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2018/03/19

東京都多摩市諏訪交際トラブル女性殺人事件

3月16日(金)20時15分ごろ、東京都多摩市諏訪2丁目のマンション住人から「女性の叫び声が聞こえ、人が倒れている」と110番通報する事件が起きている。

 

警視庁によると、マンションの外階段付近で20代くらいの女性が顔付近から血を流して倒れており、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。

 

女性の首のあたりには刃物で切られたような傷があり、警視庁は殺人事件と断定して捜査を始めたとの事。

 

現場は京王永山駅から南に約560メートルの団地やマンションが立ち並ぶ地域。

 

捜査1課などによると、防犯カメラに女性の後ろを歩く上下黒っぽい服の男が映っていたといい、事件と何らかの関係があるとみて調べているとの事。

 

女性の近くには傘とバッグ、運転免許証などが落ちていたが、凶器は見つかっていないとの事。

 

女性が倒れていた建物は11階建てとの事。

 

17日2時頃(事件約6時間後)に自称29歳の男が神奈川県警に出頭したとの事。
男は女性の元交際相手だと説明し、女性を刃物で殺害したと述べているとの事。

 

警視庁は同日、女性の身元について、現場と別棟のマンションに住む派遣社員の女性(26)と確認したと発表した。現場から見つかった運転免許証などから判明したとの事。

 

被害者の首付近には鋭利な刃物で切りつけられたような傷があり、遺体を17日に司法解剖して詳しい死因などを調べるとの事。

 

捜査1課などによると、出頭してきた男は自称神奈川県在住で、17日午前2時ごろ、県警港北署の菊名駅前交番を訪れて「刃物で切りつけた」などと説明したとの事。

 

警視庁が男が所持していた刃物を調べたが、血液反応は検出されなかったとの事。
現場から凶器は見つかっておらず、慎重に裏付けを進めている。被害者や親族らから、この男とのトラブルなどの相談は、警視庁管内では確認されていないとの事。

 

被害者が殺害された場所に凶器は残されていなかったが、被害者のイヤホンが付いた携帯電話やバッグなどが落ちていた。現場は住人以外も出入りできる場所で、敷地内の防犯カメラには被害者の後を追うように歩く黒っぽい服を着た男が映っていたとの事。

 

警視庁は17日、出頭してきた職業不詳の男性容疑者(29)=横浜市鶴見区上の宮1丁目=を殺人の疑いで逮捕し、発表したとの事。

 

司法解剖の結果、首の傷は長さ約10センチで、死因は失血死との事。

 

捜査関係者によると、容疑者は「4、5年ほど前、短期間被害者と交際していた」と説明。昨年2月には神奈川県警に交際を巡ってトラブルになっているという内容の相談をしていたという。警視庁は容疑者が何らかの恨みから被害者を襲った疑いがあるとみているとの事。一方、被害者や親族らから、容疑者とのトラブルなどの相談は、警視庁管内では確認されていないとの事。

 

容疑者は交番に出頭した際に着ていたコートには真新しいしみが付着しており、DNA型鑑定の結果、被害者の血液と判明。容疑者は、袋に入れた包丁と被害者の携帯電話も所持していたとの事。

 

容疑者は妻と子供の4人暮らしとの事。被害者は母親と2人暮らしだったとの事。

 

捜査本部は17日、容疑者の自宅マンションを家宅捜索した。

 

被害者は昨年、容疑者に対する損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こしており、同課は2人の間に交際を巡るトラブルがあったとみているとの事。

 

捜査関係者によると、2人の間では訴訟のほかにもトラブルがあったとの事。容疑者は昨年2月、被害者との関係を神奈川県警に相談。「(何かあったら)110番するので対応してほしい」などと話していたとの事。

 

16日19時45分ごろ、現場最寄りの京王永山駅の防犯カメラに容疑者とみられる男が現場方向に歩く姿が映っていたとの事。

 

また、現場付近の防犯カメラには被害者の後を追うように歩く姿が映っていたほか、倒れている被害者の首をつかむ姿が住人に目撃されていた。同課は、容疑者が被害者の帰宅を待ち伏せして襲撃したとみているとの事。

 

容疑者が、被害者の帰宅を現場付近で待ち伏せしていたことがわかった。容疑者に気づいた被害者ぎ足で逃げたということだが、容疑者はおよそ1分間にわたって追いかけ、最終的には階段の上から押し倒し、転げ落ちた被害者の包丁で刺したとみられるとの事。

 

別の報道では
容疑者が被害者の自宅マンションのエントランス付近で待ち伏せし、逃げようとした被害者を、隣接するマンション別棟の外階段まで約60メートル追いかけて犯行に及んでいたとの事。容疑者は「(被害者に)声をかけたが振り向かず、足早になったので階段で後ろから押した」などと説明しているとの事。

 

また動機については、容疑者は、過去の交際をめぐるトラブルで被害者から民事訴訟を起こされていて、「数日後に判決がある訴訟の取り下げを説得しようと思った」と話しているとの事。容疑者は「訴訟を取り下げてもらうため会いに行った。刃物は脅すつもりで持っていた」などと話しているとの事。

 

18日、多摩中央署から東京地検立川支部に送検された。

 

現場付近の防犯カメラには、事件の30分ほど前から被害者を待ち伏せする容疑者の姿が映っていたとの事。

 

被害者は、容疑者と交際を巡って3年ほど前から数回、裁判を起こしていたとの事。

 

容疑者が「事件後、包丁は洗って自宅マンションのゴミ置き場に捨てた」と話しているとの事。容疑者が自首した際に所持していた包丁からは血液反応は検出されていないとの事。

 

さらに、「被害者が死亡したことを知り、妻に犯行を打ち明けたところ『自首しなさい』と言われたので、包丁を持って自首した」と話しているとの事。

 

容疑者が「声をかけたが無視されたので、ここで全てを終わらせるしかないと思った」と供述しているとの事。

 

時系列
数年前に短期間、容疑者と被害者が交際していた。
2015年頃から数回、被害者が民事裁判を起こしたいた。
2017年02月 容疑者が神奈川県警に被害者との関係を相談
2018年
03月16日
19:45頃 最寄り駅の防犯カメラに容疑者が写る。
その後エントランスで30分間待ち伏せ
20:15頃 女性が倒れていると110番通報
03月17日
02:00頃 容疑者の男性が包丁、被害者の携帯電話を持参して出頭(携帯電話が2台?)出頭時に着ていたコードから被害者の血痕が検出される。
その後、殺人容疑で逮捕。
03月18日 送検

 

容疑者は既婚で妻と子供との4人ぐらし。

 

こんなところですね。
一報を聞いた時に、男性ストーカーによる犯行か?とも思ったのですが・・・
どうも、様子が違うようですね。

 

警察に相談していたのは、容疑者の方だったようです。
被害者は容疑者を損害賠償請求訴訟を数件おこしていたようですね。
このあたりの詳細はまだ、わかりません。

 

ただ、「今回で終わりにしたい」と決意しているあたり、これまでの裁判では被害者側の損害賠償請求が成功していると言う事なんでしょうね。

 

それで、また負けると思って、被害者に訴訟を取り下げるように頼みに行ったと・・・
まー、しかし、裁判になるほど事態がこじれていては、被害者に聞く耳は無かったでしょうね。

 

問題はそんな事になった原因が何だったのか?と言う事ですよね。

 

このあたりは続報を待つしかないのですが・・・

 

互いに良い思い出になるような、歌詞のような男女交際はめったに無いかもしれないけど、でも、こんな男女交際はしてはいけませんね。

 

その結果、一人の命を奪い、二つの家族を不幸にしてしまった。

 

訴訟だけなら、お金で解決できたかもしれないけど・・・
他にも容疑者が追い詰められる理由があったのかな?

 

続報を待ちましょう。

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2018/03/15

滋賀県守山市女性バラバラ事件

3月10日(土)13時40分頃、琵琶湖の近くの河川敷(旧野洲川南流の河川敷)で通行人から「動物の死骸が放置されている」と通報があり、14日の司法解剖の結果、放置されていたのは、35歳から50歳くらいの女性の遺体で、死後1、2週間経過し、一部は白骨化しているとの事。

 

放置されていたのは胴体部分のみで、頭部と両腕、両足は切断されたとみられ、見つかっていないとの事。

 

調べによると、被害者の身元を示すものはなかったということで、警察は、死体遺棄事件として捜査本部を設置し、遺体を詳しく調べるとともに被害者の身元の特定を急ぐとの事。

 

現場は琵琶湖大橋の東端から約1.5キロ南東の新興住宅街のはずれで、昼間は人通りがあるとの事。現場付近の河川敷は都市公園として利用されているとの事。

 

警察は14日朝から現場の捜索をしていますが、付近からは体の他の部位や身元につながる遺留品は見つかってないとの事。

 

遺体は胴体部分で、首や肩、脚の付け根で切断されたとみられるとの事。

 

10日に「動物の死骸がある」と通報を受けて駆け付けた滋賀県警守山署員も当初、動物の死骸と思い、市に処置を依頼しており、14日の司法解剖まで現場で保存されていたとの事。

 

司法解剖の結果、年齢は35~50歳くらいで、死後1~2週間とみられる。県警によると、人目につく状態で地面に放置されていたとの事。全体的に傷みが進んで一部が白骨化していた。衣類などは身につけていなかったとの事。

 

公園の管理を委託されている業者の男性によると、月曜以外は現場付近を毎日車で見回っていたというが、異常に気付かなかったとの事。

 

こんな事件ですね。
整理すると胴体部分のみが発見された。切断箇所は首、肩、足の付け根と言う事で、一般的な解体方法ですね。

 

問題は遺体の腐敗が進んでいる事。
解体後の一部なので、普通に考えれば、別の場所で解体し、発見現場に遺棄したと言う事になりますよね。

 

とすると、犯人には遺体の運搬方法があったと言う事になりますね。
運搬方法があるなら、手間を掛けて解体する必要は無い場合が多いのですが・・・

 

遺体を一旦、保管する為に解体したのかな?
腐敗が進んで異臭が気になるようになったので、一部を遺棄したと言うところかな?

 

その場合、残りの遺体はどうしたのか?と言う事になりますね。
犯人は遺体を隠さずに、放置しているので、結構な遠方から遺棄現場に来ているのかもしれませんね。
だとすると・・・遺体は分散して数カ所に遺棄している可能性があるかもしれません。

 

でも、その場合でも、遺棄現場の土地勘が問題なりますね。

 

とは言え、一番重要なのが、遺体の身元の特定なんですが・・・
頭部が無いので、方法はDNA鑑定と言う事になりそうですね。
とりあえずは、失踪者リストからDNA照合していくと言う事になるのかな?
時間がかかりそうですね。

 

でも、遺体の身元が判明すれば、その後の展開は早いのではないかな?

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
滋賀県守山市女性バラバラ事件その2(容疑者逮捕)

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世田谷一家殺害事件再考その174 (ラグランと気温)

コメントもいただきましたが、ラグランと魚トレーナーのつながりで気になっていたのが、気温です。
ラグランの販売地域と気温の関係はどうなのか?

と言うのも、犯人の想定される服装の中で手袋と帽子がちょっと疑問なんです。
もっとも、私はファッションに疎いので、ファッションに詳しい人からみたら、「そんな事は無い」と言う事かもしれないのですが・・・

私の印象なのですが、若い男性だとあまり、手袋や帽子は使わないのではないか?と言う事なんです。
帽子はヘアースタイルへの影響が大きいし、手袋は邪魔では?
逆にこれらのアイテムを使うのは、かなりの寒がりなのでは?と言うのが根拠ですね。
なので、犯人の出身地とか、直前まで長く住んでいた場所の気温は東京よりも高いのでは?という事を疑ってみたわけです。

とりあえず、調べるだけ調べておきます。
ラグランの販売地は警視庁のビラ改訂2版から以下の通り、これに2000年12月の平均気温を加える。
北海道 5枚 札幌(-2.5度)
岩手県 2枚 盛岡(-0.1度)
宮城県 4枚 仙台(3.6度)
栃木県 2枚 宇都宮(4.6度)
茨城県 1枚 水戸(5.2度)
千葉県 4枚 千葉(8.1度)
埼玉県 7枚 さいたま(5.9度)
東京都 10枚 府中(6.9度)東京(8.8度)
神奈川県 3枚 横浜(8.5度)
山梨県 10枚 甲府(5.5度)
静岡県 53枚 静岡(9.0度)
長野県 23枚 長野(2.5度)
兵庫県 2枚 神戸(8.8度)
大阪府 2枚 大阪(8.8度)

ここから府中より平均気温の低い場所を除くと6カ所ですね。
千葉県 4枚 千葉(8.1度)
東京都 10枚 府中(6.9度)東京(8.8度)
神奈川県 3枚 横浜(8.5度)
静岡県 53枚 静岡(9.0度)
兵庫県 2枚 神戸(8.8度)
大阪府 2枚 大阪(8.8度)

東京(気象庁の測定点の東京、場所としては千代田区?)より平均気温の低い場所を除くと2カ所です。
東京都 10枚 府中(6.9度)東京(8.8度)
静岡県 53枚 静岡(9.0度)

とは言え、静岡でも0.2度しか差が無いので、ちょっと見込み違いだったかもしれませんね。

念の為、東京都内の販売地と平均気温は
葛飾区 データ無し
杉並区 データ無し
多摩市 データ無し
八王子子 5.7度

逆にデータのある場所としては
東京 8.8度
練馬 7.1度
府中 6.9度
八王子子 5.7度
青梅 5.2度
小河内 3.9度

同じ東京でも、こんなに違うんですね。
と言う事は、同じ事が他県でもあるわけで、今回は県庁所在地のデータで比較してみましたが、それだけでは、傾向がつかめる程度と言う事かな。

ちなみに、手の怪我の情報がある栃木県日光は-1.2度なので、北海道や東北と同じぐらいの気温ですね。
それからソウルの気温は0.9度ですね。

そうか・・・犯人の出身地が暖かかったから、犯行時に防寒を完璧にしていたと言う事もあるが・・・
逆に、寒い場所から移動して犯行を行ったと考えても、この防寒が完璧だと言う事は説明できますね。

しかし・・・遠方から遠征しての犯行だとすると、新たな疑問も出てきそうですね。
そのあたりは、また別の機会に考えましょう。

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2018/03/06

群馬県高崎市2ヶ月長男虐待事件

生後2カ月の乳児に暴行を加えたとして、群馬県警高崎署は3月5日、高崎市江木町の無職、男性容疑者(32)を殺人未遂容疑で逮捕する事件が起きている。

乳児は容疑者と内縁関係にある女性の長男で、全身を強く打って意識不明の重体となっているとの事。

逮捕容疑は、3月4日午前8時から10時ごろ、自宅で、内縁の妻の長男の鼻と口を手でふさいだり、抱き上げて全身を揺さぶったりし、殺害しようとしたとしているとの事。

容疑者は暴行について「殺意を持ってという部分以外はその通り間違いありません。殺すつもりはなかった」と、殺意については否認しています。

内縁の妻が同日午前、「息子が息をしていない」と119番。
搬送先の病院の医師によると、長男は日常的に暴行を受けていたとみられる。内縁の妻は暴行の現場に居合わせたとみられ、「怖くて止められなかった」と話しているとの事。

長男は前橋市内の病院に運ばれたが、急性硬膜下血腫や脳浮腫などで意識不明の重体。

内縁の妻が出産前に児童相談所に電話相談していたことが分かった。

群馬県西部児童相談所によると、内縁の妻は去年11月、「養育するお金がないから、子どもを施設に預けたい」と相談していたとの事。

高崎市は何度か自宅訪問をするなど注意していて、1月の検診では長男の身体に傷などはなかったが、先月中旬から、内縁の妻と連絡が取れなくなったとの事。

調べに対し、容疑者は殺意を否認しているが、長男の肋骨(ろっこつ)には折れた痕がいくつもあり、警察は日常的な虐待があったとみて調べているとの事。

時系列
2017年
11月 母親が養育するお金がないから、子どもを施設に預けたいと児相に相談
12月 出産と推定
2018年
01月   長男の検診で体に傷は無かった。
02月中旬 児相が母親と連絡が取れなくなる。
03月04日(日)午前 長男を暴行して心肺停止?搬送したが意識不明の重体。

1月の検診は生後1ヶ月で受ける、通称1ヶ月検診の事でしょうね。
なので、昨年12月に出産したのかな?
で現在が生後2ヶ月と言うと、生まれた日が生後0ヶ月なので、12月出産で0ヶ月、1月が1ヶ月、2月が2ヶ月で、3月4日は3ヶ月に満たないから、生後2ヶ月と言う事でしょうね。

さてと、報道の中の文言が気になりました。
長男は同居している内縁の妻の長男と言う事なんだけど・・・容疑者の実子では無いと言う事なのかな?

そして、この容疑者と内縁の妻はいつごろから同居を開始したのだろうか?
交際していた時は、容疑者は仕事をしていたのか?
同居してから失業したのか?

ただ・・・出産するつもりだったから、臨月まで来ているんじゃないの?
それとも、堕胎できる時期を過ぎてしまい、仕方なく生もうとしていたのか?

分からない事ばかりですが、交際相手は選びましょう。
とは言え、妊娠して仕事もできない状態では、生活の為に誰でもよかったのかな?

女性の場合、妊娠出産があってその時期に安定した生活ができるのか?と言うのが人生の分岐点になりかねませんね。

そのあたりも踏まえて、交際相手は選びましょう。

この事件でも、出産直前までは、安定した生活のはずだったのかもしれません。
昨年10月ぐらいに容疑者が意図せず失業してしまったとか、不運が重なっている可能性も否定できません。

もし、そうなら、失業のストレスと経済的プレッシャーで犯行に及んでしまったのかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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2018/03/04

東京都目黒区5歳女児虐待死事件

3月2日(金)18時半頃、東京都目黒区のアパートの一室から、「娘の意識がなくなった」との119番する事件が起きている。

 

救急隊員が駆け付けたところ、室内に5歳の女児が倒れており、病院に搬送されたが、死亡が確認されたとの事。

 

発表によると、死亡したのは、容疑者の長女の女児(5)。
容疑者は2月下旬、アパート2階の自室で、女児の顔を殴るなどしてけがを負わせた疑い。調べに対して容疑を認めているとの事。

 

容疑者は119番した際、「娘の心臓が止まっているようだ。数日前から食事を取らずに嘔吐(おうと)していた」と説明していたとの事。

 

駆けつけた救急隊員が女児の体のあざに気づき、警視庁に通報。碑文谷署が容疑者と妻(25)に事情を聴いたところ、容疑者が「言うことを聞かないことがあり、数日前に風呂場に連れて行き、顔面を複数回殴った」と暴行を認めたとの事。

 

容疑者は妻と女児、1歳の長男の4人暮らし。女児は容疑者の実子ではなかったとの事。

 

別の報道では
女児は暴行を受けた後、動けずに横になっていたという。2日夕、息をしていないことに妻が気付き、容疑者が119番通報。女児は同日19時に搬送先で死亡が確認された。

 

都家庭支援課によると、一家は今年1月に香川県から目黒区に転居。
香川県でも虐待があったとみられ、児童相談所が女児を両親から引き離し、一時保護したこともあった。こうした情報を引き継いだ品川児童相談所は2月9日に家庭訪問したが、女児に会えなかったとの事。保育園や幼稚園には通っていなかったとの事。

 

近くの飲食店の50代男性によると、容疑者は今年1月ごろ男性の店に来た。「妻子のため仕事を探すと、前向きな様子に見えた」との事。

 

別の報道では
関係者によると、一家は1月に香川県善通寺市から現住所に転居。市の担当者によると2016年9月ごろ、女児が大声で泣いているといった情報が児童相談所に寄せられた。市と児相は連携して定期的に訪問を続けていたが、同年12月には外でうずくまっている姿も目撃され、通報を受けた香川県警は女児の耳付近にあざなどがあったため児相に連絡。児相は一時保護の措置をとったが、翌年2月には家庭に戻された。容疑者は当時「しつけの一環」と説明していたとの事。

 

東京都福祉保健局の担当者によると、香川県から「虐待事案が2回あった家庭」などの引き継ぎを受けていたが、けがの程度が軽かったことなどから危険性が高いとは考えていなかったとの事。
児相は2月9日に家庭訪問。玄関先で容疑者の妻(25)が応対したが、容疑者や女児の様子は確認できなかった、としているとの事。
妻が児相と距離を置きたがっている様子だったため、徐々に関係を築こうと判断したという。担当者は「重く受け止めている」と話したとの事。

 

捜査1課によると、容疑者は2月末ごろ、自宅で女児の顔を殴るなどして全治不明のけがを負わせた疑いがあるとの事。妻と女児、長男(1)の4人暮らしで、女児は妻の連れ子という。女児の両目周辺にはあざがあり、体には数カ所皮下出血があった。4日に遺体を司法解剖し、死亡との因果関係などを詳しく調べるとの事。

 

時系列
2016年
09月頃 女児が大声で泣いていたと児相に通報。
12月  外でうずくまっていると通報、耳付近にアザがあった。一時保護
2017年
02月  一時保護を解除、女児が家庭に戻される。
2018年
01月  一家が香川県から目黒区に転居。
02月09日 児相が家庭訪問、女児や容疑者には会えなかった。
02月下旬 容疑者が女児が言う事を聞かないと、風呂場で顔面を複数回殴った。
03月02日
18:30頃 女児が心肺停止で119番通報。
19:00頃 搬送先で女児の死亡が確認。

 

こんなところですね。
容疑者は無職だったようで、仕事を探していたようですね。
香川県では仕事をしていたのか?それとも、香川県でも無職で、仕事を求めて上京したのか?
いずれにしても、仕事が決まらないまま、上京したのだとしたら、上京して2か月、仕事が見つからないと言う状況なので、1歳児と5歳児の二人の親としての容疑者には経済的なプレッシャーで焦りがあったかもしれませんね。

 

それに、2016年、2年前から児相に通報されて、一時保護もされてますよね。
以前から体罰が「しつけ」と勘違いしていたのかもしれません。
それが、経済的な焦りで増幅されてしまったかもしれませんね。

 

詳細がわかりませんが、もし、香川県で仕事があったのなら、仕事のあても無いまま上京するべきではなかったと思いますね。

 

続報を待ちましょう。
参考リンク
東京都目黒区5歳女児虐待死事件その2(母親の第2回公判まで)

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