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2017/12/11

東京都富岡八幡宮女性宮司殺害事件

12月7日(木)20時25分ごろ、東京都江東区富岡2で「刃物を持った女がいる」との通報有り。

警視庁深川署員が駆けつけると、近くの富岡八幡宮の敷地内やその周辺で、男女4人が刃物で切られるなどしているのが見つかり、病院に搬送された。このうち3人が死亡し、男性1人が重傷を負った事件が発生している。

死亡したのは富岡八幡宮宮司の女性(58)と弟で住所職業不詳の男性容疑者(56)、一緒にいた容疑者の妻(49)。

捜査関係者によると、宮司の女性が運転手の男性と車で帰ったところ、男性容疑者と一緒にいた容疑者の妻に切りられたとの事。

女性宮司は意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認されたとの事。
運転手の男性も右腕を負傷したが命に別条はないとの事。

男性容疑者は直後に妻の腹などを刺して殺害し、自身の胸と腹を刺して自殺したとの事。現場には血液のついたサバイバルナイフと日本刀が落ちていたとの事。

神社の氏子らによると、宮司職をめぐって姉弟間でトラブルがあった。女性宮司は2010年ごろに宮司を名乗ったものの、怪文書をまかれるなど嫌がらせを受けていたとの事。

富岡八幡宮の神輿の巡行を取り仕切る神輿総代の男性は今年8月男性容疑者から電話を受けたとの事。

男性容疑者は泣きながら女性宮司の悪口を言うなど精神的に不安定な様子だったという。これを聞いた女性宮司は「ごめんなさいね」と謝っていた。男性は「宮司は氏子や街のことを一生懸命に考えてくれる人だった。八幡宮の運営がどうなってしまうのか心配だ」と話したとの事。

捜査関係者によると、男性容疑者は2001年に宮司を解任され、女性宮司は02年、警視庁に「宮司の地位を巡る親族間のトラブルがある」と相談していたとの事。
男性容疑者は06年1月、女性宮司を脅すような内容のはがき2枚を送りつけたとして脅迫容疑で逮捕、起訴されていたとの事。

運転手の男性(33)を男性容疑者の妻が約100メートル追いかけて別の日本刀で切りつけた。

この後、男性容疑者は女性宮司の自宅前で妻を刺し、その後自殺したとみられるという。女性宮司は胸などを刺され、男性容疑者も左胸3カ所に刺し傷があった。妻も胸や腹などを刺されていた。

女性宮司が襲われた場所には真ん中から折れた刀が落ちていた。
男性容疑者が自殺したとみられる現場にも、別の短い日本刀とサバイバルナイフ2本があった。警視庁は、男性容疑者と女が計画的に女性宮司を襲った疑いがあるとみている。

付近の防犯カメラには、男性容疑者と妻が物陰に隠れている姿が映っていた。2人は神社前の路上で車を降りた女性宮司を日本刀(刃渡り約80センチ)で襲撃したとの事。

富岡八幡宮の関係者によると、男性容疑者は父親に代わって宮司になった(1995)が2001年5月ごろ、金銭問題などを理由に職を追われた。父親が再び宮司に就き、10年ごろから女性宮司が宮司の代務者として跡を継いだ。しかし全国の神社を統括する宗教法人「神社本庁」が宮司就任を承認しなかったため、八幡宮は今年9月に同庁を離脱。女性宮司は正式に宮司に就任したとの事。

男性容疑者は、神社が離脱の手続きを進めていた7月ごろ、50代の氏子の男性に「離脱すれば神社がおかしくなる」などと言い、危機感を持っている様子だったという。男性は「女性宮司が宮司に就任したことで、復帰の道が閉ざされたと考えるようになったのではないか」と話したとの事。

司法解剖の結果、女性宮司の死因は首や腹を深く刺されたことによる失血死と判明。警視庁は男性容疑者らが強い殺意を抱き、複数の刃物を準備したとみているとの事。

捜査関係者によると、周辺の防犯カメラ映像などから、男性容疑者らは神社敷地内の女性宮司の自宅付近で、1時間ほど建物の陰に隠れて女性宮司の帰りを待っていたとみられるとの事。

容疑者(56)=犯行後に死亡=が犯行直前に投函したとみられる手紙が、全国の複数の神社に届いていたとの事。女性宮司への恨み言が書き連ねられており、「死んでもこの世に残り、たたり続ける」などと死を覚悟したような記述もあったとの事。

手紙は、A4の紙にパソコンなどで書いたとみられる文章8枚。手紙の最後には男性容疑者の自筆とみられる署名があり、血判のようなものが押印されていた。消印は今月で、関東や関西を含む複数の神社に12月9日、郵送で届いたとの事。

男性容疑者は手紙で「約30年にわたる家の内紛について、真相をお伝えします」などとして、神社の運営や相続をめぐる親族間のトラブルを告白。自らが宮司の座を追われたことについて「クーデターが画策された」などとし、関係者に対して女性宮司を神社から追放し、自分の息子を宮司に迎えることなどを要求。「実行されなかったときは、死後においてもこの世に残り、たたり続ける」などと記していたとの事。

司法解剖の結果、男性容疑者(56)の妻(49)の死因は、左胸を刺されたことによる出血性ショックだったとの事。

同庁幹部によると、男性容疑者と妻(49)は7日夜、同八幡宮敷地内にある富岡さん宅近くの物陰で待ち伏せし、帰宅した女性宮司が車から降りた直後に襲いかかった。

女性宮司は車の助手席に逃げ込んだが、男性容疑者がドアを開けて車外に引きずり出した。その後、路上に倒れた女性宮司に日本刀を振り下ろしたとの事。襲撃の一部が防犯カメラに映っていたとの事。

容疑者名の手紙が、地元の深川警察署長宛てにも届いていたとの事。届いたのは事件後の9日。同庁は、内容が詳細なことなどから、男性容疑者が事件直前に郵送したものとみて、鑑定を進める。

捜査1課によると、これまでの捜査で、手紙は深川署長や総代の自宅など23カ所に郵送されていたことが確認された。いずれもA4で8枚だったとの事。

こんな事件ですね。
八幡宮と言う有名な神社が舞台となった事件の為にマスコミが大きく取り上げていますが、冷静にみれば、家庭内のトラブル、どちらかと言うと相続トラブルに近いのかもしれませんね。

ここまで問題がこじれてしまったのは、容疑者側の狭量が原因なのだろうか?と妄想するわけです。

狭量と言うのも語弊があるかもしれません。
なんていうか、身内同士でいがみ合わずに、例え宮司にならずとも、No.2の立場で十分においしいところはいただけたのではないか?と思うんですよね。
No.2ではダメだったのかな?と言うのが疑問な部分です。

No.2あるいはNo.3を許容できれば、自分の息子もそのチームの中に入って、将来が約束されるわけで、結局、宮司と言うNo.1の座に拘った為に起きた事件なのでは?と思うわけです。

そもそも、宮司職を実質的に剥奪された理由が本当なら、身から出たサビと言うあたりですよね。

それでも、宮司を退いた後も、八幡宮内部で実績、実力を示せば、将来的に復帰する事も可能だったかもしれませんよね?

理由が分かりませんが、宮司剥奪から実質的な追放となってしまった為に、自暴自棄になってしまったんでしょうが・・・

事件の表面だけを見れば、恨みを晴らして、夫婦が無理心中をした事件ですよね。

ただ、容疑者の妻は犯行に積極的に参加しているんですけど・・・自分の意志だったのかな?と言うのも疑問だったりします。

まー長い間、夫婦生活をしていたのだから、ここまでの経緯は知っているし、なんて言うか落ちぶれていく夫の姿や夫婦の生活も見ていたので、そこには共感や同情などはあったかもしれませんが・・・冷静になればまったく意味が無いと言う事に気付いたと思うんですけどね。

夫の方は当人だから、頭に血が昇って感情的になっていたかもしれないけど、妻は、直接そのトラブルに関係しているわけでは無いと思うんですが・・・冷静でいる事はできなかったんでしょうね。

あと、驚いたのが「祟ってやる」が脅し文句になるんですね。
まーもともと、そういう仕事なので、やはり超常的な体験などあるのかな?

実際、成田空港の祟りの鳥居など有名な祟りの話はあるので、信心深い人には効果があるのかもしれませんね。

「人を呪わば穴二つ」と言う言葉を地で行くような事件です。

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コメント

>祟ってやる
確か、かなり前の判例で「死亡した人物を呪い殺した」と語る人物は殺人罪にはならなかったと記憶しています。
しかし、本人が呪われていると認識することで、全ての悪い事象は呪いのせいだと思い込むというのが呪いの実態であるとする人もいますので、効果はそれなりにあるでしょう。験担ぎというのも、ある意味自分へのお呪いなわけですし。
まして、神道の神は荒魂(祟ったり災害を起こしたりする)と和魂(穏やかで人を守ろうとする)がおり、基本的には荒魂を鎮める目的で祀るのだと聞いたことがあります。現場の富岡八幡宮の主神は八幡神という武神でもありますし、神事としての相撲とも縁があるので一般的な見方より深い意味をもっているとされたために、脅迫罪となったのでしょう。

加害者女性の遺書が出てきた、初詣客は少なかった、という報道くらいしか見掛けなくなりました。
戦後の神道復興に一役かった人物の孫として、あまりに寂しい結末に見えます。

投稿: つれづれ | 2018/01/04 00:50

つれづれさん、おはようございます。

>祟ってやる
すいません。「脅迫になる」と言うのは、脅迫罪になるのではなく、それを受け取った人間がそれに恐怖するのか?と言う意味でした。言葉足らずでした。

調べたら、通常は刑事罰(殺人、脅迫)にはならないようですね。
まー、呪いや祟りに危険性が無いと言う事のようです。

だけど、それによって、相手がノイローゼになれば、傷害罪になりえるとの事ですね。

でも、一時とは言え、宮司になったような人物、出自も代々の宮司の家となれば、その言葉にも説得力はあるんでしょうね。

投稿: ASKA | 2018/01/08 06:38

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