« 埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その2(18歳少年一審判決) | トップページ | 東京都東村山市新生児置去り事件 »

2017/08/22

兵庫県神戸市北区有野町5人殺傷事件

7月16日(日)午前6時20分ごろ、神戸市北区有野町有野の民家で、「刃物で刺された」と男性が110番する事件が起きている。
兵庫県警有馬署員が現場に駆けつけたところ、玄関先で男性NTさん(83)、1階の部屋でその妻NMさん(83)、南約50メートルの民家駐車場で住人の無職女性Tさん(79)がいずれも血を流して倒れているのを発見。3人とも死亡した。周辺で重傷を負った女性2人も見つかった。

同署は、近くの神社内で血のついた包丁1本と金属バット1本を所持していた死亡した男女の孫とみられる無職の男性容疑者(26)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕したとの事。

逮捕された際、容疑者は血のようなものが付いた包丁(刃渡り約16センチ)と金属バットを持っており、「誰でもいいから刺してやろうと自宅の包丁を持っていた」などと供述しているとの事。

捜査本部によると、男性NTさん(83)は首と胸付近の数カ所に、女性NM(83)は背中付近に複数の刺し傷があり、無職女性Tさん(79)は首付近に切られた痕があったという。17日以降、司法解剖して詳しい死因を調べるとの事。

負傷した2人は、同容疑者の母親でパート女性TTさん(52)と、近くに住む無職女性MMさん(65)で、ともに命に別条はない。母親はバットで殴られたとみられ、全身打撲と骨折のもよう。自宅の北約150メートルの路上で座り込んでいたのを発見され、「自宅で息子にやられた」と話したとの事。
無職女性MMさん(65)は頭や顔を刃物で切られ、自宅倉庫前で倒れていたとの事。

容疑者はNT夫妻、母親と4人暮らし。捜査本部は疑者が自宅で3人を襲った後、外に出て、TさんとMMさんを包丁で切りつけた可能性があるとみて調べているとの事。

Nさんが自ら通報し、その約15分後(同35分頃)、現場から南西に約250メートルの有間神社境内に入ろうとした容疑者をパトカーで出動中の警察官が見つけたとの事。

有馬署は「TさんとNさん一家との間にトラブルは確認されておらず、相談もなかった」としているとの事。

現場は神戸電鉄岡場駅の南約650メートルの住宅地。

NTさんの娘で、容疑者の母親は「自宅で父親が息子に殴られているのを止めようとしたら、私も殴られたので逃げた」と説明しているとの事。

現場近くの男性(70代)方の防犯カメラには、逮捕された容疑者(26)とみられる男が映っていたとの事。
左手の金属バットをブラブラさせ、後ろを振り返る若い男の映像が映っていた。
午前6時半ごろ、別の住宅に入り30秒ほどで出てくると、白いシャツの腹部は血に染まっていたとの事。

住民らによると、容疑者は幼いころ、勉強は得意だが、目立たない存在だったとの事。中学で先輩だった女性は「おとなしくて、事件を起こすようには見えなかった」と話した。最近は出歩く姿もほとんど目撃されず、近くの男性は「一緒に暮らしていることも知らなかった」と話したとの事。

関係者によると、殺害されたNTさん(83)は元消防士で、神戸市の西消防署長などを歴任。危険業務従事者の叙勲も受けていたとの事。

息子が中学時代に同級生だったという男性会社員(56)は「勉強ができて、他のクラスでも一目置かれるような優等生。問題行動やトラブルもなく、卒業後は理系の名門で知られる県立高校に進学したと思う」と話したとの事。

容疑者が通った有野中学の1年後輩だった男性(26)は「当時、人と話すのはあまり得意そうではなかった」と話した。
陸上部の短距離選手で、真面目に練習していた姿を覚えている。「テレビゲームの話はよくしていたけど、家族のことは聞いたことがない」と話したとの事。
陸上部の先輩だったという女性も「あまり会話をしたことはないが、どちらかというと地味なタイプで、あまり目立たなかった」と話したとの事。

逮捕された男は祖父母らと同居していたものの、近所の人との付き合いがほとんどなかったとの事。
一方で元同僚からは「すごく良い子で、もくもくと働いていた」という話も聞かれたとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は7月17日、無職NTさん(83)に対する殺人容疑で、孫の無職男性容疑者(26)を再逮捕したとの事。

 調べに「黙秘します」と供述しているとの事。

容疑者を目撃した人は「ゆっくり歩いてきていて、警察官が2人構えて待っているのに、逃げていこうともしないで、警察官の方に向かってきていて。バットを振り回していた」と話したとの事。

捜査関係者によりますと、容疑者は境内の中に逃げ込もうとしましたが、警察官に『刃物を置きなさい』と一喝されると、包丁を静かに地面に置き、取り押さえられたとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は17日、死亡した無職NTさん(83)=同区有野町有野=を司法解剖した結果、刃物で首を刺されたことが原因とみられる失血死だったと発表した。

捜査本部によると、NTさんの死亡推定時刻は16日午前6時25分ごろで、首や胸には刃物とみられる刺し傷があり、頭部に殴られた痕が複数あったとの事。
18日以降、他に亡くなったNMさん(83)と、近くの無職Tさん(79)の司法解剖をする方針。

捜査関係者によりますと、容疑者が16日銃刀法違反の疑いで逮捕されたとき刃渡り16センチの包丁を持っていて、NTさんの傷はその包丁による傷とみて矛盾がないとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は19日、亡くなった無職Tさん(79)を司法解剖した結果、死因は刃物で首を刺されたことによるとみられる失血死と判明した。Tさんは16日午前6時半ごろに亡くなったとみられるとの事。

刃物で首などを切られて重傷を負った無職MMさん(65)は親族に「後ろから突然襲われた」という趣旨の証言をしているとの事。
兵庫県警有馬署捜査本部は同容疑者が自宅を出た後に出会った住民を無差別に切り付けた可能性もあるとみて調べるとの事。

容疑者は地元の中学校を卒業。その後に通っていた神戸市内の私立専門学校では、コンピューターのプログラミングなどを勉強していたとの事。
事件時は無職だったとの事。

捜査本部によると、NTさんは午前6時19分に「助けに来てくれ」と固定電話から110番。
容疑者はバットで殴打した後、凶器を包丁に替えてNTさんを襲ったとみられ、死亡推定時刻は同6時25分ごろという。

捜査関係者によると、この約6分間に、同容疑者が玄関先でNTさんに馬乗りの姿勢になって何度も包丁を振り上げる姿が住民に目撃されていたとの事。
有馬署員が駆け付けた際、NTさんはあおむけで血を流して倒れていたとの事。
抵抗した際にできる防御創が両腕などにあり、首や胸、背中を刺され、致命傷は首の切り傷だったとの事。

捜査関係者によると、バットは古いモデルとみられ、包丁も一定期間、使われた形跡があるとの事。いずれも自宅から持ち出して一連の襲撃に使われた。

母親は17日以降に捜査本部の聴取に応じ、容疑者とNTさんとの間のけんかやトラブルを否定したうえで、犯行動機について「心当たりがない」と話したとの事。

19日、容疑者(26)が、容疑を認める供述を始めたとの事。
学校中退や、その後の就職について「思ったのと違った」などと話しており、兵庫県警有馬署捜査本部は自身の境遇への不満が事件の動機になった可能性があるとみて調べるとの事。

容疑者は捜査本部の調べに対し、「仕事についていたが、うまくいかず辞めた」「専門学校での生活もうまくいかなかった」などと供述しているとの事。

殺害されたNTさん(83)が孫の容疑者(26)について「家に引きこもって困っている」と知人に相談していたとの事。

知人らは数年前、NTさん宅を頻繁に訪問していた。その際、NTさんから「孫が家に引きこもって困っている」「どうやったら外に出てくれると思うか」などと相談されたとの事。当時、知人と共に仕事でNTさん宅に出入りしていた関係者は「(容疑者を)一度も見たことがなく、気配も感じなかった」と話したとの事。

捜査関係者によると、容疑者は16日早朝、自宅で同居するNTさんを素手と金属バットで殴った後、止めようとした母親(52)もバットで殴打。母親は身を守るため屋外へ逃れ、後にNTさんは玄関先で、祖母のNMさん(83)は自室で死亡しているのが見つかった。

司法解剖の結果、NTの全身には刺し傷や殴打痕が十数カ所あり、刃物で首を切られたことが致命傷になったとみられる。捜査本部は母親が逃げた後、容疑者が自宅の包丁を持ち出してNTさん夫婦を襲った可能性が高いとみているとの事。

殺害されたTさん(79)には犯人に抵抗した際にできる防御創がないことが分かった。
自宅車庫内に倒れていたTさんの切り傷が上半身の左半分に集中していたことも判明。
容疑者(26)が自宅を出た後、Tさんに突然襲いかかったとみて、Tさんとの面識の有無などについて調べるとの事。

有馬署によると、Tさんは容疑者宅の南約40メートルにある自宅車庫で、駐車していた乗用車の奥で右脇腹を下にして倒れていた。司法解剖の結果、死因は刃物で首を複数回刺されたことによる失血死で、首を中心に顔や頭などの左半分に切り傷や刺し傷が集中していた。一方、容疑者が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された際に持っていた金属バットのような鈍器で殴られた痕はなかったとの事。

兵庫県警は21日、司法解剖の結果、殺人容疑で再逮捕した容疑者(26)の祖母、NMさん(83)の死因は首や背中を複数回刺されたことによる失血死だったと発表した。

県警は容疑者を取り押さえた際、包丁と金属バットを押収。いずれも自宅から持ち出したものとみられ、NMさんの両手などにはバットで殴られたような痕もあったとの事。

捜査1課によると、NMさんは母屋に隣接する別棟の自室で死亡していた。ほぼ同じ時間帯に殺害されたとみられる祖父のNTさん(83)は母屋の玄関先で見つかっており、県警は容疑者が母屋と別棟を行き来しながら2人を襲ったとみて調べているとの事。

同本部は容疑者が母屋とは別の棟で生活していたことを既に把握。同容疑者が母屋にいたNTさんをバットで襲い、土間で殴る中、近くの包丁で殺害したとみて土間の血液をDNA型鑑定して調べるとの事。

NTさんは普段着、NMさんは部屋着だったとの事。

容疑者(26)が「木材でも殴った」などと供述し、自宅から血の付いた木材が押収されたことが分かった。
兵庫県警有馬署捜査本部は血液をDNA型鑑定して被害者の特定を進めるとの事。

捜査関係者によると、血の付いた木材はその後の現場検証などでNTさん宅から発見された。長さは80センチ程度で、容疑者は凶器として使用したことを認めているとの事。

捜査関係者によると、容疑者は地元の中学校を卒業後、進学した神戸市内の工業高等専門学校を中退。いったん就職した後、市内の専門学校でコンピュータープログラミングなどを学んだ。卒業後は別の職場で勤務した時期もあったが、半年ほど前から定職に就いていなかったとの事。

同級生らによると、高専中退後、私立の専門学校にも通ったが定職にはつかず、近年は家にいることが多かったとみられるとの事。

知人らによると、容疑者は地元の中学校を卒業し、神戸市内の工業高等専門学校の電子工学科へ進学。「成績優秀。陸上部で運動もできた」。中学校の同級生らは口をそろえたとの事。

 高専を中退後、一時就職したものの、専門学校に再入学。コンピュータープログラミングを学んだが、希望していた仕事につながることはなかったようだ。

約7年前、容疑者が商品の段ボール詰め作業などを担当したアルバイト先の関係者によると、容疑者は何度教えられても仕事ができず、注意されると辞めてしまったとの事。

容疑者(26)が、事件について特定の人物を狙ったわけではないという趣旨の供述をしていることが分かった。
取り調べに自身の境遇への不満を落ち着いて話す一方、近くの神社で取り押さえられた際には「お告げがあった」と話したとの事。

母親(52)は「家族仲は良く、部屋に閉じこもることもなかった」と証言。同本部は押収した同容疑者のパソコンなどを解析し、事件直前の足取りや心情の変化を調べるとの事。

関係者によると、包丁を所持していたとして神社で取り押さえられた容疑者は「神社に行けばアイドルに会えるとお告げがあった」と話したとの事。
再逮捕後はこうした供述はしていないといい、神戸地検は簡易鑑定なども視野に当時の精神状態を調べる方針との事。

容疑者は通っていた市立中学校で陸上部に所属。当時顧問だった男性によると「練習を休むこともなく真面目。中学時代に問題行動を起こしたなんて聞いた覚えもない」。短距離の選手で、県大会に出場するほどの記録ではなかったが「とにかく一生懸命」取り組んでいたとの事。
一緒に下校した部活の後輩は「勉強もできて、ゲームの話をよくした」と話したとの事。

2006年に中学を卒業すると、高専へ進学。関係者によると、高専では電子工学科に少なくとも4年までは在籍し、その後に中退したとみられるが、「同じクラスだったのは覚えているが印象がない」という同級生は少なくないとの事。

「成績は悪くなかったと思う。クラスでいじめなどの問題もなかった」と話す同級生がいる一方、「いつまで学校にいたのか覚えがない」「友人がおらず孤立していたようだった」と話す者もいた。

会社勤めをへて、専門学校のコンピューター関連の学科へ進んだ容疑者。当時の同級生は「年齢は離れていたけど、みんな特別視してはいなかった」としながらも「話していた場面は記憶にない」。情報処理などの検定試験で優良賞を受け、学校のウェブサイトには笑顔で賞状を持つ姿も紹介されていた(現在は削除)が、その後に就職した会社を退職したとの事。

自宅近くの有間神社で銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。その際、捜査員に「神社に行けば、好きなアイドルに会えると思った」「お告げがあった」などと述べたとの事。

捜査関係者らによると、容疑者は事件2日前の14日夜、家族で外出した際、食事をして帰ったという。母親はその際の容疑者について「変わった様子はなかった」などと述べているとの事。

事件当日、NTさんが自宅から110番通報する約50分前に、母親は容疑者と会話したが、異変には気付かなかったとの事。これまでの捜査で家族間のトラブルは確認されておらず、同本部が動機の解明を進めているとの事。

容疑者(26)の衣服に付いていた血液のDNA型がNMさんのものと一致したことが分かった。NMさんを襲った際に付いたとみられ、兵庫県警有馬署捜査本部は室内に残されたほかの血痕の鑑定も進め、ほぼ同時刻に殺害された祖父と祖母のどちらが先に襲われたかなどを特定するとの事。

容疑者(26)について、神戸地検は9月中にも、精神鑑定を実施するための鑑定留置を裁判所に請求する方針を固めたとの事。無差別に被害者を襲った状況、容疑者の言動に不可解な点があり、容疑者の刑事責任能力の有無などを確認する必要があると判断したとみられるとの事。

容疑者は取り調べに淡々と応じ、「誰でもいいから殺そうと思って凶器を持っていた」と無差別殺人をほのめかしている。一方、事件直後に現場近くの神社で警察官に取り押さえられた際には「神社に行けばアイドルに会えるとお告げがあった」など不可解な言葉も発しているとの事。

容疑者は逮捕後に「家族に『仕事には就かないのか』と言われた」「学校や仕事がうまくいかずやめた」などと供述。
しかし、家庭内や近隣住民との間で目立ったトラブルは確認されておらず、動機の解明は難航しているとの事。
ある捜査関係者は「非常に頭が良い印象を受けるが、(仕事などへの不満も)殺傷と関連づけて話しているわけではなく、短絡的に動機とはつなげられない」としているとの事。

***時系列***
2006年03月 中学を卒業。中学では陸上部。成績は優秀だった。
2006年04月 神戸市内の工業高等専門学校の電子工学科へ進学。
2010年の4年生までは在学。その後、中退。(19歳?)
2010年頃のアルバイトでは、仕事が出来ずに注意されると、そのままアルバイトを辞めてしまった。(約7年前)
その後、就職するが、退職。
その後、専門学校でプログラムを学ぶ。
卒業後に就職するが、退職。

数年前  NTさんが、知人に「孫が家に引きこもって困っている」と相談。

2017年(26歳)
01月頃から容疑者は定職についていなかった。
07月14日夜 容疑者が家族で外出し、食事をしたが、母親は容疑者に変わった様子は無いと感じた。
07月16日
04:30頃 新聞配達中の男性は、NTさん(83)宅の窓から明かりが漏れるのを見た。物音はしなかったが、男性は「いつもより早いな」と感じた。
05:09頃 母親と容疑者が会話(挨拶程度)をするが、普段と変わらない様子だった。
06:19  NTさんから「誰か来てくれ」と110番。その後、電話の応答はなかった。以降、近隣住民からも「バットを持った男がいる」「血の付いた男が通り過ぎた」などと通報。

06:23  「路上で血まみれの女性が倒れている」と通報。Tさん(79)が、自宅の車庫で首付近を刺されていた。
06:25  容疑者の母(52)が自宅の北約200メートルの路上で座り込んでいるのを発見。有馬署員に「息子にやられた」と話した。
06:34  容疑者を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕。同じ頃、NTさん宅に駆け付けた警察官が玄関先で倒れているNTさんを発見。
07:24  1階で刺されていた妻のNMさん(83)を発見。

捜査本部は7月19日午前、殺人容疑で容疑者を送検した。

こんな事件ですね。謎が多い事件です。
容疑者は中学で成績優秀、そのまま高専の電子工学科へ進学してます。
しかし、4年生を過ぎたあたりで中退しているのが、謎ですね。
学生とは言え、自分の人生をどうするか?って考えると、そのまま高専を卒業した方がその後の人生に有利と言うのは、本人にも分かっていたと思います。
それなのに、中退しているので、この理由が知りたいですね。

そして、その後、就職するけど、退職して、専門学校でプログラムを学ぶと・・・
ここも疑問です。電子工学科はハード(弱電)の学科ですよね?それから、一気にソフト(プログラム)へ転向した理由も知りたいです。
そして、専門学校を卒業後に就職したが、それも退職する。

結局、どんな仕事がやりたかったのか?と言うのが見えませんね。
もし、就職する為にソフト(プログラム)に転向したのだとしたら、これがまた、悪い判断だったかもしれません。
ソフトと言えば、IT業界の花形ってイメージだけど、実際は業界の半分はブラックでしょ?(私の印象です)
それで就職したけど、イメージと違ったと言うのは、理解できます。

でも・・・仕事だけじゃ無いんですよね。「うまく行かなかった」のは、「専門学校」もなんです。
しかも、高専も中退しているから、「うまく行かなかった」のは、中学卒業後の学校も仕事もなんですよね。

ただ、「成績は良かった」と言う事だから、勉強や成績が「うまく行かなかった」では無いでしょうね。
この点、本人から具体的な供述がないけど、周囲の一致した意見として「友達が居なかった」「孤立していた」と言うあたりなのかな?

成績は良いがコミュニケーション能力に問題がある・・・と言うのは、どこか、高機能発達障害の説明にもあったような・・・・
ただ、周囲からそのような話は出ていないから、もしそうだったとしても、かなり軽い部類だったのか、あるいは「個性の範囲」と言うぐらいの物だったのかもしれませんね。

良い時期があっただけに、どうして、自分の人生がこんな事になってしまったのか?と言う部分は受け入れられないかもしれませんね。
高専を中退してからの7年間で相当、ストレスは蓄積されていたのかもしれません。
仕事もしないで家に引きこもっていれば、時々は「仕事をしろ」って話は出るでしょうし・・・だけど、一生懸命やってもダメなんだよ!
て事だと、これ以上どうすれば良いの?って不満も逆にでるでしょうね。

では視点を変えて、犯行内容なんですが・・・
事件当日の朝5時ぐらいには、母親と挨拶をしてるようです。
これも普通に疑問ですね。引きこもってしまうと、生活のリズムが狂う事が多いと思います。昼夜逆転していてもおかしくないのですが・・・
母親の話では「部屋にひきこもる事はない」と言う事なので、朝食は家族と一緒にとっていたのかな?
このあたりも知りたいです。

毎日、家族と朝食を食べていたなら、生活のリズムは崩れていなかったと言う事になりますね。
ただ、逆に、夜型が進んで、朝まで眠れない、昼夜逆転状態だったと言う可能性もあります。

そして、最初の被害者NTさんを襲った時の凶器は「素手」「金属バット」「木材」と言う事で、包丁は途中からなんですよね。
まー、金属バットや木材でも凶器として十分成立するけど・・・途中で包丁に持ち替えているので、最初は殺意は無かったのか?と言うあたりも疑問です。
最初から殺すつもりなら、最初から包丁を使えば良かったって話ですよね。

現行犯逮捕時の供述では「誰でもいいから刺してやろうと自宅の包丁を持っていた」なんですが、この時は祖父や祖母を殺害後の話なので、この時、既に自暴自棄になっていた状態での発言の可能性もありますね。

祖父は普段着だったので、寝ている所を襲ったわけでも無いんですよね。
確実に殺害しようと言う計画性は無いのかもしれません。
なにげに、祖父と口論となって殴り始めたら、鬱積した鬱憤が爆発して、そのまま、暴走、止めに入った母親は殴られたけど、逃げられてしまったので、そのまま、自暴自棄になって、祖母や近所の人間など、「誰でもいいから刺してやろう」と言う状態になってしまったのかもしれません。

警察官を目の前にしても逃げなかったと言うのも、「自暴自棄」だったからで説明できるかな?

一方、「自暴自棄」では説明できない事もある。
「神社にいけばアイドルに会える」「おつげ」と言う発言は「自暴自棄」では説明できないですね。
合わせて、逮捕後に一時、「黙秘」していたあたりも、説明できません。

「黙秘」については、時間の経過で保身の気持ちが出てしまったのかもしれませんけど・・・「逮捕時のアイドルに会える」発言は、「誰でも良いから刺してやろう」と同時期の発言でしょ?

もし、責任能力を偽装する為の咄嗟の芝居なら、「誰でも良いから刺してやろう」ではなく「包丁で人を刺せとお告げがあった」的な発言になりそうな気がします。

まー単純に相当混乱していたのかもしれませんが・・・・

このあたりの事もあって、精神鑑定をするようです。
平和な家庭、平凡な住宅街を恐怖のどん底に突き落としたこの事件、動機が一番気になりますね。
もし、不満や鬱憤が爆発した物であるなら、家族や周囲もそれに気付かなかったと言う事になり、見えない鬱憤が長い年月を経て蓄積されていたのかもしれません。

あるいは、メンタルや脳に問題があった可能性もあるのかな?
(その割には家庭内が円満だったと言う事で説明できない部分もありますね)

続報を待ちましょう。

|

« 埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その2(18歳少年一審判決) | トップページ | 東京都東村山市新生児置去り事件 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その2(18歳少年一審判決) | トップページ | 東京都東村山市新生児置去り事件 »