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2017/09/04

茨城女子大生殺害事件の謎!その22 (容疑者逮捕)

容疑者が逮捕されました。
県警捜査1課などは9月2日、強姦致死と殺人の疑いで岐阜県瑞穂市祖父江、フィリピン国籍の男性工員M容疑者(35)を逮捕したとの事。

既に出国した同国籍の33歳と31歳の男2人についても共犯と断定し逮捕状を取り、近く国際手配するとの事。

容疑者と原田さんに面識があったかは「不明」としているとの事。

M容疑者は事件当時、阿見町に隣接する茨城県土浦市に住んでいたとの事。
捜査関係者によると、容疑を認めているとの事。
遺体の付着物から検出された複数人のDNA型が、M容疑者らの型と一致したとの事。

M容疑者の逮捕容疑は、04年1月31日午前0時~6時半ごろの間、男2人と共謀し、同県美浦村で被害者の首を圧迫して窒息死させるなどした疑い。

被害者の遺体は同日午前9時ごろ、1人暮らしの自宅アパートから約6キロ離れた美浦村の清明川で発見された。遺体発見現場から自宅を挟んで逆方向の土浦市の空き地では、被害者の自転車が見つかった。

遺体の解剖の結果、首を絞められ窒息死し、その後、刃物のような物で首や腕、胸から腹などを切られたことが判明。
死亡推定時刻は31日午前0~3時だった。自宅の検証では、室内に争ったような跡や血液反応はなく、県警は自宅以外の場所で殺害されたとみて捜査していたとの事。

県警によると、M容疑者は日本の永住権を持っているとの事。事件当時は22歳だった。
共謀したとみられる男2人は当時、それぞれ19歳と18歳の少年で、07年に出国したとの事。
捜査本部によると、M容疑者ら3人は知人同士で、事件当時、M容疑者は土浦市内に住んでいたとの事。

情報提供や関係者への聴取などから、当時茨城県土浦市に住んでいたM容疑者が浮上、共犯関係とみられる知人の男2人を特定したとの事。
3人と被害者の接点は現時点で不明だが、一方的に被害者を知っていた可能性があるとの事。

また県警は9月2日、不正に在留資格を取得したなどとして、県内に住むM容疑者の妹(34)ら男女3人を逮捕したとの事。

今年7月に改正刑法が施行され、強姦罪は「強制性交罪」に変わり、法定刑が引き上げられた。しかし今回の事件は16年に発生しており、改正前の刑法が適用されるとの事。

遺体は衣類を身に着けていない状態で見つかった。外出時に着用していたダウンジャケット、セーター、運動靴は今も見つかっていないとの事。

県警によるとこれまでに、容疑者逮捕に結び付いたものを含む360件の情報提供があったとの事。

容疑者と同じアパートの住民:「(M容疑者は)車が故障したら修理を手伝ったり結構、地域の手伝いもするし、学校行事もちゃんと参加している。子どもの世話をよくする良いお父さんだと思った」と話したとの事。
M容疑者の元同僚:「びっくりした。ご飯、食べられなかった。きのう聞いて(家が)近くだから怖くて。見た目はおとなしくて優しそうな人」と話したとの事。

M容疑者(35)は9月3日朝、身柄を水戸地検に送られたとの事。

事件後、M容疑者が周囲に対し、犯行をほのめかすような話をしていたという趣旨の情報が警察に寄せられていたとの事。
捜査関係者によると、同容疑者らは事件発生後、周囲に対し、「被害者の事件に関係している」という趣旨の話をしたとの事。

捜査関係者によると、県警は被害者の交友関係などを捜査したが、M容疑者らとの接点は浮かばなかったとの事。
被害者の携帯電話の履歴も調べたが、M容疑者らと連絡を取った形跡はなく、県警は面識がなかったとの見方を強めているとの事。

M容疑者が事件後に出入国を繰り返していたことも分かったとの事。

元同僚の女性によると、M容疑者は岐阜県瑞穂市の自宅アパート近くにある自動車部品メーカーの工場で勤務。部品洗浄などの仕事に従事していた。しかし工場では同僚と頻繁にトラブルを起こしていたとの事。女性は「短気ですぐ怒る。彼のせいで退職に追い込まれた人もいた」と話したとの事。

同居するフィリピン人の妻や3人の子供らとは仲が良く。妻は会員制交流サイト(SNS)上にM容疑者が子供を抱く写真などを頻繁にアップしていたとの事。

こんなところですね。
容疑者はDNAが決め手となり、逮捕はされたけど・・・事件の謎は未だ解けていませんね。

私はこの事件と、例の島根の女子大生殺害事件についての共通点に気付いて、軽い恐怖を感じています。
どちらも迷宮入りか?と思われた事件で、容疑者逮捕、あるいは犯人と断定されたわけなのですが・・・どちらの事件も、情報提供によって解決の糸口となっている点なんです。

それの何が怖い事なのか?と言うと、この茨城女子大生殺害事件の場合、DNAが残っていて、それが今回、逮捕の決め手にもなっているわけですが・・・
容疑者逮捕の糸口はDNAが一致した事ではなく、情報提供だったと言う事なんです。

つまり、DNAや指紋が残っていても、情報提供がなければ、犯人を逮捕できないのが現実なのか?と・・・

もし、情報提供がなければ、逮捕の決め手のDNAや指紋があっても、逮捕できないなら、世田谷一家殺害事件を解決する為には、やはり情報提供が必要なんでしょうね。

今回は周囲に容疑者達が、犯行に関係していたとほのめかす会話をしていた事が通報されたわけですが・・・
まー外国人のコミュニティーの中で警戒心が薄かったのかもしれません。
しかし、それを全ての未解決事件に期待してもよいのか?と言うと、そうでは無いですよね。

情報提供をもっと、効率よく行えるようにするにはどうしたらよいのか?
これが、世田谷一家殺害事件を含む、未解決事件を解決する為の鍵になるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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コメント

ASKAさん、こんばんは。情報提供はなかなか難しいのが現状なのかもしれませんね。事件直後は数はあるけど、大半は関係なかったり、かといって時間が経てば情報の提供そのものが無くなったり。

今回のケースでは外国人コミュニティで、こういう人達は警察を嫌う傾向にあるのではないでしょうか。本人や家族の就労やオーバーステイの関係で警察に関わりたいと思う人も少ないかもしれませんね。

いくらDNA鑑定が強力な手段でも、罪を犯していない人からの提供は中々難しいでしょうし。(今回の件は妹の不正在留資格絡みの別件で引っ張ったんでしょう)

DNA鑑定等時代の進歩で事件解決に繋がる一方で、昔からあるタレコミが事件解決に与える影響もまた大きいということでしょう。だからこそ、事件を風化させない事が大事なんだと思います。このサイトもそういう役割を担っていると思いますよ。

投稿: 裏銭 | 2017/09/05 00:31

続報です。

1)茨城県警は5日、殺人容疑などで逮捕状を取ったフィリピン国籍で当時19歳と18歳だった男2人を国際手配したと発表したとの事。
 手配は4日付。 

2)容疑者は車を持っていなかったが、知人所有の白いワゴン車を借りて使っていたという。県警は事件にこの車が使われた可能性があるとみて、裏付け捜査を進めているとの事
容疑者は当時、自転車が見つかった土浦市に住んでいたが車は所有しておらず、日本で使える運転免許証もなかったとの事。
しかし、知人の白いワゴン車を無免許で運転することがあった。事件当時もこの車を使用できる状況にあったとの事。

こんなところですね。
この白のワゴン車を見つけて、DNAでも出れば、証拠となるでしょうし、何も出なくても状況証拠にはなるかな。

裏銭さん、こんばんは
そうですね、とにかく、何かの機会に事件を思い出してもらい、その時に記憶をさかのぼる事ができれば、重要な情報を掘り起こす事もできるかもしれませんね。
微力ながらASKAの事件簿も、がんばります。

投稿: ASKA | 2017/09/05 19:20

世田谷一家の件でも、追跡調査したルポライターが警察に韓国軍人の指紋の照合依頼した話がありました。
結果は似てる点もある。だったそうです。


さて、今回の事件私が一番気になるのは面識あったかどうかです。
単なる性的目的なら殺す必要無いんではないか?と思えます。

なぜならこれまでの性犯罪者と違い、容疑者はいつでも出国できる立場で(ヤリ逃げ可能)、土着の人間じゃないから証拠隠滅による殺害は考え難いと思えます。

また性癖の殺害も一人ならわかりますが、集団となるとどうなの?

性欲優先なのか、始めに始末ありきの便乗行為なのか?気になります。

投稿: テキスタイル | 2017/09/05 22:43

テキスタイルさん、おはようございます。

難しいところですね。流しの犯行なので、本来ならば、殺害する必要はないかもしれません。
当時だと、DNA鑑定の話もそれほど、メジャーではなかったかもしれないですし・・・

しかし、実際の犯行にあたり、まったく無言で行ったという事は無いでしょうし、顔も覆面で隠したか?と言うあたりも疑問です。

結局、「アジア系の外国人に襲われた」と言う証言が出た時に、「自分達が疑われる」と言う自覚があったのかもしれませんね。

その上で、日本に来て、稼がないといけいない状態だったり、すぐに出国できない事情があったと考えると、証拠隠滅しようとしたのもうなずけますね。

投稿: ASKA | 2017/09/06 06:17

昨日に続き書き足します。

容疑者は犯行後出国してますね。
ほとぼり冷めるまでのつもりでしょう。
思惑どうり何食わぬ顔で再入国、幸せな家庭築いてました。

それなりに、レイプ事件と殺害事件の罪の重さの違いは認識してたハズです。


ASKAさんの言う、言葉や人相からの連想で犯人に結びつくには、顔見知り程度でも面識が無ければ成り立たないと思えます。


今回の被害者には抵抗の傷が無かったとの報道もありました。
死亡後の刃物傷はあったようですが。


ひょっとすると怨恨や依頼殺人のような印象が拭えない気がするのは私だけでしょうか?

投稿: テキスタイル | 2017/09/06 22:16

続報です。

容疑者(35)が「仲間と遊んでいるときに被害者を見かけ、犯行に及んだ」との趣旨の供述をしているとの事。

茨城県警は、被害者が容疑者や一緒にいた同国籍の男2人=同容疑で国際手配=に偶発的に狙われ、被害に遭った可能性があるとみているとの事。

容疑者は当時、阿見町に隣接する土浦市に住み、美浦村の会社に勤務していたといい、現場周辺に土地勘があったとみられるとのこと。

こんなところですね。
夜に一人でいるところを見られて、暴行目的で犯行に及んだというあたりなのかな。

テキスタイルさんへ
出国のタイミングが良くわからないですね。
他の二人の容疑者は2007年出国なので3年後の出国ですよね。
一方この容疑者は複数回の入出国をしているとの事ですが、出国のタイミングがはっきりしません。

事件直後に出国しているなら、逃亡が目的なんでしょうが、その後に、再入国したのは、逮捕されないと、考えたのかな?
(そうだとしたら、日本警察もなめられた物ですね。しかし、情報提供があるまで捜査線上に浮かばなかったわけだから、なめられても仕方がないのかな?)

怨恨の線は私としては薄いかな?という印象です。
学生なので、経済的なしがらみというのは無いと思うんですよね。
あるとしたら、男女交際上の問題というあたりかもしれませんね。

殺人依頼については、微妙なところです。依頼者と容疑者との接点がどうかな?というあたりですね。13年前でもインターネットは十分に発達していたから、ネット経由で殺人依頼と言うあたり、闇サイトがらみというなら、有りな気がしますね。

遺体の処置について、どうも、一貫性が無いと思っていたのは、容疑者が3人いて、それぞれの意見がまとまらなくて、順次処置を試した結果、意味不明に見える傷をつけているのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/09/08 18:35

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