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2018/03/04

東京都目黒区5歳女児虐待死事件

3月2日(金)18時半頃、東京都目黒区のアパートの一室から、「娘の意識がなくなった」との119番する事件が起きている。

 

救急隊員が駆け付けたところ、室内に5歳の女児が倒れており、病院に搬送されたが、死亡が確認されたとの事。

 

発表によると、死亡したのは、容疑者の長女の女児(5)。
容疑者は2月下旬、アパート2階の自室で、女児の顔を殴るなどしてけがを負わせた疑い。調べに対して容疑を認めているとの事。

 

容疑者は119番した際、「娘の心臓が止まっているようだ。数日前から食事を取らずに嘔吐(おうと)していた」と説明していたとの事。

 

駆けつけた救急隊員が女児の体のあざに気づき、警視庁に通報。碑文谷署が容疑者と妻(25)に事情を聴いたところ、容疑者が「言うことを聞かないことがあり、数日前に風呂場に連れて行き、顔面を複数回殴った」と暴行を認めたとの事。

 

容疑者は妻と女児、1歳の長男の4人暮らし。女児は容疑者の実子ではなかったとの事。

 

別の報道では
女児は暴行を受けた後、動けずに横になっていたという。2日夕、息をしていないことに妻が気付き、容疑者が119番通報。女児は同日19時に搬送先で死亡が確認された。

 

都家庭支援課によると、一家は今年1月に香川県から目黒区に転居。
香川県でも虐待があったとみられ、児童相談所が女児を両親から引き離し、一時保護したこともあった。こうした情報を引き継いだ品川児童相談所は2月9日に家庭訪問したが、女児に会えなかったとの事。保育園や幼稚園には通っていなかったとの事。

 

近くの飲食店の50代男性によると、容疑者は今年1月ごろ男性の店に来た。「妻子のため仕事を探すと、前向きな様子に見えた」との事。

 

別の報道では
関係者によると、一家は1月に香川県善通寺市から現住所に転居。市の担当者によると2016年9月ごろ、女児が大声で泣いているといった情報が児童相談所に寄せられた。市と児相は連携して定期的に訪問を続けていたが、同年12月には外でうずくまっている姿も目撃され、通報を受けた香川県警は女児の耳付近にあざなどがあったため児相に連絡。児相は一時保護の措置をとったが、翌年2月には家庭に戻された。容疑者は当時「しつけの一環」と説明していたとの事。

 

東京都福祉保健局の担当者によると、香川県から「虐待事案が2回あった家庭」などの引き継ぎを受けていたが、けがの程度が軽かったことなどから危険性が高いとは考えていなかったとの事。
児相は2月9日に家庭訪問。玄関先で容疑者の妻(25)が応対したが、容疑者や女児の様子は確認できなかった、としているとの事。
妻が児相と距離を置きたがっている様子だったため、徐々に関係を築こうと判断したという。担当者は「重く受け止めている」と話したとの事。

 

捜査1課によると、容疑者は2月末ごろ、自宅で女児の顔を殴るなどして全治不明のけがを負わせた疑いがあるとの事。妻と女児、長男(1)の4人暮らしで、女児は妻の連れ子という。女児の両目周辺にはあざがあり、体には数カ所皮下出血があった。4日に遺体を司法解剖し、死亡との因果関係などを詳しく調べるとの事。

 

時系列
2016年
09月頃 女児が大声で泣いていたと児相に通報。
12月  外でうずくまっていると通報、耳付近にアザがあった。一時保護
2017年
02月  一時保護を解除、女児が家庭に戻される。
2018年
01月  一家が香川県から目黒区に転居。
02月09日 児相が家庭訪問、女児や容疑者には会えなかった。
02月下旬 容疑者が女児が言う事を聞かないと、風呂場で顔面を複数回殴った。
03月02日
18:30頃 女児が心肺停止で119番通報。
19:00頃 搬送先で女児の死亡が確認。

 

こんなところですね。
容疑者は無職だったようで、仕事を探していたようですね。
香川県では仕事をしていたのか?それとも、香川県でも無職で、仕事を求めて上京したのか?
いずれにしても、仕事が決まらないまま、上京したのだとしたら、上京して2か月、仕事が見つからないと言う状況なので、1歳児と5歳児の二人の親としての容疑者には経済的なプレッシャーで焦りがあったかもしれませんね。

 

それに、2016年、2年前から児相に通報されて、一時保護もされてますよね。
以前から体罰が「しつけ」と勘違いしていたのかもしれません。
それが、経済的な焦りで増幅されてしまったかもしれませんね。

 

詳細がわかりませんが、もし、香川県で仕事があったのなら、仕事のあても無いまま上京するべきではなかったと思いますね。

 

続報を待ちましょう。
参考リンク
東京都目黒区5歳女児虐待死事件その2(母親の第2回公判まで)

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コメント

続報です。

1)容疑者は「水が入っていないお風呂に娘を入れて、シャワーで水をかけていた」、「拳で殴った」などと供述しているとの事。

2)通っていた幼稚園の関係者によると、「『施設とおうち、どっちがいい?』と聞くと、『施設がいい』との受け答えもしていた」との事。

3)容疑者は、2年前の2016年春、女児の母親と結婚。
その年に長男が生まれ、2017年まで、香川・善通寺市で暮らしていた。

2016年12月、自宅の前で、唇から血を流した状態で放置されているところを発見され、父親から「たたかれた」と話したため、児童相談所が一時保護。

2017年2月には、いったん自宅に戻ったが、翌月、またしても外に放置されているのが発見され、再び保護されたとの事。

結愛ちゃんは、4カ月後に帰宅。

その翌月、病院を訪れた女児が、「パパにけられた」と話したことから、市が児童相談所に通報。

しかし、保護には至らなかった。

そして、その後、2018年1月、容疑者は、家族とともに、東京・目黒区の現場アパートに転居。

これを知った善通寺市が、目黒区に虐待の危険性があると連絡し、2月9日、児童相談所が家庭訪問。
しかし、容疑者と女児には会えなかったとの事。

4)児相は一家に児童福祉法に基づく指導措置を取っていた。保護者は児童福祉司による指導を受けなければならず、従わない場合は子供を施設に一時保護されたり、強制入所させられたりする。しかし、この措置は今年1月4日に解除された。昨年12月に容疑者が単身で東京に転居したため危険性が薄らいだと判断したとみられるとの事。

女児らは1月に東京へ転居し、容疑者と同居を再開。香川県の児相から連絡を受けた品川児相の職員2人が訪問したが、母親は「会わせたくない」と拒んだとの事。

5)児相は「指導措置が解除されるなどしており、立ち入り調査が必要なほど危険だと判断できなかった」と説明したとの事。

6)捜査関係者によると、死亡した女児の遺体を司法解剖した結果、脳内出血が確認され、頭部や目の周囲には打撲痕もあった。女児への傷害容疑で逮捕された父親の男性容疑者(33)は「言うことを聞かなかったので風呂場で拳で殴った」と述べており、警視庁はけがの新しさなどから、この際に何度も殴った疑いがあるとみている。

7)5歳女児の平均体重は18キロ前後だが、女児は2歳女児の平均とほぼ同じ約12キロで、栄養状態は良くなかったとの事。

8)自宅の冷蔵庫の前には棚のようなものが置かれ、子供が簡単に開けられないようになっていた。同庁は、女児が、勝手に冷蔵庫のものを食べないようにするためだったとみているとの事。

9)捜査関係者によりますと容疑者は女児に暴行を加えてけがをさせたとして去年2月と5月の2度に渡って傷害の容疑で書類送検されていたとの事。

時系列を更新
2016年
春   容疑者と母親が結婚
その後、この年に長男が生まれる、出産月は不明。
09月頃 女児が大声で泣いていたと児相に通報。
12月  外でうずくまっていると通報、耳付近にアザがあった。一時保護
2017年
02月  一時保護を解除、女児が家庭に戻される。容疑者が書類送検。
03月  再び、一時保護
05月  容疑者が書類送検。
07月  一時保護を解除、女児が家庭に戻される。
08月  病院を受診の際に容疑者に蹴られたと話した為、児相に通報。
12月  容疑者が単身で目黒区に転居。
2018年
01月  残りの一家が香川県から目黒区に転居して、容疑者と同居。
02月09日 児相が家庭訪問、女児や容疑者には会えなかった。
02月下旬 容疑者が女児が言う事を聞かないと、風呂場で顔面を複数回殴った。
03月02日
18:30頃 女児が心肺停止で119番通報。
19:00頃 搬送先で女児の死亡が確認。

こんなところですね。
うーん、3ヶ月で2度も書類送検されているとは、「札付き」と言う事なんでしょうね。それでいて、今度は死亡させているわけで、全く反省していないと言う事なんでしょうね。

そして、冷蔵庫を開けられないとか、体重が軽いとか・・・子供も食費にも困るような経済環境だったのかな?
ただ、元上司の話が出てましたから、仕事をしていたのであれば、子供の食費ぐらいなんとかなるのでは?と思いますが・・・

まー、実際に暴行、虐待していた容疑者が注目されるのはしかたが無いのですが・・・私としては、同居していた母親がこの状況をどう考えていたのか?と言う事の方が気になりますね。

昨年12月に単身、東京に容疑者が転居しているわけで、そこで別れる良い機会だっただろうと思うのですが・・・実際には後を追って、同居してますよね。

下の子は2016年に生まれているから、まだ2歳と言う事を考えると、とても、自立して生活するのは無理と言う事だったのかもしれません。

そして、香川県にいた時は、親族の方の目にはどう映っていたのだろう?
まー、まさか身内で児童虐待なんて事を疑う事は無いかもしれないけど・・・
裸になって肋骨が浮いているようなら、気になると思いますけどね・・・・

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2018/03/06 20:44

この事件だけではないと思いますが、妻が児相と距離をおきたがる....という点については、恐らくですが、家庭のことなのでそっとしておいてほしいという妻の気持ちが見え隠れするのを感じます。しかし、幼い子どもが命を落としているという現実は、多くの人々の心にどのように映ったのか....。妻自身が、警察に打ち明けられない悩みを持っていたのかもしれません。これって本当に傷害事件になるんですか?ぜったいに不起訴になったりしませんよね?

投稿: むつ | 2018/03/16 22:14

むつさん、こんにちは

日本人の全般に「家庭の問題を公にしたくない」と言う意識は少なからずあると思いますね。

他にも、以前に児相に通報されて、子供と引き離された経験があって、子供と別れたくないとか、自分が通報したら、夫からDVがありそうとか、いろいろと理由はあるかもしれませんね。

起訴については、今のところ、犯行を認めているので、このまま、認めていれば、検察は起訴しやすいと思います。

問題は否認した時ですね。
妻が暴行を証言して、暴行と死亡に因果関係が認められれば、起訴は難しくないと思います。

もし、妻が暴行を否定すると、容疑者の否認と併せて、難しい事件になるかもしれません。
今のところ、二人とも認める証言をしているようなので、このまま起訴になると思いますね。

妻としては、容疑者の乳児を抱えながら、容疑者の出所を待つと言う状態になり、経済的な問題なども考えると、厳しい状況になる事が予想されるので、このあたりが証言に影響を与えないか?と言うあたりが心配なところですね。

投稿: ASKA | 2018/03/19 11:46

続報です。

1)警視庁は6月6日、すでに傷害罪で起訴されている父親の無職男性容疑者(33)を、保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し、母親の女性容疑者(25)も同容疑で新たに逮捕した。同日発表した。2人とも容疑を認めているとの事。

2)捜査1課によると、2人は1月下旬ごろから女児に十分な食事を与えずに栄養失調状態に陥らせ、2月下旬ごろには女児が衰弱して嘔吐(おうと)するなどしたにもかかわらず、虐待の発覚を恐れて病院を受診させることをせずに放置。3月2日に低栄養状態などで起きた肺炎による敗血症で死亡させた疑いとの事。

3)部屋からは、「もっとあしたはできるようにするからもうおねがいゆるして」などと女児が書いたノートが見つかっていた。毎朝4時ごろに起床し、平仮名の練習をさせられていたとの事。

4)男性容疑者については、女児に暴行を加えてけがをさせたとして香川県警が昨年2月と5月に傷害容疑で書類送検していたが、いずれも不起訴になっている。

5)捜査1課は、女児が毎朝平仮名の書き取り練習をしていたノートの内容の一部を明らかにした。鉛筆で手書きされていた。

ママ もうパパとママにいわれなくても

 しっかりじぶんから きょうよりか

 あしたはもっともっと できるようにするから

 もうおねがい ゆるして ゆるしてください

 おねがいします

 ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして

 きのうまでぜんぜんできてなかったこと

 これまでまいにちやってきたことを なおします

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか

 あそぶってあほみたいだからやめる

 もうぜったいぜったい やらないからね

 ぜったい やくそくします

こんなところですね。
なんだろうか・・・もう言葉もありません。
就学前の5歳児が朝の4時に起きてひらがなの練習って、意味あるんですか?
幼稚園にも行かせてないのなら、昼間にやらせれば良い話ですよね?

そして、5歳児がもう「遊びません」って「遊ぶのが子供の仕事」でしょ?

なんだかもう無性に叫びたくなります。

100歩譲って教育熱心なのは良いとしても、食事を与えずに衰弱させたと言うのは、教育熱心と言う言葉で説明できませんからね。

やはり、そこは、教育では無い物が裏にあったと言う事なんでしょうね。

次に生まれ変わったら、朝寝坊して好きなだけ遊んでください。
亡くなった女児のご冥福をお祈りします。

投稿: ASKA | 2018/06/06 19:56

極めて不憫で遣る瀬無いです。なんとか助けてあげられなかったか?
苦しみからは解放されたが、なんの喜びもないまま未来をうばわれてしまった。せめてあちらでは優しさに包まれてほしい。

投稿: 空き地 | 2018/06/07 08:31

続報です。

1)一家が香川県から都内に転居して来た1月以降、女児が外出した形跡は1回しかないとの事。
近隣住民は一家が引っ越しのあいさつに来た際、女児の姿を見かけたが、以後、目撃されることはなかった。保育園や幼稚園にも通っておらず軟禁状態だったとみられるとの事。

両親と女児の弟の3人が外出する姿は、複数回、防犯カメラに写っていたとの事。

2)4月からの小学校の入学に備えて、女児は自分で目覚まし時計をセットして毎朝4時に1人で起きて、ひらがなの書き取りをしていたとの事。
両親と弟は同じ部屋に寝ていたが、女児は一人で別の部屋に寝かされていたとの事。

警視庁が確認したところ、女児の部屋には室内灯が取り付けられていなかったとの事。真冬でも暖房をつけず、一人で暗い部屋に放置されていたとの事。

3)体重を量るよう命じられてもいた。男性容疑者は「太ってきたので、やせさせようとした」という趣旨の供述をしているとの事。

警視庁捜査1課によると、父親の男性容疑者は女児が「ぽっちゃりしている」などとして、朝はスープ1杯、昼と夜は少量のごはんとみそ汁といった過度の食事制限を課し、1日に1食しか与えないこともあったとの事。

別の報道では
容疑者は「太ってるからモデル体形にする」と言って食事制限をしたとの事。

4)容疑者は逮捕前の調べに「自分の立場が危うくなるのを恐れて虐待を見すごした」と話したとの事。
別の報道では
「自分の立場が危うくなるのを恐れ、夫に従い見て見ぬふりをした」との事。
「虐待が発覚すれば自分の立場が危うくなると思い、見過ごしてしまった」

5)捜査関係者などによると、男性容疑者は女児の言動に気に入らないことがあると「しつけ」としてベランダに放置していたと、同容疑で逮捕された母親の女性容疑者(25)が説明。女性容疑者も黙認していたとの事。

男性容疑者(33)が今冬、女児を自宅ベランダに裸足のまま放置していたとの事。女児の足の裏には霜焼けがあり、警視庁は男性容疑者が日常的に虐待を繰り返していたとみて調べているとの事。

6)男性が昨年12月まで勤めていた食品会社の関係者が「なぜ東京に行くのかと聞いたら、『家族の問題で東京に行かなければならない』と話したとの事」

東京の新居近隣の飲食店関係者は男性容疑者が

「メディア関係の仕事をするために以前勤めていた食品会社を辞めて東京にきたと話していた。子どもいるし、がんばらないといけないと」

7)児童相談所の香川県からの引き継ぎの情報として、児童相談所と距離を置きたい、児童相談所の訪問がストレスになると聞いていたとの事。

8)東京の地元の不動産関係者によると
税金の支払いの滞納がたくさんあり、生活保護を受給していたという話を聞いたとの事。

さて、こんなところですね。
どうやら、香川から引っ越してきた理由が見えてきましたね。
香川では児童虐待で児相からマークされていて、居心地が悪かった、そこから逃げ出す為に東京に出来てきたと言う事なのかな?

まー計画的ではなかったんでしょうね。東京に出れば仕事は見つかると、甘い期待を持っていたんでしょうが、都会と言うのは、仕事も多いが、人材も多い。人に優る技術や知識でもなければ、いくら都会とは言え、仕事は無いでしょうね。

で、経済的にも行き詰まってしまったと・・・

そんな状況に追い込まれた原因は何か?と考えた時に児相にマークされたのは女児のせいだと、自分の罪を棚に上げて、責任転嫁したのかな?

あとは、女児を虐待する事でストレスを発散していたんでしょうね。

・・・けど、問題はそれだけじゃないんですよね。
実の母親がそれを黙認してしまった。
5歳と1歳の母親で、自立する事もできないので、夫の経済力に依存した結果なんでしょうか?

でも母親は25歳なので、実家に帰って、子供をあずけて、仕事をする決断もあったと思うんですけどね・・・

長女が5歳だから20歳の時の子なので・・・もしかすると、母親はこれまで就業経験が無いのかな?

もし、それが理由で我が子を犠牲にしたのなら、女子教育とか女性への就労支援とかもっと強化するべきなんでしょうね。

他には、そんな男性と交際してはいけないと言うのもあるんでしょうが・・・
これは、男性の実子が生まれてから豹変と言う事もあるので、判断するのは難しいかもしれませんね。

とにかく、酷い事件と言う以外にありませんね。

投稿: ASKA | 2018/06/07 20:12

虐待は親の社会的立場によるものが大きい。社会から阻害されてる分弱い者に鬱積を晴らす行為。

そこには教育など欠片もありません。

投稿: 犯罪者予備軍 | 2018/06/07 20:30

メディアで結愛ちゃんが書いたお手紙を目にするたびに、怒りと悔しさが込み上げてきます。幼稚園も保育園も行かず、外にも出られない。毎日両親から暴力を受け、生まれてこれまでに楽しいと思った事はあったのか。児相はこれ以上踏み込む事が何故できなかったのか。疑問ばかりで解決策が見当たりません。今この瞬間だって虐待を受けている子供は必ずいる、という現実に心が震えます。究極の弱いものいじめ、根絶する未来はあるのでしょうか。

投稿: コロスケ | 2018/06/07 22:57

続報です。

1)女児は警視庁に逮捕された父親の男性被告(33)(傷害罪で起訴)から暴力を受け、自力でトイレに行けないほど衰弱していたとの事。

捜査関係者によると、3月2日夕、「娘の心臓が止まっているようだ」と119番。女児は搬送先の病院で死亡した。

女児は搬送時、薄手のパジャマ姿で、おむつを着けていた。倒れていた付近には嘔吐(おうと)した形跡もあったとの事。遺体には複数のあざがあり、あばら骨が浮き出るほどやせていたとの事。

2)東京都の小池知事が、児童相談所の体制強化を指示したとの事。
小池都知事は、夜間休日の相談体制など、24時間365日子どもを見守る体制や、児童相談所と警察との協定範囲の見直しなど、児童相談所の体制強化を指示したとの事。

3)男性容疑者は2月末ごろに風呂場で女児の顔を殴ったなどとする傷害罪で起訴された。女児はこの暴行後はほぼ寝たきり状態で、嘔吐(おうと)を繰り返していたとの事。

男性容疑者は当時の調べに「勉強するように言ったら『はい』と言ったのに、部屋を見たら寝ていたので暴行した」などと話していたとの事。

4)女児の遺体を司法解剖した結果、免疫に関わる「胸腺」の重さは同年代平均の5分の1程度だったとの事。長期間、継続的に虐待を受けた子どもにみられる傾向だという。

5)警視庁は6月8日、男性容疑者と母親の女性容疑者(25)を保護責任者遺棄致死容疑で送検したとの事。

こんなところですね。
都知事が児童相談所の体制強化を指示したようですね。
やらないよりやった方が良いでしょうね。

ただ、東京都だけの問題では無いんですよね。こんな酷い虐待事件はこれが初めてじゃないわけです。東京だけで起きているわけでもない。

ざっと挙げても
2009年の大阪西淀川区女児遺体遺棄事件
2010年の大阪西区姉弟育児放棄虐待死事件
2015年の東京都足立区ウサギケージ監禁男児虐待死事件
2016年の福岡県久留米市荒木町16歳長女金魚食虐待地獄事件

他にも沢山あるんですが、ありすぎてわからないぐらいです。

なので、全国的に取り組みが必要です。
教育無償化をする前にこちらに予算を当てて欲しいと思いますね。

投稿: ASKA | 2018/06/08 20:39

警視庁碑文谷署は7月11日、父親の男性被告(33)=保護責任者遺棄致死罪などで起訴=を大麻取締法違反(所持)容疑などで追送検したとのこと。

送検容疑は3月、自宅で乾燥大麻数グラムなどを所持したとしている。黙秘しているとのこと。

同署によると、大麻は3月の家宅捜索で、男性被告のかばんから見つかった。ほかにも所持が禁じられている指定薬物や、パイプなどの吸引具もあった。母親の女性被告(26)=同罪で起訴=は「知らない」と話しているとのこと。

こんなところですね。
まー、やはり、こんな人間だったか・・・と感じてしまうわけなんですが・・・
虐待は薬物の影響があったのか?・・・とは言え、責任能力に問題は無かったと思いますが・・・
・・・しかし、薬物を初めたのはいつからなんだろう?
東京に来る以前の香川県の住んでいた時から続いているのか?
それとも、東京に来てからなのか?

香川県でも簡単に入手できてしまうのだろうか?
東京に来てからは無職だったのに、薬物を購入する資金はどうやって用意したのだろうか?

いろいろと謎は出てきますね。

投稿: ASKA | 2018/07/12 18:34

大騒ぎしていたテレビも追送検のことはほとんど触れていませんね
大麻に手を出すのは特殊な人との認識がまだ根強いですから、虐待を身近な問題として考える分にはいいのかもしれません
本当は大麻自体、結構身近な問題だったりするわけですが

大麻と虐待のどちらが先にしても、ストレス解消に弱者を虐げるのはいただけない話です
ストレスへの反応について学校で習った後、逃避やら昇華やら試して自分に合った方法を発見した身としては、授業も人生経験も容疑者には実にならなかったのかと思ったりします

投稿: つれづれ | 2018/07/13 12:10

厚生労働省の専門委員会は10月3日、検証報告書をまとめた。
報告書は、女児が以前住んでいた香川県で、地元の病院から虐待の疑いが再三、指摘されていたにもかかわらず児童相談所(児相)が危険を認識できなかったことを問題視。東京への転居後も児相間の情報共有が不十分だったと指摘し、引き継ぎの徹底などを国に提言したとのこと。

香川県では2016~17年、父親による虐待の疑いで女児を2度にわたって児相が一時保護した。2度目の保護では、地元の病院が「施設への入所が必要」と訴えたが、児相は「いつできた傷かは特定できない」などとして、家に戻すことを決めたとのこと。

こんなところですが・・・
普通の感覚だと、安全側になるように物事を選択するのが普通だと思います。
少なくとも、保護すれば、その後の保護されている期間中の虐待は確実に防げるわけですよね。

「疑わしきは罰せず」の逆、「疑わしいなら保護する」の方が安全だと思うのですが・・・児童相談所には、保護すると何か不都合でもあるのでしょうか?
施設や人員が足りないので保護できないとか、何か事情があるんでしょうか?

それなら、それで対応が必要だと思いますが・・・しかし、単純に「いつの傷かわからない」から家の戻したと言うのであれば、やはり、危機意識が低いのでは?と言われても仕方が無いかもしれませんね。

過去の事例でも、一時保護から家に戻した後に短い期間で死亡するような事例は1件や2件じゃないですよね?

ただ、信号機のように誰が見ても判断を誤らないと言うほど単純な事じゃないから、何がどうだから危険なのか?とか判断するのに必要な材料は何か?とか、何か手引き書やガイドラインのような物が必要なのかもしれませんね。
(もしかして、もうあるのかな?)

投稿: ASKA | 2018/10/03 19:48

厚労省も含め国はガイドラインの作成は直ぐやるし得意ですよね。が予防は警察も含め大の苦手ですよね。お役所が人の命を真剣に守ることは無理というか困難でしょう。役所も当然労務管理があり残業をすると叩かれます。誰が弱い者の命を守るんでしょうか。

投稿: 亀さん | 2018/10/03 22:22

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