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2018/08/30

北海道札幌市豊平区23歳妊娠妻DV撲殺事件

妻を殴ってけがを負わせたとして、札幌豊平署は8月28日、札幌市豊平区中の島2条10丁目、無職男性容疑者(49)を傷害容疑で緊急逮捕し、発表する事件が起きている。

容疑を認めているとのこと。妻は29日未明に死亡が確認され、同署は傷害致死容疑に切り替えて捜査しているとのこと。

署は今月、夫婦から別件で相談を受けた際、容疑者による家庭内暴力(DV)を把握したとのこと。

署によると、容疑者は28日午前、乗用車で同区などを走行。車内で妻(23)の顔などを複数回殴り、打撲などのけがを負わせた疑い。

容疑者は同日午前10時10分ごろ、「妻を殴った」と署に出頭。警察官が車の中で意識不明の妻を発見。同容疑者を緊急逮捕した。妻は顔にけががあったため病院に運ばれ、その後死亡が確認されたとのこと。
(29日午前3時すぎに死亡とのこと。)

別の報道では
容疑者は駐車場で車を停車させ、助手席に座っていた妻の顔を複数回殴った。妻の顔は判別がつかなくなるまで腫れ上がっていたとのこと。

21日、「知人とトラブルがある」との通報を受け、署員が2人の自宅を訪問。その際、容疑者が妻に謝ったため署員が事情を聴くと、妻は「夫にたたかれたことがある」と話した。署員は容疑者に「暴行にあたる」と注意。妻に避難を促したが断られ、「夫と一緒にいたい」などと話したとのこと。

署は「避難を呼びかけ説得して拒否された経緯から、対応に問題はなく適切に対応した」としているとのこと。

別の報道では
暴行事件として被害届を出すよう妻を説得したが「処罰感情はない」と話したため、同署が容疑者を口頭で厳重注意。妻にトラブルがあった場合は通報するよう伝えたとのこと。

警察が厳重注意して、容疑者が二度と殴らないことを誓う書面に署名していたとのこと。

元同僚によれば、2人とも福祉の仕事をしていて職場で知り合ったとのこと。

夫婦は28日、自宅を午前9時ごろに出たことがわかっていて、容疑者が自首したのが、10時10分であることから、わずか1時間ほどで、死に至る暴行が加えられたと見られているとのこと。

容疑者は豊平区役所の駐車場で犯行に及んだとみられるとのこと。

妻は妊娠8か月で胎児も死亡していたとのこと。

司法解剖の結果、妻の死因は外傷性ショックとのこと。
妻は脳内も出血しダメージを受けていたとのこと。

容疑者の職場の上司の談「(容疑者の)体格はいい。100キロくらいあると思う。9月か10月に出産で仕事を頑張らないと、と話していた」とのこと。

容疑者は「カッとなってやった」と容疑を認めているとのこと。

容疑者と妻はことし結婚したばかりで、事件当日は生活に関する手続きのために区役所を訪れていたとみられているとのこと。

時系列
今年 二人が結婚
08月21日     知人男性とのトラブルで通報。DVを確認。書面にサイン
08月28日09:00頃 車で家を出る。
その後      豊平区役所の駐車場で暴行
    10:10  警察に自首、緊急逮捕、意識不明の妻を搬送。
08月29日03:00過 妻の死亡が確認される。

こんな事件ですね。
カッとなってやったとしても、度が過ぎています。
それに、自首する前にやる事があったはずですよね?
なぜ、意識不明の妻を搬送しなかったのか?死んでも良いと思っていたのではないか?(未必の故意)

夫(容疑者)が49歳で妻が23歳ですから、妻は夫に対して、父親のような役割と寛容や優しさを求めていたのかもしれませんが・・・

夫の攻撃性を見抜けなかったのかな?

まー問題は動機・・・トラブルの原因ですね。
知人とのトラブルとの事ですが、どうやら男女関係の問題のようですね。

このあたりは、詳しい事情が報道されていません。
ここまでの情報で夫が攻撃的な人間にしか見えないのですが、もしかすると、寛容な人間でトラブルの原因によって、我を忘れるほど激怒したと言う可能性もあるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

亡くなった妻と胎児のご冥福をお祈りします。

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2018/08/28

八王子スーパーナンペイ事件その3(スニーカーと吸い殻)

7月に警視庁から新たな情報がだされました。
A)犯人が履いていたとみられる靴の情報
B)事務所(シンク脇)に女性のDNA型が検出されたたばこの吸い殻が11本残されていた。

犯人の靴については、警視庁のページが詳しいです。
警視庁のページ(犯人が履いていた靴の特徴は?)
とりあえず、要点をあげると
1)現場に残された靴跡に該当するスニーカーは2種類(販売元がA社とB社)。
靴の使用状況については、真新しい靴ではなく、ある程度履き込んでいる靴。

2)A社の靴
スニーカーのサイズは26センチメートル、黒・白・青など7色あり、主に丸井各店舗で平成2年から3年に販売。
価格は7,800円で、4個の金属製のひも穴と2個のプラスチック製のひも穴があり、ミッドソール部分に2本の黒色ライン入り、かかと部分に靴のメーカー名が入っている。

東京、神奈川、埼玉の丸井及びアメリカ屋靴店での販売数は、21店舗で439足(白119足、青73足、赤64足、黒63足、茶59足、緑35足、黄26足)

3)B社の靴
スニーカーのサイズは26センチメートル、黒と白の2色あり、主にPARCO(パルコ)、丸井で平成5年から6年に販売。価格は12,000円で、7個の金属製のひも穴があり、かかと部分に靴のメーカー名が入っている。

都内での販売箇所  9店舗 19足(黒15足、白4足)
全国での販売箇所 49店舗 94足(黒60足、白34足)

写真はこちら

Photo_3

Photo_4

しかし、ちょっと驚くのは、値段が意外に高いですね。
平成2年から平成7年ごろって、バブル景気が平成3年に終わっているから、平成2,3年頃ならこの値段でも売れたのかな?

写真では質感とか分からないので、品質が良かったのか?
見た目は普通のスニーカーなんですけどね。

犯人はおしゃれに気を遣う人だったのか?

それとも単純に滑らない、履きやすく動きやすいと言う意味で選んでいるのかもしれませんね。有名スポーツメーカーなどではなく、一見してメーカーなども分からない、言い換えると、目立たない靴だとも言えますよね。

犯行の為に選択しているなら、慎重なタイプなのかもしれませんね。

そして、新たな情報としては
B)事務所(シンク脇)に女性のDNA型が検出されたたばこの吸い殻が11本残されていた。

これが微妙な情報なんですよね・・・
と言うのも、誰が吸ったのか分かっていれば、報道する必要は無いと思うんですよね。これだけの事件だから、当然、関係者からは聞き取りが行われているはずです。
当時、事務所に出入りした人間にこのタバコを吸った人間はいなかったと言う事なんだろうと思うのですが・・・

しかし、一つ盲点は、死亡した女性が吸った可能性ですね。
今回、タバコからDNAが検出できたけど、死亡した女性とのDNAの照合はされたのだろうか?既に死亡して20年以上が経過しているので、照合するサンプルが入手できない可能性はあると思うのですが・・・

そこは、はっきりしないので、とりあえず死亡した女性3名の物ではないとして考えると・・・

一般常識として考えて、吸い殻の処分は火事の原因になるから、そのまま朝まで放置するような事は無いでしょうね。

コメントにもありましたが、事務所を最後に出る人間が専用の吸い殻用のバケツとか、濡らして生ゴミ用のバケツなどに捨てると言うのが一般的な処理の方法だと思います。その後、灰皿は洗われて乾かされると言うところかな。

だから、もし、事件が起きなければ、最後に残ったこの3人が灰皿の吸い殻を処理して帰宅するはずだったと思います。

あとは、何時吸われたのか?
事件の前、最後に灰皿を掃除したのは誰なのか?
事務所で来客などもあるなら、こまめに灰皿は掃除されていたと思うわけです。

スーパーに出入りの業者って何時ぐらいまで来るのかな?
当時は24時間営業などでも無いはずなので、普通に考えて、午後5時とか6時ぐらいなのかな?

その切れ目に灰皿が掃除されたいたのかも分からないから、なんとも言えない部分ではありますね。

つれづれさんのコメントにもありましたが、セキュリティーが一度解除されたのは、ドアを出た後に吸い殻の処理を思い出して、戻ったと言う可能性はありますね。

ただ、捜査本部が発表したのだから、事件に関係する人物、つまりは複数犯?それとも女性の単独犯?と言う可能性があるのかな?
靴のサイズが26センチなら女性でも不思議では無いですね。
女性でも拳銃を持っていれば、それだけで十分威嚇になりますし。

でも、犯人が吸ったとしたら、犯人が事件後にわざわぜ、シンクまで灰皿を運んだと言うのは考えにくいですよね。
それは、共犯者の女性だったとしても、しないと思います。

シンクに運んだのは従業員で片付けようと思っての事と考えるのが一番自然な気がします。
だとすると、事件前に灰皿は既にシンクに運ばれていたと言う事になり、事件と直接関係が無いと言う事になりますから、そうすると、捜査本部があえて情報を出すような事でも無い気がしますね・・・

残るは、灰皿が事務所の応接テーブルにあった時に、犯人かその共犯者がタバコを吸っていたと言う事になりますね。
つまりは、犯行の直前に下見していた可能性があるのかな?
夕方以降に女性だけ3人になる事を犯人は知っていた可能性はあるのか?

まだまだ、謎は深いですね。

参考リンク
八王子スーパーナンペイ事件その2(報道SPと質問の回答)

続きを読む "八王子スーパーナンペイ事件その3(スニーカーと吸い殻)"

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2018/08/27

北海道札幌市豊平区妻子殺人遺体遺棄事件

北海道警札幌豊平署は8月26日、男女2人の遺体を損壊し自宅に遺棄したとして、、札幌市豊平区美園5の8、自称僧侶、男性容疑者(60)を死体損壊と死体遺棄の両容疑で逮捕する事件が起きている。

遺体は容疑者と暮らす妻(58)と長男(19)とみられ、容疑者に殺害された可能性も含め、身元の確認と死因などを調べているとのこと。

逮捕容疑は24日から25日ごろ、自宅で男女の遺体を刃物のようなもので切りつけ、浴室に遺棄したとしている。「間違いありません」と容疑を認めているとのこと。

同署によると、容疑者は25日午後6時10分ごろ、「家に亡くなった家族がおり、罪を償うために自首しに来た」などと述べ、出頭したとのこと。

警察によりますと、2人の遺体は死後に一部が切断され、ほかにも切断しようとした傷が複数あったとのこと。

遺体は2人とも首が切断されていて、警察は容疑者が遺体をバラバラにしようとしたとみているとのこと。

長男の友人によりますと、容疑者は事件前の23日に「誰かに命を狙われている」と話していたとのこと。
容疑者は取り調べでも時々、意味の分からない供述をしていて、警察は責任能力があるかについても慎重に調べる方針とのこと。

容疑者は事件前後、勤めていた寺を休んでいたとのこと。
同じ寺に勤める人の話では「1週間くらい休ませてほしいと言っていた。24日まで勤務だから、25日からね」

捜査関係者によりますと、これまでの取り調べの中で容疑者は「頭に電波が飛んできている」などと話しているとのこと。

容疑者が遺体をバラバラにしようとした可能性がありますが、犯行に使われた凶器は見つかっていないとのこと。

北海道警が27日に行った司法解剖の結果、2人の死因は窒息と判明したとのこと。

現場は幹線道路に囲まれ、地下鉄美園駅からおよそ300メートルの住宅街。
2階建ての住宅は貸家で、1階が容疑者の自宅。
容疑者は豊平区の寺を10年ほど前にやめ、岩見沢市内の寺に勤めていたとのこと。

時系列
08月14日     長男が帰省する
08月23日     容疑者が家族に「誰かに命を狙われている」と話した。
08月24日13:30頃 友人とのラインに長男からの応答がなくなる。
08月25日18:10頃 容疑者が出頭、25日から勤務先に1週間ほど休みたいと申し出
08月27日午後   死体遺棄と損壊の疑いで送検

こんな事件ですね。
家族による家族内の殺人事件はそれほど珍しい事件では無いのですが・・・
今回の場合、容疑者に妄想状態をうかがわせる証言や、責任能力に問題がありそうな供述などがでています。

ただ、実際には自首していて、悪い事をした自覚はあるんですよね。
そして、事件後に仕事も休んでいますね。
なので、責任能力については今のとろこ、認定されそうな気がします。
このあたりは、精神鑑定の結果を待つほかありませんね。

あと、気になったのは、遺体を解体しようとしていて、二人の頭部が切断されている事。

ここがちょっと妙かな?と言う印象です。
と言うのが、もし遺体を解体しようとして、途中で断念して自首したのなら、頭部の切断は一人で良いのじゃない?

作業手順としても、一人ずつ解体しようとすると思うんですよ。浴室もそれほど広くないだろうし・・・

ところが、二人とも頭部が切断されているのは、解体と言うよりは頭部を切断する事が目的だったのではないか?と言う疑いも出てきますよね。

なので、解体が事件の隠蔽を目的としているとは限らないかもしれませんね。

とりあえず、二人の死亡の経緯などの供述も待たないと、事件の全容は分からないですね。

続報を待ちましょう。

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2018/08/23

千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その17(一審判決 無期懲役)

判決公判(7月6日)

1)千葉地裁は「被告は、本来、児童を守るべき立場であり、その信頼を裏切り、幼い被害者を狙った犯行は、卑劣かつ悪質」などと指摘した一方で、「検察官は、死刑選択をやむを得ないとする具体的・説得的な根拠を示していない」として、無期懲役を言い渡したとのこと。

2)判決で、千葉地裁は「被告側は遺体から検出されたDNA型が捜査の過程で汚染された可能性があると主張するが、具体的な根拠はない」と指摘。

そのうえで、「遺体から検出されたDNA型から被告が本件の犯人であることが強く推測される」「被告は本来児童を守るべき立場であったにもかかわらず、幼い被害者を狙っていて卑劣かつ悪質な犯行だ」と述べたとのこと。

3)弁護側は即日控訴したとのこと。

4)女児の父親は、「無期懲役の判決は納得できない。これぐらいの処罰が、娘に対して公平ではない」と話したとのこと。

こんなところですね。
被告の犯人性は認めたけど、死刑を選択するには至らないと言うところですね。
死亡が1人なので、死亡が1人で死刑を選択するにはそれなりに高いハードルがあると言う事なんでしょう。

似たような事件のケースをみると
2004年の奈良女児殺害事件が求刑が死刑で、判決が死刑です。
(弁護団が控訴したが、被告が自ら控訴を取り下げて死刑が確定した)
ただ、この事件は本人が更生は不可能として、自ら死刑を望み、さらに、犯行内容もちょっと、マジにサイコパス的な部分もって死刑は当然かと言う部分はありますね。

他には女児一人を殺害して死刑になった事件は記憶に無いですね。
広島女児殺害事件も無期懲役でした。

奈良女児殺害事件から死刑になる為の条件としては
A)更生が不可能である事の証明
「反省の気持ちも更生する自信もない。早く死刑判決を受け、第二の宮﨑勤かT(附属池田小事件の死刑囚)として世間に名を残したい」という被告の述べた供述を検察官は朗読した。

ただ、奈良事件の被告はどうも、自ら死刑になる事を望んでいて、生きる事がめんどくさくなってしまったのかもしれませんね。

一方、こちらのベトナム女児殺害事件では、被告は全面否認しているので、反省していないと言うのとはちょっと違う面もあって、更生が不可能であると言うのは難しいかもしれません。

B)悪質性
悪質性では奈良事件は群を抜く悪質さなんですよね。遺族に娘の被害者の写真付きでメールを送ったり、その後も、今度は妹を狙うとメールした、このメールにも被害者の写真が添付されていた。

殺害方法は水死(だけど、実は睡眠薬を飲ませて入浴させたら水死していたとの説あり)
遺体から歯を抜いたりしてます。

遺族に対する、このメールは悪質度を相当に上げていると思います。
一方の、ベトナム女児殺害事件では、さすがにこんな事は無いので、悪質性を強調するには、犯行内容の詳細を出す以外に無いような気がします。

「拘束具を用いて女児の身体の自由を奪うなど、陵辱の限りを尽くした常軌を逸した犯行だ」このあたりですね。

ただ、それが、期待通りの効果があるのかは疑問かも・・・

他には、公判での遺族に対する暴言「通学路で拉致されたのは親の責任」あたりを強調すると言うあたりでしょうか。

C)前科がある
A)を補強する材料になると思いますが、奈良女児殺害事件では女児に対する強制猥褻事件の前科があります。

一方のベトナム女性殺害事件の被告には前科の噂があるものの、真為は定かでは無い。

こうやって見ると、このベトナム女児殺害事件で裁判官に死刑を説得するには、検察側が何かあたらしい情報を出して、裁判官を説得する以外に方法が無いような気がしますね。

私としては、その可能性の一つが別の女児に対して、同様の犯行を実は行っていた事の証明かな?と思います。

公判の中に出ている証拠の中に被害者が「もう一人いる」を示唆する証拠があります。手錠についたDNAが3人分あり、内一人が被告の物、残り二人分の中に被害者のDNAが含まれている。

つまり、この手錠につながれた人物がもう一人いたと言う事だと思うわけです。

このもう一人の被害者が名乗り出て、公判で被告の犯行を証言すれば、更生が難しいと言う説得の材料にはなるかもしれませんね。
(ただ、セカンドレイプにならないように細心の注意が必要ですね)

いずれにせよ、検察側が死刑を説得する事は難しいのかもしれませんね。

とは言え、検察側は7月18日、女児の通学先の元保護者会長、被告(47)を殺人など四つの罪で無期懲役とした千葉地裁での裁判員裁判の判決を不服として控訴していますから、控訴審で検察側がどう説得するのか、公判の行方に注目しましょう。

亡くなった女児のご冥福をお祈りします。

参考リンク
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その16(初公判)

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2018/08/22

世田谷一家殺害事件再考その177 (警視庁PDF第4版)

一応警視庁の公開しているPDFについては、都度確認しているつもりでしたが、年末情報が無くなった為か、最近チェックしていませんでした。
前回確認したのが2016年4月でしたが、その時が第2版でした。
(第3版を見逃した・・・)

一応、今回も第2版からの変更点についてメモしておきます。
微妙に文字サイズの変更やレイアウトの数ドットのズレなどは、省略します。

変更点
1)1ページ目の左側にある地図の矢印部分が大きく強調されている。

2)1ページ目最下段右側のQRコードの記載が綺麗に見やすくなっています。

3)1ページ目最下段にメールアドレスの記載を追加

4)2ページ目のラグランの写真が別の物に差し替わっている。
第2版では襟にタグが残っているのに、第4版ではタグがなく、全体的に綺麗な物になっている。

5)3ページ目上段のラグランの写真が2ページ目の物と同じものに差し替わっている。

6)3ページ目最下段左側の
「●17歳等少年の凶悪な犯罪が続発(愛知・佐賀・岡山・大阪)」
の記載が「●17歳等少年の凶悪な犯罪」となっていて、単純な編集ミスと思われます。次版で修正をお願いします。

7)4ページ目の中段から下段にかけて左側の矢印部分が大きく強調されている。

こんなところですね。
全体に見やすくなるように細かな部分も修正されています。
担当者様にはお疲れでした。

ところで、今回の第4版で気になるのが、ラグランシャツの写真の差し替えです。
普通に考えると差し替える意味が無い部分です。
このラグランの写真は第1版から使われていた物で、慌てて差し替える理由がわかりません。

ただ、よく見ると、二つのラグランは襟の部分のほつれが一致しているようなので、同じラグランなのかもしれません。
4版のラグランは綺麗に洗濯してアイロンでも掛けて写真を取り直したのかもしれませんね。襟のタグは白い布地に隠れてしまったのか?あるいは、邪魔だから取ったのかもしれません。そして、写真の解像度を下げているようですね。

なぜ、そんな事をしたのだろう?
ラグランについては今年1月にASKAの事件簿で取り上げていて、まさにその記事でこのPDFの写真を使っているのですが、別に写真が悪いと言ったつもりは無いのですが・・・映ってはいけない物が映っていた?

と考えると、今回の差し替えで消えた物は襟のタグですね。
もしかすると、犯人の遺留品のラグランには襟のタグが無いのかもしれませんね。

このあたりの情報も、次回で報道して欲しいですね。

続報を待ちましょう。

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世田谷一家殺害事件再考その176 (犯人の毛髪)

警視庁は8月3日、現場に残されていたヒップバッグの中から、犯人の髪の毛が見つかっていたと発表した。ホームページで詳細を公開し、情報提供を呼びかけているとのこと。

1)捜査1課によると、見つかった髪の毛は2本。
それぞれ長さ約2・5センチと約1・5ミリで黒色と黒褐色。

2)長い方の髪の毛を調べたところ、現場に残されていた犯人の血痕のDNA型と一致した。

3)2本とも両端が切断されており、短い方はバリカンのようなものが使用されたとみられるという。髪形は特定できなかった。

こんなところですね。
まーこれまでに、犯人の性別、体型、血液型や指紋の特徴、DNAなどの存在などの情報が出ているので、毛髪があったと言うのも、それほど不思議では無いですね。

気になるのは捜査本部がこの情報を今回出してきた理由ですね。
ここ2年ほど、長年続いた年末情報の公開を止めて、単発だけど小出しに短いスパンで情報を出すように方針を転換したようですね。

5月に出た情報が、ウエストバッグの長さから体型についての情報と、ヒップバッグの蛍光染料がマーカーの物だった可能性とヒップバッグの中の砂から野外活動をしていた可能性。そして、マフラーが130センチで使い古された物だったと言う事です。

今回の毛髪についても、ヒップバッグの中の染料や、微細な粒子まで調べていたわけですから、今回、新たに発見したような情報では無いなずです。

おそらく、事件直後の鑑識活動で既に把握していた情報でしょう。
それを今、発表した事の意味ですよね?

5月の情報と併せて考えると、捜査本部はどうも、より具体的に犯人像をイメージさせようとしている印象です。

事件から時間が経過して、情報が集まらないと言う事でしたが・・・
その対策として、より具体的なイメージで情報を集めようとしているのか?

それとも、捜査本部は犯人につながる情報を何か掴んだのか?
5月に続いて、8月に3ヶ月の間隔で情報を出しているのは、これまでの年末情報方式から考えると、考えられない短期間です。捜査に新たな動きがあるのか?と疑いたくなりますね。

ここ1、2年、立て続けに未解決事件が解決されている流れを考えると、この世田谷事件もいよいよ、大詰めなのか?と期待したいですね。

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2018/08/16

新潟県十日町市女性殺人事件

新潟県十日町市の林道で8月11日(土)、背中に刃物が刺さった状態の20代程度とみられる女性の遺体が発見される事件が起きている。

捜査本部によると遺体は8月11日午後4時20分ごろ、同市伊達の未舗装の林道上で、バイクツーリング中だった男性が発見。約1時間後に同署に届け出たとのこと。
署員が確認したところ、一部が白骨化した女性の遺体が林道中央でうつぶせの状態で見つかったとのこと。

1)司法解剖の結果、死因は不明だったが、複数の骨に刃物による損傷があった。女性は8月上旬に死亡したとみられ、身長約163センチで黒髪。
黒のカーディガンにボーダー柄のキャミソール、水色のワイドパンツを身に着けていたとのこと。着衣に乱れはなかったが、靴は見つかっていない。
複数の遺留物があったとのこと。

2)現場はJR十日町駅から南東約5キロの山中で、人通りは少なく、付近に人家は無いとのこと。

3)背中には複数の刺し傷があり、一部は骨に達していたとのこと。

4)遺体は、林道入り口から約400メートル先の未舗装の道の真ん中に、うつぶせの状態で置かれていた。背中に刃物が刺さっていたが、現場付近に血痕は見当たらなかったとのこと。

5)女性の身元が行方不明となっていた新潟市の20代の女性とみられるとのこと。また女性の知人男性の所在も分からなくなっていて、警察が交友関係を調べているとのこと。

捜査関係者によると、遺体の身元は今月初めから行方不明となっていた新潟市の20代の女性とみられることが分かった。女性は今月1日朝、自宅にいるのが確認されているが、その後、行方不明になっていたとのこと。

6)捜査関係者によると、凶器の刃物は包丁だった。

7)遺体は死後10日前後経過しており、現場の形跡などから殺害されてから短期間で現場まで運ばれ、遺棄された可能性が高い。発見される数日前に遺棄されていたとみられるとのこと。

8)県警は8月14日、女性は新潟市中央区沼垂(ぬったり)東、職業不詳の女性(24)と発表した。県警はDNA型などから身元を特定したとのこと。

発表によると、女性は1日午前9時半頃、同居している父親に「出かけてくる」と伝えて軽乗用車で外出。同日、女性の携帯電話から「遅くなるかも」とのメールがあった。その後、連絡が取れなくなり、父親が4日、県警へ届け出ていた。女性の車は9日、新潟市内の商業施設で見つかったとのこと。

9)女性の携帯電話の位置情報は5日、十日町市内で確認された。

10)捜査関係者によると、女性の遺体の手の部分にはしばられたような跡があった。

11)知人らによると、女性は一児の母で、仕事をしながら子育てをしていたとのこと。
近所の住民によると、女性は両親らと同居していた。

12)捜査関係者によると、遺体の両足が結束バンドのようなもので縛られていたとのこと。

13)女性の車は9日、新潟市内の商業施設駐車場で見つかった。ドアは施錠され、車内に荒らされた形跡はなかったとのこと。

14)捜査本部は行方不明前後に通話履歴が残っていた知人男性に接触を試みているが、連絡が取れないでいるとのこと。

時系列
08月01日09:30頃 自宅から軽自動車で外出
その後      女性の携帯電話から遅くなるかもとメールが届く
その後      連絡がとれなくなった。
08月04日     父親が県警へ届け出る。
08月05日     女性の携帯電話の位置情報が十日町市内で確認される。
08月09日     新潟市内の商業施設で軽自動車が発見される。
08月11日16:20頃 女性の遺体が十日町市の林道で発見される。

こんなところですね。
殺害の方法が特徴的な気がします。
手足を拘束した状態で包丁で背中を刺してますね。
被害者は抵抗できない状態なので、殺害方法はなんでもよかったんですよね。

それに怨恨ならば、もう少し暴力の結果が残っているような気がするんですよね。
腐敗が進んでいたのでそのあたりが、単純に判断できなかっただけかもしれませんけど。

もう一つは、憎い相手ならやはり顔を見て殺害したと思うのではないか?
うつ伏せにしたのは、顔を見ないようにする為だったのではないか?と思うわけです。
そこを考えると、顔見知りで、ある程度深い交際の間柄なのかな?

一方で、遺体は遠方に遺棄してますが・・・林道にの中央に放置してます。
遺体が発見される事は想定内と言う事なのかな?
凶器の包丁も残したままですね。

遺体が発見される事は覚悟の上で犯人は逃亡している?
しかし・・・逃亡を優先するなら、事件の隠ぺいをするでしょうね。

そうすると、殺害の直後に混乱した状態で、遺体を殺害現場から離れた場所に遺棄はしたものの、その後はノープランで逃亡している?、あるいは、一時的な時間稼ぎが目的かな?

自殺などさせないように、迅速に身柄を確保してほしいですね。

犯人逮捕に期待しましょう。

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2018/08/15

兵庫県加古川市権現ダム女性殺人事件

8月11日(土)午前8時35分ごろ、兵庫県加古川市平荘(へいそう)町の権現ダムで、釣りをしていた男性から「ダムに人が浮いている」と110番する事件が起きている。
警察官が駆けつけたところ、ダム湖南側の岸から数メートルの水面上に、衣装ケースに入った20代くらいの女性の遺体が浮いているのを発見した。

1)遺体は20代くらいの女性とみられ、白いシャツと長ズボンを着用。
半透明のプラスチック製の衣装ケースの中に入れられており、体の一部(足首)が露出した状態で発見されたとのこと。

2)兵庫県警加古川署によると、衣装ケースにはおもりがロープで結ばれていたとのこと。
ケースにはロープのようなもので複数の土?(どのう)がくくりつけられていたとのこと。

3)遺体に目立った外傷がなかったとのこと。
着用していた白いシャツと長ズボンにも乱れはなかった。

4)現場のダム湖はJR山陽線加古川駅の北約7キロの山あいに位置し、釣りの名所とのこと。ダムの管理事務所では職員が連日、現場付近を巡視していたがこれまで異常は確認されなかったとのこと。

5)捜査関係者によると、ケースの中に残された複数の遺留品の中に、大阪市内に住んでいた可能性を示すものが含まれていたとのこと。
所持品などから亡くなったのは大阪市内に住む20代の女性とみられるとのこと。
県警は8月13日、DNA型鑑定の結果、遺体は大阪市淀川区十三東1丁目の女性(20)と確認された、と発表した。

ケース内からは女性のものとみられる財布や化粧品が見つかっていて、現金は残されていたとのこと。携帯電話など身分を示すものが見つからなかったとのこと。

6)捜査1課によると、8月12日に実施した司法解剖の結果、女性が死亡したのは遺体発見前日の10日午後とみられ、死後まもなく衣装ケースに入れられ、遺棄された可能性があるとのこと。刺し傷などの目立った外傷はなく、死因は不詳とされたとのこと。

7)捜査関係者によると、遺体の首に絞められたような痕があるとのこと。
捜査関係者によると、女性の首には幅の広い形状のもので絞められた痕があり、顔などにはうっ血とみられる痕跡も確認された。

8)遺体の発見場所は、ダム湖南端にある取水口から200メートルほど北側で、湖の周囲を回る沿道からガードレールと茂みを越え、さらにコンクリートの斜面を数メートル下った場所。ダム湖の周囲にはキャンプ場や公園があるが、現場付近は夜間にはほとんど人通りがないとのこと。

9)遺体は衣装ケースにあおむけの状態で入れられ、縛られた形跡などがないことから、死後に遺棄されたとみられるとのこと。衣装ケースにはロープのようなもので土のう二つが付けられていた。

女性の肺には水が入っていなかったことも判明。県警は、女性は死亡後に衣装ケースに入れられ、ダム湖に遺棄されたとみているとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、ケース内に所持品はほとんどなく、近くに沈んでいたカバンの中には財布などはあったがスマホは見当たらなかったとのこと。

運転免許証はなかったとのこと。

10)女性の自宅に荒らされたような形跡がなかったことが13日、県警加古川署捜査本部の調べでわかったとのこと。

11)女性のものとみられるSNSによると、女性は2017年春ごろ、出身地の三重県から大阪市内に移り住み、歯科衛生士の専門学校で学んでいた。最近は接客業をしていたとみられるとのこと。現在は飲食店で働きながら一人暮らしとのこと。

12)ダムの管理者によると、8月10日の日中の巡視で衣装ケースは確認されておらず、捜査本部は人の気配がなくなった同日夜以降、ダム湖に遺棄された可能性があるとみているとのこと。

13)関係者によると、女性のツイッターへの書き込みがあったのは、遺体で発見される5日前の今月6日。見知らぬ男から公共交通機関の車内で直視されたり、エスカレーターで背後からすぐそばに接近されたりしたと訴えていたとのこと。

知人らによると、女性は三重県松阪市出身。ホステスとして自宅近くの大阪・十三(じゅうそう)の繁華街にあるキャバクラ店で勤務し、その後、約3キロ離れた梅田の高級店に移ったとのこと。死亡直前の9日にも十三で友人らと一緒にいる姿が目撃されていたとのこと。

14)捜査関係者によると、女性は身長約160センチ。ケースの蓋は外れており、遺体の足が湖面に露出していた。ケースに結ばれた2本のロープの先には土嚢(どのう)が固定されており、付近からは、ケースの付属品ではない蓋が押収されたとのこと。

15)女性の友人「8月9日の夜中3時前です。十三にいるよって言われたんで、家帰ったんやなーっていう、(Q既読は)ついてないですね」。この友人とは、死亡したとみられる日の前日の9日未明を最後に連絡が途絶えたとのこと。

別の報道では
女性が親しかった大阪府内の男性(20)とやり取りしていた無料通話アプリ「LINE」の通信が、9日午前7時頃を最後に途絶えていたとのこと。
この男性によると、毎日のように女性とLINEで連絡を取り合っていたが、その時刻に女性からメッセージが届いた後、男性が9日正午過ぎに送信しても、閲覧したことを示す「既読」の文字が出なかったとのこと。

16)発見当時の遺体は手足が伸びきった状態だった他、司法解剖の際、遺体について簡易的な薬物検査をしたところ、陽性反応があったとのこと。この検査は、覚醒剤や大麻以外に睡眠薬などにも反応を示すとのこと。

17)女性が亡くなる2週間ほど前、友人に悩みを打ち明けていたとのこと。1人暮らしをしていた女性は「地元に帰りたい」と話していたとのこと。

18)女性の自宅マンションの防犯カメラには、軽装で1人で外出する姿が映っていたとのこと。警察は、女性が外出先でトラブルになり、犯人が携帯電話を持ち去って処分した可能性があるとみて調べているとのこと。

19)衣装ケースの大きさから手足を曲げなければ全身が入らないことから、死後硬直が全身に及ぶとされる「死後12時間以内」に押し込められたとみられているとのこと。
これは、死亡推定時刻の10日午後から発見された11日午前8時半過ぎの「半日」という期間にも一致するとのこと。

時系列
07月27日頃   友人に地元に帰りたいと話した。
08月06日    ストーカー被害についてツイート
08月09日03:00前 十三にいるとLINEのメッセージ。目撃情報もある。
08月09日07:00 LINEの最後の通信。
08月09日正午過 女性に送ったLINEのメッセージが既読にならなかった。
08月10日日中  ダム管理者の巡回で衣装ケースは発見されていない。
08月10日午後  死亡推定時刻。
08月11日08:35 遺体発見。
08月13日    女性の身元が判明する。

こんなところですね。
遺体が住居の大阪市内から遠く離れた、兵庫県加古川市に遺棄された事には意味があるんでしょうね。

死亡の原因については、今一つはっきりしませんが・・・もし、事故死や病死などなら、遺体を不法に遺棄する必要は無いと思います。

その意味で、犯人にとって遺体が発見される事は都合が悪かったんでしょうね。

遺体から免許証や携帯電話など身元に直結するような物は出ていないので、犯人は遺体の身元を隠そうとしたんでしょう。

本来なら持ち物はすべて隠したいところなんでしょうが、衣服も財布もそのままに、遺体も水面に浮くような形で、衣装ケースから遺体の一部が露出している状態と、かなり慌てていいたように見えますね。

おもりも土嚢と言う事で、計画性は低いのかな?車や自宅に保管していた物を使った可能性がありますね。

一つ気になるのが、薬物反応です。
自宅マンションを一人で出る映像があるので、外出先で飲んだ、飲まされたと言う事になりますよね?

何をどこで飲まされたのか?
遺体に目立った外傷が無いのは、最初から殺害を目的としているからなのか?

しかし、ストーカーの犯行なら、犯人から渡された飲み物を安易に飲んだりはしないし、そもそも、近づく事もしないでしょうね。
無理やり薬物を飲ませると言うのは、ちょっと難しいんじゃないかな?

そして、薬物で抵抗できない状況にしてから、殺害したのだとしたら・・・犯人は男性とは限らないのかもしれませんね。
男性の場合はスマートな犯行を好むタイプなのか?あるいは、腕力に自信が無いタイプなのかな?

ただ、遺体の遺棄場所は直観的に連想した場所なのでしょうから、犯人にとって良く知った場所なんでしょうね。

とりあえず、捜査の輪は絞り込まれているような気がします。
犯人を追い詰めて自殺などさせないように、迅速な逮捕を期待したいですね。

続報を待ちましょう。

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2018/08/14

埼玉県草加市8か月長女虐待凍傷事件

生後8か月の女の赤ちゃんを自宅のトイレに放置し、凍傷を負わせたとして母親が逮捕される事件が起きている、

埼玉県草加市に住む無職・女性容疑者(24)は今年1月、当時生後8か月の長女をほとんど裸のままおよそ20時間にわたって自宅のトイレに放置し、両足に重い凍傷を負わせた疑いが持たれていて8月14日朝、送検されたとのこと。

関係者によると長女が放置された際、足元からレジ袋に入れられていたとのこと。
容疑者は「おむつを交換していなかった。便や尿が床に付くのが嫌でビニールをかぶせた」などと話しているとのこと。

長女は頭のみを出した状態で、体をレジ袋に押し込まれていたとのこと。

当時、周辺地域の最低気温はマイナス1.2度という寒さで、長女は左足の指2本を失ったとのこと。

また、長女は肋骨などおよそ20か所を骨折していて、容疑者は「以前から虐待していた」などと話しているとのこと。

容疑者は当時、長女と、当時1歳10ヵ月だった長男と暮らしていた。

容疑者は「子育てがうまくいかず、かわいいと思えなかった」と動機を語ったとのこと。

児童相談所も数ヵ月前から容疑者の虐待について把握し、面接や家庭訪問をするなどの接触をしていたとのこと。

事件は1月15日、長女の両足先が変色していることに女の母親が気付いて119番通報し発覚したとのこと。

こんな事件ですね。
当時の家族構成は報道から推測すると、虐待された8か月長女、1歳10か月の長男となっている。
しかし、容疑者は無職なんですよね・・・シングルマザーだったのかな?

まー普通に同居する人間がいるなら、極寒にレジ袋にいれて放置されている8か月の赤ちゃんをみて、異常と思わないなら共犯者でしょうね。

そんな報道は無いので、やはりシングルマザーだったのかな?

一つ気になるのは、8か月と言う事で、これまでの乳児健診で問題は見つからなかったのだろうか?

地域によって検診の時期(月齢)は違うようだけど、一般的には、1か月、3か月、6か月ぐらいで行われているようです。

すくなくとも、1回は検診を受けていると思うんですけどね。

子育てがうまくいなかいと言う理由もちょっとわからないです。
長男は1歳10か月なので、それなりに育児ができていたんですよね?
それとも、長男の時には育児に協力してくれる同居人などがいたのかな?

どうも、いまの報道をみると、虐待していたのは長女だけのようなんですよね。
もしかして、長女には障害などがあったのか?

まーわからない事も多いのですが・・・

容疑者には母親もいるのに、何も母親には相談してないのかな?
容疑者は孤立していたんでしょうか?

児童相談所も接触していたけど、結局、事件は防げなかったんですよね。

結局のところ、容疑者を孤立させて、ここまで追い込んでしまった事が事件の原因と言う事なのかな?

子供の父親が一緒いない理由が知りたいですね。

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2018/08/09

茨城女子大生殺害事件の謎!その25 (一審判決、無期懲役)

長文注意です。
***第1回公判 7月17日***

罪状認否でR被告(36)は「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は首を切り付けた回数など起訴内容の一部について争う姿勢を示したとのこと。

1)冒頭陳述で検察側は、R被告と同国籍で同僚だった男2人=殺人容疑などで国際手配中=がR被告の自宅で酒を飲んだ後、土浦市内のコンビニ店駐車場に止めた車内で、通行人の女性を暴行して殺害しようと決意したとのこと。

自転車に乗っていた被害者の進路を車でふさぎ、無理やり車内に連れ込んで暴行したと犯行の経緯を明らかにしたとのこと。
「被害者の手から被告とほぼ一致するDNA型が検出された」と指摘したとのこと。

さらに3人は女子学生の首を絞めた上、カッターナイフで首などを切って殺害したとし、「性的尊厳を踏みにじり、命を奪った悪質極まりない犯行」と指摘したとのこと。

検察側はR被告らが2007年3月、共犯の男の母親に事件を告白していたことも明らかにしたとのこと。

2)弁護側は「首を切り付けたのは一度だけで、共犯者の影響や若年であったことが犯行をエスカレートさせた」と起訴内容の一部について否認したとのこと。「遺族に対し深く反省しており、被害弁済の意思もある」と述べたとのこと。

R被告は被告人質問で「(共犯の1人が)女性を暴行することを提案した。仲間の誘いなので同意した」と語り、暴行について「飲酒していた影響で重い罪だと考えられなかった」と語ったとのこと。

3)弁護側は「被告には反省の意思がある」として、被害弁償金100万円を用意していることを明らかにしたとのこと。

4)事件当時、R被告は土浦市内に住み、美浦村内の電器部品加工会社に勤務していた。女子学生と面識はなかったとのこと。

***第2回公判 7月18日***

被告人質問が行われ、R被告が凶器のカッターナイフを共犯の男に自ら手渡すなど、犯行の主導的役割を果たしていたことが明らかになったとのこと。

検察側から「捜査段階で供述したことについて『覚えていない』ということが多いのではないか」と指摘を受けるほど、R被告は事件の詳細について不明瞭な回答に終始したとのこと。

一方で争点となっている刃物で傷つけた回数などについては、争う姿勢を崩さなかったとのこと。

1)検察側の質問で、女性を暴行しようと計画し発見するまでの時間について「1時間から1時間半くらい」と証言。
「被害者を確実に殺すために、車内にあったカッターナイフを(共犯の男に)渡した」と述べたとのこと。
殺害理由について問われると、「警察や両親に(暴行したことを)話さないようにするため」と口封じ目的だったとのこと。

被害者を拉致した状況については、自転車に後方からワゴン車で近づき、自転車の右側から進路をふさいだとし、「1人が被害者の体を引っ張り、もう1人が車外から体を押して、車内に連れ込んだ」と述べた。さらに「(職場の近くの)川に被害者を捨てようと提案した」と語ったとのこと。

2)R被告は初公判で共犯者の影響などが犯行をエスカレートさせたと主張したが、なぜ共犯者との関係を絶たなかったと問われると、「分からない」と答えたとのこと。
事件の詳細についての質問に「覚えていない」「分からない」と繰り返し、裁判長から「当時のことをよく思い出して答えてください」と注意される場面もあったとのこと。

3)弁護側の質問に「首を切り付けたのは1度だけ。胸は刺していない」と話し、起訴内容の一部について否認したとのこと。
犯行後は、被告の自宅に戻って再び飲酒したといい、「(共犯の2人に)誰にも話さないようにしようと話した」とのこと。

R被告は2007年にフィリピンに帰国し、再び日本に入国。弁護人に逮捕されるとは考えなかったかと問われると、「(逮捕は)覚悟していた。子どもが生まれてから犯行を後悔するようになった」と話したとのこと。

弁護側から反省の念について問われると、「後悔している。被害者や遺族に申し訳ない」と述べたとのこと。「自分に子供ができて被害者や遺族の苦しみが分かるようになったか」という問いに対しては、弱々しくうなずきながら「はい」と答えたとのこと。

***論告求刑公判 7月19日***

検察側は「強固な殺意に基づく残忍な犯行だ」「犯行態様は卑劣極まりない」として無期懲役を求刑、結審した。

1)論告で検察側は、偶然見つけた女性を乱暴し、口封じで殺害した行為について「通り魔的犯行で被害者に落ち度が一切ない」と指摘したとのこと。

検察側は論告で、殺害は暴行が発覚しないためだったとして「強固な殺意に基づく容赦のない執拗(しつよう)で残虐な犯行」と指摘した。
「被害者の遺体を川に捨てることを提案したり、共犯の男にカッターナイフを渡すなど主体的に動いた」とし、「力の劣る女性に対し、男3人で襲うという犯行態様は卑劣極まりない」と強調したとのこと。

「動機に酌量の余地はなく、有期刑が相当とはいえない」と糾弾したとのこと。

2)弁護側は「被告は(事件後に)娘が生まれてから罪に向き合い反省している」などと訴えたとのこと。

弁護側は弁論で犯行当時は若年であり、共犯2人の影響があったとして、「人格の未熟性から生じた。事件を後悔し、深く反省している」と情状酌量を求め、有期懲役刑が相当と主張。起訴内容の一部について「首を切り付けたのは1回で、胸は刺していない」と訴えたとのこと。

3)R被告は最終意見陳述で、「遺族に謝罪したい気持ちでいっぱい。重大な罪をやってしまい後悔している」と涙声で話したとのこと。

「(被害者の)両親に申し訳なく謝罪の気持ちでいっぱい。更生するチャンスを与えてほしい」と述べたとのこと。

4)検察側の求刑に先立って遺族の意見陳述が行われ、女子学生の父親が検察官を通じて「幼いころから明るく優しい子だった。話したくても、あの頃には戻れない。悲しくむなしく、残念」と語ったとのこと。

***判決公判 7月25日***

裁判長は「被害者の人格を踏みにじる卑劣な犯行」として、求刑通り無期懲役の判決を言い渡したとのこと。

1)判決理由で裁判長は、「被害者の屈辱や恐怖、苦しみは筆舌に尽くしがたい」と指摘。また被告が共犯2人と口封じのため殺害を事前に話し合っていたと指摘したとのこと。
首を絞めた上、息を吹き返さないよう被告が刃物を渡し、3人で首を複数回切ったとして、「執拗、残虐な犯行で殺意の強固さも明らか」と述べたとのこと。

裁判長は、R被告が仲間2人に刃物を渡して首を切るよう告げ、自らも首を1回切りつけており、「殺害行為にも主体的に関与している」と指摘したとのこと。

共犯者の影響や若年であったことが犯行をエスカレートさせたとする弁護側の主張については、「いずれも量刑上重視できない」と退けたとのこと。

弁護側の「若さや飲酒、共犯者が犯行に影響した」とする主張を退け、「罪を認めて反省の言葉を述べていること、被害弁償金を用意していることなどを踏まえても有期刑を選択する事情はない」と断じたとのこと。

2)判決によると、R被告は同国籍の男2人=国際手配中=と共謀し、2004年1月31日午前0時ごろから午前6時半ごろまでの間、阿見町付近の路上で、通行中の被害者の腕をつかんで車に連れ込み、乱暴して首を圧迫し、美浦村舟子の清明川付近で首を刃物で複数回切り、胸部を複数回突き刺し殺害したとのこと。

3)県警は昨年9月、遺体から検出されたDNA型などを基にR被告を逮捕。被告の同僚だった当時未成年のフィリピン人の男2人を共犯として国際手配しているが、事件後に帰国しており立件の見通しは立っていないとのこと。

こんなところですね。
死亡は1人ですが、殺人と強姦致死で罪状に「強」の字が付いてますから、無期懲役には十分な罪状だと思います。
物的証拠としてもDNAが出てますし、自白証言も出てますから、犯人性に疑いは無いでしょうね。

一つ気になったのは、第1回公判で再入国に対して、逮捕されるとは思わなかったのか?と弁護人に質問されて、逮捕は覚悟していたと答えています。

逮捕されるかもしれないけど、それでも、日本に来て働かなくてはならない事情があったんでしょうね。
まーそのおかげで逮捕できたと言う事なんですが・・・

検察側が論告で、「強固な殺意に基づく残忍な犯行だ」「犯行態様は卑劣極まりない」としていますが、まったくその通りだと思います。

拉致ってレイプする事を決めた段階で顔も隠さず犯行をすれば、口封じをしなければならない事は予測できたわけで、それを3人が暗黙の了解のもと、犯行に及んだわけですよね。

まーこの事件は外国人による犯行ですが、日本人の犯行だったとしても、おかしくない事件です。

成人男性に3人がかりで襲われてはスポーツで鍛えているとは言え、女性一人では太刀打ちできなかったでしょうね。

この事件を防ぐにはと考えると、いろいろとありますが・・・日本は安全な国ではありません。
平成27年度の犯罪白書で平成26年度の強姦事件の認知件数は1250件あります。
強制猥褻事件については認知件数7186件です。これは警察に被害が訴えられた件数ですから、実際にはもっと多いはずです。

そのあたりをふまえて、自らを守る意識は持っていただいた方が良いと思いますね。

ちなみに、男性に対する強制猥褻事件も214件発生してますから、男性は絶対大丈夫と言う保証は無いようです。

とりあえずコメントされる場合はこちらを一読願います。
レイプ事件を考える時の注意点

残る2名の容疑者の裁かれる日を待ちましょう。

参考リンク
茨城女子大生殺害事件の謎!その24 (起訴)

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2018/08/08

栃木小1殺害事件再考その33(二審判決 無期懲役)

控訴審判決公判が8月3日午前10時半から、東京高裁で開かれた。
裁判長は、一審宇都宮地裁の裁判員裁判判決(無期懲役)を破棄したが、被告に無期懲役を言い渡したとのこと。

1)弁護団は、自白は検察官に誘導された虚偽の内容だと指摘。自白通りの殺害は不可能で、現場にあるはずの大量の血痕がないことから「別の場所で殺害された」「自白調書の信頼性は全くない」と訴えていた。

DNA型鑑定でも、女児の遺体などから被告の型が検出されなかったことを強調し「出所不明の型があり真犯人の可能性がある」と主張していたとのこと。

2)裁判長は「被告が犯人である可能性を示す複数の状況証拠を総合すれば、被告が犯人と認められる」などと述べたとのこと。
(「間接事実を総合すれば、殺害の犯人と被告の同一性は合理的な疑いを差し挟む余地なく認められる」と結論づけた。)

・栃木県から遺体発見現場の茨城県に向けて走行し、約4時間後に自宅方向に戻ってくる被告の車の通行記録が残されるなど

・被告が殺人事件の取り調べを受け始めた頃、母親に「自分で引き起こした事件、お母さんにめいわくをかけて本当にごめんなさい」などと記した手紙を送っていたことを重視し、「被告が犯人でなければ合理的に説明できない」としたとのこと。

・1審は、遺体に付着した獣毛が被告の飼い猫の毛である可能性が高いとしたが、裁判長は「被告の飼い猫由来として矛盾しない」との程度で認定したとのこと。

・遺体に付着していた粘着テープから検出されたDNA型について、高裁は「被害者や鑑定人のDNA型と考えて矛盾はない」と指摘。弁護側は「被告以外の真犯人のものである可能性が極めて高い」と主張したが、認めなかった。

・裁判長は、遺体に付いていたテープから検出された第三者のDNA型について「指紋検出作業をした際のコンタミネーション(汚染)の可能性がある」とし、この型が「殺害犯人に由来するものである可能性が高いと言える合理的な理由はない」と判断したとのこと。

別の報道では
裁判長は「間接事実を総合すれば、被告が殺害の犯人であることが、合理的な疑いを差し挟む余地なく認められる」としたとのこと。
裁判長は、女児が拉致された翌日に被告の車が遺棄現場方向に走っていたとする走行記録は「被告が犯人であることを推認させる間接事実」と指摘。別事件で逮捕された後に母親にあてた「めいわくをかけてしまい、本当にごめんなさい」とする手紙は「殺人を犯したことを謝罪する手紙で、被告が殺害の犯人でないとすれば、合理的に説明することは困難」としたとのこと。

被告が逮捕後、母親に「事件」を謝罪する手紙を書いていたことについて、1審は「事件」の趣旨が必ずしも明らかでないとしていたが、高裁は手紙が書かれた時期や内容から「殺人を指すことは明白」としたとのこと。

3)1審判決は録画映像などから「自白は具体的で迫真性に富み、信用できる」と有罪を認定した。これに対し、高裁判決は「取り調べ映像により犯罪事実を直接的に認定したことは訴訟手続き上の法令違反がある」と指摘。さらに、被告の自白に基づき、1審判決が殺害現場と殺害時刻を起訴事実通りに認定していたことについても、「事実誤認があり、破棄を免れない」としたとのこと。

4)控訴審で裁判長は、検察側に訴因変更するかどうかを検討するよう打診。検察側は「平成17年12月2日午前4時ごろ」としていた殺害日時を「1日午後2時38分ごろから2日午前4時ごろまでの間」に、「茨城県常陸大宮市の林道で女児を殺害」としていた殺害場所を「栃木県内か茨城県内とその周辺」とする訴因変更を請求し、高裁が認めていたとのこと。

5)1審判決によると、被告は偽ブランド品を所持していたとする商標法違反容疑で平成26年1月29日に逮捕され、同罪で起訴された2月18日に、検察官に殺害を自白。供述を変遷させた後に6月11日から詳細な供述を始め、24日に殺人罪で起訴された。裁判長は、2月25日の取り調べは被告が黙秘権を行使したいと申し出た後も30分以上続行された末、被告が「もう無理」と言いながら自殺を図ろうとしたと指摘。余罪取り調べが44日間に及び、弁護人からの中止の申し入れも無視されていたことからも、任意捜査の限度を超えた違法な取り調べだったと判断したとのこと。

一方、検察官が被告に「これまでの供述にこだわる必要はない」と告げていたことなどから、「調書が、違法な余罪取り調べによって得られたものとは評価できない」としたとのこと。

6)裁判長は、「供述内容が信用できるか」という自白の信用性を判断するために取り調べの録音・録画を用いることには「強い疑問がある」と述べた。「印象に基づく直感的な判断になる可能性が否定できず、取り調べ録画を使ったことが1審が判断を誤った要因の一つだ」としたとのこと。

1審では、検察側が取り調べ録画を、犯罪自体を立証するために調書に代わって用いる「実質証拠」として請求。地裁は、供述の信用性を判断するための「補助証拠」として録画を用いることを提案し、検察側、弁護側の了解を得たとのこと。

録画はあくまで補助証拠で、犯罪事実の立証には供述調書を使うという位置付けだったが、裁判長は「現実の心証形成は、録画を視聴することで直接的に行われる」と指摘。「裁判所から、あたかも調停案のように、録画を信用性の補助証拠とすることを提案すべき筋合いではなかった」と地裁の対応を批判したとのこと。

その上で、録画を使った信用性判断では、「取調官に強制された供述か」「自発的な供述か」という単純な二者択一に陥り、被告の自白のように「自発的だが、内容は虚偽の供述」が見落とされる危険性があると指摘。供述に秘密の暴露があるか、客観的な事実と整合するかなどを含めて多角的に検討し「自白供述から適切な距離を保って、冷静に熟慮することが肝要」としたとのこと。

7)裁判長は「1審はもっぱら、殺害を認めた自白が信用できるかどうかを検討しており、殺害の日時・場所を裏付ける証拠の検討が行われていない」と指摘。殺害の場所や態様に関する自白は、遺体発見現場や遺体の客観的状況に照らすと矛盾する可能性があり、「被告が作り出した虚構の疑いが否定できない」としたとのこと。

8)1審については、取り調べの録音・録画を見た結果、「被告が自発的に供述しているととらえ、供述が虚構である可能性に思い至らないまま、信用性を認めた」としたとのこと。

9)弁護団の
主任弁護人のK弁護士は「殺人罪で有罪とする事実が間接証拠にあったのか。驚きと怒りの両方がある」と話したとのこと。

I弁護士は、高裁が殺害したとの自白の信用性を認めながら、方法などの部分を虚偽と認定したことについて、「緻密さと粗雑さが入り交じった判決。論理もおかしく、裁判官が自信を持って出したのか疑問だ」と話したとのこと。

弁護団は「手紙は(多くの意味に捉えることができる)多義的なのだから、極めて慎重に判断すべきだった」と指摘した。被告も休廷した際、接見した弁護団に「手紙(の評価)がすごい(不当だ)」と不満を漏らしたととのこと。

10)高裁は、無期懲役とした量刑判断について「殺害場所や態様など事実の解明は十分ではない」とした上で「落ち度のない被害女児をナイフで多数回突き刺して殺害したことは明らかで極めて残虐」と述べたとのこと。
量刑理由で「犯行を否認し、不合理な弁解に終始しており、反省する姿勢は全く見られない」と断じた。

11)ある捜査幹部は「自白を記録した映像を『違法』とまで言われるのは納得できない。そもそも可視化の実施により、供述の信用性と明白性を担保するのは弁護士会全体の要請だったはずだ」と不満を漏らしたとのこと。

F裁判長は過去に別の判決でも取り調べ録画の証拠採用に否定的な見解を表明しており、ある検察幹部は「今回の判決は『F説』として受け止めることになるのではないか」として、「特殊ケース」との見方を示したとのこと。

別の幹部は「検察として今後の捜査や公判への姿勢を変えることはない」との見解を明かし、「同様の考え方が他の裁判官にも広まることが危ぶまれる」とも話したとのこと。

こんなところですね。
いろいろと考えさせられる判決ですね。
一審判決のポイントは自白証言の信用性だったんですよね。
ところが二審では、その自白証言の信用性に疑問符が付く状態になりました。

この為、自白が有罪の決め手なら、その自白に信用性が無いなら、有罪の判断が揺らぐのではないか?と考えていたのですが・・・自白自体の根幹部分は認定し、一部は被告の虚構だと判断しましたね。

この点はあー、なるほどと言う部分ではあります。自白の内容が客観的な事実に矛盾する可能性があるが、その部分は実は虚構なんですよと言う事なんですね。
これで、自白の信用性の疑問符が消えたわけですね。

一方で、一審で有罪の判断のポイントとなった録画映像について、その有効性に疑問符をつけた、というか、取り調べ自体が違法だったと言う事なんですね。
違法な取り調べの結果の供述を録画した映像が証拠にはならないと言う事ですね。

なので、一審判決の判断理由が無くなってしまったんですが・・・供述以外の間接証拠、状況証拠によって、犯行は立証できると言う事になりました。

一番の証拠となったのが母親に宛てた手紙でした。
この点は、私も裁判長の判断に同意なんですよね。
以前にも書きましたが、偽ブランド品の密輸販売については、母親は同時に同じ容疑で逮捕されているわけで、逮捕の事情は知っていたはずだと思うわけです。

それなのに、改めて謝罪の手紙を書く理由は無いと思うんですよね。

他には、車の走行記録(Nシステム)ぐらいでしょうか。
それ以外については、犯人性を示すにはどちらとも言えないと言う事ですね。

で、プラス、自白の根幹部分は認定してます。自白は違法捜査の結果だけど、根幹部分は認定と言うちょっと微妙な判断ですね。

いずれにせよ、最高裁での決着を待つ事になりますね。
証拠が少ない事は変わりなく、少ない証拠の判断で判決は変わるかもしれません。

弁護側としては、
A)自白の信用性を継続して争うでしょうね。
B)二審判決の決め手の手紙の趣旨について、事件とは無関係と言う主張をする事になるでしょうが・・・
なにしろ、不合理な弁解と断じられているわけで、そこを覆すのが弁護人の腕の見せ所と言う事なのかな。
C)地味に状況証拠を一つ、一つ反論するしかないですね。

ただ、新しい証拠が出せないと、上告(最高裁)も棄却される可能性があると思うので、単純に上告すれば良いと言うわけでは無いと思います。
このあたりも注目ですよね。

次が最後です、事件の行方に注目しましょう。

参考リンク
栃木小1殺害事件再考その32(一審判決 無期懲役)

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2018/08/07

静岡県焼津市飲酒追い飲み死亡轢逃事件

飲酒運転による事故でミニバイクの男性を死亡させ逃走し、事故後に酒を飲んだとして、自動車運転処罰法違反(過失致死アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた牧之原市中、建設作業員の男(20)の判決公判で、静岡地裁は7月17日、懲役6年(求刑懲役7年)を言い渡したとのこと。

裁判官は判決理由で「多量に飲酒した後、帰宅のため安易に運転をした動機に必要性や緊急性は一切ない」と指摘したとのこと。
追い越し禁止区間で対向車線にはみ出し、法定最高速度の時速50キロを大幅に上回る約100キロで走行した点を挙げ「過失は甚だ大きい」と述べたとのこと。

飲酒運転の発覚を恐れて現場から逃走し、自宅でさらに酒を飲む「追い飲み」行為に及んだ点について「卑劣で悪質」と断じたとのこと。

判決によると、被告は4月13日午前0時25分ごろ、焼津市上小杉の国道150号で乗用車を飲酒運転し、交差点を右折しようとしていた静岡市葵区の会社員の男性=当時(27)=のミニバイクに追突して死亡させ、そのまま逃走した。同日午前1時ごろ、飲酒運転の発覚を免れるため、自宅でウイスキーを飲んだとのこと。

こんな事件ですね。
なんて言うか、「過失」なのかな?
酒に酔って、100キロで車を走らせて、事故して相手を死亡させてしまう。
これは過失なんだろうか?

過失だから、懲役6年なんだろうけど・・・殺人なら10年は超えると思うんですよね。殺人と同じとは言わないが、もう少し重い方が良いのではないだろうか?

それに、追い飲みとか、時々、テレビ番組などでも話題になるけど、ホントにやる人間がいるんですね。
「卑劣で悪質」はその通りです、それでも、懲役6年が妥当なんでしょうか?

これでは、被害者の死に損じゃないですか?

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北海道名寄市男児虐待事件

同居する男の子の顔に熱湯をかけたり首を絞めたりするなどの虐待をしたとして、名寄市の24歳の男が逮捕される事件が起きている。

傷害の疑いで逮捕されたのは名寄市の会社員・男性容疑者(24)。

容疑者は、7月15日午後8時頃、名寄市内の自宅で、同居する10歳未満の男の子の頬に熱湯をかけてやけどを負わせ、首を絞めるなどした疑いが持たれているとのこと。

警察によりますと、被害にあった男の子を診察した病院の医師が、頬のやけどなどを不審に思い、児童相談所に通告。
虐待の事実が確認され、児童相談所が男の子を一時保護して、警察に通報したとのこと。

警察は日常的な虐待が行われていた可能性も含め、詳しい動機などを調べているとのこと。

こんな事件ですが、詳しい情報がわかりませんね。
公判にならないと情報が出ないかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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実の娘監護者性交事件

実娘にわいせつな行為をしたとして、監護者性交等罪に問われた男の判決が7月31日、大津地裁であり、裁判長は懲役6年(求刑懲役7年)を言い渡したとのこと。

判決理由で裁判長は、小学生の頃から性的行為に応じさせ、社会の普遍のルールに大きく背いたとし、「厳しい批判はまぬがれない」とした。被害少女や妻が猶予判決を求める嘆願書を提出していたが、「家庭を支える努力は伺えるが、刑を大きく抑えることはできない」としたとのこと。

同罪は昨年7月に施行され、告訴なしで罪に問える非親告罪になっている。

さて、こんな事件ですね。
時々こんな事件が起きますね。
被害者自身と妻が猶予判決を求める嘆願書を出しているあたりの事情がよくわかりません。

もしかすると、深い事情があったのかもしれないけれど・・・
これも、非親告罪となった為に裁かれたんでしょうが、もし、親告罪のままだったら、この事件も闇に葬られていたのかもしれません。

その意味では、非親告罪となった事は良かったと思いますね。

そういえば、この事件はどうして発覚したんだろう?
非親告罪でも、親告罪でも、犯行事実を警察が知らなければ、逮捕も起訴もされなかったはずですよね。

被害者としては、複雑な感情があったのかもしれませんね。

父親として、夫としてこんな事がなければ、平和で幸せな家庭だったのに、反省してもらうしかありませんね。

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青森県三沢市食肉処理センター女性職員殺人事件

8月6日(月)10時10分ごろ、青森県三沢市三沢淋代平の三沢市食肉処理センター内で、同市の指定管理者・三沢畜産公社の女性職員(32)=同市三沢=が同僚の40歳代の男に胸などを刃物で刺される事件が起きている。

女性は搬送先の八戸市民病院で死亡が確認されたとのこと。
女性を刺した男も自身の体を刺すなどし重傷を負い、同病院で治療中とのこと。
三沢署は男の回復を待ち、殺人容疑で事情を聴くとのこと。
捜査関係者や複数の知人らによると2人は元夫婦とのこと。

三沢署によると、男は建物内で刃体の長さ約10センチの刃物を持ち、女性の胸や腕を刺した。周囲にいた職員が犯行の瞬間を目撃していたとのこと。

敷地内には凶器とみられる血の付いた刃物が落ちていたとのこと。
捜査関係者によるとこの刃物は、食肉処理の作業に使われる肉を切るナイフとみられるとのこと。

女性は建物内で、男は屋外で倒れていた。同署は、男がけがをした理由の詳細を明らかにしていないが、県警は男が刃物で自分の腹部を刺すなどして自殺を図ったとみているとのこと。

三沢署は7日以降、女性を司法解剖し死因を特定するとのこと。

県警によると、女性は7月下旬、インターネット上に自身を中傷する書き込みがあるとして三沢署に相談、同署が調べを進めていたとのこと。
女性は、男が書き込みに関与した疑いがある旨を同署に伝えていたとのこと。

センターは同市中心街から北側の細谷工業団地内にある市の施設。

別の報道だと
10時20分ごろ、消防から「女性がナイフで刺された」と通報があった。刺された現場は屋内で、近くにいた従業員が悲鳴を聞き、男に女性が刺されたのを目撃したとのこと。
凶器とみられる刃物は刃渡り約10センチで、敷地内で見つかった。福田さんには複数の刺し傷や切り傷があったとのこと。

センターは三沢畜産公社が管理している。2人が勤務する公社によると、6日は共に出勤日だった。女性は5、6年前から、男はそれ以前から働いていたとのこと。

こんな事件ですね。
第一印象としては、元夫婦と言う事もあり、ストーカー的、感情的な事件なのかな?
職場結婚だったのかもしれないけど、別れた後も同じ職場だと、近すぎて相手の情報が入り過ぎてしまって、別れたのに平気でいる相手が許せなかったのかな?

まー、動機についてはこの後、情報が出てくるでしょうね。
何しろ、平日の勤務中に同僚に目撃される事さえ、いとわずに犯行に及んでいる。
そして、自らも自殺しようとしたのだから、「おまえを殺して、俺も死ぬ」的な覚悟の犯行だったんでしょうね。

職場結婚の悪い面が出てしまった事件なのかな?

続報を待ちましょう。

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2018/08/06

大阪府堺市9歳長男胃破裂死亡事件

8月2日、大阪府堺市で、当時9歳の長男に暴行を加えて殺害したとして、両親が逮捕される事件が起きている。
殺人の疑いで逮捕されたのは、堺市北区の会社員・男性容疑者(35)と妻で保育士の女性容疑者(34)。

警察によると、2人は、今年2月の夜、自宅で当時9歳の長男の腹部に何らかの暴行を加えて殺害した疑いとのこと。
翌朝、ベッドで意識不明の状態になっている長男を見つけた母親が消防に通報したとのこと。
長男は搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。
司法解剖の結果、外傷はなかったものの、胃が破裂していたことが分かり、複数の医師の鑑定で、外から強い力が加えられたことによるものと、診断されたとのこと。

司法解剖の結果、長男の胃は破裂していたほか、暴行当時は満腹の状態で、体内には胃の内容物が残されていたとのこと。

捜査関係者によると、2月17日午前8時ごろ、自宅の2階にいた長男が息をしていないことに、女性容疑者が気付いて119番した。司法解剖などの結果、長男は腹部の皮膚が変色し、胃が破裂していたとのこと。

捜査関係者によると、司法解剖の結果、死因は致死性不整脈で、目立った外傷はなかったが胃が破裂し、内臓を覆う腹膜も傷ついていたとのこと。

長男はベッドでうつぶせに倒れており、目立った外傷はなかったとのこと。

近所の住民によると「たまに外に出されているようなことがあった。冬場も関係なくパンツ一丁で出ていたりもしましたね。泣いていて『家にあけて』みたいな感じのときもありました」と話しているとのこと。

2人は警察の調べに容疑を否認しているとのこと。

2人はマスコミの取材に
父親の男性容疑者は「(事件当日は)仕事に行っていて、妻から知らされた。健康で前日まで元気だったのに、突然のことだった」と説明。事件への関与については「やっていない」と語ったとこと。

母親の女性容疑者は「なんでこんなことになったのかわからない。疑われるようなことは何もしていない。夫も私も、死亡する前日は指一本触れていない」と話したとのこと。

母親の女性容疑者は
「普段通り元気に過ごしていた。あの子1人で寝ていたもので、隣の部屋にいたんですけども、ちょっとそういう物音だったり声っていうのはわからなくて。私も結構、もう頭が真っ白だったんですけども、主人も一緒だったんじゃないと」と話したとのこと。

消防隊が到着した際には長男(9)はすでに死亡していたとのこと。

事件が起こった日には、長男が通う小学校の授業参観があったといいます。その際、教室に置かれていたのが、子どもたちが保護者に感謝を伝える冊子でした。長男も母親の似顔絵とともに、「お母さん、ありがとう」と書いていたとのこと。

女性容疑者は事件後、近所の女性に「長男は朝起きたらベッドで亡くなっていた。前夜にタブレットを使い、夫に怒られていた」と話したとのこと。

時系列
02月17日 8:00頃 長男が息をしていない事に気付いて119番通報、搬送先で死亡が確認される。

この他、時系列を推定する材料を挙げると
1)満腹状態だった・・・・・食事の後、時間的に考えると、夕食後と言う事ですね。
2)遺体はうつ伏せだった・・胃を踏みつけるなら仰向けでなければならないので、受傷後にうつ伏せになったんでしょうね。
  だから、即死ではなかったと思うんですよね。

死因が致死性不整脈と言う事なんですが、致死性不整脈による心停止なら、心臓が機能しないので、死亡までは数分でしょうか?
(ここは専門家の意見を伺いたいです)

胃を踏まれた直後に心臓が致死性不整脈になって心停止なら、助けを呼ぶ時間も無く死亡した可能性がありますよね。

・・・だとすると、同じ部屋で寝ていなかった、両親はこの異変に気付かなかった可能性はあると思います。

しかし、外部からの侵入者による犯行でも無い限り、他に犯行が可能な人間はいないんですよね。
(事故の可能性は除外します、受傷から死亡までが短時間なら、受傷した場所が遺体の発見場所と言う事ですよね。つまり、布団に寝ている状態で事故は起きないでしょう?)

なので、もし公判になるなら、かなり難しくなりますね。
どちらかの犯行だったとして、両方が無実を主張したら、どちらの証言を信用するのか?

腹部のアザの大きさや、パジャマの繊維痕とか微物などで特定できれば良いのですが、それが無いとなると、判断が難しい状況になりそうです。
仮にあっても、同居しているので、繊維痕や微物が付着するのは不自然な事じゃないので、証拠にならないかもしれません。
アザの大きさも、踏み方などによっても変わるでしょうから、こちらも決め手にはならないかもしれませんね。

捜査の行方に注目しましょう。

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