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2018/08/30

北海道札幌市豊平区23歳妊娠妻DV撲殺事件

妻を殴ってけがを負わせたとして、札幌豊平署は8月28日、札幌市豊平区中の島2条10丁目、無職男性容疑者(49)を傷害容疑で緊急逮捕し、発表する事件が起きている。

 

容疑を認めているとのこと。妻は29日未明に死亡が確認され、同署は傷害致死容疑に切り替えて捜査しているとのこと。

 

署は今月、夫婦から別件で相談を受けた際、容疑者による家庭内暴力(DV)を把握したとのこと。

 

署によると、容疑者は28日午前、乗用車で同区などを走行。車内で妻(23)の顔などを複数回殴り、打撲などのけがを負わせた疑い。

 

容疑者は同日午前10時10分ごろ、「妻を殴った」と署に出頭。警察官が車の中で意識不明の妻を発見。同容疑者を緊急逮捕した。妻は顔にけががあったため病院に運ばれ、その後死亡が確認されたとのこと。
(29日午前3時すぎに死亡とのこと。)

 

別の報道では
容疑者は駐車場で車を停車させ、助手席に座っていた妻の顔を複数回殴った。妻の顔は判別がつかなくなるまで腫れ上がっていたとのこと。

 

21日、「知人とトラブルがある」との通報を受け、署員が2人の自宅を訪問。その際、容疑者が妻に謝ったため署員が事情を聴くと、妻は「夫にたたかれたことがある」と話した。署員は容疑者に「暴行にあたる」と注意。妻に避難を促したが断られ、「夫と一緒にいたい」などと話したとのこと。

 

署は「避難を呼びかけ説得して拒否された経緯から、対応に問題はなく適切に対応した」としているとのこと。

 

別の報道では
暴行事件として被害届を出すよう妻を説得したが「処罰感情はない」と話したため、同署が容疑者を口頭で厳重注意。妻にトラブルがあった場合は通報するよう伝えたとのこと。

 

警察が厳重注意して、容疑者が二度と殴らないことを誓う書面に署名していたとのこと。

 

元同僚によれば、2人とも福祉の仕事をしていて職場で知り合ったとのこと。

 

夫婦は28日、自宅を午前9時ごろに出たことがわかっていて、容疑者が自首したのが、10時10分であることから、わずか1時間ほどで、死に至る暴行が加えられたと見られているとのこと。

 

容疑者は豊平区役所の駐車場で犯行に及んだとみられるとのこと。

 

妻は妊娠8か月で胎児も死亡していたとのこと。

 

司法解剖の結果、妻の死因は外傷性ショックとのこと。
妻は脳内も出血しダメージを受けていたとのこと。

 

容疑者の職場の上司の談「(容疑者の)体格はいい。100キロくらいあると思う。9月か10月に出産で仕事を頑張らないと、と話していた」とのこと。

 

容疑者は「カッとなってやった」と容疑を認めているとのこと。

 

容疑者と妻はことし結婚したばかりで、事件当日は生活に関する手続きのために区役所を訪れていたとみられているとのこと。

 

時系列
今年 二人が結婚
08月21日     知人男性とのトラブルで通報。DVを確認。書面にサイン
08月28日09:00頃 車で家を出る。
その後      豊平区役所の駐車場で暴行
    10:10  警察に自首、緊急逮捕、意識不明の妻を搬送。
08月29日03:00過 妻の死亡が確認される。

 

こんな事件ですね。
カッとなってやったとしても、度が過ぎています。
それに、自首する前にやる事があったはずですよね?
なぜ、意識不明の妻を搬送しなかったのか?死んでも良いと思っていたのではないか?(未必の故意)

 

夫(容疑者)が49歳で妻が23歳ですから、妻は夫に対して、父親のような役割と寛容や優しさを求めていたのかもしれませんが・・・

 

夫の攻撃性を見抜けなかったのかな?

 

まー問題は動機・・・トラブルの原因ですね。
知人とのトラブルとの事ですが、どうやら男女関係の問題のようですね。

 

このあたりは、詳しい事情が報道されていません。
ここまでの情報で夫が攻撃的な人間にしか見えないのですが、もしかすると、寛容な人間でトラブルの原因によって、我を忘れるほど激怒したと言う可能性もあるかもしれませんね。

 

続報を待ちましょう。

 

亡くなった妻と胎児のご冥福をお祈りします。

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コメント

>知人男性とのトラブルで通報

妊娠した子供が知人男性(不倫相手)との物だった…とかなら殺意を伴うくらいの激怒になったのかもしれませんね
完全なる憶測なのですけど

投稿: | 2018/09/04 10:43

***初公判(3月4日)***

札幌市豊平区の無職・男性被告は2018年8月、走行中や停車中の車内で当時、妊娠中の妻の顔や腹などを左手の拳で数十回殴り死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている。

1)被告は起訴内容を大筋認めた上で「殴ったのは拳ではなく、左手の開いた手の甲と握った手の小指側で、少なくとも10回は殴ったが、数十回殴った認識はない」と具体的な暴行については争う姿勢を見せたとのこと。

2)検察側は、「被害者の傷の状態からみても40回以上は暴行を加えている。手を広げた状態ではそこまで力を強く与えられない」などと主張したとのこと。

3)判決は3月7日の予定

公判の行方に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2019/03/05 20:09

どんなことがあっても 人を殺してはいかんぜよ

投稿: さかもと | 2024/03/21 21:10

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