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2017/11/22

神奈川県座間市9名バラバラ事件その10(誤算とジレンマ)

今回も妄想チックに考えてみたい。
今のところ、私はこの事件の動機を「間接自殺」と考えています。
で、可能性としては
A)純粋に間接自殺で死刑になる計画。

B)悩める女性を殺害する事で救済し、自分は死刑になって救済されると言う一石二鳥な計画。

C)実は、一人で死ぬのや嫌なので、できるだけ多くの女性を巻き添えにする、無理心中の計画。

と3種類ほど考えていましたが、もう一つの可能性というか、A)の中で想定外の誤算があった可能性があるのでは?と考えてみました。

慎重な容疑者が綿密に計画したこの事件、最初の被害者にアパートの引っ越し費用を出させ、解体用品も購入する事ができた。
死刑になる為に最低でも3人を殺害する必要がある。
一人目、二人目(二人目は突発的でしたが、想定の範囲内かな)、三人目と殺害した時、容疑にとって想定外の誤算が発生したのでは?

「死刑になる為には逮捕されなければならない」

しかし警察が自分を逮捕する兆しも無い。
さらに、死刑になる為に自首はできない。減刑されて死刑にならないかもしれないから。
死刑になる条件はそろったが、最後のピースが入手できない。
この状態で、犯行を中断すると、現在でも、自分を疑っていない警察が、この後、自分を逮捕する事はできないのではないか?
そう考えると、逮捕される為に、犯行を繰り返さなければならない。
犯行を止めたくても止められない、そんな状態になっていたのではないか?と思うわけです。

生活の全てを犯行に捧げたのは、早く逮捕されて、死刑になる為ではなかったのか?
それが焦りに感じたのかな?と妄想してみました。

でも、それなら、警察に逮捕されるように、被害者に証拠を残すようにすればよかったのでは?とも思うわけですが・・・
死刑になる為に最低でも3人を殺害する必要があり、その間に逮捕されては計画が水の泡となってしまう為に、当初の犯行計画では逮捕されないように慎重に計画を練っていました。

その結果、成功するわけですが・・・それが成功体験となり、方法を途中で変更する事ができなくなってしまったのではないか?
だから、殺害方法が女性全てで同じなのではないか?と思うわけです。

その為、途中で逮捕されるように証拠を残すような事もできなかった。

まー実際のところは容疑者本人にしか分からないところなので、動機についての供述を早くして欲しいですね。
私の妄想通りなら、この容疑者は死刑になる目的をほぼ達成しているので、動機を隠す必要は無いでしょう。
現在、供述を拒んでいるのは、「ツジツマ合わせが面倒になった」とか「取り調べで矛盾を突かれるのを嫌った」と言う程度の理由ではないか?と考えています。
であれば、いずれ、公判では動機を語るのかな?と期待しています。

さて、こうして、間接自殺を動機と考えた場合、容疑者の供述がホントなのか?と言うあたりはかなり微妙な気がします。
死刑になる為の方便も含まれているのではないか?と言う事ですね。
その一つが「強姦」の事実があるのか?と言うあたりです。

殺人、遺体損壊、遺体遺棄、強盗、と言うあたりは、「他に犯行が可能な人物は居ない」と言う論理で容疑者の犯行と推定できるのですが・・・「強姦」については、それを証明する物証がありません。
今ある証拠は本人の「自供」のみですよね。

で・・・立証する為には、取り調べの録画映像を証拠として提出する事になるのでしょうが・・・・ここには問題がありますよね。

当然、犯行の証拠とする為には、犯人しか知らない情報を供述させなくてはならない、つまりは、詳細な犯行の様子を供述させる事になると思うのですが・・・遺族が法廷でそれを聞くと考えると、私が遺族ならとても耐えられないと思うんですよね。

そのあたりを考えると、9名の強盗殺人の罪だけで、死刑は当確でしょう?
なら、あえて「強姦」は罪状に加える必要は無いのではないのかな?
このあたりは、遺族の意向を聞いて検察が判断されると思いますが・・・

動機を間接自殺と考えると、今回のような妄想も有りかもしれないと思います。
一方で、ただの快楽殺人としても矛盾が無いので、どちらなのか?知りたいですね。

ただ、快楽殺人だとすると、殺人自体が快楽なので、殺人ができない状況は容疑者にとって歓迎される状況じゃ無いですよね。
つまり、逮捕されて快楽殺人ができなくなる事は望まないはず・・・と考えた場合、遺体処理がかなり不十分なのは疑問の残る部分ですね。
でも、快楽殺人者として未完成(不完全)だったと言う説明もありかもしれません。
快楽殺人だとすると繰り返す同じ方法での殺人、遺体遺棄も一連の「儀式」と言う説明もできますね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県座間市9名バラバラ事件その9(殺人容疑で逮捕、黙秘)
神奈川県座間市9名バラバラ事件その11(変節)

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コメント

う〜む、ASKAさんの見解でなんとなく理解しました。

最近時おり出没する「人を殺してみたい」的な人種から歩行者天国無差別殺人、江東区神隠し事件、島根バラバラ殺人等から学んでるような気もします。

同じ死刑になるにしても死を望まない他人への危害は極力避けたい配慮を感じます。


大薮春彦の小説「野獣死すべし」の犯人像にも近い、屍のような人間ですね。

投稿: テキスタイル | 2017/11/22 23:07

テキスタイルさん、こんばんは

難しい部分はありますが・・・
事前にネットで調べていたようですから、女性を誘い出す為にどうするのが最善か?というあたりから、出した結論かもしれませんね。

「死を望まない他人への危害は極力避けたい」ここも結果的にそうなってしまっただけなのかもしれないので、なんとも言えないですね。

ただ、容疑者自身は暴力で問題を解決するような粗野な人物ではなさそうです。なので、スマートにおびき出せる人物として、自殺志願者がターゲットになった可能性はあると思います。

動機を間接自殺と考えていますが、でも、感情面では単純に割り切れるような物では無いのかもしれません。

いろいろ複雑な感情が絡み合って、その上、時間の経過とともに、そのあたりも変化しているのかもしれませんね。

容疑者の供述が微妙に変化しているのも、そのあたりが理由なのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2017/11/23 20:48

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