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2018/05/31

岡山女児殺害事件その3(供述)

続報です。
1)捜査員によると「淡々と会話に応じても事件について言わない。証拠を詰めると容疑を認めたが、自発的な供述は一切しなかった」との事。

 

県内では他にも女児らが腹部を刃物で刺された未解決事件があったため関連を調べたが、岡山の事件を含め具体的な供述は得られなかったとの事。

 

2)捜査関係者によると、容疑者は「女児を見て、かわいい子だと思って後をつけた。玄関から家に侵入し、首を絞めた」と話しているとの事。

 

3)捜査関係者らによると、2人に面識はなく、容疑者は自分の車で1人で津山に来て、たまたま下校中の女児を見かけ、尾行して帰宅したところを襲ったとみられるとの事。

 

玄関から侵入し、逃走したと話しているとの事。県警によると事件当時、玄関は無施錠で、室内が物色された形跡は見当たらなかった。女児の着衣に乱れはなかったとの事。

 

4)調べに容疑者は「首は絞めたが、刃物で刺してはいない」などと殺意を否認。
関係者によると、「刃物は持って行っておらず、刺してもいない。首を絞めた後も女児は生きていた」と話しているとの事。

 

5)別の報道では
 捜査関係者らによると、容疑者は事件当日、鳥取砂丘(鳥取市)に車で向かう途中に津山市に寄り、車を止めて女児の小学校近くを歩いたと述べ、その際、1人で歩く女児を偶然見かけて後をつけたとの事。女児について「かわいい子だった」とも供述しているとの事。

 

容疑者の説明では、帰宅した女児に、時間を尋ねるふりをして玄関で声をかけた。女児が部屋に戻って時間を確認しようとしたところを一緒に中に入ったとの事。
「騒がれたので首を絞めた。顔色が悪くなったので怖くなって逃げた」と話しているとの事。

 

別の報道では
具体的な状況については、いったん女児が自宅に入るのを見届けてから、「無施錠の玄関から入り、中にいた女児に時間を尋ねた」と供述しているとの事。

 

6)「これまでにトータル100回以上繰り返した、と供述した」
容疑者は、過去に、100回以上にわたって女児を狙う事件を起こしたと供述していたとの事。2015年5月の女子中学生に対する殺人未遂事件の公判(神戸地裁姫路支部)で、容疑者は、検察官からそう指摘されたとの事。

 

7)捜査関係者によると、いたずら目的で女児のあとをつけたと供述しているとの事。

 

8)女児の自宅からは事件後に刃物が持ち出された形跡はなく、県警は容疑者が事前に準備していたとみているとの事。

 

県警は30日に兵庫県加古川市の容疑者の自宅を家宅捜索したが、凶器に使われた可能性がある刃物は見つかっていないとの事。

 

9)捜査関係者によると、県警は昨年9月以降、容疑者を任意で事情聴取。女児の首を絞めたことを認め、動機について「女児の苦しむ姿を見たかった」などと話したとの事。

 

10)容疑者の近所の人は、「お父さんが警察官。お母さんは警察署に勤務していた。事務官だと思う」と話したとの事。

 

容疑者は高校卒業後、海上自衛隊に入ったものの、わずか4カ月ほどで辞めたとの事。別の報道では
高校卒業後、海上自衛隊に勤務するが、集団行動になじめず、半年足らずで退職。以後も郵便局や運送会社などで働いたものの、いずれも長続きしなかったとの事。

 

11)捜査関係者によると容疑者は「今回の事件後にも県内を複数回訪れ、女児に声をかけ、体を触ったことがある」と供述したとの事。

 

12)2015年3月、容疑者は自らの腹部を刺す自傷行為をし、出血が止まらなくなって救急搬送された。

 

医師の診察では、腹部を刺しすぎて腸が傷ついていた。当時、医師は「このままでは腸閉塞になる恐れがある」と容疑者に告知した。

 

容疑者が自傷行為を始めたのは、中学3年のときに受けた「いじめ」がきっかけだった。「自分の腹を刺して血が出てくるのを見ると落ち着いた」。以降、人間関係で過度なストレスがかかると、それから逃れるために自分の腹部を刺すようになったとの事。

 

高校時代には美少女キャラが登場するアニメに熱中するようになり、女の子が苦しむ様子を見たいという衝動が強まった。シャツを着たまま自分の腹部を刺したとき、流れ出る血がシャツを染めていくのを見て女の子が腹部から血を流して苦しんでいる姿を想像し、〝性的興奮〟を得るようになったとの事。

 

卒業後は職場での人間関係によるストレスから逃れたいという思いから自傷行為を続けたとの事。

 

13)前回事件の公判で被告の精神鑑定を担当した医師は法廷で、他人に身体的心理的な苦痛を与えることに性的興奮を抱く「性的サディズム障害」と、子供に対して性的興奮を抱く「ペドフィリア」(小児性愛障害)が複合した「サディズム型ペドフィリア」と説明したとの事。

 

時系列を更新
高校卒業後 自衛隊に入隊、約4ヶ月で除隊。その後、職を転々をするが長続きせず。2000年 複数の女児に対する暴行、強制猥褻事件(当時21歳と推定)
2004年09月 岡山女児殺害事件発生。(当時25歳と推定)
2006年09月 たつの市女児殺人未遂事件(参考として表示)
2007年10月 加古川市の女児殺人事件(参考として表示)
2009年 小1女児の殴打事件、懲役4年。(当時30歳と推定)
2013年 満期出所なら2013年に出所と推定、実際にはもっと早かったかな?
2014年07月-12月 兵庫県明石市のかす機器製造会社で派遣社員として勤務。
2015年 中3女子の胸や腹をナイフで複数回刺す殺人未遂事件。(当時36歳と推定)

 

こんなところですね。
ちょっと、一部の報道を見ると、ホントに容疑を認めているのか?と言うのも疑問ですね。
「首は絞めたが、その後も女児は生きていた」と言うのは殺害を否定してますよね。

 

岡山の事件が発生したのは、2004年9月3日(金)時刻は午後3時35分ごろ
被害者が小学校に登校していたのだから、平日なんですよね。

 

容疑者は当時25歳ぐらいだと思いますが、仕事はしてなかったのかな?
2000年に逮捕された時は執行猶予の判決だし・・・そこから4年も立っているし、年齢的には仕事をしろと両親から言われるだろうね。

 

と思ったら、仕事のストレスで腸が傷つくほどの自傷行為をしていたのでは、仕事はできないでしょうね。当然、この事は両親も知っていたでしょうから、仕事をしろとは言えなくなっていたのかもしれませんね。

 

もしかすると、仕事だけでなく、家庭内のストレスで自傷行為をした事もあったかもしれません。仮にそうなら、やはり強く叱る事はできなかったのかもしれませんね。

 

一人で家に居てもつまらないから、気晴らしに車でドライブをするが・・・
サディズム型ペドフィリアの衝動を抑えられずに、小学校を見つけてターゲットを物色し犯行を行うと言う事なんでしょうけど・・・

 

自傷行為は中学の頃からあったようですが、後両親はこれに対して、メンタル面でのケアは行わなかったのだろうか?
気付かなかったは無いと思うんですけどね・・・ゴミ箱とかに、血のついた包帯とかティッシュとか大量に出ているような気がするんですけど・・・学校ならプールの時間や身体測定の時間などに腹部の傷に教師などが気付いたでしょう?

 

たらればの話だけど、この時期にカウンセリングなど受けていれば、ここまで重篤な症状にならなかったのではないのかな?・・・

 

ここまで見ると、起きるべくして起きた事件なのかな?と感じますね。

 

手口も巧妙ですね。
女児の後をつけて、自宅に入れた後に無施錠の玄関から入って、時刻を聞く。
玄関で家人が対応すれば、そのまま、退散して、別の女児を狙ったのかもしれません。女児が対応したことで、家人が留守である事を確認したんでしょうね。

 

面識が無いから家族構成も分からず、単純に自分の好みでターゲットを決めたんでしょうが・・・女児の姉が帰宅する前に逃亡したのは、ただの偶然だったのだろうか?

 

もし、姉が容疑者と鉢合わせしていたら、姉も被害者にあっていたかもしれません。
その意味では不幸中の幸いと言う事なんでしょうが・・・

 

今の所、容疑者が供述した動機は「猥褻目的」「苦しむのを見たかった」と言う事なので、単純に考えれば、その苦しむシーンを長く見ていたいと思う物だろうと思うわけです。

 

過去の事例だと、自殺志願者の首を絞めて、その苦しむ姿に性的興奮を覚える犯人がいました。その事件では、首を絞めて、その後、蘇生させる事を繰り返して、何度も首を絞めていました。

 

それと同じ感覚なら、やはりある程度、時間が必要な気もします。
けれど・・・イハマサさんのコメントにもありましたが・・・鳥取砂丘に観光にいく途中だったのなら、カメラやビデオを持っていたかもしれないですね?
それなら、そのシーンを撮影して後で楽しむと言う事で、犯行時間が短くできたのかもしれません。

 

他には、襲われた女児が咄嗟に姉に助けを求めたと言う可能性もあるかもしれません。「お姉ちゃん助けて!」その言葉で姉が居て、もうじき帰宅すると考えて、手早く殺害後に逃亡と言う可能性もあるかもしれませんね。

 

いずれにせいよ、供述の続報をまつしかありませんね。

最後にみなさん、沢山のコメントありがとうございます。
全部読んでいるのですが、記事本文を書くと、かなりの時間が必要で、コメントに返信する時間が無くってしまいまして、返信する事ができません。ごめんなさい。
時間が取れるようになったら、返信するようにします。

 

参考リンク
岡山女児殺害事件その2(容疑者逮捕)
記事中の何度も首を絞めた事件が2005年の自殺サイト殺人事件です。下を参照願います。
過去の快楽殺人事件

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2018/05/30

岡山女児殺害事件その2(容疑者逮捕)

容疑者が逮捕されました。
1)岡山県警は、別の殺人未遂事件で岡山刑務所に服役中の39歳の男を逮捕した。
「刃物で刺したというところ以外は、僕がやったことに間違いありません」と容疑を一部否認しているとの事。
殺人の疑いで逮捕されたのは、兵庫県加古川市の無職、男性容疑者(39)

 

2)5月30日午前8時48分、岡山県警の捜査員が服役中の岡山刑務所で逮捕し、岡山県警の施設に身柄を移送したとの事。

 

3)逮捕容疑は
2004年9月3日午後3時1分から35分ごろまでの間、津山市総社の住宅で、当時小学3年生だった女児をの首を絞めつけた上、持っていた刃物で女児の胸や腹を複数回突き刺し、窒息および失血で殺害した疑い。

 

4)岡山県警は有力な手がかりがない中、類似の手口の事件を捜査する中で容疑者が浮上。
 去年9月に初めて容疑者に話を聞きに行った。何度か話をするうちに事件への関与をほのめかしたことなどから逮捕に踏み切った。

 

5)事件発生当時、解剖の結果、死因は窒息および失血だった。窒息と胸を数カ所を鋭利な刃物で刺される。当時は、窒息の所見はあったが、首を絞めた所見はなかった。刃物は見つかっていないとの事。

 

6)容疑者は2015年5月、兵庫県姫路市の路上で当時14歳の女子中学生の腹や腕などをナイフで数回突き刺し、全治1カ月の重傷を負わせたとして殺人未遂の罪で懲役10年の判決が確定し、岡山刑務所に服役していたとの事。

 

7)他に兵庫県内で09年7~10月、小学1年から高校3年の女子児童や生徒計5人の腹部をすれ違いざまに殴ったなどとして、10年にも懲役4年の判決を受けている。

 

8)容疑者は調べに対し、車で津山市に行き、通りかかった女の子の後をつけ住宅に侵入したと供述しているとの事。

 

9)「女の子が腹部から血を流して苦しんでいる姿を想像し、興奮するようになった」。姫路の事件で容疑者のこうした性癖も明らかになっていたとの事。

 

10)住民らによると、容疑者は兵庫県加古川市で育ち、服役前は両親と同居していた。父親は元警察官との事。

 

11)実家近くの女性は「高校を中退し、その後に自衛隊に入ったが、自衛隊も半年くらいでやめたと聞いた」と話したとの事。

 

12)14年7~12月は、兵庫県明石市のガス機器製造会社の工場で派遣社員として働いていた。会社担当者によると、製品の出荷管理をするグループ約10人の一員で、無断欠勤やトラブルもなく、まじめな働きぶりだったとの事。

 

13)5月30日午前7時半ごろ、岡山県警の捜査員十数人が家宅捜索に入った。

 

14)2000年。容疑者は10歳前後の複数の女児に対し、腹を殴ったり、下着の中に手を入れたりした暴行と強制わいせつの容疑で逮捕されていたとの事。

 

15)2009年には兵庫県姫路市で小学1年生の女児を殴打。女児は肝臓から出血する重傷を負った。この事件では懲役4年の実刑判決だったとの事。

 

16)2015年、当時14歳だった中学3年生の女子生徒の胸や腹などを突然、ナイフで複数回刺すという殺人未遂事件を起こした。容疑者は、面識がなかった女子生徒の顔を確認、好みと判断したあと、15分も追いかけ回し犯行に及んだ。

 

時系列
高校時代 高校を中退し、自衛隊に入隊、半年ぐらいで除隊。
2000年 複数の女児に対する暴行、強制猥褻事件(当時21歳と推定)
2004年09月 岡山女児殺害事件発生。(当時25歳と推定)
2006年09月 たつの市女児殺人未遂事件(参考として表示)
2007年10月 加古川市の女児殺人事件(参考として表示)
2009年 小1女児の殴打事件、懲役4年。(当時30歳と推定)
2013年 満期出所なら2013年に出所と推定、実際にはもっと早かったかな?
2014年07月-12月 兵庫県明石市のかす機器製造会社で派遣社員として勤務。
2015年 中3女子の胸や腹をナイフで複数回刺す殺人未遂事件。(当時36歳と推定)

 

こんなところですね。
実は一つ気になる点があるんですよね。
容疑者は2015年に殺人未遂事件をおこして、懲役10年の判決で服役中です。
あと7年も辛抱すれば、社会に戻る事ができるんですよね。

 

そこで、問い詰められたとは言え、殺人事件を自供すると言うのは、どういう心境の変化だろうか?

 

殺人で、多分、動機も身勝手なものだろうと想像できるので、軽くても15年とか20年の判決は出るでしょう?もしかすると、無期懲役とか、有期刑の上限と言うあたりの判決だっておかしくないですよね。

 

前回、似たような境遇で殺人事件を告白したのは2007年の川崎通り魔事件で殺人未遂で最高裁まで争って2009年に懲役10年が確定した男性受刑者です。
2017年(確定から8年後)に2006年に同じ川崎で女性を殺害した通り魔事件を告白しています。

 

こちらの場合は服役中に脳梗塞になって精神的に弱くなったとか、被害者が枕元に立つなどしたようです。
県警に宛てた手紙で「病気をして悔い改めたいと思い、事件について話したくなった」などと訴えたとの事。この時の容疑者の年齢は37歳なんですよね。

 

岡山の事件の容疑者が39歳なので、このぐらいの年齢になると、誰でも、ある程度落ち着いて人生を振り返るようになるのかな?

 

あるいは、人生を諦めて、一生、刑務所の中で過ごそうという事なのかもしれませんけどね。川崎の事件で容疑者が話してましたが、出所したらまたやってしまうと言うのを恐れたと言うのもあるかもしれません。

 

その一方で、一部を否認しているのも、不思議な気がします。
この容疑者の性癖からすると、出血させる為に刃物で刺す事の方が説得力がありますよね。

 

このあたりは、凶器の刃物が家宅捜索で出れば、言い逃れはできないんでしょうけど・・・記憶違いと言うのも、ちょっと説明ができないですよね。
性癖からすれば、その出血しているシーンを何度も、回想して興奮していただろうと推測できますから、それなら、記憶にはかなり強く残っていると考える方が自然かと思います。

 

あえて、その部分だけ記憶から消す(改ざんする)と言うのは、事件当時25歳の頃かな、この頃はまだ、その性癖を自覚しておらず、自分自身ではその性癖を恥ずかしいと思っていた?その部分だけ抑圧して記憶から消したと言う事なんだろうか?

 

しかし、いずれにせよ、物証が無いようですから、立証の決め手は秘密の暴露ぐらいしか無いと言う事になりそうですね。凶器が出れば堅い証拠になるんでしょうけど・・・自宅に隠していたら、前回の殺人未遂事件の時の家宅捜索で見つかってますよね?自宅以外に隠している場所を暴露して、そこから凶器が発見され、被害者のDNAがでれば、確定かな?

 

自供だけだと、公判で「実は誘導されました」なんて事になる可能性もあって、せっかくここまでたどり着いたのに、残念な結果になる可能性も出てくるので慎重に捜査して欲しいですね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
岡山女児殺害事件
岡山女児殺害事件その3(供述)
神奈川県川崎市宮前区トンネル内女性殺人事件
川崎通り魔事件

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2018/05/29

千葉県酒々井町同居女性虐待事件

同居をしていた無職の女性(25)に熱湯をかけ、ペンチで歯を折るなどの暴行を加えたとして、千葉県警佐倉署は5月28日、傷害の疑いで自称会社員の男性T容疑者(28)と、内縁の妻で自称自営業の女性O容疑者(27)=いずれも同県酒々井町ふじき野=を逮捕する事件が起きている。

 

2人は「熱湯をかけた覚えはない」などと、容疑を一部否認しているとの事。

 

逮捕容疑は共謀して、3月初旬ごろから5月18日までの間、自宅で同居していた無職女性(25)を棒などで殴ったり、顔や耳に熱湯をかけたり、ペンチで歯を折ったりしたほか、竹串で太ももを刺すなどの暴行を加え、顔や耳、首、足などにけがを負わせた疑い。重傷とみられるとの事。

 

同署によると、O容疑者は女性が以前働いていたエステ店の元上司で、家庭の事情で住む場所に困っていた女性を同居させていたとの事。
18日に自宅近くのコンビニの女性店員が「3カ月前から顔などを腫らした女性がいる」と警察に相談し事件が発覚したとの事。

 

女性は調べに対し「怖くて逃げることができなかった」などと話しているとの事。

 

両容疑者は内縁関係にあり、女性に対して「約束を守らなかった」「人の話を聞いていなかった」などと理由を付けては、ほぼ毎日暴行を加えていたとの事。

 

今月18日、女性が近くのコンビニ店を訪れた際、女性の顔が腫れ上がっていることを店員が不審に思い、事情を聴いて発覚、交番に通報したとの事。

 

T容疑者が容疑を一部、否認したうえで、「話している時に寝たり、怒っている時に人の話を聞かなかったので殴った」と供述しているとの事。
別の報道では
調べに対して2人は、「約束を守らなかった時に頭にきて殴った」などと供述しているとの事。

 

こんな事件ですね。
こんな酷い事件は久しぶりですね。
28歳と27歳で、女性容疑者からすると、部下だった人間ですよね。
なんていうか、ここまでくると、単純に暴力を楽しんでいるように見えます。

 

未熟という言葉で済ませるにはあまりにも、酷い事件です。
他に行くところが無いと言う弱みにつけ込んだ、ただのストレス解消なんでしょうね。

 

しかし、もしかすると、最初は夫婦の生活に邪魔で疎ましく思っていたので、ちょっと嫌がらせをして、自分から出て行かそうとしたのかもしれませんけど・・・結局、行く当ての無い被害者が、我慢して嫌がらせに耐えてしまった為、嫌がらせがエスカレートしてしまったと言う可能性もあるかもしれませんね・・・その後は手段が目的になってしまったとか・・・このあたりは、今後の供述を待つしか無いですが・・・・

 

そうだとすると、意図せず、スタンフォード監獄実験をリアルにしていたのかもしれませんね。

 

それとも、単純に自分の支配欲を暴力で満たしていただけなのか?
人間の醜い部分が密室の中で解放されてしまったのかな?

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
スタンフォード監獄実験
千葉県酒々井町同居女性虐待事件その2(一審判決)

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2018/05/27

愛知県名古屋市漫画喫茶殺人事件その2(経歴)

接見した弁護士によると、容疑者は幻覚や幻聴の症状があり、20歳の頃に統合失調症と診断された。

 

医師から毎日の薬の服用を指示されていたが、最近は飲んでいなかったとみられる。「自分は病気じゃない。親に薬を飲まされるのが嫌だった」と話したとの事。

 

事件直前、名古屋市のハローワークで紹介された会社の採用面接を受けたが不採用だったとの事。事件の際は「いらいらしていて、たばこを吸っても抑えられなかった。紙のページをめくる音がとても大きく聞こえた」と弁護士に語ったとの事。

 

容疑者は千葉県松戸市の小中学校に通った。中学校の同級生の女性(22)は「授業に出ず、やんちゃなグループと駅前でたむろし、担任の先生に反抗することもあった」と話したとの事。

 

中学卒業後、容疑者はラーメン店のアルバイトなどをしていた。昨年3月、父親(59)の実家の福島県に引っ越し、農業を手伝った。
今年4月19日、「板前になるので京都に行く」と家を出たが、岡山市のキャバクラで働いた。店員(21)によると、突然、行き先を告げずにいなくなったとの事。

 

その後、三重県四日市市のスナックの面接を受け、オーナーの男性(35)が紹介した同市内の別の店で働いたものの、すぐ辞めた。男性は「寮のある店で仕事がしたいと言っていた。視線を合わせようとせず、笑顔が無かった」と振り返ったとの事。

 

同県桑名市のキャバクラのオーナー(51)によると、4月27日に容疑者から応募があり、四日市市の漫画喫茶に迎えに行った。「福島の実家で農業をしていたけど嫌になった」と話したとの事。

 

捜査関係者によると、名古屋市に来たのは5月上旬とみられ、複数の漫画喫茶で寝泊まりしていたとの事。

 

弁護士によると、容疑者は「父親は関係ない」と語り、差し入れの受け取りを拒んでいるとの事。

 

時系列
千葉県松戸市で中学時代を過ごす。
卒業後、ラーメン店でアルバイトをする。
2016年頃  20歳頃に統合失調症を発症。
2017年03月 父親の実家の福島に引っ越す。(21歳と推定)
2018年
04月19日  板前になる為に京都に行くと、家を出る。
その後、岡山市のキャバクラで働く。
その後、三重県四日市市のスナック?で働く。
04月27日  三重県の桑名市のキャバクラに応募する。
05月上旬  名古屋市に入り、複数の漫画喫茶で寝泊まりする。
05月17日  事件発生。(22歳)

 

こんな感じですが・・・
20歳で統合失調症と診断されているようですが・・・その影響の情報が出ていませんね。
翌年に福島に引っ越したのが、その治療や療養の為だったのか?と推測しますが・・・

 

一方で、その翌年には、板前になると家を出る事を許しているのは、なぜなのか?
統合失調症の症状をご家族が知らないので、体が健康なら仕事をする事を止める理由が無いと言う事なのか?

 

でも、家庭の中でも統合失調症の発作が起きたと思うんですけど・・・

 

さらに言えば、家を出てから働いた、職場でも発作があったなんて情報も出てないですね。

 

殺害の動機についても、「イライラした」だけで、幻聴があったなどの症状の話は何もなさそうです。

 

なので、この「統合失調症」の話は裏付けを取る事が重要ですね。
とは言え、ここまでの情報を見る限り、統合失調症が事件に影響したとは思えないですね。

 

ただ、仕事が長続きしていないし、何しろ、当初の目的の京都で板前になると言う目的が早々に変わっている・・・これは、この目的自体が実は家を出る為の口実なのでは?
と思えるんですよね。

 

あるいは、最初にその目的の為、就活をしたが、どこからも声が掛からなかったので、仕方なく別の仕事を探したと言う可能性はありますね。

 

ただ、そこも職種としては「キャバクラ」と「スナック」しかないので、結局、特殊なスキルや技能が必要な仕事じゃないですよね。料理関係と言うわけでもない。

 

まだ、情報が少ないので推測になってしまいますが・・・
(中学時代にグレた(死語?)理由が知りたいですね)

22歳になって、自分のやりたい仕事をするには、それなりの準備とか資格とかが必要と言う事に気づいたと言う事なのかな?
結局は自分の思い描いた人生を送れない事に気づいた、それが我慢できなかったと言う事なんでしょうね。

 

もしかすると、これが初めての挫折なのかもしれないですね。

 

高校受験で失敗して挫折していれば、もう少し、自分の見方も変わったかもしれないけど・・・

 

まー、何度もこの事件簿で書いてますが、人生はちゃんと生きないと、自分の生きたい人生は送れないと言う事なんだと思いますね。

 

杉本昭博さんからもコメントをいただいているのですが・・・
この事件の原因が容疑者個人だったり、容疑者の家庭に問題があったとしても、それで何も対策をしないと、結局は、次の不幸な被害者を作る事になってしまいますよね。

 

なので、たとえ、個人や家庭の問題だったとしても、社会として何か、事件を防ぐ方法を講じる必要があるのではないか?と言うのが、私の意見です。

参考リンク
愛知県名古屋市漫画喫茶殺人事件

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2018/05/22

世田谷一家殺害事件再考その175 (警視庁犯人像発表)

捜査本部が警視庁の世田谷事件のHPに犯人像を公表しました。
内容を要約すると

1)ウエストバッグのベルト長83センチで、ウエスト70から75センチの人と推定される。犯人の身長が170センチであれば、犯人は痩せ型の可能性が高い。

2)ヒップバッグには蛍光剤が付着し、それは文房具にも使われている。
この為、犯人はヒップバッグに蛍光ペンを入れていた可能性がある。

3)ヒップバッグ内には砂が検出されており、屋外活動で使用した可能性がある。

4)マフラーが130センチで使い古されていた。
犯人は、マフラーを少年期から青年期を通じて使用していたとも考えられ、首が細く痩せ型の者である可能性がある。

とこの4点ですね。
年齢については特に記載されていないが、2)の内容から学生である可能性があると言う事ですね。
そこから推定して15歳から20歳代と言う事になるわけですね。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/jiken_jiko/ichiran/ichiran_11-20/seijo.html

他にも、ヒップバッグやマフラーの特徴などの情報もでていますので、是非みていただきたいですね。

さて、こんなところですが、一つずつかんがえてみましょう。
とりあえず、データとしては2000年当時の15歳から25歳までの体格データを見ます。
15歳 168.6cm 60.1kg BMI 21.14 普通体重
16歳 170.1cm 61.7kg    21.32 普通体重
17歳 170.8cm 62.8kg    21.53 普通体重
20歳 170.4cm 65.1kg    22.42 普通体重

男性の腹囲70-75cmの分布を見ると、(測定年代不明)
15-19歳で27.8%
20-29歳で21.9%

2009年のデータで男性の平均腹囲と平均体重、平均身長のデータがありました。(経産省)
       体重    頸囲  腹囲   身長    足長(靴のサイズ)
20-24歳 61.6 35.8 72.9 170.4 25.4
25-29歳 65.9 36.7 77.9 171.0 25.3

身長、腹囲、体重の関連を見ると傾向は20歳以下も同じだろうと考えると
当時の平均的な身長、体重なら、腹囲もそう珍しい数字ではなさそうですね。

しかし、一つ、気になったのが足のサイズ・・・20代の平均サイズからすると、現場のスラセンジャーの足跡(27.5cm)は相当大きいです。

・・・スラセンジャーのサイズは捜査本部も知っていた(同じHPに公表している)のに、なぜ、今回の犯人像に入れていないのだろうか?

むしろ、この年齢層で足のサイズが27.5cm前後と言う条件の方が対象は少ないと思うけどね。

他に気になるのは「痩せ型」と言うのがどの程度なのか?が分かりません。
頸回りのデータが35.8cmなので、130cmのマフラーを二つ折りにすると65cm、その差が約29cmだから、両端15cmしか余裕が無いから縛るのは厳しいね。
このあたりから、首が細いと言うのは言えるかもしれないけど・・・その意味では、年齢は10代の可能性の方が高いのだろうか?

文房具の蛍光ペンを使っていたからと言って、それが学生に直結するか?は微妙ですね。
とは言え、普段使いの鞄に蛍光ペンを無造作にいれて持ち歩くのは学生なのかな?
社会人なら職場のデスクに置いておくだろうけど・・・プライベートで勉強する為に持ち歩くは、有りだと思います。

ヒップバッグ内から砂が検出されたと言うのも微妙ですね。
例えば、海に遊びに行って、浜辺にバッグを置いて、遊んでいたら、風で砂がバッグに掛かるなんて事は普通にありそうですよね。手に砂が付いた状態で、バッグの中のハンカチを取ろうとして、バッグ内に砂が入るなんてのもありそうだし。

こんな感じですね。
発表された内容は特に目新しい物では無いと思います。
2005年11月発表の犯人像は「当時一人暮らしで、金に困っていた18歳から35歳の男」
年齢については、少し下方修正して15歳から20代としたと言うあたりかな。
ただし、年齢については明言してないところもちょっと、微妙な感じですけどね。

そして、この時期にどうして、新たな動きがあったのか?と言うのも気になります。
2005年からの約10年間、事件発生時期に節目報道として、まとめて事件情報を出すのが恒例となっていました。
ここ2年ほど、年末情報が出ていないので???と思っていたのですが・・・

未解決事件の場合、時間の経過に伴って、捜査本部に提供される市民から情報が少なくなっていくのは、予想できますね。
それを防ぐ為に、世間の注目を集めて、情報を提供を促そうと言うのが、年末情報の目的だったと思います。

それが無くなったのは、もしかすると、捜査本部は何か?情報をつかんだのだろうか?と考えていたのですが・・・
どうでしょうね・・・

他に、思い当たる点としては、ASKAの事件簿の2月14日・・・その173で犯人の体型を日本人の標準体型ではないか?
と記載してまして・・・もしかして、捜査本部が「痩せ型」と訂正する為だったのか?などと深読みしていたりします。

今年の年末情報に期待・・・
と言うか、最近、未解決事件が解決されるケースも出てますから、犯人逮捕に期待したいですね。

補足
記載した統計データはあちこちから探した物なので、多少の誤差があるかもしれません。
統計によって、微妙に数字がずれている物がありました。
BMIについては、ASKAによる計算値です。

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2018/05/21

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その8(衝突)

続報です。
1)捜査関係者によると、容疑者は女児を連れ去ったことを認めた上で、殺害について「車の中でやった」という趣旨の説明をしているとの事。

 

2)捜査本部が犯行に使われた黒の軽乗用車を押収して車内を調べたところ、清掃されたような形跡が確認されたとの事。容疑者が証拠隠滅を図ったとみられるが、詳細な鑑識活動では、車内から毛髪といった微物が見つかっており、捜査本部が鑑定を急いでいるとの事。

 

3)捜査関係者によると、容疑者は連れ去りから殺害、遺棄に至る一連の経緯を説明。女児を乗せたまま車で移動していた際に、傘は「捨てた」と話しているとの事。ただ、場所については「わからない」としているとの事。

 

4)遺体発見現場からは、ランドセルやスニーカーが100メートルの範囲内で見つかった。ランドセルは遺体から離れた位置にあったが、列車にひかれた際にできるような傷はなかった。県警は、容疑者がランドセルを遺体とは別々に置いたとみて調べているとの事。

 

5)容疑者は、これまでの調べに、「事故で女の子とぶつかり、泣き出した。パニックになったので、車に乗せて首を絞めた」と説明しているが、さらに、「職場から帰宅する途中にぶつかってしまった」という趣旨の供述をしているとの事。

 

6)捜査関係者によると女児のランドセルと容疑者の車の双方に、ぶつかったような痕跡があることが分かったとの事。
捜査関係者によると、容疑者が乗っていた黒っぽい軽乗用車の右前部に、ランドセルと似た色が付着していたとの事。女児のランドセルにもぶつかって付いたような跡があるといい、それぞれ県警が鑑定しているとの事。

 

7)関係者によると、容疑者は数年前、勤務先の電気工事会社の社員旅行に行った際、別の社員が連れてきた女児を熱心に相手する姿がみられたとの事。

 

この関係者は「社内でよく一緒にいた社員とは別行動で、珍しいとは思ったが、単に面倒見がいいと思っていた」と話したとの事。社員旅行中は女児を頻繁に抱っこするなどしていたとの事。

 

中学時代には、自宅近くで年下の子と遊ぶ姿がたびたび目撃されていて、近所の女性は「優しいお兄ちゃんだと思っていた」と話したとの事。

 

8)5年前に現在の電気工事会社に入社した後はそつなく仕事をこなしていた。ただ、ミスを指摘されると不機嫌になったり、逆に難しい仕事をこなすと自慢げな態度を取ったりすることがあり、同僚の一人は「プライドが高いと思っていた」と話したとの事。

 

9)その後の調べで容疑者が移動先として「海岸沿いの駐車場に行った」と供述していることが判明。遺棄現場から約2・5キロ離れた日本海に面した海水浴場の駐車場とみられ、当初はこの場所に遺体を捨てようとしていた疑いもあるとの事。

 

10)捜査関係者によると、女児が連れ去られた時間に現場近くで「何かがぶつかったような大きな音がして、海の方向に向かって走っていった車を見た」という目撃情報があるとの事。
しかし、泣き声や悲鳴を聞いたという情報は入っていないとみられるとの事。

 

11)司法解剖で遺体に衝突の形跡は確認されず、捜査本部はごく遅いスピードでぶつけ、病院への搬送を装うなどして車内に連れ込んだ可能性があるとみているとの事。

 

12)容疑者の車は事件の前後、現場周辺を含む、新潟市内を走っていたと供述。さらに容疑者は、「遺体を遺棄する場所を探していた」という趣旨の供述をしているとの事。

 

13)捜査関係者によると容疑者は、女児に衝突した時、「胸が締めつけられるような気持ちになってハンドルを切ったらぶつかっていた」という趣旨の供述をしているとの事。

 

時系列を更新
昨年 容疑者が少女を連れ回す事件を起こす。

 

2018年
04月   容疑者が未成年に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検。

 

04月28日から05月06日まで容疑者は9連休
05月01日 女児の登校日(平日)
05月02日 女児の登校日(平日)

 

05月07日
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
     容疑者はこの日、出勤しなかった。(無断欠勤)以後1週間欠勤。
08:00  容疑者の普段の始業時間。(この日は欠勤)
     勤務先から本人の携帯に電話するがつながらず。
     その後、総務担当者がメールで問い合わせる「今日はどうした?」

 

13:00頃 勤務先から本人の携帯に電話するがつながらず。(時刻はASKAの推測)

 

15:15頃 女児が複数の友人と下校
その後、容疑者が車で女児に衝突(追突)、女児を車に乗せて、首を絞めて殺害。
その後、遺体を乗せたまま新潟市内をあちこち車で移動。(供述による)

 

16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。

 

17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。

 

18:00頃 勤務先から容疑者の母親に電話、「今日は出勤しているはず」

 

22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかった。

 

22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

05月08日 容疑者の勤務先に警察から問い合わせ。
夕方   容疑者が勤務先にメールの返信「体調不良で行けなかった」
     欠勤連絡メールは11日まで続く(ASKAの推測)

 

05月10日頃 勤務先の男性経営者と電話、声に張りが無かった。
05月14日 朝、身柄を確保したと警察から勤務先に連絡。
     夜、容疑者逮捕(遺体遺棄、遺体損壊容疑)
05月15日 容疑者送検
05月16日朝 容疑者宅の家宅捜索が始まる。

 

こんなところですね。
女児のランドセルと容疑者の車にぶつかったような痕跡が残っているようです。
ただ、「胸が締めつけられるような気持ちになってハンドルをきったら女児にぶつかった」と言うのが微妙ですよね。

 

ハンドルを切ったからぶつかったのであれば、「ハンドルを切ってぶつけた」とも解釈できますよね。
なので、このあたりが故意なのか事故なのか?が微妙なんですけど・・・
ただの事故なら、前置きの「胸が締めつけられるような気持ちになって」と言う説明はいらないと思います。

 

しかし・・・「胸が締めつけられるような気持ち」と言うのがパニック障害など病的な不安による可能性もあるので、何らかのメンタルの問題がある可能性はありますよね。なので精神鑑定はした方が良いと思いますね。

 

メンタルに問題があったと考えれば、連休明けに会社に行こうとして行けなかったと言う説明も、出勤困難症と言う解釈もできますね。

 

「パニックになって・・・」と言うのもつながる事はつながるんだけど・・・・

 

だからと言って、発作的に女児を車で轢きたくなるなんて話は聞いたが事が無いんですよね。
なので、このあたりは専門家の意見を伺いたいところですね。

 

とりあえず、これは置いといて・・・

 

車に乗せた直後に殺害しているのであれば、容疑者にとってやる事は遺体の処分と言う事になりますね。
7時間、新潟市内をあちこち車で移動しながら、遺棄場所を考えた。
結果的に女児の自宅近くの線路で列車事故に偽装する事を決断したと言う事なんですよね。

 

一方で「時間をつぶしていた」と言う話もしているので、列車事故への偽装をどの時期に決断したのか?と言うのは気になりますね。

 

この一連の判断はものすごく合理的な判断です。
A)自分に前科があり、ご近所さんの女児が不明なり不審死なりすれば、自分が疑われる。
B)首の締めた痕や車で轢いた傷を隠すには列車事故に偽装するしかない。
C)人気が多い時間帯では線路に遺棄できないから、時間をつぶす。
D)事件後に車を清掃し痕跡を消す。

 

なので、責任能力が無いとされるほどのメンタルの問題では無かったんだろうなと思うわけです。

 

他には、逮捕まで1週間で自分自身の記憶を自分に都合の良いように改ざんしてしまったと言う可能性はありますね。
「仕事の帰りに車でぶつけた」が記憶の改ざんにあたるのかもしれませんし・・・

 

一方で当日は無断欠勤ではあるけど、後の会社のメールで「会社に向かったが、会社に着く前に気分が悪くなって、会社にたどりつくことができませんでした」と報告しているので、途中まで会社に向かっていた可能性はあるんですよね。
そこから、家に引き返して、その途中で事故を起こしたと言う説明は有りだと思うのですが・・・

 

その場合の問題は時刻なんですよね。通勤時間は車で20分ほどのようですから、朝、家を出た容疑者が、途中で引き返して家の近くに付いたのが15時半頃と言うのはどう説明したものか・・・
気分が悪くなったので、途中で休んでいたと言う説明はありですが・・・朝8時からとしても、15時までで7時間もあるので、ちょっと説明が厳しいですよね。7時間、車で昼寝をしてましたと言うぐらいしか説明ができないような気がしますね。

 

容疑者本人は、供述を拒んではいないようですから、全容解明は時間の問題かと思います。

 

続報を待ちましょう。

 

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その7(供述)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その9(一審公判)

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2018/05/18

愛知県名古屋市漫画喫茶殺人事件

5月17日(木)20時25分ごろ、名古屋市中区錦3丁目のビルの9階にある漫画喫茶店で「刃物を持ってもみあっている人がいる」と110番通報する事件が起きている。

 

愛知県警によると、男性1人が頭や胸などをめった刺されており、搬送先の病院で死亡が確認されたとの事。
県警は、現場で刃物を持っていた住居不詳、無職の男性容疑者(22)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べているとの事。

 

県警によると、容疑者は刃渡り約15センチの果物ナイフで男性を刺し、殺そうとした疑いがあるとの事。
容疑者は男性とは「面識がない」と説明しており、「自分が死ねないから、むかついて刺した」と話しているとの事。
男性は失血死で、愛知県尾張旭市の銀行員・男性(35)

 

現場は東海地方最大の繁華街の大通りに面したビルとの事。

 

容疑者は「刃物は1週間くらい前に栄で拾った」などと供述しているとの事。
「ムカついたことがあったら誰でもいいから人を刺そうと思って持っていた」と供述しているとの事。

 

警察は、容疑者がひとつはなれた並びの被害者のブースから漏れた物音に腹を立て、リュックサックから持っていたナイフを取り出し犯行に及んだとみて、詳しい動機や経緯を調べているとの事。
(容疑者は被害者がいたブースと一つおいた隣のブースを利用していた。)

 

被害者は頭や首、背中、胸など上半身を中心に多数回刺されたり切られたりし、搬送先の病院で死亡した。容疑者は通報で駆けつけた捜査員に対し、持っていた果物ナイフで抵抗したが、取り押さえられたとの事。

 

容疑者は店内の個室にいた男性に果物ナイフで突然襲いかかった上、逃げる男性を追いかけて何度も刺したとの事。

 

警察によりますと、容疑者が現場のネットカフェに入店したのは17日18時過ぎ。
その1時間半後に殺害された被害者が、仕事や資格の勉強のため入店。
2人は空き部屋をひとつ挟んだ個室をそれぞれ利用していたとの事。
「些細な物音でイライラしていた」
「そのイライラが限界に達して、リュックからナイフを取り出して外に出た」(容疑者の供述)

 

容疑者はその後、被害者の個室から明かりが漏れているのを見つけ個室のドアを開けて、「物音を立てるな」などと怒鳴り、さらにその後驚いて外に逃げた被害者を追いかけ切り付けた可能性があるとの事。

 

こんな事件ですね。
容疑者は22歳ですか・・・どんな経歴なんでしょうね。
まー生きていくのが、世の中が嫌になってしまったんでしょうね。

 

自暴自棄と言うあたりだったんでしょうが、自殺なども考えたのかな?
「自分が自殺できないから、むかついて刺した」と言うのは、ストレス発散を兼ねて、間接自殺でも考えたのか?

 

あるいは、死刑にならなくても、刑務所に入って今の境遇から逃げ出したかったのかもしれませんね。

 

そんな人生に挫折した容疑者が襲った相手が、銀行員で勉強の為に来店していた、いわば人生の勝ち組だったのは、偶然とは言え、運命のいたずらなのかな。

 

今年は景気が良くて、新卒の就職状況も売り手市場だったとか・・・
容疑者にはそんな景気の恩恵などもなかったんでしょうね。

 

まー、容疑者が悪い事に間違いは無いのですが、その容疑者を作ってしまったのは、私たちの住む社会である事も確かなので、原因を容疑者の責任に矮小化してしまうと、こんな無敵の人の犯行は防げないのかもしれませんね。

 

とりあえず、今の日本では、どこにいても、突然襲われる可能性があると言う事は忘れてはいけないのかもしれません。

 

容疑者の経歴が知りたいですね、そして、なぜ、こんな心境になったのかが知りたいです。

 

35歳、独身なら自宅で勉強されるでしょうから、結婚されて妻子がおられたのかもしれません。
お子さんはまだ小さいかもしれませんね。
事件はいつも理不尽で、やりきれませんね。

亡くなった被害者男性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
愛知県名古屋市漫画喫茶殺人事件その2(経歴)

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2018/05/16

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その7(供述)

1)容疑者(23)が「事故を装うために遺体を線路に置いた」と供述しているとの事。

 

2)殺害についても認め、「(遺体を運ぶのに)車を使った」とも供述しているとの事。

 

3)住民らによると、容疑者は5人家族で、女児宅から約100メートル離れた自宅で暮らしていた。女児と同じ小針小出身で、県内の工業高校に進学。卒業後は市内の電気工事会社に就職したとの事。

 

小学校では、おとなしい性格で、卒業アルバムに書いた将来の夢は「ゲームデザイナー」。中学で在籍した科学技術部はロボットコンテストの全国大会に出場し、優秀な成績を収めたとの事。

 

高校卒業後の就職先では、電気の配線や照明器具の設置などを担当。男性経営者によると、入社6年目の中堅社員で、職場内でのトラブルもなかったとの事。

 

4)容疑者(23)が、線路をまたぐように遺体を寝かせたという趣旨の供述をしているとの事。「証拠隠滅になると思った」などとして遺棄について詳細に供述しており、遺体発見時の状況とも合致しているとの事。

 

5)容疑者は「運転中に女児にぶつかり、事故を起こし、動揺して車に乗せた」と供述していたが、女児の遺体に車と激しくぶつかったような痕がないとの事。

 

6)容疑者は14日朝、遺体発見現場や自宅のある地区から約4キロ離れた道の駅の駐車場で、県警に任意同行を求められ、同日夜に逮捕された。捜査関係者によると、その際に乗っていた黒っぽい軽乗用車の中から、七輪と段ボールに入った練炭が見つかったとの事。

 

7)捜査関係者によると、容疑者は数時間にわたり車に遺体を載せて市内を走行していたが、その理由について「時間をつぶした」という趣旨の供述をしているとの事。

 

遺棄されたのは7日午後10時19分~同30分ごろ。、午後9時台は遺棄された青山-小針間を7本の電車が走るが、同10時台は4本に減る。
電車の本数が減る時間帯を待ったとみられるとの事。

 

8)捜査関係者によりますと、女児を連れ去ったとみられる下校時間から遺体を遺棄するまでの空白の7時間について、「遺体を乗せたまま、新潟市内をあちこち移動していた」と供述しているとの事。自宅には一度も戻っていないとの事。

 

9)遺体の近くからは、女児のランドセルが見つかっていますが、容疑者が「線路に投げ捨てた」と供述しているとの事。
捜査本部の調べでは、ランドセルを身に付けていない状態で電車にはねられた可能性が高く、容疑者の供述とも矛盾しないとの事。

 

時系列を更新
昨年 容疑者が少女を連れ回す事件を起こす。

 

2018年
04月   容疑者が未成年に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検。

 

04月28日から05月06日まで容疑者は9連休
05月01日 女児の登校日(平日)
05月02日 女児の登校日(平日)

 

05月07日
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
     容疑者はこの日、出勤しなかった。(無断欠勤)以後1週間欠勤。
08:00  容疑者の普段の始業時間。(この日は欠勤)
     勤務先から本人の携帯に電話するがつながらず。
     その後、総務担当者がメールで問い合わせる「今日はどうした?」

 

13:00頃 勤務先から本人の携帯に電話するがつながらず。(時刻はASKAの推測)

 

15:15頃 女児が複数の友人と下校

 

16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。

 

17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。

 

18:00頃 勤務先から容疑者の母親に電話、「今日は出勤しているはず」

 

22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかった。

 

22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

05月08日 容疑者の勤務先に警察から問い合わせ。
夕方   容疑者が勤務先にメールの返信「体調不良で行けなかった」
     欠勤連絡メールは11日まで続く(ASKAの推測)

 

05月10日頃 勤務先の男性経営者と電話、声に張りが無かった。
05月14日 朝、身柄を確保したと警察から勤務先に連絡。
     夜、容疑者逮捕(遺体遺棄、遺体損壊容疑)
05月15日 容疑者送検
05月16日朝 容疑者宅の家宅捜索が始まる。

 

こんなところですね。
交通事故の供述については、遺体に交通事故によると思われる傷が無いようですから・・・少し時間が必要かもしれませんね。

 

容疑者はどちらかと言うと「小心なタイプ」なんでしょうね。
事件後、逮捕されるまで1週間、仕事を休んでます。
本人もメールで勤務先に打ち明けているようですが、仕事ができるような心境ではなかったんでしょうね。

 

過去の事例だと、事件後に平然と出勤して仕事をしている犯人もいるので、あからさまに異変が起きた事を隠せないのはメンタル的に未熟な部分が出たのかもしれませんね。未熟と言うか、人間的な部分と言うべきかもしれませんね。

 

しかし、家族には仕事へ行くと言って、家を出ているので一人で一週間、悩んでいたんでしょうね。

 

容疑者の車には七輪と練炭が載っていたようです。
容疑者自身が事件を事故に偽装したのは、事件になると疑われる事を強く自覚していたんでしょう。

 

疑われていないか?逮捕されるのか?自首しようか?それなら自殺しようか?と繰り返し自問したんでしょうが、結局、決断はできず。
最後は任意同行、その後、逮捕されましたね。

 

本人も逮捕されてホッとしているかもしれませんね。

 

今回の情報でオヤと思ったのは、遺体を乗せて、遺棄時間まで新潟市内を車で徘徊していたと言う点ですね。

 

私はてっきり、遺棄現場周囲の人気が無くなるまで待っていたと考えていましたが、電車の通過間隔が広くなるまで待っていた可能性があるようです。

 

この点は、以外に冷静なんだな?と驚きました。

 

そして、計画性が疑われているようなんですが・・・
ゴールデンウィーク中に事件を計画したとしたら?それは、5月3日から6日までの間なのかな?と思いますね。

 

なぜなら、連休の前半で計画したのなら、連休中の平日である5月1日と2日が女児の登校日だったはずで、ここで実行すれば、仕事を休む必要がないわけです。

 

もしかすると、1日、2日に女児が一人で下校するところを見て、犯行を思い立った可能性があるかもしれません・・・

 

しかし、その一方で、もし、計画的なら、7日は朝の始業前に勤務先に病欠を連絡できたと思うんですよね。

 

私はこの点で、計画的な犯行では無いだろうと考えています。
では、事件の為に欠勤したのでは無いのだとしたら、なぜ欠勤したのか?

 

これは容疑者の勤務先へのメールがホントの事を書いているのかもしれないと思っています。

 

昨年に起こした未成年の連れ回し事件について、勤務先など周囲の人達には知られていなかったのでしょうが、4月に書類送検された事で、勤務先や周囲の人間に知られてしまうのでは?と言う、不安が大きかったのではないかな?と勝手に妄想しています。

 

結果、9連休も一人で悩んで、少しメンタル的に不安定な状態だったのかもしれません。
で、7日朝に出勤できず、家にも帰れずに、ふらふらして15時過ぎに自宅に戻ろうとしたところで、偶然、一人で下校する女児を見つけて、衝動的に拉致してしまったのかな?

 

無計画なので、当然、女児に騒がれて、車に乗せて殺害してしまったって感じかな?と妄想しています。

 

このあたりは、もう少し時間がたてば、供述が出てくるかもしれません。
「落としの宮さん」みたいな人が新潟県警にいれば良いのですけどね・・・

 

まーしかし、今回の捜査指揮は見事だったと思います。
容疑者は事件翌日に捜査線上に浮かんでいるが、車は黒い車。事件後も出勤できずにいるような容疑者が、報道情報に追い詰められて、逃亡や自殺する事を防ぐ為に、あえて「白い車の不審車情報」とか「黒い服の不審者情報」を流していたのでは?と勝手に推測しています。

 

真為は分からないけど、結果的に容疑者が自殺する前に確保できたのは良かったと思いますね。

 

続報を待ちましょう。

 

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その6(容疑者逮捕)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その8(衝突)

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2018/05/15

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その6(容疑者逮捕)

警察から重要参考人として任意聴取されていた男が、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕されました。

 

1)新潟県警新潟西署捜査本部は5月14日、死体遺棄と死体損壊の疑いで、現場近くに住む会社員、男性容疑者(23)を逮捕した。容疑を認めているとの事。

 

2)14日午前から容疑者の任意の事情聴取を開始し車内も確認。捜査関係者によると、容疑者は当初、関与を否定していたがその後の追及で認めたとの事。

 

3)女児が事件当日の登校時に友人に話していた不審者情報や、遺棄現場周辺で目撃されていた白の不審車は事件と無関係だったことが判明したとの事。

 

4)容疑者が電気工事士で、事件当日は会社を休んでいたとの事。

 

5)捜査関係者によると、逮捕の決め手となったのは現場周辺で目撃された車を容疑者が使っていたことなどとの事。

 

容疑者の軽自動車は、ナンバープレートが特別仕様の白いものになっていて、特徴的だったとの事。

 

また、女児が行方不明になった当日、容疑者の車が現場周辺の防犯カメラに映っていたことや、付近の住民に目撃されていたとの事。

 

6)容疑者の勤務先の社長によると事件当日の7日は欠勤し、「どうした」とメールを送ると夕方に「ゴールデンウイーク明けで気が抜けて、体が会社に向かない」と返事があった。数日後には直接電話で話したが、元気がない様子だったとの事。
勤務態度はまじめで、無断欠勤の記憶もないとの事。

 

別の報道では
勤務先の電気工事会社社長によると、同容疑者は7日、無断欠勤し、連絡が取れない状態だった。8日以降も、連絡は取れるようになったが、会社は休んでいたとの事。

 

7)捜査関係者によると、容疑者は「車で連れ去って自分で殺した」と話しているとの事。現時点の逮捕容疑は死体遺棄と死体損壊で、殺人容疑については今後本格的に捜査することになるが、県警は、連れ去りから遺棄まで1人で実行したとみて調べているとの事。

 

8)容疑者の自宅は、女児の自宅から約110メートル、遺棄現場の線路から約70メートルの場所にある。捜査関係者によると、容疑者は調べに対し、女児の遺体を自分の車で遺棄現場近くまで運んだと説明。電車が通過する合間に、遺体を抱えて線路内に入り、線路の上に横たえたと話しているとの事。

 

9)新潟県警捜査本部は、女児が行方不明になった時間帯や遺体が遺棄された前後の防犯カメラやタクシーなどのドライブレコーダーの映像を解析。その結果、容疑者の黒っぽい色の軽乗用車が行方不明と遺棄の時間帯に付近を走行していることが確認されたとの事。

 

10)容疑者は先月、未成年に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検されており、事件直後に捜査線上に浮かんだとの事。

 

11)捜査本部は15日、死体遺棄容疑などで逮捕した容疑者を新潟地検に送検した。

 

12)容疑者が「事故で女の子にぶつかり、泣き出した。パニックになったので、車に乗せて首を絞めた」と供述しているとの事。
捜査本部では、容疑者の供述の信ぴょう性を慎重に調べているとの事。

 

別の報道では
調べに対し、「車の事故で女の子にぶつかってしまった。女の子が泣いていたのでパニックになり、首を絞めて車に乗せた」と供述しているとの事。

 

13)女児が 持っていた傘について、容疑者が、「傘は途中で捨てた」と供述しているとの事。
しかし、遺体を遺棄する前なのか、あとだったのかは、わかっていないとの事。

 

14)容疑者宅と女児宅は約100メートルしか離れていないが、2人に面識はなかったとみられるとの事。

 

15)容疑者が勤めていた会社の社長は、8日に届いたメールは「(容疑者からは)『会社に向かったが、会社に着く前に気分が悪くなって、会社にたどりつくことができませんでした』というメール」と話したとの事。

 

この日から1週間、一度も出勤しなかったとの事。

 

社長は、「(容疑者と)毎日、メールと電話で連絡は取っていた」、「『まだちょっと具合が悪いので、良くならないので休ませてください』という。『知らない人に声かけられてインタビューをされた』と言っていたとの事。『(自宅に)刑事さんは行った?』と言ったら、『刑事さんは来ていない』と。よかったね、じゃあ大丈夫だなみたいな話はした」などと語ったとの事。

 

社長は、「確か8日だと思う。(警察から)『某君はお宅の社員ですか?』と聞かれて、『きょうは出社されていますか?』と聞かれた」と話したとの事。

 

時系列を更新
04月   容疑者が未成年に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検。

 

05月07日
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
     容疑者はこの日、出勤しなかった。(無断欠勤)以後1週間欠勤。
15:15頃 女児が複数の友人と下校

 

16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。

 

17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。

 

22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかった。

 

22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

05月08日 容疑者の勤務先に警察から問い合わせ。
05月14日 容疑者逮捕(遺体遺棄、遺体損壊容疑)
05月15日 容疑者送検

 

こんなところですね。
先月に未成年のつれ回しで書類送検されていて。事件発覚の翌日には容疑者が捜査線上に上がっていたと言うのは、予想通りと言うところかな。

 

本人も疑われると言う強い自覚があったんでしょうね。
あと気になる点としては

 

A)傘を捨てた?
 ランドセルや靴は遺体と一緒に放置したのに、なぜ傘は現場に放置せず、別の場所に遺棄したのかな?
列車事故に偽装するなら、傘は現場に無いのは不自然ですよね。
単純に忘れたのかな?

 

気付いた時には、遺体は電車に轢かれて騒ぎになっていて、もう現場に戻る事はできなかったと言うあたりで、現場から遠くとか、現場近くでも簡単に発見できないような場所に遺棄したのかもしれませんね。

 

警察は翌日には容疑者をマークしていたでしょうから、出される家庭ゴミも監視されていた可能性がありますよね。

 

B)交通事故で殺害?
私が否定的に考えていた交通事故だったとは、とんだ見込み違いかと思うわけですが・・・でも、常識的に考えて、例え事故が起きて、女児が泣いたとしても、逆にそれは軽傷である証なので、逆にホッとするんじゃないのかな?

 

普通に意識もあるわけだから、救急車と警察を呼べば、人身事故にはなるけど、そう大事にはならないですよね?(常識的に考えれば)

 

それが、女児が泣いたから首を締めて車に乗せて、連れ去った?
首を絞めれば死亡する事は予測できるので、傷害致死ではなく、殺人ですよね?

 

どうして、軽い人身事故が殺人事件になってしまうのか?

 

遺体遺棄も遺体損壊も認めて、殺人も認めたけど、容疑者にも譲れない所があるのかもしれませんね。

 

なので、この部分については、裏付け捜査が重要ですね。
当日は踏み切りの所に工事の為、交通整理の人が立ってました。
そこは、目の前が女児の自宅へ向かう通学路ですから、そこで事故が起きれば、気付いたんじゃないかな?と思うわけです。

 

それに、住宅密集地ですから、女児が泣き声を上げれば、付近の住民の耳にも入ったのではないのかな?

 

そして、遺体の傷ですね。列車による轢断は死後による物なので、交通事故で例えば、膝や手に擦り傷を負えば、生活反応がある傷になるはずです。
生前の傷か死後の傷かは判断できると思うんですよね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その5(重要参考人)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その7(供述)

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千葉県千葉市稲毛区元市議親族殺人事件その2(続報)

1)現場の席はふすまで仕切られた個室で扉を入った奥に容疑者と母親がテーブルを挟んで向かい合って座り、容疑者の隣に父親、母親の隣に長女(6)が座った。容疑者は入店から10~15分後には隠し持っていた包丁で凶行に及んでおり、まず右隣に座る父親の太ももを包丁で刺したとみられるとの事。

 

その後、テーブルの対角線上に座る長女(6)に切りかかり、最後にテーブルを挟んで向かい合う母親の上半身を刺した。母親は1歳の次女を抱いた状態で座っており、次女も軽傷を負ったとの事。

 

テーブルの反対側にいた長女(6)が背中を刺されて死亡していることから、県警は逃げようとした長女(6)を追いかけて刺すなど強い殺意があった可能性があるとみて、慎重に裏付け捜査を進めているとの事。

 

父親(44)は最初に太ももを刺されたが、長女をかばい、他にも複数回切りつけられた。母親も抱いていた次女(1)をかばって抵抗し、腕などを複数回切りつけられた。次女は軽傷だが、両親は重傷で病院で治療を受けているとの事。

 

2)容疑者が容疑を認める供述を始めていたとの事。
容疑者は調べに対し、当初、意味不明な言動を繰り返していたが、その後、仕事についてとがめられ、「カッとなってやった」と容疑を認める供述をしているとの事。

 

3)捜査関係者によると、容疑者は定職に就いていなかったとみられる。調べに対し容疑者は、とがめられたと感じて「かっとなってやった」と供述。事件前から仕事について身内から指摘されることがあったとも話しているとの事。千葉県警は、不満を募らせていた容疑者が、会話をきっかけに切りつけたとみて経緯を詳しく調べているとの事。

 

別の報道では
動機については一貫性のない供述をしているとの事。

 

調べに対して、容疑者は当初、「弁護士が来るまで話しません」としていたが、その後、容疑を認め始めたとの事。

 

4)県警は5月15日、容疑者を妹で女児の母親の女性(42)に対する殺人未遂容疑で千葉地検に送検したとの事。刑事責任能力の有無を調べるとともに、女児への殺人容疑も視野に捜査するとの事。

 

5)長女は5月10日が誕生日で、容疑者が店に長女へのプレゼントを持っていったと話しているとの事。警察は精神疾患の可能性もあるとみて、責任能力の有無も含めて調べているとの事。

 

6)容疑者は午前9時15分ごろ、送検のため同署を出た。集まった報道陣を意識するかのように何度も視線を向け、終始笑みを浮かべながらゆっくりと歩いて捜査車両に乗り込んだとの事。

 

捜査関係者によると、容疑者は手元を隠していたが、県警が用意した頭からかぶるフードは拒否したとの事。

 

7)容疑者は平成21年10月の千葉市議補選(稲毛区選挙区、欠員2)に民主党から出馬して初当選を果たし、市議を2期務めた。

 

初当選から約1年後の22年11月に「(21年9月に誕生した)民主党政権を受け入れることができない」として同党を離党し、無所属に。

 

2期目途中の25年3月には、父親=当時(66)=をスチール製の棒で殴り、左腕などに全治3週間の打撲を負わせたとして県警に傷害容疑で逮捕され、その後起訴猶予になっているとの事。

 

事件後、療養生活を送っていたとの事。
その際に、市議の職も失ったとの事。

 

こんなところですね。
うーん、カッとなるにも程があるんだけど・・・
仮に激しやすい性格だったとしても、包丁を事前に用意している理由にはならいですよね。

 

それに自制がまったく出来ていない、逮捕覚悟で公衆の面前での事件ですよね。
切りつけるにしても、誕生日プレゼントを持って来た、長女が逃げる所を背中から刺すなんて、まったく自制されていない、むしろ錯乱状態と言っても良いのかな?
と思うぐらい、意味不明です。

 

ただ、平成25年と言う事は5年前に傷害事件を起こして、その後、定職につかずに生活しているとしたら、周囲の人間は当然、「仕事しろ」って話になりますよね。

 

46歳ですもんね。その不満が鬱積していて、メンタルが不安定な状態だったのか?
それとも、別の問題がでメンタルが不安定だったのが、更に小言によってストレスが増幅されてしまったのか?

 

まー、いずれにせよ、精神鑑定が必要ですね。

 

送検される時、大半の人間は顔を隠そうとしますね。
そりゃー、社会に自分の汚名を顔写真付きで報道されるわけで、そんなのは誰でも嫌でしょうね。

 

けど、この容疑者は顔を隠す事を拒否しています。
単純に、もうどうなっても良いと言う無敵状態なのか?
それとも、過去の栄光を思い出して、マスコミに露出する事が例え汚名だろうと、嬉しいのか?
もしも後者だとしたら、やはりメンタルに問題があるように感じますね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉県千葉市稲毛区元市議親族殺人事件

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2018/05/14

千葉県千葉市稲毛区元市議親族殺人事件

5月13日(日)19時5分ごろ、千葉市稲毛区小仲台2丁目の飲食店「三代目浜包丁」から「男が包丁を持って暴れている」と110番通報する事件が起きている。

 

千葉県警によると、家族とみられる40代の男女2人と小学生の6歳女児、1歳女児の計4人が、一緒に食事をしていた男に包丁のような物で切りつけられたとの事。

 

頭部を負傷した6歳の女児が死亡したとの事。
男女2人は上半身や太ももにけがをし、1歳の女児はけがの有無などを確認しているとの事。

 

4人に切りつけた男は店の関係者に取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕(常人逮捕)されたとの事。

 

県警の発表によると、男は30~40代。黙秘し、身分証を持っていないため、身元がはっきりしていないとの事。

 

捜査関係者によると、元千葉市議との情報がある。
被害に遭った男性は「一緒に襲われた自分の妻の兄」と説明しているとの事。

 

男は事件の10分ほど前、切りつけられた4人と一緒に来店し、個室で食事をしていたところ、突然、所持していた刃物を振り回し始めたとの事。

 

千葉県警と飲食店の運営会社によると、5人は予約して午後6時40分ごろ来店し、個室に入った。
テーブルに着いてまもなく突然怒り出し、包丁で切りつけた。男は横に座っていた男性の太ももを最初に切りつけ、次に斜め前にいた6歳の女児、続いて正面にいた男性の妻の上半身を切りつけたとしている。6歳の女児は背中を刺され、傷は肺まで達していたとの事。

 

店員が悲鳴に気づいて、店員が他の客を避難させ、店長と他の客らが協力して男を取り押さえた。店の刃物が奪われたことは確認されておらず、包丁は男が持参したとみられるとの事。

 

 現場近くの住民はサイレンの音で事件に気付き、窓から外を見ると、血だらけの子どもが救急車に運び込まれるところだったとの事。その後、上半身が裸の男を、警察官2~3人が連れ出しているのが見え、男は大声を出していたように聞こえたとの事。

 

同署の発表によると、男は30~40歳代で、4人の親族とみられる。突然大声を上げて暴れ出し、刃物で切りつけたとの事。刃物は男が持っていたとみられ、調べに対し、意味不明のことを話しているとの事。

 

4人は病院に運ばれ、6歳くらいの女児が上半身を切られ、意識不明の重体との事。他の3人の命に別条はないとの事。
背中を刺されて意識不明の重体だった6歳くらいの女児が出血性ショックで死亡したとの事。
発表によると、6歳女児の死因は出血性ショック。刃物で背中を刺され、傷は肺まで達していたとの事。

 

捜査関係者によると、男は千葉市の元市議(46)とみられ、事情を聴いているが、黙秘しているとの事。

 

女の子の両親は重傷で、1歳ぐらいの妹は軽いけがとの事。
捜査関係者によると、当時、一家は店の個室で男の誕生日を祝っていて、男は包丁をかばんに入れて持ち込んでいたとの事。

 

夫は警察に対し、「男は妻の兄で、大声を出して突然、怒りながら切りつけた」などと話していて、男は、現行犯逮捕されたあとは、意味のわからないことを話していたが、14日朝は、「腕が痛い」などと会話に応じているという。

 

警察によると、男は、療養先の沖縄から千葉に出てきたとみられるが、刃物を事前に持ち込んでいて、警察は、刑事責任能力の有無を調べているとの事。

 

千葉県警は5月14日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した男は、住所不詳、元千葉市議、男性容疑者(46)と発表したとの事。

 

こんな事件ですね。
第一印象ではメンタルの問題だろうか?と思うところです。
まー元千葉市議と言う事なので、地元は千葉なんだろうか?
療養で沖縄にいたと言う事なんだけど・・・療養していた病気はなんだろうか?

 

凶器の包丁は持参しているとの事ですが・・・現場がありふれた居酒屋で、なんと容疑者自身の誕生日のお祝いの席での凶行ですから、関係者は驚いたでしょうね。

 

計画性としては、包丁を持参している点があるんですが・・・しかし、殺人事件の現場を営業中で人の賑わう、居酒屋にするなんてのは、逮捕覚悟の犯行でしかないし、仮にそうだったとしても、周囲の人間に取り押さえられるのも予想できたはずなので目的を達成できないですよね・・・私としては、メンタルか脳の問題で正常な判断ができない状態だったと言う印象ですね。

 

なので、急性期症状の発作での凶行か?とも思うのですが、発作が起きる前に包丁を準備したわけなので、何らかの妄想を持っていたのかな?と推測しています。

 

なので、妄想幻覚状態での犯行かな?
しかし、犯行直後は錯乱状態だったようですが、翌日は会話ができる程度になっているので、症状に波があるのかな?

 

このあたりは精神鑑定の結果を待つしかありませんね。

 

しかし、この事件は防ぐ事が出来ないかもしれません。
沖縄の療養先で何か異変があったのか?
それが、この事件を防ぐ鍵だったと思います。
目立った問題があれば外出などは難しいと思いますが・・・以前にも別の事件で外出中の事件とかありましたよね。

 

6歳と言うと新1年生だったのかな?それとも年長さんかな?
これから運動会も近かったかもしれませんね。

 

亡くなった女児のご冥福をお祈りします。
(やりきれなくて涙が出でますね。)

2018/05/15追記 死亡した長女6歳は園児との事。

参考リンク
千葉県千葉市稲毛区元市議親族殺人事件その2(続報)

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新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その5(重要参考人)

まずは続報です。
1)捜査関係者によると、列車が通る直前、線路沿いの直線道路に白いワゴン車が止まっているのを付近の人が目撃していたとの事。

 

2)捜査関係者によると、JR越後線と女児の自宅近くの道路を隔てる高さ1・3メートル前後の柵から複数の指紋が検出されたとの事。県警は、容疑者が柵を乗り越えたり、くぐったりして線路内に侵入した際に付着させたものが含まれている可能性があるとみているとの事。
事件当日は雨が降っていたが、指紋は水に流されず残っていたとの事。

 

3)捜査関係者によると、現場にあったランドセルは遺体と一緒に列車にはねられたにしては損傷が少なく、このため、はねられた際に女児はランドセルを身に着けておらず、ランドセルは遺体の脇に置かれていた疑いがあるとの事。

 

4)捜査関係者によりますと現場で見つかった女児のランドセルから複数の指紋がみつかり、家族以外の指紋も付着しているとの事。

 

5)捜査関係者によると、女児は首を絞められるなどしたとみられるが、首には縄やひも状のもので絞めたときにつく特有の痕跡がなかったという。手または柔らかい素材のものなどで絞めるなどしたため、痕が残らなかったとみられるとの事。

 

6)同21時50分ごろには、線路を挟んで反対側にある青山浄水場の近くの脇道でも同様の白いワゴン車が目撃されていた。ヘッドライトをつけたまま線路に背を向ける形で停車していたといい、その後、10分ほどで移動したとの事。

 

7)捜査関係者によると、直前の同22時20分ごろに現場を通過した列車の運転士が「(現場付近で)白っぽい車両を見た」などと証言しているとの事。この際は生活道路側の路上に止まっていたとみられるとの事。

 

8)女児の胃の中には事件当日の給食とみられる内容物が残っていたため、連れ去られたあと短時間の間に殺害されたとみられるとの事。

 

9)新潟県警は、近所に住む若い男を重要参考人とみて、任意で事情を聴いている。捜査関係者が5月14日、明らかにしたとの事。

 

時系列を更新
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
15:15頃 女児が複数の友人と下校
16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。
17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。
20:00頃 踏切付近に白い車(不審車)が止まっている目撃情報。
21:50頃 線路の反対側の浄水場近くの道路に白いワンゴン車が停止、10分程で移動。
22:00頃 女児の自宅付近で白い不審車の目撃情報。
22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかったが、現場付近に停車する白い車を目撃。
22:30の直前:線路沿いの直線道路に白いワゴン車の目撃。
22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

21:50の反対側の白いワゴン車と22:00の自宅近くの白い車の情報が同じ物か?が分かりませんね。同じ車の情報である可能性も疑われます。

 

こんなところですね。
白い車の目撃情報が20時から22:30までに5件出てきましたね。
ただ・・・白い車って多いんですよね。1割ぐらいは白い車なんじゃないかと思うぐらい多いですよね。

 

なので、この白い車の一部、あるいは全部が犯人の車では無い可能性もありますよね。
とは言え、それなら、それで関係無いと名乗り出てもよさそうですけど・・・
その場合は報道されるか?は微妙ですけどね。

 

それで、私が気になるのが22:30の女児を轢いた電車が通過する直前に白い車が目撃されている点です。

 

電車の通過間隔が短いから短時間に遺棄しなければならいと言う事は、線路に遺棄しようとした段階で犯人も分かっていたと思うんですよね。
だから、22:20分に通過した直前の電車が通過するのを現場で待って、その後、急いで遺棄したと考えるのが自然かな?と思うわけですが・・・

 

遺棄を終えたら、その場を直ぐに立ち去ると思うんですよね、常識的に。
女児を線路に遺棄した、数分後には電車が通過して女児が轢かれ騒ぎになる。

 

その時、現場付近で不審車が目撃されるのは、犯人にとって都合が悪いと思うんですよね。

 

なので、この車が犯人の車であるとしたら、その理由は?

 

A)単純に遺棄に手間取った。
 小2とは言え、体重は30キロぐらいありますよね。そして心理的には遺体をむき出しの状態で運搬するのもためらわれます。
ぐったりした女児を抱えている所を目撃されれば一発で通報されるでしょう。
なので、大きめのバッグや毛布などにくるんで運搬とか、目立たない方法をとりたい所ですよね。そして、持ち物も運ぶ必要があるので、ランドセルや靴も運んだりと言う事で、予想外に時間が掛かってしまった場合ですね。

 

B)遺体が轢かれるのを確認する為。
女児を轢いた電車の運転士は白い車を目撃していないので、現場付近には車は無かったと思いますが、時間的に現場近くに車を止めて、電車が女児を轢くのを確認していた可能性はあると思います。

 

犯人が証拠隠滅を狙って列車事故に偽装しようとしていたのなら、轢かれないと、この目的が達成できず、今度は別の工作をする必要が出てきますからね。

 

轢かれたのを確認した犯人は安心して家路についたのかもしれませんね。

 

その意味では、犯人には長時間(15時から22時半まで)アリバイが無い状態になっていると思います。
まー、アリバイ工作を依頼されたような事があったら、迷わず警察に通報した方が良いでdすね。

 

それと指紋がランドセルから出ていますね。
とは言え、学校の先生でもランドセルぐらい触るでしょうし、小学校の友達も普通に触るでしょうから、今のところはなんとも言えないですね。

 

ただ、もし、犯人の指紋であるならば・・・逮捕の決め手になる証拠ですね。

 

犯人逮捕に期待しましょう。

 

と締めようとと思って、再度、ニュースをみたら、重要参考人として近所の若い男性が任意聴取されているよですね。

 

ここで指紋が一致すれば・・・とは言え、逆にご近所さんだと難しい面もあります。
顔見知りなら以前に女児のランドセルに触ったと言う言い訳ができるからですね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その4(傘)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その6(容疑者逮捕)

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2018/05/11

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その4(傘)

まずは続報です。
1)遺棄されたとみられる直前、近くの線路沿いの道路に白い車が止まっているのを住民が目撃していたとの事。

 

2)遺体には首を絞められた痕がありましたが、口に押さえ付けられたような痕もあったとの事。

 

3)捜査関係者によると、遺体発見の8分ほど前に現場を通過した電車の運転士が、「現場付近に車が止まっていた」という趣旨の話をしていることが分かったとの事。

 

4)県警によると、女児は7日午後3時に下校した際、ピンク色のジャンパーに水色のトレーナー、グレーのズボン姿でキャラメル色のランドセルを背負い、ピンクの傘を持っていた。

 

 捜査関係者によると、遺体発見時、下校時と同じ衣服を着用し、周辺にランドセルや脱げたスニーカーが残されていたが、傘は見つからなかったとの事。

 

5)捜査関係者によると、司法解剖で調べた複数の臓器の状態から、女児は最後に目撃されてから短時間の間に死亡した可能性が高いとの事。

 

6)警察によりますと、事件当日の午後10時頃、女児の自宅の近くで不審な白い車を見たという複数の目撃情報があるとの事。

 

時系列を更新
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
15:15頃 女児が複数の友人と下校
16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。
17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。
20:00頃 踏切付近に白い車(不審車)が止まっている目撃情報。
22:00頃 女児の自宅付近で白い不審車の目撃情報。
22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかったが、現場付近に停車する車を目撃。
22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

こんなところですね。
不審者情報もそうですが、不審車情報も出てますね。
20時の白い車、22時の白い車、22:20の車(色は不明)・・・ちょっとまてよ、電車の運行時間を確認すると
下り  上り
20:01
    20:17
20:38 20:38
    20:54
21:00
21:19 21:19
    21:35
21:41
21:59 21:59
22:19
    22:30
22:51
23:01 23:01
終電
23:21
    23:31
終電  23:52

 

他の運転士さんは見てないかな?
まー、難しいですよね。事前に注意しろと言われていれば、注意するけど、そんな事もなければ、ただの日常の一コマですからね。

 

それは、置いておくとして、20時の白い車と22時の白い車が犯人の車であるとしたら?
犯人は予想通り、車で遺棄のタイミングを見計らって、何度もこの道を巡回していたのだろうか?

 

それとも、20時の時に住民の注意を引いた事から、一旦、現場から離れて人気が無くなるまで時間が経過するのを待っていたのだろうか?

 

ただ、いずれの場合も犯人としては、遺体を列車事故に偽装して遺棄する事を決めているわけで、タイムリミットはありますよね。
終電が一つのタイムリミットになります。列車事故に見せかけるにしても、翌日となると、昼間は夜と違って、見通しが良いから運転士が遺体を早く発見して急停車すれば計画は失敗しますね。

 

かと言って、翌日の夜まで延ばすと、さすがに偽装がバレると言う事も想像できるでしょう?

 

そしてもう一つは、やはり遺体の死後経過時間を考えると、遺棄は早いほど偽装に有利と言うのも、犯人にも分かるでしょうね。

 

すると、現場の状況が監視できる場所で現場の様子を見ていた可能性がありますよね。
あとは、定期的に巡回してチャンスを待つと言うところでしょうか?
報道にもありましたが、現場周辺には防犯カメラが無いようです。
現場付近がストリートビューで見れるの2年前の映像ですが確認しました。
大きなお家が結構あるし、アパートなども多いですね。

 

定期的に巡回するには、現場の線路沿いの通りを進み、左折して反時計回りに巡回する事になると思います。
西大通りに出れば、防犯カメラもあるでしょうが、一つ手前の道路だとちょっと厳しいかもしれませんね。
しかし、車を持つ家が結構あるので、ドライブレコーダーは期待できるかもしれません。

 

一方で、現場の様子を遠目に監視する方法としては、大胆ですが、踏み切り近くのコインパーキングなどに停車して、定期的に線路沿いの道を覗きに行けば可能と言えば可能ですね。
他には、この住宅地の中にも空き地があったり、入居者の少ないアパートなどがあるので、そちらの駐車上に無断駐車してと言うも可能ですが、ちょっと目立ちますよね。

 

ただ・・・この白の不審車が犯人の車と言う事はまだ断言できません。
単純に住民の家に知人が車で遊びに来て、路駐したなんて事があっても不思議じゃ無いですよね。

 

犯人が車を使わなかったと言う可能性も十分にあります。

 

最後に傘なんですが・・・
犯人は拉致する時に、遺体発見現場で発見された、ランドセル、靴、服を女児と一緒に持ち去ったと言うのは確定だと思います。

 

だとすると、女児が持っていたであろう傘も同時に持ち去った可能性が高いですね。

 

しかし、一方で女児を拉致しようとすると、最初に邪魔になるのがこの傘だと思います。
もし、無理やり車に乗せようとすると、傘を畳む時間が無いので、そのまま現場に放置なんて事になってもおかしくありません。
それは、建物のドアから中に押し込める時も同じです。

 

なので、拉致現場付近(踏み切りから自宅までの経路上)で放置された傘が発見されないのであれば、犯人が傘も同時に持ち去ったと考えた方が良さそうです。

 

その場合、いくつかの可能性がありますよね。
A)複数犯の場合
 複数での拉致なら、共犯者が傘を畳むと言うのは有りですね。
 
B)自発的に同行させた。
車にしろ、建物にしろ、言葉巧みに女児に接近し車に乗せたり、建物に招き入れるなら、傘は女児本人が畳むでしょうね。

 

そうすると、顔見知りと言うのは有力な候補になります。
他には、言葉巧みに誘い出す場合ですね。
代表例としては、埼玉県朝霞市の中1女子の誘拐事件ですね。

 

複数犯での誘拐事件と言うのも過去に事例はありますね。
栃木県黒磯市小2女児誘拐事件ですね。

 

もちろん、単独犯でも不可能では無いと思います。

 

まー、いずれにせよ、捜査の輪は狭められて行くでしょう。

 

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その3(不審者)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その5(重要参考人)
埼玉県朝霞市中1女子誘拐監禁事件
黒磯小2女児誘拐事件(wiki)

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2018/05/10

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その3(不審者)

まずは続報です。
1)県警によると、女児は7日午後3時ごろに友人と一緒に下校。自宅から約300メートル離れた踏切の手前で友人と別れた。捜査関係者によると、その後、女児が踏切と自宅との直線道路を1人で歩いているのを付近の人が目撃していたとの事。

 

2)市教委によると、女児は7日、通っていた市立小針小学校の同級生に「(この日朝の登校中に)黒い服を着て、サングラスをかけたおじさんに追いかけられた」と話していたとの事。小学校側は、女児が行方不明になった後の同日夕、この同級生から報告を受けたとの事。
近所の人の話では、学区内では昨年9月にも、児童が見知らぬ男性に腕をつかまれたことがあったとの事。

 

3)市教委によると、7日16時20分頃、母親から同校に「娘が帰って来ない」と連絡があり、教員が仲の良い児童に聞き取りを行ったところ、女児がこの日の登校中に不審な男に声をかけられ、追いかけられたと同級生に話していたことが判明したとの事。同級生の話からは、男の詳しい特徴や年代は分からなかったが、同校はすぐに県警に届け出たとの事。

 

4)昨年9月に当時2年生の女子児童が登校中に男に手をつかまれ、同小が県警に通報。県警も昨年9~12月、刃物を持った男がうろついたり、数人の児童が男に追いかけられたりしたとして、保護者らにメールで注意を呼び掛けていたとの事。

 

5)県警がメールで知らせている子供を対象とした不審者の情報は、昨年4月から今年4月までで少なくとも9件。女児が通っていた小針小学校の近くでは昨年9月、女子児童が登校中にサングラスを掛けた男からすれ違いざまに肩をつかまれたとの事。近隣の地域でも同10月、帰宅中の女子児童の前に男が立ちふさがり、児童の腕を引っ張ったとの事。

 

6)不審車情報。捜査関係者によると、白い車は7日20時ごろに現場付近の踏切近くの道路に止まっていた。不審に思った近隣住民が近づくと、運転席の男は顔を伏せ、すぐにエンジンをかけて立ち去ったとの事。

 

7)県警によると、女児の母親から7日午後5時ごろ、下校時間になっても帰宅しないとの通報を受けた。遺棄されたとみられる時間帯、現場周辺で警察官が100人態勢で女児の行方を捜していたとの事。
現場付近の線路沿いの道路には防犯カメラはなかったとの事。

 

8)「小針小学校から直線で500メートル、この辺りでも去年9月の登校時間帯に、サングラスをかけた特徴が非常に似た不審な男が目撃されていたとの事」

 

男は30代くらいで、170センチくらい。黒い服に、黒い帽子をかぶり、サングラスをかけていました。登校中の小学5年生の女の子の肩をすれ違いざまに、つかんだとの事。女の子は逃げて無事だった。

 

9)7日朝の登校で、普段女児は兄と他の女子小学生と一緒に3人で登校していたが、この日は一人で登校していた。

 

時系列を更新
05/07
朝    女児が小学校に一人で登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
15:15頃 女児が複数の友人と下校
16:20頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。
17:00過 警察に母親から小2の娘が不明の相談。
その後、警察が100人体制で付近を捜索。
20:00頃 踏切付近に白い車(不審車)が止まっている目撃情報。
22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかった。
22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

こんなところですね。
さて、今出ている情報から犯人像を考えるのですが・・・
A)7日朝に一人で登校中の女児を追いかけた不審者が犯人かどうか分かりませんが・・・もし、犯人であるならば、普段3人で登校していた女児をターゲットにするのはちょっと妙ですよね。

 

つまり、7日朝に偶然見かけた女児を気に入って追いかけたと言う事かな?

 

B)朝見かけて、気に入った女児の帰宅を待ち伏せて拉致った?
だけど、それは、女児が一人になる事を知らないと無理ですよね?
女児の自宅を知らないので、学校から尾行して偶然、自宅近くで一人になったところを襲った?と言う可能性も否定はできないけど・・・それだと、誰かが不審者として目撃してそうですよね。

 

それに、徒歩での拉致はかなりハードルが高いですよね?
顔見知りとか、巧みな話術で無警戒に女児を連れ回す事ができなければ不可能じゃないかな?

 

車での尾行も可能ではあるけど、何しろ、小学生の歩く速度で車道を走る車がいたら、あからさまに不審車ですよね。

 

C)犯人が女児の自宅を知っていて、自宅近くで待ち伏せしていたと考えた方がハードルは低いかな?

 

しかし、そう考えた場合・・・他にある多数の不審者情報との関連はどうなるの?
つまり、犯人が一人で、複数の不審者案件を行っていた場合なんだけど・・・

 

これは、結局のところ「誰でも良かった」と言う事なんですよね。
つまり小学校の周辺で張っていれば、適当な女児が歩いているはず、そこで誰でも良いから女児に接触を試みると言う事なんだろうと思うわけですが・・・

 

それだと、死亡女児のの自宅を知っている理由にはならないですよね?

 

一つの仮説として、犯人はこの地域に精通していて、ある程度、民家の家族状況などを把握している、その上で、その都度、適当な場所で誰でも良いから女児に声を掛けるチャンスを狙っていたと言う説明は有りかな?

 

D)犯人は仕事してるの?
小学校は朝8時ぐらいが始業時間ですよね。
だとすると、女児は自宅を7時半過ぎぐらい、遅くても7時45分ぐらいには出ているはず。

 

犯人はその時に居たわけだから、朝8時始業の仕事をしていたわけじゃなさそうですね。出勤前にやるなら、出勤時刻は9時の仕事なのかな?

 

一方で、女児の帰宅時間、15時半頃と言うのは、ちょっとハードルが高いですよね。通常のサラリーマンなら、普通に仕事中ですよ。
まー、営業職なら外回りと言う説明もありです。

 

でその後、17時や18時に退社してから、22時過ぎに遺体を遺棄するまで自由時間かな。

 

当然ですが、無職、自営業などなら問題なく犯行が可能ですよね。
他には夜の仕事で昼間はオフと言う仕事もあるので、そういった仕事もありますね。
ただ、夜勤だと20時ぐらいには始業のような気もするし・・・
あるいは0時ごろ始業で朝6時に終業って場合なら、夜勤明けの朝に待ち伏せしていたってのも不可能じゃ無いのかな。

 

まー他にも、いろいろ該当する仕事はありますね。

 

E)なぜ、遺棄場所に拘ったのか?
7日夜は自宅周辺や通学路周辺など警察が100人体制で捜索していたんですよね。
もしかすると、学校関係者とか不明女児の家族の知り合いなど総出捜索していたかもしれません。

 

となると、100人以上、150人ぐらいの人がこのあたりを捜索していたと思うわけです。(警察発表の100人の中にこれらの人が入っている可能性もありますね)

 

その中に遺体を持って入っていくのは相当な勇気が必要ですよね?
犯人なら誰でも近づきたく無い場所だと思います。

 

20時頃の白の不審車が犯人の車かどうか分からないけど・・・もし、犯人だとしたら、住民に声を掛けられた後にも、再度、舞い戻ってきて、遺体を遺棄してるって事なんですよね。

 

なので、犯人にとってはそれほどの危険を冒しても、女児を事故死に見せかけなければならない理由があったと言う事なんですよね。

 

最初から殺害するつもりなら、こんな危険を冒す計画は立てないでしょうね。
なので、犯人は殺すつもりは無かったんでしょう。
意図せず、殺害してしまって、その後、考え抜いた結果、この場所での事故死の偽装と言う結論にたどり着いたと思うわけで・・・

 

前にも書きましたけど、犯人にとって逮捕される危険を冒しても、逮捕されない為にはここで事故死に偽装する事が最善の策と考えたわけですよね。

 

事件になったら、犯人は絶対に逮捕されると言う危機感があったのかな?
まー派手に不審者行動を行っていれば、複数に目撃されている可能性もありますから、そこから逮捕につながると言う危機感があるのかな?

 

そのあたりは、逮捕されれば、供述が出て来るでしょうね。

 

朝の追い回しや、遺棄の犯行時刻や場所はほぼ特定されているわけなので、あとは二つに共通する人物や車両を絞っていけば良いわけですから、時間は掛かっても、確実に捜査は進むでしょう。

 

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その2(続報)
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その4(傘)

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2018/05/09

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その2(続報)

1)捜査本部によると、女児は同市西区の市立小針小2年
2)現場は女児の自宅から百数十メートル
3)女児は午後3時ごろ、現場から約500メートル離れた小学校を15時15分ごろまでに友人と出て、同約200メートルの踏切付近で友人と別れた後、帰宅しなかったとの事。

 

4)JR東日本新潟支社によると、女児をはねた電車は午後10時27分に青山駅を発車し、同30分に小針駅に到着予定だった。同線は単線で、同19分に小針駅を発車し青山駅に向かう電車が現場を通過した際には異常はなかったとの事。

 

5)女児の遺体はレールとレールの間に横たわっている状態で発見された。

 

6)同日夕、下校時刻を過ぎても帰宅しないため、家族が学校に問い合わせた。職員らが通学路を捜索するなどしたが発見されず、家族は同5時ごろ、新潟西署に連絡。署員らも管内を調べたが見つからなかったとの事。

 

7)女児の服装は登校時と同じで、ピンク色のジャンパーと水色のトレーナー、グレーのズボンだったとの事。

 

8)捜査関係者によると、遺体からの出血が通常の列車事故に比べて多量ではなかったことや遺体の状況などから、県警は、ひかれた時点では死後数時間が経っていたとみているとの事。

 

9)捜査関係者によると、女児は首を絞められたとみられ顔がうっ血していたものの、はねられる直前は体温が低下し、出血が少なかったことが遺体の状況から判明したとの事。

 

10)同市西区で昨年10~12月、刃物を持った男がうろついたり、女子児童が男に腕をつかまれて引っ張られたりする事案が発生。県警は3回にわたりメールで保護者らに注意を呼び掛けており、捜査本部は関連を調べているとの事。

 

11)殺害された女児が事件当日の朝、登校後に周囲に不審な男性に声をかけられたといった趣旨の話をしていたとの事。

 

12)捜査本部などによると、女児は7日午後3時頃、複数の友人と下校。通学路にある同校近くのコンビニエンスストアの防犯カメラに、よく似た児童が映っていたことが確認されたとの事。

 

さらに進んだ信用組合支店付近で友人と別れたとみられる。約200メートル先にある踏切を横断した後、一人でいるところを目撃されたとの情報があるとの事。

 

時系列を更新
05/07
朝    女児が小学校に登校、登校中に不審な男性に声を掛けられた。
15:15頃 女児が複数の友人と下校
16:00頃 母親が学校に娘が帰宅しないと連絡(ASKAの推測)
その後、学校関係者が帰宅経路を捜索するが発見できず。
17:00過 警察に同区の住民から小2の娘が不明の相談。
22:20頃 現場を通過した別の電車は異常に気付かなかった。
22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

こんなところですね。(地図上の計測です)
学校から自宅まで約700メートルの通学路。
学校から約150メートルのコンビニ防犯カメラに女児に似た児童が写る。15時頃
学校から約230メートルの信金付近で友人と別れる。
学校から約430メートルの踏切を横断したところで一人でいるところを目撃
ここから、自宅まで約270メートル。
この間で拉致された可能性が高いと言う事です。

 

そして、遺体発見現場は学校から約830メートル。自宅から約130メートルと言った所かな。

 

学校から自宅まで時速3kmの徒歩で15分ですから、子供達の足を考えると、20分から30分で自宅に到着するんじゃないかな?

 

で最後の踏切から自宅まで270メートルなので、何もなければ約6分から10分程度で到着しますね。

 

つまり拉致はこの10分程度の時間の中で行われたと言う事ですね。

 

小針駅の時刻表を見ると、15時台の列車は
下り 15:02、15:22、15:42 の3本
上り 15:14、15:35、15:54

 

女児が踏み切りに到着した予想時刻は学校から9分から15分程度と仮定すると。
学校を下校したのが15:15なら15:24から15:30頃。
そこから10分程度と考えると、該当する時刻の範囲は15:24から15:40と言うあたりかな。

 

そこで該当しそうなのは15:35の上り電車と15:22、15:42の下り電車の3本かな。この電車の乗客やこの時間帯にこの道路を通過した人は女児と犯人、犯人の車を目撃している可能性がありますね。(下校がもう少し早い可能性があるので15:14の電車も範囲に入るかもしれません)

 

と言う事で、心当たりのある方は警察に連絡してください。

 

で、今回ちょっと驚いたのは、遺体発見現場が女児の自宅から130メートルと言う事ですね。

 

つまり、女児の自宅と通学路を把握して、列車事故に偽装する為に通学路からあまり離れない場所を選んだと言う事なのかな?

 

犯人としては、この日以外に遺棄をするタイミングが無いでしょうね。
女児は既に死亡していて、時間が経過するほど、偽装が発覚する危険性が増します。

 

新潟県の5月7日の日没は18:40分。
暗くなるのが19:00ぐらいかな。そこから22:20までの間に遺棄する事になりますね。
時刻は早い方が良いけど・・・人目が多い時間帯は避けたいし、自宅付近は女児を捜索している人達がいる事も予想できますよね。

 

何度か、現場の様子をみてから、22:20頃に決行したと言う事かな。

 

いずれにせよ、犯人がこの時間帯に現場付近をうろうろしていた可能性が高いので、不審者や不審車の目撃情報は集まりそうですね。

 

警察は当然、防犯カメラやドライブレコーダーの映像の入手を終えて分析を開始しているでしょうね。

 

自首するなら今しかないと思いますよ。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その3(不審者)

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2018/05/08

新潟県新潟市西区小2女児殺害事件

5月7日(月)22時半ごろ、新潟市西区青山水道のJR越後線青山-小針間の線路内で、新発田発内野行き普通電車(4両編成)に小学生とみられる女児がはねられ、死亡が確認される事件が起きている。

 

捜査関係者によると、検視結果や現場の状況などから女児ははねられる前にすでに死亡していた疑いがあり殺害された可能性もあるとの事。

 

県警新潟西署によると同区の住民から7日夕に「小学2年の娘が学校から戻らない」との相談があったとの事。

 

同署によると、電車の運転士は「線路内で女児が横たわっているのに気付き急ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているとの事。

 

現場はJR小針駅から北東に約500メートルの住宅街。
線路脇には立ち入り防止用の柵があるが出入りすることは可能との事。

 

新潟県警は5月8日、女児がはねられる前に殺害され、線路付近に置かれた疑いがあるとして、殺人と死体遺棄の疑いで新潟西署に捜査本部を設置したと発表した。

 

発表によると、女児は、同区内に住む小学2年生(7)で、死因は窒息死。
捜査関係者によると、首には絞められたような跡があったという。

 

県警は8日午後6時半から記者会見を開いて経緯を説明した。7日午後5時すぎ、女児の母親から「午後3時すぎに学校を出てから帰って来ない」と同署に連絡があり、行方を捜していたとの事。

 

司法解剖の結果、死亡推定時刻は7日午後で死因は窒息死だった。

 

現場近くの線路上に、ランドセルやスニーカーなど登校したときと同じ着衣や持ち物が散乱していたとの事。

 

時系列
05/07
朝    女児が小学校に登校
15:00過 女児が下校
17:00過 警察に同区の住民から小2の娘が不明の相談。
22:00頃 別の電車は異常に気付かなかった。
22:30頃 新潟市西区青山水道のJR越後線で線路の女児をはねる。

 

こんな事件ですね。
現場付近の小学校は2つありますね。
小針駅東側に小針小、遺体現場から約500メートル。
小針駅北側に青山小、遺体現場から約600メートル。

 

遺体発見現場が通学路だったのか?は女児の自宅が不明の為、分かりません。
警察は殺人事件と断定しているので、殺人事件として考えます。

 

1)殺害現場は?
遺体発見現場が殺害現場だとすると、地図で見た場合、陸側(東側)には浄水場があるようです(小針駅から500メートル)こちら側からの線路への侵入は難しいと思いますので、反対側の住宅地側からの侵入の可能性が高そうですね。
すると、線路沿いに地図上では道幅4メートルの道路があります。

 

ここに車を止めて、車内で殺害と言う事になるのかな?

 

しかし、そもそも、拉致現場が分かりません。下校途中で拉致されたのであれば、下校ルート場で拉致されて、別の場所で殺害、遺体を運搬して、線路に放置としても矛盾はありませんね。

 

2)なぜ、線路に?
遺体発見現場から海岸まで約1キロです。車なら2分ぐらいでしょう?

 

他に東から北へ向けて流れる信濃川までの距離も最短で約1キロです。
更に、河川敷公園や緑地、海浜公園と車で10分以内に到着できる場所が沢山あるのに、犯人は線路に遺棄してますね。

 

確かに、この住宅地の中で広大な浄水場が死角となっている事は土地の人なら誰でも知っている事でしょう。
とは言え、やはり住宅地に隣接している点では土地勘が無いと遺棄場所としては選択できないでしょうね。

 

しかし、単純に遺棄するだけなら、線路に横たえる必要は無いですよね。
線路に侵入できるぐらいなので、線路脇の道路脇に放置でもよかったはずです。

 

そう考えると、犯人の狙いは電車事故に偽装する事だったんでしょうね。

 

3)他の事故死ではダメだったのか?
電車事故に拘らずに、子供の事故死として他の事故死に偽装する方法もあったと思います。なぜ、選択しなかったのだろうか?

 

例えば、浄水場に隣接する水道遊園には水場があるので、ここで溺死と言う方法もありますし、海岸や河川での溺死と言うのも可能だったと思います。

 

遺体の傷や証拠を隠す必要があったのかな?
首を絞めた痕があったようですから、窒息死でも首に絞めた痕があれば、やはり不自然と言う判断かな?

 

そうすると、事故死に偽装した上で遺体の傷や証拠を隠すには轢死体にする方法しか無いと言う事なんでしょうね。

 

他の理由としては通学経路(帰宅経路)上での事故死にするにはここしか無かったと言う場合も考えられますね。海や川へ行くのは帰宅経路から離れすぎていると言うのはあるかもしれません。

 

4)そんな偽装が必要なの?
そもそも、偽装が必要な理由は何か?ですよね。
被害女児との接点が無い流しの人間ならば、遺体が発見されて、事件として捜査されても、被害女児から犯人にたどり着く事ができませんよね。
だから、偽装の必要はそもそもありません。
なので、顔見知りの犯行と言うのは当然出てくるのですが・・・

 

でも、例外はありますよね。
つまり、この地域で女児の変死体が出たら、犯人は警察から疑われると言う自覚がある場合ですね。

 

最初に連想するのは、類似の案件での逮捕歴や補導歴がある場合でしょうか?
レアなケースとしては他の家族への怨恨とか、あるいは別の交通事故死の偽装とかあるけど、今回は首を絞めているので交通事故死は無いでしょうね。
このあたりは、遺体の傷の詳細が知りたいですね。他に目立った傷が無いのか?

 

いずれにせよ、犯人にとって捜査されるのは非常に都合が悪い事だったんでしょうね。
そのあたりを考えると・・・
A)絶対に疑われると自覚がある人物。
B)遺体にDNAなど直接逮捕に結び付く証拠が残っている場合。

 

ただ、B)だとすると、それなら、遺体を隠しますよね。
でも女児の不明事件でもダメと言う事なんですよね。

 

なのでA)なのかな?
A)の場合、車に女児を乗せたところを目撃されている可能性を犯人自身が自覚している場合なんてのもあるかもしれません。

 

他に、車でなくても運搬は可能ですね。
小2なら大型のバックでも運搬可能なので、車に拘らずに徒歩や自転車、バイクでも犯行は可能ですね。

 

ただ、徒歩だと、犯行場所は自宅などになりそうなので、顔見知りとか、面識がなくても女児を連れ回せるような話術や見た目が必要かもしれませんね。

 

いずれにせよ、犯人が疑われる自覚があるなら、警察も当然のように疑うでしょうから、犯人逮捕は近いかもしれませんね。

 

これを読んでいたら逮捕される前に自首する事を強くお勧めします。

 

最後に亡くなった女児のご冥福をお祈りします。

参考リンク
新潟県新潟市西区小2女児殺害事件その2(続報)

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千葉県船橋市子猫惨殺事件

5月6日(日)10時50分ごろ、千葉県船橋市本中山の美容院の女性従業員(48)から「裏庭に猫の死骸がある」と110番通報する事件が起きている。

船橋署員が調べたところ、美容院が入るマンションの敷地内で子猫の頭部が捨てられているのが見つかったほか、近くのアパート敷地内の木の下からも上半身や尻尾が切られた2匹の子猫の死骸の一部が発見されたとの事。

アパートで見つかった2匹はいずれも生後1週間前後とみられ、上半身のなかった1匹の頭部がマンションで見つかったものかどうかは不明。マンションとアパートは約40メートルの距離との事。

現場は東京メトロ東西線原木中山駅から北西約200メートルの住宅街。

別の報道では
船橋市のマンションの敷地内に猫の首が置かれているのを1階の美容室で働く女性が見つけ、110番通報した。

警察が付近を調べたところ、約40メートル離れたアパートの敷地にある木の根元から尻尾がない子猫など2匹の死骸が見つかったとの事。

時系列
2018年
05/06(日)10:50頃 船橋市のマンション裏で子猫の頭部と近くで2匹の死骸を発見
その後、警察が付近を調べて近くのアパート敷地内で2匹の猫の死骸を発見

以下はASKAの事件簿の記録による。
2017年
11/02(木)朝 市川市大野町で頭部と胴体(胴体も2分割)が切断された猫1匹が発見される。

07/28(金)朝 市川市原木の駐車場で、腹の肉をそがれた猫1匹の市外がフェンスにつるされる。

2015年
10/03(土)11:10頃 浦安市日の出2の日の出第1街区公園の植え込みの中で切断された猫の頭部や足を発見

10/01(木)07:25頃 市川市南八幡5丁目の路上で、首を切断さられたコガモ1羽を発見

09/30(水)12:10頃 船橋市金杉台2の団地敷地内の草むらで、首を切断された鳥を発見

09/29(火)06:10頃 船橋市夏見の路上で、両耳が切断、下腹部が切り裂かれたウサギを発見。

こんなところですが・・・
共通点らしい共通点としては、船橋市と市川市で事件が交互に起きているように見えますね。

7件中4件が猫、その内、頭部を切断されているのが3件。
猫では無いが頭部が切断されているのが、2件。

7件中、5件で頭部が切断されている。

頭部切断に強い執着があるのかもしれませんね。

他には、細かな事ですが、2015年9/30の事件も鳥は草むらの木の根元で発見されていますね。偶然かもしれませんが・・・・

今回の事件はゴールデンウィーク中に行われている点が気になるところです。
受験や就職は終わってますし、大半の人間は休日だったと思います。

不本意に生まれた子猫が疎ましかったとしても、冷静な人間なら死骸を放置などしないでしょうね。その意味では悪意があったと言う事なのかな?

仮に仕事や学校などでストレスがあって、その解消のつもりで虐待したとしても、タイミング良く、生後1週間なんて子猫が手に入るのは出来すぎですよね。

逆に、子猫を手に入れてから、虐待をしようと考えたと言うほうが自然かもしれませんね。

猫を飼っている人が子猫を虐待と言うのは考えにくいですから、子猫の捨て猫を偶然見つけて、犯行を思いついたと言うあたりなのかな?

だとしたら、ゴールデンウィーク中に周辺で子猫の捨て猫を目撃したと言う証言は事件捜査の役に立つかもしれませんね。

いずれにせよ、周辺の方は注意された方が良いと思います。

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