群馬県高崎市2ヶ月長男虐待事件
生後2カ月の乳児に暴行を加えたとして、群馬県警高崎署は3月5日、高崎市江木町の無職、男性容疑者(32)を殺人未遂容疑で逮捕する事件が起きている。
乳児は容疑者と内縁関係にある女性の長男で、全身を強く打って意識不明の重体となっているとの事。
逮捕容疑は、3月4日午前8時から10時ごろ、自宅で、内縁の妻の長男の鼻と口を手でふさいだり、抱き上げて全身を揺さぶったりし、殺害しようとしたとしているとの事。
容疑者は暴行について「殺意を持ってという部分以外はその通り間違いありません。殺すつもりはなかった」と、殺意については否認しています。
内縁の妻が同日午前、「息子が息をしていない」と119番。
搬送先の病院の医師によると、長男は日常的に暴行を受けていたとみられる。内縁の妻は暴行の現場に居合わせたとみられ、「怖くて止められなかった」と話しているとの事。
長男は前橋市内の病院に運ばれたが、急性硬膜下血腫や脳浮腫などで意識不明の重体。
内縁の妻が出産前に児童相談所に電話相談していたことが分かった。
群馬県西部児童相談所によると、内縁の妻は去年11月、「養育するお金がないから、子どもを施設に預けたい」と相談していたとの事。
高崎市は何度か自宅訪問をするなど注意していて、1月の検診では長男の身体に傷などはなかったが、先月中旬から、内縁の妻と連絡が取れなくなったとの事。
調べに対し、容疑者は殺意を否認しているが、長男の肋骨(ろっこつ)には折れた痕がいくつもあり、警察は日常的な虐待があったとみて調べているとの事。
時系列
2017年
11月 母親が養育するお金がないから、子どもを施設に預けたいと児相に相談
12月 出産と推定
2018年
01月 長男の検診で体に傷は無かった。
02月中旬 児相が母親と連絡が取れなくなる。
03月04日(日)午前 長男を暴行して心肺停止?搬送したが意識不明の重体。
1月の検診は生後1ヶ月で受ける、通称1ヶ月検診の事でしょうね。
なので、昨年12月に出産したのかな?
で現在が生後2ヶ月と言うと、生まれた日が生後0ヶ月なので、12月出産で0ヶ月、1月が1ヶ月、2月が2ヶ月で、3月4日は3ヶ月に満たないから、生後2ヶ月と言う事でしょうね。
さてと、報道の中の文言が気になりました。
長男は同居している内縁の妻の長男と言う事なんだけど・・・容疑者の実子では無いと言う事なのかな?
そして、この容疑者と内縁の妻はいつごろから同居を開始したのだろうか?
交際していた時は、容疑者は仕事をしていたのか?
同居してから失業したのか?
ただ・・・出産するつもりだったから、臨月まで来ているんじゃないの?
それとも、堕胎できる時期を過ぎてしまい、仕方なく生もうとしていたのか?
分からない事ばかりですが、交際相手は選びましょう。
とは言え、妊娠して仕事もできない状態では、生活の為に誰でもよかったのかな?
女性の場合、妊娠出産があってその時期に安定した生活ができるのか?と言うのが人生の分岐点になりかねませんね。
そのあたりも踏まえて、交際相手は選びましょう。
この事件でも、出産直前までは、安定した生活のはずだったのかもしれません。
昨年10月ぐらいに容疑者が意図せず失業してしまったとか、不運が重なっている可能性も否定できません。
もし、そうなら、失業のストレスと経済的プレッシャーで犯行に及んでしまったのかもしれませんね。
続報を待ちましょう。
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コメント
続報です。
逮捕された32歳の男が「泣きやまなかったので黙らせようと思った」と供述しているとの事。
男の内縁の妻が「怖くて止められなかった」と話していたとの事。
男児の肋骨は複数折れていて、なかには事件の以前に骨折したものもあったことから、警察は、容疑者が日常的に虐待していた可能性が高いとみて捜査しています。
こんなところですね。
日常的に虐待があったのなら、自分が止められなくても、警察や児童相談所に相談すると言う方法はあったと思いますが・・・それもできなかったのかな?
投稿: ASKA | 2018/03/08 06:05
どうしてこんなことが…
子供を取り巻く環境に問題があるのでしょうか?
私は保育士をしてますが母子家庭のお母さんが彼氏と同棲などを始めると市役所から連絡が入り、会議で細かい事ですがお母さんを育てるため、そしてサポートする為にできることなどを色々と話し合いし、最悪の事態を予測し対処法も決めています。
子供の身体やその日の感情もよく観察します。
ですが、保育所などに預けず家で起きてしまう虐待は最悪の事態になるまで誰もきずけないんでしょうね…。
本当に心が抉られるような事が多くて悲しいです。女ではなく子を持った以上母親でいて欲しいです。
母親は子を守るためなら1度でも虐待と思わしいことをされたら危険を察知し逃げるはず!
投稿: ココナッツ | 2018/03/08 23:45
ココナッツさん、こんにちは
女性が自立する事が難しいと言う事なんだろうと思います。
虐待を見つけて、逃げ出しても、長い目で見て、その先どうしよう?と考えた時に自立できないと、結局、生活に行き詰ってしまう。
結局は、自分が生きていく為と言う事になってしまうのかもしれませんね。
なので、社会的に女性を支援するような仕組みを強化する必要があるのかもしれません。
・・・だけど、それで、逆に自立できない女性が増えてしまうかもしれないので、バランスが難しいのかもしれませんね。
投稿: ASKA | 2018/03/11 18:30
私は、自分自身サバイバーですし、20代を裏社会で生きてきたので、同じ虐待を受けた人の話しもよく聞きましたし、自分なりにどうしたら虐待が減るのか、いつも考えてきました。
結果、1番の原因は、私は日本人のモラルの低さだと思います。
大阪の幼児2人の餓死事件。子供が泣き叫ぶ声が、外まで響いていましたが、近隣の誰も通報しなかったそうです。理由は、「誰かが通報すると思ったから」。みんな、気付いてます、本当は。ただ、関わるのが、実際面倒なだけ。集合住宅で、気付かないわけないです。
給料泥棒のお役所は、住民が騒がなければ、動きません。
それに、日本人は、「優等生教育」です。虐待してる親が、警察や、児相に相談なんて、したくないんです。虐待をすることが、恥ずかしい行為だと、分かっているから、バレたくないし、認めたくないんです。母親からしたら、子供も家族ですが、暴力を振るう男も、家族と洗脳されてしまうんですよね。
相談に行って、実際どうなるのか。何をしてくれるのか。結果や対策が透明じゃないなら、行く気になれないと思います。
虐待をなくす1番の方法。それは、皆さんが、個々の住まいの隣近所に気をつけて、おかしいなと思ったら、通報すること!できれば、集団で!声を上げれない子供の代わりに、声を上げて、いつまでも大騒ぎしてあげて下さい!!本当に、これが1番です!
さて、大人たちがスマホに夢中のいま、いったいどれだけの人が、小さなサインに気付き、行動に移してくれるでしょうかね...。
「オバハンソウル」という漫画を読んでみて下さい!この主人公の直美さんのような方が増えれば、今の世の中、変わるのにと思いました。虐待について、扱った回もありますよ!
投稿: ARI | 2018/06/15 06:46