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2018/09/25

宮城県仙台市交番襲撃事件(9月25日までの報道)

続報です。
1)事件後に見つかった持ち主不明の自転車は交番の警察官が使用しているものではなく、防犯登録番号を照会した結果によると、警察関係者の所有物でもないことが分かったとのこと。かごには衣服が入っており、自転車から指紋を採取するなどして所有者の特定を進めるとのこと。

2)東北学院大で古文書学を担当していた東北大の准教授(45)は、同容疑者の2年時に半年間講義を受け持った。分からなかった点や勉強したい分野について講義後に質問や相談に来るほど熱心な学生だったのこと。

試験では100点満点中90点を取るほどで、クラスでも最上位の成績だったとのこと。
後半からは江戸時代の古文書をすらすら読めるようになっていたといい、「非常に真面目な努力家。地味な作業をいとわず一人で黙々と頑張ったんだろう」と推し量ったとのこと。

「よくしゃべる学生ではなかったが、ちゃんとあいさつができ、講義中もはっきりと受け答えしていた。こんなことをする人じゃない」と、はなしたとのこと。

3)捜査関係者によると、容疑者が犯行時に所持していたエアガンには、大量のBB弾を充填できる大きさの弾倉が装着されていたとのこと。

4)捜査関係者によると、容疑者は犯行当時、利き手の左手に刃物、右手にエアガンを持っていた。警部補と向かい合った場合、左脇下から心臓に達するまで複数回にわたり強く突き刺すことは困難で、宮城県警は警部補が背中側から刺された際に生じた傷が、致命傷になった可能性が高いとみているとのこと。

5)捜査関係者によると氏名が記された所持品が交番内から見つかった。報道で事件を知った両親も19日早朝、「息子かもしれない」と東署を訪問。歯型などの鑑定で容疑者と特定したとのこと。

6)容疑者(21)が身につけていたウエストポーチから、現場に落ちていたエアガンとは別のエアガン1丁と、プラスチック製のBB弾が入った弾倉数本が見つかったとのこと。また、新たに小型ナイフ2本が発見されたとのこと。小型ナイフは1本が折り畳み式、1本は固定式だった。
新たに見つかった小型ナイフは凶器の包丁とは別のものだったとのこと。

カッターとされていたのがエアガン用の弾倉だったとのこと。

7)凶器はアウトドアなどで使われる先端がとがった重い包丁で、刃渡りと柄が各約20センチあり、殺傷能力が高いものだったとのこと。

8)県警が21日夜まで実施した現場検証で、容疑者は迷彩柄と灰色の2個のウエストポーチを身に着け、床に落ちていたエアガンと同じ形状の銃1丁と複数の弾倉がポーチに入っていたとのこと。

9)容疑者が持参したとみられる青いビニール袋には、犯行に用いた剣鉈(けんなた)状の刃物とサイズが合致するさやのほか、千円札数枚が入っていた。容疑者は袋から刃物を取り出し、襲い掛かったとみられるとのこと。

10)容疑者(21)が「近現代の軍隊の変遷」をテーマに大学の卒業論文の執筆準備をしていたとのこと。
大学関係者によると、容疑者は大学で文学部歴史学科に在籍。軍隊の装備品などの歴史を題材に卒論を執筆できるかどうかを担当教官に相談していたとのこと。

11)容疑者の自宅から半径約150メートル以内にある2カ所の公園でBB弾が発見された。近くの住民によると、拳銃の形状をしたエアガンを持って公園を訪れる若い2人組の男性を見たことがあるとのこと。

こんなところですね。
容疑者は学業優秀な人物だったようですが、学校の成績が優秀でも事件を起こした事例はあるので、成績と事件はあまり関係ないだろうと思います。(連想するのは、会津母親殺害事件の容疑者も優秀だったようです)

さて、今回の報道で気になるのは2点です。
一つは、襲撃現場の交番に持参した物の中にエアガンが2丁と予備の弾倉があった事ですね。
エアガン自体は幾ら改造しても、人を撃ち殺す事はできないでしょう?
なので、基本的には利き手に持ったナイフで接近戦をする計画だったと思うんですよね。

問題は利き手では無い方の手に持ったエアガンをどう使うのか?
至近距離だし、もしかすると、事前の練習で利き手では無い方でもある程度、狙って射撃ができるようになっていたのかもしれません。

まー、S巡査長の顔に撃たれた痕跡があるようですから、その結果をみれば、エアガンで顔を狙い視界を奪った上で、刃物で襲うと言う事なんでしょうね。

ここまでは、良いと思うんですが・・・問題は予備のエアガンに予備の弾倉です。
連射式の場合、装填できる弾丸に限りがあるから、短時間で弾切れになる可能性はあると思います。
かと言って、交番には対峙している警官以外に3人がいるはずで、犯行が長期化した場合、ナイフやエアガンを持っていたとしても、3人の警官を同時に相手にして戦う事は無理でしょう?

利き手にナイフを持って、反対の手にエアガンを持っている状態では、弾倉の交換はできないですよね?
ナイフを短時間でも放さないと、弾倉の交換ができないはず・・・だとすると、容疑者の想定では、ナイフを放しても良いような状態が発生する想定だったんでしょうね。

このあたりを考えると、短時間に警官を襲撃、殺害して、次の警官が現れるまでに、エアガンの交換や弾倉の交換をする計画だったのではないのかな?

つまり、交番にいる4人の警官、全員を殺害する計画だった可能性があると思います。
まー、最初の警官の拳銃が奪えれば、エアガンに代えて実銃での犯行になりますから、ナイフは握っている必要は無いですね。
でも、その場合は、結局、エアガンや弾倉は不要になりますね・・・

もう一つの気になる点は、卒論に軍事関係を選んでいる事。
軍隊の装備品などの歴史を題材にと言う事なんですが・・・
これが、銃器に強い関心があるのか?と言う裏付けにはちょっと弱い気がします。
私は歴史の専門家では無いのですが、NHKの大河ドラマとか、歴史番組など良くみています。
そうすると、歴史で脚光を浴びるのって、戦や戦争の時代が多くなってしまうのではないかと思うんですよね。
ドラマの題材になりやすいのが、戦国時代と幕末、明治維新ですよね。

で、単純に戦争自体を論文にするよりも、視点を変えて装備品について書いた方がより新鮮な印象になるのではないか?
と言う計算かも?と思うわけです。

具体的な論文の要旨が知りたいですね。
少なくとも、拳銃というのは、戦争では小銃をメインとして、予備的役割で使う物ですよね。
なので、戦争イコール拳銃のイメージは無いと思うんですよね。

他に自宅近くの公園で発見されたBB弾も容疑者が撃った物かどうかは未だ不明のままです。
通販でも、量販店のオモチャ売り場でもエアガンは購入できますから、付近の中高生の所持しているエアガンの可能性もあると思います。

自宅から押収された物についての情報が少ないですね。
このあたりの情報が知りたいです。

続報を待ちましょう。

参考リンク
宮城県仙台市交番襲撃事件(9月21日報道)
宮城県仙台市交番襲撃事件(9月26日報道)

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コメント

まぁ想定内の情報ですね。予想通りと言いましょうか。
東大出(中退だったかも?)の警察官殺しの話は一番始めのコメントに書きましたね。いわゆるガリ勉でストレスの捌け口がエアガンに向いてしまったようですね。
そのうち満たされてない欲望が他人を殺したい=自殺 的な負のイメージが加速してたのでしょう。それが卒論のテーマにまで発展する間に様々な歴史の犠牲者に傾倒して、あわよくば戦時行為を自分の中で正当化する有り様は、先に述べたN氏と同じ心境と思われます。(時代背景には随分差がありますが)

おもちゃの鉄砲を人に向けて撃ってはいけません。

仮に四人の銃を奪うことに成功すれば、今ごろ大学内で無差別乱射してたであろうと誰しも想像できる事と思われます。その意味でも犠牲になられた警察官には慎んで哀悼の意を捧げたいと思います。

投稿: テキスタイル | 2018/09/26 00:44

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