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2018/04/16

広島廿日市市女子高生殺害事件その3(続報)

続報です。

1)捜査関係者によると、山口県警が捜査した別の暴行事件で採取された容疑者の指紋を、指紋と掌紋を検索できる指掌紋自動識別システムで照合。その結果、事件当時に被害者の自宅のドアノブにあったものと一致した。その後、DNA型も被害者の爪の間に挟まっていた残留物から採ったものと同じだったのが決め手となったとの事。

2)県警は4月14日、容疑者を殺人容疑で広島地検に送検した。

3)勤務先の社長は「記録は残っていないが、事件の1カ月後ぐらいから働き始めたのではないか」と話したとの事。県警は事件当時、容疑者が無職だった可能性もあるとみて職歴などを調べているとの事。

4)県警によると、事件発生当時、現場となった被害者宅に金品を物色したような形跡が見られなかったことから、当初は面識がある人物による犯行の可能性があるとみて捜査。被害者の交友関係を調べたが、これまでに容疑者が捜査線上にのぼったことは一度もなかったとの事。

5)14日、勤務先の土木会社社長(39)の談話、13日付で容疑者を解雇したとの事。14年近く、無断欠勤などもなく真面目に勤務を続けていた半面、事件への関与をうかがわせるそぶりを一切見せなかっといい、社長は「信頼していた。許せないというか、裏切られたような気持ちだ」と話したとの事。

また社長は、容疑者が同僚の勤務態度に腹を立て、暴力を加えたのが4月3日だったと明らかにした。その際、容疑者は山口県警に指紋を採取され、後の逮捕につながった。容疑者は当時、社長に「迷惑をかけてすみません」と謝罪したとの事。

6)捜査関係者によると、容疑者は当時も宇部市に住民票があり、広島県内に住所を移した形跡はなかったとの事。
約20年前の中学生の頃から宇部市に住んでいたといい、現時点で被害者との明確な接点はないとの事。

7)事件では、事件発生前後にバイクに乗る不審な男の目撃情報が複数寄せられているが、捜査本部は、これが容疑者かどうかも慎重に捜査するとの事。

8)容疑者(35)(殺人容疑で逮捕)の自室からナイフが押収され、容疑者が県警の調べに対し、「このナイフで刺した」と供述したとの事。

県警は4月13日、山口県宇部市にある容疑者宅などへの捜索でナイフを含む約85点を押収した。捜査関係者によると、容疑者は容疑を認めており、取り調べでこのナイフについて問われると、事件に使ったと説明。また、事件についても「通りすがりでやった」という趣旨の供述をしたとの事。

9)容疑者は両親らと暮らしているが、ナイフは容疑者の部屋から見つかった。本人の所持品とみられる。被害者の傷の状況は、このナイフが凶器として使われたとみて矛盾がないとの事。

10)容疑者(35)=山口県宇部市=が事件に至る経緯について、「たまたまだった」と計画性を否定する趣旨の供述をしているとの事。
これまでの捜査で、県警は現場となった被害者方の室内や敷地内で第三者のスニーカーの足跡を複数確認。一部は当時の天候状況から事件当日以前のものの可能性があり、何者かが下見をしていたことを示すものとの見方もあった。このため県警は、計画性を否定する容疑者の供述内容を精査するとの事。

11)容疑者(35)が「(被害者とは)面識がなく、偶然見かけて後をつけた。騒がれたので刺した」という趣旨の供述をしているとの事。広島県警は、容疑者がたまたま被害者を見かけて追跡し、自宅に侵入、突発的に殺害した可能性があるとみて、目的や経緯を慎重に調べているとの事。

12)容疑者の親族によると、容疑者は山口県宇部市に実家があり、01年に県内の高校を卒業。県内の金属加工会社に就職し、実家を出て寮で生活していたとの事。

しかし、04年に退職。同年10月頃に宇部市の土木会社に採用されて実家に戻り、逮捕前まで暮らしていたとの事。

13)容疑者の父親によると、事件があった2004年10月ごろの容疑者は無職で、仕事探しのため、あまり家に寄りつかない時期だったとの事。

14)容疑者が当時の心境について「自暴自棄だった」とも供述しているとの事。

15)容疑者(35)が「(被害者が)自宅に向かう姿を見かけ、後をつけた。わいせつ目的だった」との趣旨の供述をしているとの事。(一部報道)
容疑者は被害者宅を狙った理由について、自宅に入る被害者を目撃したからなどと供述したという。被害者に着衣の乱れや、わいせつな行為をされた形跡はなかったとの事。

別の報道では
容疑者は被害者を「犯行直前に家の近所で見かけて尾行した」という趣旨の供述をしているとの事。

時系列を更新
2001年03月 容疑者が高校を卒業(実家は山口県宇部市)
2001年04月 山口県内の金属加工会社に就職(推定)
2004年   金属加工会社を退職
2004年10月05日
14時前 容疑者が被害者を見つけて、後をつける。
14時頃 被害者が帰宅。17時からバイトの予定、16時まで自室で寝る
15時頃 事件発生。当時、容疑者は21歳。
2004年11月頃 容疑者が現在の勤務先の建設会社に就職。
2018年04月03日 容疑者が同僚に暴行し、警察から指紋を採取される。
2018年04月13日 容疑者(35)が山口県宇部市で逮捕される。勤務先を解雇。

こんなところかな。
いろいろと分かってきました。
事件当時、容疑者は無職で自暴自棄になっていた。
小型のナイフを持ち、バイクで100キロ離れた広島へ向かう。
この広島行きの目的ははっきりしていないようです。

どんなバイクなのか?高速を使ったのか?等詳しい事はわかりません。
下道を使ったのなら、100キロでおよそ2時間ぐらいでしょうか?

すると、山口県を昼前後に出発している事になりますよね。
目的地を最初から決めていたのなら、廿日市市に到着するのが昼間だと言う事は予想できたでしょう?

もし、犯罪行為を計画していたのなら、時間が早すぎますよね。
女性を襲うにしても、平日の昼間です。ちょっと難しいと思いますね。

そして、ドアノブに指紋を残しているのは、手袋をしていなかったからですよね。
バイクに乗るならヘルメットと手袋ぐらいはしていると思います。

もちろん、顔を見られているので顔を隠す事もしていない。

女性を襲うにしろ、窃盗にしろ、犯罪行為を行うには無警戒ですね・・・
このあたりを考えると、ついふらふらと無計画な犯行に踏み切ったような印象ですね。

で家人に気付かれて、騒がれそうになって、慌ててメッタ刺しにしてしまったんでしょうね。

ところが・・・容疑者はこの事件を契機に生まれ変わったのかな?
仕事を見つけて、無断欠勤もせずに、仕事を任せられるようなベテラン社員になっています。

新卒で入社した金属加工会社を退職した理由はわかりません。
私が推測するに、キツい仕事が嫌になってしまったのではないのかな?

それで、悩んで自暴自棄になっていたけど、事件を切っ掛けに、どんな仕事でもして生きていこうと覚悟を決めたと言う印象です。

見ず知らずの将来ある女子高生を身勝手な理由で殺害してしまった事への贖罪なのか?それとも、単純に生きていく為の方便なのか?そのあたりは、本人に聞かないとわかりませんね。

で、最後に気になっているのが、凶器のナイフを14年間も保管してた事ですね。
単純に考えれば、「捨てられなかった」と言う事なんですが・・・
事件後に自宅に戻る途中で捨てても良かったはずです。
何十キロも離れて、川や海にでも捨てられたら発見される事は無いでしょう?

やはり、逮捕された時の為なのかな?
物証を添えて、自分の話す事に嘘は無いと言う証明の為と言うのは考えすぎかな?

まー、容疑者は素直に供述しているようなので、このあたりの話も出てくるでしょう。

続報を待ちましょう。

参考リンク
広島廿日市市女子高生殺害事件その2(容疑者逮捕)

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コメント

やはりワイセツ目的で目をつけて、騒がれたから殺したのですか。
なにも殺さなくてもよいのに。逃げればよかった。
取り返しはつかないよ

投稿: 空き地 | 2018/04/17 07:53

やっぱりね。強盗目当ての偶然だなんて、真実を言っていないと思ってました。罪を軽くしたいのか?
聡美さんの部屋は、離れの二階にあったのです。私が空き巣なら、母屋を狙います。以前、この事件を調べている際、犯人は当時、迷わず聡美さんの部屋を目指したようだと、だから、聡美さんが目当てだった可能性が高いと、記事で読みました。しかも、金品を盗んだ形跡もなかったと記憶しています。
犯人、母親と、妹がいるんですよね。女性目当ての犯罪と、知られたくなかったから、嘘をついていたのか。今は、ポロポロ自供しているようですが。厳しく追求して欲しいです。
犯人の実家、静止画像で見ましたが、新しく、綺麗そうな家だったのが、なんか意外でした。

投稿: ARI | 2018/04/17 23:55

彼女を見かけて後をつけたなら、偶然の重なりが大きい事件だったことになりますね。
しかしそうなると、防犯面での考え方が難しくなってきます。平日の昼間に下校する学生を送迎できる人は少ないでしょう。

ドアの施錠の他によくあるのは「ただいま」と声をかけて家に入ることです。家に誰もいなくても、はたから見ればそれはわかりにくいので。また、すでに空き巣がいても逃げてくれるかもしれないです。
後は家のつくりでしょうか。これは考え方次第ですので一概には言えませんが、玄関入ったらリビングを通らないと他の部屋に行けないといった構造は真正面からの侵入がやりにくそうです。
しかしこういった心理的な防犯方法は、バレたくない相手には有効ですがなりふり構わない相手(門真の事件など)には無効です。

投稿: つれづれ | 2018/04/18 10:54

殺害したナイフを捨てれなかった…なんとなく解ります。大した恨みも無い相手に自分の気持ちをぶつけただけの行為でしょうし。

自暴自棄からの犯罪が重くのし掛かる程、現実から逃れるべく仕事にひた向きに励む、頑張れば給料もあがり仲間や世間に認められる。
親元、近所では出来なかったハメを外した事が、想像を越えた結果になってしまった事に真摯に向かってたから 証拠隠滅が出来なかったようですね。

目的意識が高ければ、朝霞の誘拐犯や援交に走るのでしょうが、若気の至りなんでしょう、やりたい事と現実が焦りから伴わない。

親元にいて迷惑かけれない故に自首から遠退いてた。されど罪深さに苛まれてたから消す事も出来なかった。今はある意味ほっとしてるかも知れません。

投稿: テキスタイル | 2018/04/18 20:45

何の罪もない人を身勝手な理由で殺し、逃亡。その後10年以上も大勢の人を騙し欺きのうのうと生活してきた全くデタラメな人間だ。
許しがたい悪党に天罰が下った。だが殺められた娘さんはもどらない。この悪党は命で償うべきだ。

投稿: 空き地 | 2018/04/19 06:01

続報です。

1)犯行当時、容疑者は会社をやめて無職だった。
捜査関係者によりますと、「自暴自棄になり、バイクで東京に向かう途中で被害者を見かけて尾行し、わいせつ目的で家に侵入した」という趣旨の供述をしているとの事。

2)凶器とされるナイフについて「山口県内で購入し、野宿をするために持っていた」という趣旨の供述をしているとの事
犯行に使った後は家に置いていたと説明しているとの事。

こんなところですね。
自暴自棄になって、東京に向かったと言うのが今ひとつ分かりません。
仕事を探して東京に向かったと言う事なのか?その場合、自暴自棄とは言わないような気がしますけど・・・

お金が無いから野宿の為にナイフを用意していたと言うのは有りかな?とは思いますが・・・ただ、野宿=ナイフと言うのは直接結び付かないような気もします。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2018/04/24 19:49

田舎から東京を目指すのは、仕事などを求めた上昇思考の人もいれば、今の生活から逃げ出したいだけの後ろ向きな人もいます。容疑者は後者のタイプだったのだと思います。
単に仕事探しで都会に出るだけなら神戸、大阪、京都、名古屋が東京より近くにあるわけですし。西へ行って福岡、山口県内の下関だってれっきとした都市です(田舎者の主観が入ってます)。

野宿にナイフは、非日常的なサバイバル生活にでもあこがれていたものと推測します。漫画や小説の世界ですね。そうだとしたらバイクの旅の始まりは現実逃避が根本にありそうです。

妄想を重ねると、事件を起こして我に返り、怖くなり、今までの安定した生活が恋しくなったのだと思います。自分に非日常は向いてないと気付き、実家に逃げ帰り、真面目に仕事をするようになった。
…事件起こす前に気付けよ、と思うわけですが。あくまでも妄想です。

投稿: つれづれ | 2018/04/25 11:25

何の落ち度もない市民である娘の人生を奪っておきながら、真面目に働き平穏に暮らし。並大抵の神経ではありません。
どこまでも自己中心な性格異常者ですな。
償える方法などあるものでしょうか?
被害者のご家族の心中をお察しします。
死をもってしか償えませんよね。

投稿: 空き地 | 2018/04/25 20:30

続報です。

1)容疑者(35)が「わいせつ目的が達成できず、怒りがわいて刺した」という趣旨の供述をしているとの事。
広島県警は被害者に逃げられ突発的に殺意が生じたとみているとの事。

捜査関係者によると、容疑者はこれまでに「偶然見かけ、わいせつ目的で侵入した」などと供述。刺した理由について「警察に知られるのを恐れた」とする一方、「拒絶されて怒りがわいた」との趣旨も話しているとの事。

2)広島地検は5月24日、山口県宇部市、無職、容疑者(35)を殺人と殺人未遂などの罪で起訴した。地検は認否を明らかにしていないが、被告が乱暴目的で被害者を脅迫した上で殺害したと認定したとの事。

起訴状などによると、被告は04年10月5日午後3時ごろ、自宅離れに侵入し、折りたたみナイフ(刃渡り約7センチ)を被害者に突き付けて「動くな」などと脅迫。1階に逃げた被害者の胸や腹を複数回突き刺して殺害し、駆け付けた祖母(86)の腹なども複数回刺し重傷を負わせたとしているとの事。

被害者がわいせつの被害を受けた形跡はなかったとの事。

こんなところですね。
まー何でしょうね・・・一言で言えば「お馬鹿さん」と言う事になるのかな?
自分で人生を諦めて、自暴自棄になって家を飛び出し、途中で見かけた女子高生に邪な欲望を解放しようとして、できず、結局、殺害してしまった。

事件後にちゃんと就職して、社長からも信頼される程の成果を出せたのだから、人生を諦めずにがんばれば、こんな事件を起こす事もなかったんじゃないかな?

何かが足りなかったとしたら?それは、覚悟なんだろうか?
仕事をして自立して生きていく事の覚悟が足りなかったのかな?
どんな仕事だって辛い事はあるわけで、みんなそこを乗り越えてきているわけですよね。

事件後に仕事を続けられたのは、皮肉な事に事件を切っ掛けにその覚悟が出来たと言う事なのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2018/05/28 19:26

通りすがりでわいせつ目的にわざわざ
一戸建ての民家に入るのが謎。
他に家の人がいるとは思わなかったの
だろうか。

着衣の乱れもないのは、何故だろう。
そもそも通りすがりというのが解せない。
実は計画的な犯罪で、下見くらいはして
いたのだろうか。
それにしても夜ではなく、犯行は日中?

何となく、
上智大学生刺殺放火事件を思い出しました。


投稿: 詩的私的ジャック | 2018/08/14 20:35

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