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2017/05/17

東京都台東区女子高生殺人放火事件

5月4日午前8時35分ごろ、東京都台東区上野桜木のマンションを訪れた住民の知人から「火事です」と110番通報する火災があった。
消防が駆けつけ、火はおよそ50分後に消し止められたが、4階建てマンションの2階の一室が全焼。焼け跡から女性が発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたとの事。

死亡したのは住人で都立高3年の女性(17)。
警視庁少年事件課は殺人容疑で、東京都墨田区の高校3年の少年(18)を逮捕する事件となっている。

捜査関係者によると「布団に火をつけた」などと話し、容疑を認めている。
少年は女性と同じ高校の同学年で、「交際関係にある」と説明。同課は事件以前の2人のトラブルは把握していないといい、動機や事件の経緯を慎重に調べるとの事。

火災は4日午前8時半ごろ発生。2階の一室から出火し、女性が搬送先の病院で死亡した。
捜査関係者によると、女性は救出時、母親の部屋の焼けた布団の横で倒れており、この部屋が最も激しく燃えていたとの事。
目立った外傷はなく、同課は死因の特定を進めているとの事。

女性は3人暮らしだが、女性の家族は3日夕から関西方面へ出掛けていたとの事。

少年の逮捕容疑は5月3日午後8時半から4日午前8時35分までの間、女性の自宅かその周辺で手段不明の暴行を加えた上、女性の自宅を出火させるなどして死亡させたとしているとの事。

捜査関係者によると、少年の供述はあいまいな点もあるというが、「手で首を絞めた」といった趣旨の説明もしているとの事。
また、3日は女性と2人で映画に出掛けた後にマンションまで送り届け、4日朝に改めて女性宅を訪れてたとの事。

出火後は少年が110番通報し、「マンションを訪れたら煙が出ていて女性を助けようと中に入った」などと話していたとの事。
少年も煙を吸って病院に搬送されたが、説明に不自然な点があったことなどから、退院後の13日に事情を聴いたところ、認める供述をしたとの事。

別の報道では
駆けつけた警察官らに「女性の家を訪ねたら、焦げ臭いにおいがした。開いていたベランダの窓から中に入ろうとしたら煙が出てきた」などと説明。自らも煙を吸っており、病院に搬送されたとの事。

通報時、少年は駆け付けた警察官らに「訪ねて行ったら玄関の鍵が閉まっていた。開いていたベランダから入った」と話したとの事。

同じマンションに住む60歳代の女性は「火災直後、少年が泣きながら、消防隊員に『中に人がいる』と訴えていたと話したとの事。

当初の供述では、首を手で締めたと話していた。

司法解剖で死因は特定できなかった。

遺体にはすすを吸い込んだ跡が見られないとの事。

捜査関係者によると、少年は「布団に火を付けた」と供述。女性は自宅マンション一番奥の部屋で布団の横であおむけに倒れていた。
遺体の背中には、やけどの痕が少ないことも判明。少年は「首を絞めた」とも話しており、同庁は放火した際に女性が既に死亡していた可能性もあるとみているとの事。

少年は4日の午前8時半ごろに女性の家に向かう姿が確認されていて、その直後に火事が起きていたとの事。

少年は事件前に、「油での火のつけ方」「油燃える」「道に生えている毒草」などと携帯電話でインターネット検索していたことが分かったとの事。

少年はこの通報の約25分前の午前8時過ぎに、女性の自宅の最寄り駅で電車を降りていたことが分かった。
さらに、その後、通報の15分ほど前の午前8時15分ごろには、女性のアルバイト先のコンビニに立ち寄っていたとの事。

警視庁で少年のスマートフォンを解析したところ、交際上の悩みに関するメッセージのやり取りのほか、「油での火の付け方」など放火をうかがわせる文言の検索履歴や、「道に生えている毒草」などの検索履歴も確認されたとの事。

少年が動機について「交際上のトラブルがあった」などと供述していたとの事。
現在は黙秘しているとの事。警視庁によりますと、司法解剖の結果、女性の肺に水が入っていたことも分かりました。
目立った外傷がないことなどから、溺死させた可能性もあるとの事。
部屋の浴槽には水が張ってあったということで、警視庁が慎重に捜査しているとの事。

少年は逮捕前、「(3日に)送って帰る途中、LINEを送ったが既読にならず、心配になり女性の自宅に戻った」などと話していたことが分かった。
少年は「およそ1時間後の午後9時40分頃、再び女性の自宅を訪れたものの、インターホンも鳴らさずに帰宅した」と話していたとの事。
午後11時ごろに自宅に戻っていたとみられ、空白の3時間の状況を調べているとの事。

少年は、逮捕翌日から「黙秘します」と供述を拒んでいるとの事。

警視庁によりますと、少年は当初、「手で首を絞めて殺した」と話していが、通常、首を絞められた場合、首の骨が折れたり痕が残る。司法解剖の結果、女性の首には損傷がなかったことが分かったとの事。

時系列
数日前  少年がスマホで「油での火の付け方」の検索履歴が残っていた。
05月03日
昼間? 女性と少年が二人で映画に出かけた。
夕方 女性の家族が関西方面に旅行に出かける。
20:30頃 少年と女性が一緒に女性のマンションに戻り、少年が帰宅(と証言している)
21:40頃 再び女性の自宅を訪れたが、インターホンも鳴らさずに帰宅(と証言している)
23:00頃 少年が自宅に戻っていたと見られる。
05月04日
08:10頃 少年が女性宅の最寄り駅に電車を降りる。
08:15頃 少年が女性のアルバイト先のコンビニに立ち寄る。
08:30頃 出火
08:35頃 少年が女性宅から110番通報。(ベランダから入ろうと窓を開けたら煙が出てきた)
09:25頃 鎮火(通報から50分に鎮火と推定)
その後  焼け跡から女性が発見、搬送先の病院で死亡が確認された。少年も煙を吸って入院。
05月10日 少年が退院。
05月13日 少年が退院後、事情を聞いたところ、犯行を認める供述をした。
05月14日 少年を逮捕したと発表(14日までに逮捕との報道なので、13日に逮捕の可能性もある)
逮捕後 少年は黙秘している。
05月15日 少年を送検。

こんなところですね。
色々と謎と言うか疑問が多いですね。
疑問点
1)女性はゴールデンウィークの家族旅行になぜ参加しなかったのか?家族にどんな理由を説明したのか?
2)女性の死亡推定時刻は?(現在までに報道されていないようです)
3)扼殺にしろ、溺死にしろ女性が抵抗しない理由が無いけど、どうして防御創や抵抗の痕跡がないのか?
 (遺体からアルコールや薬物は検出されていないのか?)
4)女性のマンションのエントランスには防犯カメラは無いのか?
5)女性の自宅から放火の痕跡は出ているのか?灯油など検出されたのか?
6)ベランダの窓が施錠されていない事をなぜ少年は知っていたのか?
7)少年はなぜ、通報したのか?(通報しない方が少年に有利だったのではないか?)

特に死亡推定時刻が事件の時系列を決定する決め手になると思うのですが・・・
もし、3日の夜に死亡していたのなら、翌朝8時までに死後7時間以上経過しており、遺体に死斑が出ているはず・・・しかも、この段階では体位を変えても死斑は消えない。
だから、搬送された病院でも背中の死斑が確認されたと思うけど・・・(背中に火傷が少なかったとの報道があります)

もし、4日朝の犯行だとすると、出火までの短時間で殺害から放火を行うのは、被害者が意識のある状態では難しいと思います。
かと言って、目立った外傷が無い、どうして女性は無抵抗だったのか?

少年の犯行かどうかはちょっと今の段階では決め手が無いですね。
マンションのエントランスに防犯カメラがあれば、出入りの時刻から不自然な点が浮かび上がるかもしれません。
交通手段に電車を使っているようなので、交通カードの記録なども手がかりになるかもしれません。

他に逮捕前の証言があるので、このあたりがどうなるか?
しかし、逮捕前なので録画はしてないんでしょうね。

捜査の行方に注目しましょう。

最後に亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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