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2018/09/18

富山県富山市元自衛官交番襲撃事件(6月29日の報道)

県警によると、容疑者の自宅の捜索で、マシンガン型を含むモデルガン十数点のほか、ナイフ数本と模造刀1本、銃に関する本など書籍約50冊を押収した。

押収品の中には、ミリタリー用品とみられるベストや負傷した際に使う救急セットもあった。捜査関係者によると、事件直後、交番から約150メートル離れた民家の敷地内で島津容疑者とみられる男が目撃され、血の付いた止血帯のようなものが押収されているとのこと。

捜査関係者によりますと、容疑者が交番の裏口付近で警部補を襲って拳銃を奪った後、交番の中で拳銃を構えながら他に人がいないか確認している姿が防犯カメラに映っていたとのこと。

防犯カメラには、姿は見えないものの「撃つぞ」という警告するような音声が残っていたとのこと。

警察は、警部補が襲われた際に発砲した可能性があるとみて確認を進めているとのこと。

容疑者(21)が現場付近の住宅地に残したとみられる止血帯を県警が押収していたとのこと。県警は、複数の刃物を持って交番を襲撃した容疑者が、自身がけがをした場合に備えて準備していた可能性があるとみて調べているとのこと。

止血帯が見つかったのは、交番から北東に140メートル離れた住宅の敷地。住民によると、容疑者とみられる男が倉庫にもたれて座り込んでいた場所に残されていた。住民は血の付着したタオルだと思っていたとのこと。

陸上自衛隊トップの陸上幕僚長は6月28日の記者会見で、富山市の交番襲撃事件で殺人未遂容疑で逮捕された元自衛官の男性容疑者(21)の勤務態度について「特段問題になるような行動はなかったと報告を受けている」と述べたとのこと。

容疑者は退官後に有事や災害時に招集される即応予備自衛官に採用されていたが、事件翌日の27日付で免職したとのこと。

陸自によると、容疑者は任期制自衛官として2015年3月~17年3月に金沢駐屯地(金沢市)で勤務。処分歴はなく、17年6月からは有事などの際に後方支援などを担当する予備自衛官になり、今年4月には招集時に第一線部隊に配属される即応予備自衛官に採用され、今月16~17日には迫撃砲の操作訓練を受けたとのこと。

自衛官時代に小銃や銃剣の訓練は受けていたが、拳銃を扱うことはなかったという。陸幕長は「有事において国民の生命と財産を守る即応予備自衛官がこのような事案を起こしたことは大変遺憾。要請があれば、警察の捜査に協力したい」と述べたとのこと。

陸幕長は28日の定例記者会見で、容疑者が訓練に用いた小銃と、事件で使われた拳銃について、「撃ち方が全然違う。弾を撃つということは共通しているが動作は違う」と話したとのこと。

時系列を更新
2015年03月 陸上自衛隊に入隊。(18歳と推定)
2015年04月 金沢駐屯地に勤務
2017年03月 任期満了で退官、実家に戻る(20歳と推定)
2017年06月 予備自衛官になる。
2018年
04月   即応予備自衛官に採用
04月   容疑者が富山市内のファストフード店でアルバイトを始める。
06月16-17日 迫撃砲の操作訓練を受ける。
06月26日(火)(現在21歳)
12:00頃 容疑者がファストフード店でアルバイトに入る
12:30頃 容疑者が注意した店長を複数回殴る
13:00頃 容疑者が店を飛び出す
14:00頃 刃物を持った元自衛官(21)が交番を襲撃し拳銃を強奪。
14:07  交番にいた相談員が通報
14:10頃 小学校に警察から連絡。
その後  交番内を物色後に逃走
14:11頃 相談員が交番近くの美容室から再度通報
14:13頃 パトカーが交番に到着。
その後  交番襲撃後14分ほど、周辺をうろつく
その後  100メートル離れた小学校の正門方向に移動
14:24頃 容疑者が正門近くで校舎に向けて2回発砲
14秒後  小学校の正門付近で男性警備員に発砲
14:25頃 駆けつけた警官が発砲、身柄を確保。
15:30頃 男性警部補の死亡が確認
16:15頃 男性警備員の死亡が確認
06月27日 容疑者の自宅を家宅捜索。

こんなところですね。
情報が整理されてきたせいか、情報量が少なくなってきたのかな?
今回の報道で特に注目したいのが、小学校の校舎に向けて2発、発砲している点です。

銃器の場合、有効射程と言うのがあります。
簡単に説明すると、狙った目標に弾丸を命中させられる距離と言う事ですね。
拳銃の場合は、有効射程は7メートル(Wikiによる)
(しかし、発射された弾丸は1キロメートル以上飛びます)
警察官の拳銃射撃訓練は10メートルから20メートルで行っているようです。

警備員の撃たれた場所から校舎までの距離は約30メートル。
有効射程は外れていると思いますね。
ただし、弾丸は届く距離ではあります。

問題はこの発砲の目的ですね。
元自衛官で小銃の射撃訓練もしているし、自宅からはミリタリーグッズも出ているから、当然のように、銃器についての知識は持っていたはずです。

なので、拳銃の有効射程も知っていて。
この距離では狙って誰かを射殺する事はできない事も理解していたはずです。

なので、この発砲は少なくとも、誰かを狙撃する為の物では無かっただろうと思います。
では何か?

既に正門から100メートル離れた交番にはパトカーが到着している。当然、それには警官も乗っている。
発砲音で警官を呼び寄せる為だったのかな?

しかし、その直後には正門付近にいた警備員も射殺しています。
こちらは、明らかに殺意があったと思います。
こちらの殺害もちょっと意味不明なんですよね。

そもそも、射殺するのが誰でも良いなら、交番周辺で容疑者を目撃した住民でもよかったはずです。
だから、この正門付近に来るまでは、容疑者は無差別殺傷をしようとしていたわけではなかったと思います。

そして小学校に向かった理由もちょっと分かりませんね。
池田小事件を拳銃と刃物で再現するつもりなら、池田小を上回る被害者を出す事もできたと思います。

これは私の憶測です。
警備員を射殺したのは、確実に死刑になる為だったのではないか?と考えています。
いくら警察官でも殺害が1人では確実に死刑になるとは言い切れません。
そこで、死亡を2名にする事で死刑を確実にする為だったのではないかな?
しかし、これは死刑になる為の保険的な意味合いだと思います。。

前回も書きましたが本命は警官に射殺される事だったんじゃないかな?
(射殺に失敗して逮捕されても、死刑になれる)

もし、計画的犯行なら、小学校に逃げ込み校舎に向けて発砲、それを知った警官は子供への被害を防ぐ為に発砲しても仕方が無いと心理的環境を作る。言い換えれば、容疑者が発砲する為のプレッシャーを警官にかけたのかもしれませんね。

そして、トドメは刃物を持って現場に来た警官に襲い掛かる、自らの身を守る為に発砲しなければならない。
咄嗟に急所を避けて撃つだけの余裕は警官には無いだろうと言う計算だったのかもしれませんね。

まー本当のところは、本人に供述してもらうしかないですね。

参考リンク
富山県富山市元自衛官交番襲撃事件(6月28日の報道)
富山県富山市元自衛官交番襲撃事件(7月4日以降の報道)

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コメント

「警備員の制服を、警察官のそれと誤認した可能性」はないでしょうか。
渡し個人としては、ちょっと見ただけでは見分けがつきません。私の場合は目が悪いだけの話なんですが…。
反抗当初、容疑者はかなりの興奮状態であった事が予想されます。つまり、冷静な判断は難しい状態になっていた。それに加え、発砲までは恐らくほんの一瞬なので、じっくり見ている時間は当然無いでしょう。
そして、駆けつけた警備員を警官と誤認して発砲した。
何だか強引な気もしますが、一見意味不明な行動が、この説でも辻褄が合いそうです。

投稿: OZONE | 2018/09/19 00:52

OZONEさん、おはようございます。

なるほど、その可能性は抜けてましたね。
校舎を撃ったのが警官を呼ぶためなら、その直後に制服を着た警備員が現れたので、警官と誤認した可能性はありそうですね。

あとは、容疑者が計画的に下見していた場合は、工事がいつから行われていたのか?が気になります。
下見の時に工事が行われていたら、その時に警備員を見ていた可能性がありますね。

とは言え、これから射殺されると言うその直前ですから、興奮状態で反射的に警備員を撃った可能性はありますね。

投稿: ASKA | 2018/09/19 05:53

仙台でも交番内発砲事件ありましたね、今年は三件目かな?銃規制の厳しい日本で手短な入手は交番襲撃くらいしか思い付きませんね、あとは暴力団事務所襲撃くらいかな

投稿: | 2018/09/19 07:52

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