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2018/01/10

滋賀県水銀電子タバコ殺人未遂事件

知人男性を殺害しようと水銀を注入した加熱式たばこを渡したとして、滋賀県警捜査1課は1月10日、殺人未遂の疑いで、大津市関津の設備業、男性容疑者(36)を逮捕する事件が起きている。
容疑者は容疑を認めているとの事。

発表によると、容疑者は昨年6月3日、水銀を含んだ加熱式たばこ1箱(カートリッジ20本入り)を滋賀県栗東(りっとう)市の知人男性(37)に手渡し、同市内のパチンコ店などで4日までに計14本を吸わせ、殺害しようとした疑い。男性は味覚障害などの中毒症状が出たとの事。救急搬送されたが、命に別条はないとの事。

男性は異変に気付いて吸うのをやめたが、舌がしびれ、ろれつが回らなくなるなどしたため、被害届を提出。

男性の血液などからは基準値を超える水銀が検出された。男性は容疑者が以前に経営していた携帯電話修理会社の従業員だったといい、県警はトラブルがなかったかどうかを調べるとの事。

男性から被害届を受けた県警が残りのたばこを調べたところ、本来含まれていない量の水銀が検出されたとの事。

加熱式たばこは専用の器具を使い、火で燃焼させずに電気で熱してニコチンを含む蒸気を吸う仕組みのたばこ。

容疑を認め、「カートリッジ1本あたり0・3~0・5グラムの水銀を含ませた」と供述しているとの事。

こんな事件ですね。
ちょっとめずらしい事件なのでメモして起きます。
水銀の致死量は種類(化合物)によって違うようです。一番毒性が高いのがジメチル水銀で千分の1ミリリットルの量でも死に至る神経毒との事。

ほかには、皮膚からはゆっくりと吸収されるが、消化器からの吸収はより遅い。蒸気を吸入すると肺から容易に取り込まれる。呼吸器系から蒸気として吸収すると毒性が強いものの、他の経路からの場合ではそれほどでもないとされる。(Wikiから引用)

無機水銀は有機水銀よりも毒性が低い。

なので、今回の事件、水銀の種類は分からないけど、より危険性の高い、蒸気として肺から取り込ませる方法と言うのは、偶然なのか?と言うのところは疑問ですね。

しかし・・・計画的な犯行だとすると、殺害の確度が微妙な気がします。
つまり、一口吸ったら死んでしまうような毒物では無いので、吸っていて途中で体調に異変がおこれば、そこで吸うのを止めてしまうでしょう?

容疑を認めているようなので、殺意はあったのでしょうが・・・
仮にこの方法での殺害を計画したのだとしても、なぜ、この方法だったのか?

この事件は「毒殺」ですよね。
被害者から離れた場所で、外傷もなく殺害する事ができるわけですが・・・それを計画すると言うのは、事件の発覚を防ぐ為なんでしょうね。

普通に殺人事件なので発覚を恐れるのは分かりますが・・・ちょっと手が込みすぎている気がしますね。

自然死に偽装しようとしたのかもしれませんね。
もしかすると、生命保険を掛けた保険金詐欺事件の可能性もありますが、そこは捜査を待つしかありませんね。

続報を待ちましょう。

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コメント

続報です。

逮捕された男と被害者との間に金銭トラブルがあったとの事。

男性はかつて容疑者が経営していた携帯電話の修理会社の従業員だったということですが捜査関係者によりますと、男性は容疑者との間に「金銭トラブルがあった」と話しているとの事。
警察は金銭トラブルが今回の犯行につながった可能性もあるとみて調べているとの事。

滋賀県警は1月11日、殺人未遂の疑いで、男(36)=大津市関津6丁目=を送検したとの事。

こんなところですね。
金銭トラブルですか・・・つまり、「お金を支払いたくない」または「お金を返してくれない」というあたりでしょうか?

とすると、金銭トラブルをトラブル相手の殺害によって解消しようとしたんでしょうが・・・良く考えた計画のように見えて、いろいろと杜撰な事件ですね。

投稿: ASKA | 2018/01/11 19:58

続報です。
滋賀県警に逮捕された大津市関津6の設備業、男性疑者(37)について、大津地検は1月30日、殺人未遂罪で起訴したとの事。

起訴状などによると、被告は昨年6月3日午後10時55分ごろ、滋賀県栗東市の路上に止めた車の中で、金属水銀を含ませた加熱式たばこ1箱(カートリッジ20本入り)を同市の無職男性(37)に手渡し、翌4日までの間にカートリッジ14本を吸わせ、殺害しようとしたとしている。地検は認否を明らかにしていないとの事。

捜査関係者によると、加熱されると蒸気となり、吸入すれば肺から吸収されて毒性が強まる水銀の特性を本で知ってインターネットで詳しく調べ、ネットで購入した電機部品から水銀を取り出したとの事。

こんなところですね。
殺意を立証できると検察側は判断したんですね。

ネットで毒性が強まる蒸気として吸入させる方法を調べているあたりで、計画性があり殺意を立証できると言う事でしょうか・・・

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2018/01/30 20:16

初公判(6月12日)
被告は起訴内容を認めたとの事。

被告は去年6月、未払いの給与をめぐってトラブルとなった従業員の男性に水銀を注入した加熱式たばこ14本を吸わせたとして、殺人未遂の罪に問われています。被害者の男性はいまも味覚障害があるとの事。

弁護側は「給与が要求額に満たないと、被告は男性から叱責や暴行を受けていた」として、情状酌量を求めまたとの事。
これに対し、検察側は冒頭陳述で「死の危険性が高い方法で完全犯罪を計画していて、被害者の処罰感情も強い」と指摘したとの事。

こんなところですね。
なるほど、そんな事情があったんですね。
給与が約束した金額じゃなかったと言う事なんですよね。
そりゃあ、トラブルになるでしょうが・・・金額の齟齬がそんなに大きかったのかな?払えないには払えない事情があるんでしょうけど・・・一人分なら、なんとか工面できるぐらいの金額じゃないのかな?
このあたりは、ふところ事情もあるんでしょうけどね。

投稿: ASKA | 2018/06/12 20:23

***論告求刑公判(6月14日)***

検察側は懲役7年を求刑。
弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審したとの事。

検察側は論告で「被告は男性との関係を断つために、水銀をたばこスティックに注入して吸引させ、ひそかに殺害しようとした」と指摘。
「男性には後遺症が出ており、結果も重大」などとしたとの事。

弁護側は「男性は被告に金銭を要求するなかで暴力行為にまで及んでおり、そのことが犯行の契機を作り出した」などとし「反省しており、再犯の恐れもない」などとしたとの事。

別の報道では
弁護側は、雇用する側の被告が被害者から叱責や暴力を受け、言われるまま給与を支払うなど逆に「管理されていた」関係性が背景にあったとして、執行猶予の付いた判決を求めたとの事。

被告は最終意見陳述で「被害者の方には非常に申し訳ないことをした。すみません」と述べたとの事。

判決は6月18日の予定。

こんなところですね。
雇用関係なので「雇用する側」と「雇用される側」になるわけだけど。
給与を言い値で払っていたと言うのはちょっと驚きですね。
被害者はよほど、経営上重要な立場だったのかな?
けれど、結局、殺害しようとしたわけで、死亡すれば、雇用する事もできない・・・
結局は変わりが効くぐらいの人物だったと言う事なのか?
それとも、どんな不利益があろうと、殺害する事を優先するような状況だったのかな?

どのみち、この事件を契機に縁は切れるのだろうけど・・・被告が出所後に別の事件を起きないように周囲の方は注意された方が良いかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2018/06/15 19:16

***判決公判(6月18日)***

懲役2年6カ月です。

18日の判決公判で、大津地裁の裁判長は、犯行の計画性や後遺症の重大性を認める一方で、被告が従業員だった男性の言われるままに給与を支払っていたことや、支払いが滞った去年5月には口にガムテープを貼られて威圧されたことなどから「逆らえない状況に陥っていた」と指摘したとの事。

検察側の求刑である懲役7年から大幅に短い、懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡したとの事。

こんなところですね。
くむべき事情はあったと言う事なんでしょうね。
これからがいろいろと大変だと思いますが、道を外れる事の無いように頑張ってほしいですね。

投稿: ASKA | 2018/06/19 20:22

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