東京都多摩市諏訪交際トラブル女性殺人事件
3月16日(金)20時15分ごろ、東京都多摩市諏訪2丁目のマンション住人から「女性の叫び声が聞こえ、人が倒れている」と110番通報する事件が起きている。
警視庁によると、マンションの外階段付近で20代くらいの女性が顔付近から血を流して倒れており、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。
女性の首のあたりには刃物で切られたような傷があり、警視庁は殺人事件と断定して捜査を始めたとの事。
現場は京王永山駅から南に約560メートルの団地やマンションが立ち並ぶ地域。
捜査1課などによると、防犯カメラに女性の後ろを歩く上下黒っぽい服の男が映っていたといい、事件と何らかの関係があるとみて調べているとの事。
女性の近くには傘とバッグ、運転免許証などが落ちていたが、凶器は見つかっていないとの事。
女性が倒れていた建物は11階建てとの事。
17日2時頃(事件約6時間後)に自称29歳の男が神奈川県警に出頭したとの事。
男は女性の元交際相手だと説明し、女性を刃物で殺害したと述べているとの事。
警視庁は同日、女性の身元について、現場と別棟のマンションに住む派遣社員の女性(26)と確認したと発表した。現場から見つかった運転免許証などから判明したとの事。
被害者の首付近には鋭利な刃物で切りつけられたような傷があり、遺体を17日に司法解剖して詳しい死因などを調べるとの事。
捜査1課などによると、出頭してきた男は自称神奈川県在住で、17日午前2時ごろ、県警港北署の菊名駅前交番を訪れて「刃物で切りつけた」などと説明したとの事。
警視庁が男が所持していた刃物を調べたが、血液反応は検出されなかったとの事。
現場から凶器は見つかっておらず、慎重に裏付けを進めている。被害者や親族らから、この男とのトラブルなどの相談は、警視庁管内では確認されていないとの事。
被害者が殺害された場所に凶器は残されていなかったが、被害者のイヤホンが付いた携帯電話やバッグなどが落ちていた。現場は住人以外も出入りできる場所で、敷地内の防犯カメラには被害者の後を追うように歩く黒っぽい服を着た男が映っていたとの事。
警視庁は17日、出頭してきた職業不詳の男性容疑者(29)=横浜市鶴見区上の宮1丁目=を殺人の疑いで逮捕し、発表したとの事。
司法解剖の結果、首の傷は長さ約10センチで、死因は失血死との事。
捜査関係者によると、容疑者は「4、5年ほど前、短期間被害者と交際していた」と説明。昨年2月には神奈川県警に交際を巡ってトラブルになっているという内容の相談をしていたという。警視庁は容疑者が何らかの恨みから被害者を襲った疑いがあるとみているとの事。一方、被害者や親族らから、容疑者とのトラブルなどの相談は、警視庁管内では確認されていないとの事。
容疑者は交番に出頭した際に着ていたコートには真新しいしみが付着しており、DNA型鑑定の結果、被害者の血液と判明。容疑者は、袋に入れた包丁と被害者の携帯電話も所持していたとの事。
容疑者は妻と子供の4人暮らしとの事。被害者は母親と2人暮らしだったとの事。
捜査本部は17日、容疑者の自宅マンションを家宅捜索した。
被害者は昨年、容疑者に対する損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こしており、同課は2人の間に交際を巡るトラブルがあったとみているとの事。
捜査関係者によると、2人の間では訴訟のほかにもトラブルがあったとの事。容疑者は昨年2月、被害者との関係を神奈川県警に相談。「(何かあったら)110番するので対応してほしい」などと話していたとの事。
16日19時45分ごろ、現場最寄りの京王永山駅の防犯カメラに容疑者とみられる男が現場方向に歩く姿が映っていたとの事。
また、現場付近の防犯カメラには被害者の後を追うように歩く姿が映っていたほか、倒れている被害者の首をつかむ姿が住人に目撃されていた。同課は、容疑者が被害者の帰宅を待ち伏せして襲撃したとみているとの事。
容疑者が、被害者の帰宅を現場付近で待ち伏せしていたことがわかった。容疑者に気づいた被害者ぎ足で逃げたということだが、容疑者はおよそ1分間にわたって追いかけ、最終的には階段の上から押し倒し、転げ落ちた被害者の包丁で刺したとみられるとの事。
別の報道では
容疑者が被害者の自宅マンションのエントランス付近で待ち伏せし、逃げようとした被害者を、隣接するマンション別棟の外階段まで約60メートル追いかけて犯行に及んでいたとの事。容疑者は「(被害者に)声をかけたが振り向かず、足早になったので階段で後ろから押した」などと説明しているとの事。
また動機については、容疑者は、過去の交際をめぐるトラブルで被害者から民事訴訟を起こされていて、「数日後に判決がある訴訟の取り下げを説得しようと思った」と話しているとの事。容疑者は「訴訟を取り下げてもらうため会いに行った。刃物は脅すつもりで持っていた」などと話しているとの事。
18日、多摩中央署から東京地検立川支部に送検された。
現場付近の防犯カメラには、事件の30分ほど前から被害者を待ち伏せする容疑者の姿が映っていたとの事。
被害者は、容疑者と交際を巡って3年ほど前から数回、裁判を起こしていたとの事。
容疑者が「事件後、包丁は洗って自宅マンションのゴミ置き場に捨てた」と話しているとの事。容疑者が自首した際に所持していた包丁からは血液反応は検出されていないとの事。
さらに、「被害者が死亡したことを知り、妻に犯行を打ち明けたところ『自首しなさい』と言われたので、包丁を持って自首した」と話しているとの事。
容疑者が「声をかけたが無視されたので、ここで全てを終わらせるしかないと思った」と供述しているとの事。
時系列
数年前に短期間、容疑者と被害者が交際していた。
2015年頃から数回、被害者が民事裁判を起こしたいた。
2017年02月 容疑者が神奈川県警に被害者との関係を相談
2018年
03月16日
19:45頃 最寄り駅の防犯カメラに容疑者が写る。
その後エントランスで30分間待ち伏せ
20:15頃 女性が倒れていると110番通報
03月17日
02:00頃 容疑者の男性が包丁、被害者の携帯電話を持参して出頭(携帯電話が2台?)出頭時に着ていたコードから被害者の血痕が検出される。
その後、殺人容疑で逮捕。
03月18日 送検
容疑者は既婚で妻と子供との4人ぐらし。
こんなところですね。
一報を聞いた時に、男性ストーカーによる犯行か?とも思ったのですが・・・
どうも、様子が違うようですね。
警察に相談していたのは、容疑者の方だったようです。
被害者は容疑者を損害賠償請求訴訟を数件おこしていたようですね。
このあたりの詳細はまだ、わかりません。
ただ、「今回で終わりにしたい」と決意しているあたり、これまでの裁判では被害者側の損害賠償請求が成功していると言う事なんでしょうね。
それで、また負けると思って、被害者に訴訟を取り下げるように頼みに行ったと・・・
まー、しかし、裁判になるほど事態がこじれていては、被害者に聞く耳は無かったでしょうね。
問題はそんな事になった原因が何だったのか?と言う事ですよね。
このあたりは続報を待つしかないのですが・・・
互いに良い思い出になるような、歌詞のような男女交際はめったに無いかもしれないけど、でも、こんな男女交際はしてはいけませんね。
その結果、一人の命を奪い、二つの家族を不幸にしてしまった。
訴訟だけなら、お金で解決できたかもしれないけど・・・
他にも容疑者が追い詰められる理由があったのかな?
続報を待ちましょう。
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