き渡されたとの事。
「取り押さえられた時は錯乱した様子だった。『関係ないだろう』などと警察官に食ってかかっていた」との事。

松戸東署によると、逮捕されたのは自称同市常盤平3、無職、男性容疑者(34)。「私がやったことに間違いない」と容疑を認める一方、その後の状況については「覚えていない」と話しているとの事。
高齢男性は重傷、他の4人は軽傷。県警は4人に対する傷害などの容疑でも捜査を進めるとの事。

同署などによると、容疑者は高齢男性を刺した後に包丁を手放したが、公園内の野球場にあったバットを奪って振り回し、取り押さえようとした男性らにけがをさせたという。容疑者と高齢男性との間に面識やトラブルなどはなかったとみられるとの事。

捜査関係者によると、容疑者は左腕に肉がえぐられるような大けがをしており、自宅がある団地の階段には多数の血痕が残っていた。署は容疑者がマンションで自分の腕を切るなどした後、公園に向かったとみて調べているとの事。

その後、容疑者が警察の調べに対し、「殺してやろうと思った。誰でもよかった」などと供述しているとの事。

こんな事件ですね。
時々、自暴自棄になって「誰でも良いから殺そう」と事件を起こす人はいるのですが・・・ちょっと、今回の事件は様子が変ですね。
犯行時に正常な判断力があったのか?疑わしいですね。

事件報道で初期の報道に誤報が多いのはいつもの事なので、報道情報の中には誤報も含まれているかもしれません。
ただ、現場に居合わせた人物(目撃者)による証言などにも、容疑者のおかしな言動があるので、やはり、精神鑑定などが必要かもしれませんね。
あるいは、薬物の影響などの可能性もあると思います。

とりあえず、おかしな言動をリストアップ(時系列)すると
1)「殺してやる」犯行直前に自宅マンション5階での叫び。
2)「オレは犯人じゃない」取り囲まれて説得された時の言動。
3)「関係ないだろう」警察官に引き渡された時の言動。
4)「覚えていない」逮捕後の言動。
5)「殺してやろうと思った。誰でもよかった」この逮捕後の発言が逆に妙に思える。

1)から4)までが、どうも、正常な判断力が無い状態だったように見えるのですが・・・5)になって一転して、「誰でも良かった」って言うのがちょっと違和感がありますね。

容疑者の生活環境が分かりませんからなんとも言えない部分ではありますが・・・
34歳なので、健康なら仕事をしているはずだと思います。それが無職と言うのは何か仕事ができない事情があるのか?
犯行前に自傷と思われる傷を付けている部分も、これから犯行を行うのには、説明できないですよね。

なので、薬物やメンタル、脳の問題などで正常な判断力が無い状態で、幻覚妄想状態で犯行を行った疑いもありますね。

「殺してやろうと思った。誰でもよかった」と言う自暴自棄の心境で、薬物などを使用し、幻覚状態で犯行を行ったと言うのも、可能性としては有りだと思います。

とりあえず、もうすこし容疑者の情報が欲しいですね。
この事件は予測できたのか?そのあたりが知りたいです。

続報を待ちましょう。

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コメント

起訴です。

千葉県松戸市常盤平3の金ケ作公園で5月、包丁やバットで男性5人がけがを負わされた事件で、千葉地検は10月13日、男性5人を殺害しようとしたとして殺人未遂と銃刀法違反の罪で、同市の無職、男性容疑者(35)を起訴したとの事。
地検は被告を6月15日から先月27日まで鑑定留置し、精神鑑定などの結果、刑事責任が問えると判断したとの事。
地検は認否を明らかにしていないとの事。

起訴状などによると、5月21日午前11時20分ごろ、通り掛かった男性=当時(72)=に対し、殺意を持って、包丁(刃渡り約17.4センチ)で背中を刺し、全治約3カ月間のけがを負わせた。
さらに公園内の野球場にあったカーボン製バットを持ち出し、殺意を持って一塁側ベンチ前にしゃがんでいた男性=同(50)=の後頭部や背中をバットで殴り、同30分ごろ、団地集会所南側歩道上で、追い掛けてきた男性の頭をバットで殴るなど、当時45~63歳の男性4人をバットで殴り、頭やあごの骨を折るなど加療約11日間~約1年の重軽傷を負わせたなどとしているとの事。

被告は5月21日、男性=同(72)=を包丁で切り付けた殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、6月11日にほかの4人に対する同容疑で再逮捕されていた。県警の当時の調べでは、被告は男性5人とは面識がなく「誰でもよかった。感情のコントロールができなかった」という主旨の供述をしていたとの事。

こんなところです。
精神鑑定の結果、責任能力有りと言う事ですね。
こうなると、公判でも責任能力の有無が争点になりそうです。
なにしろ、現行犯逮捕なので、犯行事実は大きく争うところはなさそうですね。

責任能力が疑われていたせいか、報道がほとんどありませんでしたから、詳しい情報は、公判を待つ事になりそうです。
実際、動機は何だったのか?と言うあたりが知りたいです。

感情がコントロールできなかったと言っても、35歳って十分大人ですからね。
健常人なら、何か動機があったと思うわけですが、どうなんでしょうね?

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2017/10/14 19:08

***初公判(1月21日)***
殺人未遂などの罪に問われています。

1)被告(36)は1月21日、千葉地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で「殺意はなかった」と述べた。
弁護側は精神障害の影響で、心神喪失状態だったとして無罪を主張したとのこと。

弁護側は、幻聴が激しくなりストレスが高まったとして「自分の意思とは関係なく行動した。他人に体を操られている乖離状態だった」と説明したとのこと。
行動を制止する制御能力が失われ、殺意もなかったと主張したとのこと。


2)公判は被告の事件当時の精神状態などが争点。

3)冒頭陳述で検察側は、家族に絶縁され、唯一の友人と連絡が取れなくなり将来の不安や絶望感から「精神的に追い詰められて、無差別殺人に及ぼうとした」と指摘。パーソナリティ障害があり、「幻聴が聞こえ自暴自棄になった」と述べたとのこと。


4)被告は入廷直後から「あなたたちが犯罪集団」「あなたが叫ばせた」などと裁判長や傍聴席を非難する不規則発言を続けた。開廷後も発言を止めず、証拠調べの際に裁判長から退廷を命じられ審理が一時中断し、午前中の審理は被告不在で手続きが再開されたとのこと。


5)地検は被告を同年6月15日~9月27日に鑑定留置した結果、刑事責任が問えると判断したとのこと。

***論告求刑公判(1月29日)***

1)検察側は「多数の人を殺しかねない無差別で通り魔的犯行」として懲役15年を求刑したとのこと。

検察側は論告で、凶器に包丁やバットを用いたとして「殺傷能力は強力で、的確に人体の主要部分を狙い極めて危険。無差別殺人の強い意志があった」と非難。人格障害による幻聴の影響は限定的で、孤独感から事件を起こしたとして「自分の意思で行動し、責任能力が認められる」と主張したとのこと。

2)弁護側は「心神喪失状態だった」として無罪を主張した。

弁護側は、幻聴や妄想による乖離状態で、体が操られ通常の判断ができなかったと説明。「本人の意思に基づく行動とは言えない。故意がなく心神喪失状態だった」と述べたとのこと。

3)被告の最終意見陳述
「私は体を操られて犯行に及んだ。全く殺意はないし、まともに生活していこうと思っていた」と述べたとのこと。

4)判決は2月13日の予定。

***判決公判(2月13日)***

判決は懲役13年。

1)「通り魔殺人というべき犯行で、人命軽視の態度は著しい」として懲役13年(求刑懲役15年)の判決を言い渡したとのこと。

2)判長は判決理由で、争点となった事件当時の精神状態について「パーソナリティー障害はあったが、幻聴などの影響は少なく、自らの価値判断に基づいて犯行を決意した」と責任能力を認定したとのこと。
「心神喪失状態だった」と無罪を訴えた弁護側の主張を退けた。

3)「無防備な被害者の左背部を肋骨が削れるほど強い力で刺しており、死亡させる危険が高いと分かっていた」と殺意を認定した。

4)被告は、判決文が読み上げられる最中に「あんたたちが悪質なんだよ」と発言して裁判長から注意を受け、閉廷直後も「拷問を受けるとき頑張ってください。さよなら」などの発言を繰り返したとのこと。

5)判決によると、2017年5月21日午前11時20分ごろ、当時の自宅近くの金ケ作公園(同市常盤平3)とその周辺で、当時45~72歳の男性5人を包丁(刃渡り17・4センチ)で刺したりカーボン製バットで頭を殴ったりして、あごの骨を折るなど重軽傷を負わせたとのこと。

こんなところですね。
報道がほとんど無いので、これだけの情報だと微妙ですが・・・

精神鑑定の結果、責任能力有りと判断されているので、責任能力有りとなると、汲むべき事情は無いでしょうね。
5人が重軽傷なので懲役13年は妥当なのかな。
死者が出なかったのは偶然でしょうね。

なので殺意があったと言うのも、当然の判断と思えます。

多分、弁護側は控訴すると思いますが、新たな診断結果とか、客観的に当時の責任能力を判断できる証拠が出ないと結果は変わらないかもしれませんね。

ホントに責任能力に影響があるほど症状が重かったのであれば、受診した時の診断結果なども出せそうな気がしますけどね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2019/02/14 19:55

恐ろしい事件です。被害者の方はトラウマになるような怖い思いをされたでしょう。ですが、、、
幻聴…って統合失調症じゃないのか?と思い、調べてみたら、幻聴の起きるケースは3つで、統合失調症の他は、心的外傷ストレス障害、薬物等の影響、と精神科医のサイトに書いてありました。( 認知症でも起きますよね。身内で経験済み。)
心的外傷ストレスの場合は、一言だけの場合が多いらしいですが、統合失調症の場合はご存知のように、声は時には長々と喋り続けて会話になったり、無視すると追いかけて来たりするそうです。( 映画 Beautiful mind がその辺をリアルに再現しています。)
さてこの被告の裁判所での言動は、素人から見ても統合失調症っぽい。事件前に自分の腕を切ったのは何?[腕に埋め込まれたマイクロチップ] を取り出そうとしたのか?収容すべき所は刑務所じゃなくて病院じゃないのかしら? 治療も受けずに刑務所で過ごし、刑期を終えて出て来た時が怖い。また人を襲って今度は殺害してしまうかもしれません。

投稿: まーぷる | 2019/02/15 08:56

まーぷるさん、おはようございます。

そうですね、詐病では無さそうですから、治療は必要だと思いますね。このまま放置しておくと、ご指摘の通り、再犯の可能性はかなり、心配な部分だと思います。

投稿: ASKA | 2019/02/16 10:26

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