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2017/11/06

神奈川県座間市9名バラバラ事件その5(首吊り士)

まずは続報です。

1)容疑者は「8月末以降に殺害した1人目と2人目は1日で解体できなかったので冷蔵庫で保管した」と供述しているとの事
室内に置かれた中型冷蔵庫の側面や内部から血液反応が出たとの事。

2)容疑者は「浴室で遺体を解体した」と供述した。現場検証で浴槽の縁やシャワーヘッドから血痕が見つかったとの事。

3)容疑者は当初の供述で「部屋に入って、いきなり襲った」と話していたが、その後「被害者をリラックスさせるため、酒や睡眠薬、精神安定剤を飲ませた」などと供述を変えた。それを裏付けるように部屋から睡眠薬が見つかったとの事。

4)室内から、血のついた包丁やのこぎりなどが押収されていたが、新たになたやヤスリ、ゴーグルやマスクも発見された。
刃こぼれした「なた」も押収した。

室内の台所などから、包丁2本、のこぎり2本、なた1本、きり2本、調理用はさみ1本-などが見つかっている。

5)容疑者宅は6畳一間で、床から約2・4メートルの高さにロフトがあった。容疑者は、一部の女性は睡眠薬や精神安定剤、酒を飲ませ、くつろいでいるところを、首を絞め気絶させたと説明。ロフトの下まで運び、ロフトからぶら下がったロープに首をかけたとの事。
被害者の殺害方法について、「気絶させた上で、ロフトにくくりつけたロープに首をかけ、つるして殺した」との事。
他の報道では「何人かは、首を絞めて失神させ、ロープで首をくくり、ぶら下げ、しばらく放置した」との事。
「女性を誘い出し、殺害する目的で部屋を借りたと供述しているとの事。

6)室内から見つかった身分証などのカード類は5人分。医療機関の診察券、キャッシュカード、JR東日本のSuica(スイカ)-など。部屋にあった5つの女性ものの赤や黒のショルダーバッグや、リュックサックなどに入ったままになっていたとの事。

これら被害者のものとみられる所持品はごみ袋の中に入れられていたり、室内に無造作に置かれていたとの事。
携帯電話などは見つかっていないとの事。

7)「最初に殺害した女性に金を持ってくるよう頼み、殺害後にバッグから50万円取った」とも話しているとの事。
最初の事件の動機について、「楽して金を得たかった。金を奪うには殺すのが早いと思った」と供述しているとの事。

8)室内に目立った血痕などはなかったが、浴槽のふち、シャワーヘッドのつけね、浴室前の廊下、」台所周辺、冷蔵庫の内部や側面-から血液反応があった。

9)捜査関係者によると、容疑者は「自分もツイッターに自殺願望があるような投稿をしていたが、その気はなかった。全部嘘だった」などと説明したとの事。

10)捜査本部が8月下旬以降に首都圏で行方不明になっている10~20代の女性の携帯電話の位置探査をしたところ、容疑者の自宅周辺で消息が途絶えている人が2人いたとの事。このうち1人は身分証などの所有者と一致し、もう1人は埼玉県の女子高生との事。
この6人のほか2人について、神奈川県の20代男性と知人の女性との情報があるとの事。一方、容疑者は「主婦もいた」と話しているが確認されていないとの事。

11)容疑者(27)が調べに対し、「女性たちは『死にたい』と言っていたが、会ってみると本当に死にたいと思っている人はいなかった。私がしたことは殺人です」と供述しているとの事。

12)現場にあった八つのクーラーボックスなどのうち、七つに遺体が詰められていたが、一つは空のままだったとの事。

13)容疑者(27)は警視庁高尾署捜査本部の調べに対し素直に応じているが、内容は二転三転することもあるという。動機についての供述も不自然な点が多いとの事。

14)容疑者(27)の自宅から、携帯電話が複数見つかっているとの事。容疑者は「自分のものではない」と話しているといい、捜査本部は被害者のものである可能性があるとみて、解析を進めているとの事。

15)捜査関係者によると、容疑者は8月18日に現場アパートを賃貸契約し、22日に入居したとの事。

16)アパートの管理会社などによると、家賃は管理費込みの月2万2000円で、入居前に一定額を口座に持っている必要があった。このため、神奈川県内の20代女性(最初に殺害された女性)に「入居するために50万円を振り込ませた」と供述しているとの事。

17)容疑者は職業安定法違反に問われ、今年5月に水戸地裁土浦支部で執行猶予付きの有罪判決を受けて以降、ほとんど仕事をしていなかったとの事。

18)警視庁捜査1課は11月6日、被害者の1人の遺体について、DNA型鑑定などによって東京都八王子市のTAさん(23)と確認したと発表したとの事。

19)自殺志願者の女性(殺害された女性ではない)に対して、容疑者も自分の悩みや生い立ちを話したとの事。真偽は分からないが、高校2年の時に軽いいじめに遭ったこと。ホストをしていたがやめた後は生活費に困っていることを打ち明けられた。自殺願望もしきりに口にし、2人で死ぬ相談を重ねていたという。「全財産をくれたらすぐに殺してあげる」。本当とも冗談とも取れる話をされたこともあるとの事。

20)「頭部などは、いずれ捨てに行こうと思っていた」と供述しているとの事。

21)容疑者は、被害者を部屋に連れ込んで酒や睡眠薬などを飲ませたと話していた。何人かには抵抗されたとの事。

時系列を更新
時系列
中学卒業まで   現場から2、3キロの座間市内の実家で家族と暮らしていた。
2006年中学卒業後 県内の高校に進学した。部活はせず
2008年01月下旬から
2009年03月まで(高校卒業) スーパーの総菜コーナーで週に2回、アルバイトをしていた。
2016年夏     ここまで半年間、女性と交際(2017/11/7訂正 高裁→)していた
2017年(27歳)
02月       売春に関与したとして職業安定法違反の疑いで茨城県警に逮捕
05月29日     懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決(判決後はほとんど仕事をしていないと供述している)
06月13日     刑が確定
06月頃      容疑者の父親に「生きていても意味がない」「何のために生きているのか分からない」などと打ち明けたとの事。
08月18日     容疑者が現場アパートを契約。(この時既に最初の被害者に50万円を振り込ませていると推定)
08月22日     容疑者が遺体の発見された部屋に引っ越す
08月下旬     カップルを殺害(女性を殺害した時に50万円を持参せ、殺害後に奪ったと供述)
09月20日     「自殺募集」「死にたいけど一人だと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらdmください」。八王子市の女性(23)のツイッターに書込
10月始め頃    容疑者の父親が息子に彼女が出来たと話す。(9or8月の可能性も有り)
10月21日18:30頃 不明女性が自宅で職場の職員と面会
10月23日     八王子の女性がDMで容疑者に連絡
その4時間後合流 駅周辺の防犯カメラに不明女性が男と一緒にいる姿が映る
10月24日     女性の兄が警視庁高尾署に行方不明者届を出す
10月30日16:30頃 警視庁が男のアパートで2人分の頭部を発見。
その後      容疑者の身柄を確保、任意の事情聴取をする
10月31日     警視庁は男のアパートで計9人分の遺体を発見したと発表
10月31日     男性容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕
11月01日     送検(遺体遺棄)

こんなところかな。
今回の報道でいくつか疑問がありますね。
1)最初に殺害した女性の100万円について
最初の女性に50万円を振り込ませているけど・・・そんな大金、ネットで知り合って、一度、食事をした程度の相手に提供したり、貸したりするのかな?
供述通りなら、その後に更に50万円を奪っている事になり、どんな理由でこの100万円を受け取る事ができたのか?
これまでの供述から考えると、この最初の女性も自殺志願者で殺害する報酬に受け取ったと考えられるけど・・・・

この女性は交際相手の男性が居たんですよね?(供述の通りなら)
自殺の悩みを家族に話しづらいのはわかるけど・・・交際している相手になら、話せるような気がするんですけど・・・

2)「ロフトで首をつれる」と言うのは嘘じゃないが・・・・
これまでの供述だと、気絶させてから首にロープをかけて、ロフトにつるしている事になる。
つまり、それは、被害者が自発的に首を吊ったわけじゃないから、容疑者が被害者の体を抱えて、持ち上げて、首を吊っているわけですよね?

高校生でも50キロぐらいあるでしょ?主婦だったらもっと重いかもしれない。
それを一人でやるのは不可能では無いが結構大変だと思う。

あえて、そんな事、しなくても良いわけですよね?

つるすのも大変だけど、つるした後も大変ですよ。
部屋が汚れるでしょ?その後始末は容疑者がするわけですからね。

なので、容疑者は「首吊り」に相当なこだわりがあるんでしょうね。
ツイッターのアカウントの「死にたい」は8月に開設、「首吊り士」は9月の開設です。
アパートに引っ越したのが8月だから、それ以前に事件を計画していたのだとしたら、事件の為に用意したのは「死にたい」の方だったと思います。

8月中にカップルを殺害している。その後に作成したのが「首吊り士」なんですよね。
なので、「首吊り」へのこだわりは、最初のカップル殺害後に発生した物かもしれませんね。

でも、どうなんだろう?「死にたい」のアカウントでも「ロフトで首を吊れる」と説明していたのなら、その流れとも考えれるかな?

・・・ただ、「首吊り士」って「自分の首を吊る人」と言う意味じゃないよね?イメージとしては、「他人の首を吊る人」なんだけど・・・そのイメージがどの時期に発生しているのか?気になりますね。

高校時代の自殺騒動は「オーバードーズ」なので、首吊りでは無いですよね。

容疑者の高校卒業後の経歴が気になります。容疑者は高校時代には長期間アルバイトもしているし、不真面目な人間では無いでしょう?
その容疑者がどうして悪徳な風俗スカウトに転落していくのか?
このあたりにも、動機が隠れているかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県座間市9名バラバラ事件その4(動機について現在の印象)
神奈川県座間市9名バラバラ事件その6(楽して稼ぎたい)

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コメント

おぞましい事件ですが、私は事件が発覚して容疑者の犯行が明るみになるにつれ、ある一人の「人物」を連想するようになりました。それは『模倣犯』のピースです。

もしや容疑者が首吊りに拘ったのは、ピースが首吊り殺人を楽しんだのと同じ理由からではないか、というおぞましい妄想が頭を離れません。

というのも、容疑者は「暴行と金銭目的の犯行」であり、「女性はすべて暴行して金を奪った」という趣旨の話をしていますが、現在報道されている
① 部屋に誘い込み
② 酒や睡眠薬等を飲ませくつろがせてから
③ 首を絞めて気絶させ、
④ ロフトに吊って殺し
⑤ 遺体を解体して処分した。
という一連の流れのいったいどの場面に、被害者を暴行する隙間があったのだろうと思うのです。

今回の犯行が暴行目的であった点(被害者に学生がいることから、金銭強奪はオプションであったと思います)、殺害方法が首吊りでなければならなかった点、歯止めがきかず次から次へと被害者を誘い込んだ点(10人目の被害者になるかもしれなかった女性が電話越しに聞いたといううめき声の正体を考えると、本当にひとり終わると次、という感じだったのだと思います)、などを考えると、例え当初は間接自殺が目的であったとしても、途中で目的のすり替えが起きてしまったのではないかと。

様々な「新事実」が報道されるにつれ、スッキリするどころかますますもやもや、ムカムカが加速する事件です。正面から取り上げて冷静に思考・分析を続けるASKAさんの精神力に感服します。

投稿: kate | 2017/11/06 23:52

「2016年夏  ここまで半年間、女性と高裁していた」

更新などで忙しい中、すみません。交際の漢字が間違っています。。


11)容疑者(27)が調べに対し、「女性たちは『死にたい』と言っていたが、会ってみると本当に死にたいと思っている人はいなかった。~

となっていて、被害者たちは”本当は死ぬのを止めてほしかった”ということが分かっていたのに次々に簡単に殺してしまうとは・・・
言葉巧みに、お金を巻き上げる詐欺師よりも酷いですね・・・

投稿: | 2017/11/07 01:11

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