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2018/10/14

神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その4(7月10日報道)

続報です。
1)県警が先月下旬から任意の事情聴取を始めたところ、容疑者は「自首しようと思ったが怖かった」と事件への関与を認めたとのこと。

2)Nさんの遺体からは高濃度のヂアミトールの成分(界面活性剤)が検出されており、容疑者が原液を注射器で点滴側管から一気に投与した可能性があるとのこと。

ヂアミトールは医療器具や手指の消毒用で劇薬指定はされていない。大口病院ではナースステーションなどに備え付け、ボトルで保管された原液を水で100倍ほどに薄めて使っていたとのこと。容疑者は備え付けのヂアミトールを使ったとみられるとのこと。

3)大口病院は事件後、「横浜はじめ病院」と改称。今年2月からは入院患者の受け入れも再開したとのこと。

4)大口病院は事件の後、入院病棟を閉鎖し、看護師らを退職させたとのこと。

5)捜査関係者によると、容疑者が勤務時に着用していた看護服を鑑定したところ、ポケットの内側から、Nさんの遺体から検出された物と同じ界面活性剤の成分が検出されたとのこと。他の看護師の看護服からは検出されておらず、成分一致が特定の決め手になったとみられるとのこと。

6)事件が表面化する以前、容疑者が消毒液をタオルに包み、隠しながら持ち運んでいた様子の目撃証言もあるとのこと。

7)容疑者には「殺人事件発覚後、病院に1回だけ来て、それ以降来なくなった」ことや「夜勤中に消毒液のボトルを2本捨てていた」ことから、
同僚から“疑いの目“が向けられていたとのこと。

8)容疑者(31)が7月9日に送検された。

9)逮捕される前の任意聴取に対し、「自分の勤務中に亡くなるかもしれない容体の悪そうな患者を選んで、消毒液を混入した」という趣旨の供述をしていたとのこと。

10)容疑者は、「事件の2カ月前の16年7月中旬ごろから、20人ぐらいの患者にやった」「自分が勤務のときに亡くなると、家族への説明が面倒だった」とも供述。神奈川県警は、自分の勤務時間外に患者を死亡させようとした疑いがあるとみる一方、容体がそこまで悪くなかった患者も含まれていたことから、動機をさらに詳しく調べているとのこと。

11)容疑者(31)が、医療器具の「三方活栓」を使い、点滴チューブに消毒液を入れたと供述しているとのこと。薬剤をより速く投与する場合に用いる「ワンショット注入」と呼ばれる手法とのこと。

12)三方活栓は、点滴チューブの途中に取り付ける器具で、注入口に注射器をさし込み、薬剤を直接チューブに入れられるとのこと。

13)容疑者が逮捕前の事情聴取に対し、「他の看護師が巡回する隙を見計らった」などと供述していたとのこと。

14)容疑者は任意の事情聴取の段階で「人が次々と亡くなる終末期医療の現場と仕事がつらかった」と供述。「患者さんの要望に応えることが多く、仕事が嫌だった」と説明しているとのこと。

こんなところですね。
ここまでで、動機は自分が担当している時(夜勤の時)に患者が亡くなると、遺族への説明が嫌だった。
なので、容態の悪そうな患者を選んで消毒液を混入した。と言う事なので、一応の整合性はあると思います。
しかし、別の報道で「容体がそこまで悪くなかった患者も含まれていた」と言う事でこの説明だけでは不十分に見えますね。

・・・しかし、容態の善し悪しをどうやって判断していたのだろうか?
終末期医療の現場である為に、4階の入院患者は誰もが、終末に向けて進んでいるわけですよね。
その中で特に、今晩中に急変する可能性がある患者を、容疑者は自分で判断していたと言う事になります。

まー危ない患者なら、医師から「そろそろ危ない」って注意を促される事もあるかもしれませんが・・・
ここは終末を迎える場所なので、だから何?って事ですよね。
それに、犯行が夜勤の引き継ぎの前に行われているので、引き継ぎ情報の中に「今夜危ない」と言う情報あるかどうか分からない段階で犯行をおこなってますよね。

なので、何か、容疑者の知識の範囲内で判断する基準みたいな物があるのかもしれませんね。
だから他の人間には「それほど悪くない」と見えても、容疑者には「今夜危ない」と判断させたのかもしれません。
ここは、これからの供述を待つしか無いですね。

私は医療関係者では無いので、ちょっと分かりませんが・・・終末を迎える場所なので、延命処置などはしないと思うのですがどうなんでしょう?

もし、急変があって、延命処置を家族や本人が希望しないのであれば、そのまま、亡くなるのを待つと言う事になるのでしょうか?(そういえば医療映画かドラマで患者が死亡した時、家族が到着するまで心臓マッサージをして、肋骨を全部折ったなんて話を見た気がしますね)

そうすると、この場所に入院した段階で家族も余命宣告など告知を受けていると思うわけで・・・死亡した事の説明がそれほど面倒だったと言うのがちょっと分からないですね。
この状況だと「なぜ死んだ?」なんて医師や看護師に詰め寄るような家族がいるとは思えないのですが・・・

もしかすると、「死亡した事を説明する事が苦手」なのではなく、「患者の家族に話すのが苦手」とか、「対面でのコミュニケーション自体が苦手」と言う可能性もあるかもしれませんね。

終末期医療の現場では、通常の病棟とは違い、「治った」、「退院した」、「成功した」なんてポジティブなイベントが無いので、確かにメンタル面は「しんどい」と思いますね。
容疑者が7年勤務した前の病院を辞めた理由は「救急」に配属されるのが嫌だったと言う事ですね。
なので、元々、生死に関わるような現場にはいたくなかったと言うのがベースにあるかもしれませんね。
そんな人間が終末期医療の現場に入って、約1年2ヶ月で事件が起きたと言う事なのかもしれません。

とは言え、9日の報道には
「容体の急変を見るのが嫌で、自分がいないうちに死んでほしかった」とも供述しているので、これの意味ですね。
急変への対応作業が嫌だったのか?急変している患者を目で見るのが嫌だったのか?どちらなんだろう?

夜勤で看護師の人数が少ないから、急変すれば対応作業する事にはなると思うんですよね。
そのまま、何もせず放置して死亡まで待つと言うのはさすがに無いと思います。
普通に当直の医師を呼んで対応すると言う事だと思うのですが・・・

だとすると、単純にこの仕事に「向いて無い」人だったと言う可能性もあるのかな?
嫌な仕事を続けていて、ストレスが限界を突破してしまったと言う事なのかな?

そういえば、「事件発覚後に、病院に1回だけ来て、それ以降来なくなった」と言うのは相当ですね。
普通なら職務放棄で懲戒ものでしょう?この時のやりとりは何かあったのだろうか?
もう、この病院では働けませんとか?何も連絡や理由の説明もなく、突然、来なくなったらそりゃあ「怪しい」ってなりますよね。この部分の情報が欲しいですね。

参考リンク
神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その3(7月9日報道)
神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その5(7月12日報道)

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