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2018/10/11

神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その3(7月9日報道)

容疑者逮捕です。

1)2016年9月、入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、うち1人の男性(当時88)を殺害したとして、神奈川県警は7月7日、病院の看護師だった女性容疑者(31)=横浜市鶴見区=を殺人容疑で逮捕し、発表したとのこと。

2)捜査関係者によると、容疑者は逮捕前の任意聴取に対し、2人とも消毒液を体内に混入させて殺害したことを認めたとのこと。容疑者は容疑を認め、「(Nさんに)申し訳ないことをしてしまった」と話しているとのこと。

3)容疑者は「他の入院患者の体内にも消毒液を入れた。20人ぐらいやった」とも供述。動機については「自分が勤務のときに亡くなると、家族への説明が面倒だった」などと説明したとのこと。

別の報道では逮捕前の任意の事情聴取で
「容体の急変を見るのが嫌で、自分がいないうちに死んでほしかった」「家族への説明も面倒で、苦手だった」などと供述したとのこと。

4)容疑者は事件後に退職したとのこと。

5)Nさんは9月18日午後4時50分ごろに心拍数が低下し、同7時ごろに死亡した。容疑者は、18日は午後3時ごろ出勤。同4時45分ごろにNさんの病室に1人で入るのを同僚が目撃し、その5分後に容体が急変したとのこと。

県警は、NさんやHさんがいた病棟の看護師らに看護服の提出を求めて調べた結果、容疑者の看護服から多量のヂアミトールが検出された。ただ目撃や服は間接的な証拠で、県警は慎重に捜査を進めていた。そうした中、今年6月下旬以降に任意で事情を聴いたところ、容疑を認めたため逮捕に踏み切ったとのこと。

別の報道では
当時4階を担当していた看護師全員の看護服を調べたところ、容疑者の服のみ、ポケット付近から界面活性剤の成分が検出されたとのこと。

県警は6月末、すでに病院を退職していた容疑者から聴取。2日目になって関与を認めたとのこと。

容疑者も任意の聴取に対し「消毒液の入った注射器をポケットに入れて持ち運んだ」という趣旨の供述をしていて、こうした鑑定結果と供述に矛盾がないことなどから逮捕に踏み切ったとみられるとのこと。

6)事件発覚から1週間後の容疑者の談
「看護師なら誰でも点滴袋に注射器を刺せる」などと述べ、自身の関与を強く否定していたとのこと。

Q:いつから大口病院に勤めているのか?

A:「看護学校を卒業後、別の病院に勤めていたが、救急に配属される可能性があって嫌だったので15年5月に転職した。大口病院に不満はなく、むしろ終末期患者は文句をあまり言わないから楽だった」

Q:死亡したNさんについて。

A:「普段から『体がごろごろする』『息苦しい』と言っていたが、入院したばかりだったのであまり印象はない」
別の報道では
「私も犯人ではないかと疑われているみたいで悲しい。やっていないことを証明するのは難しい」と語っていたとのこと。

7)容疑者は県内の高校から看護の専門学校に進学。卒業後の2008年に看護師免許を取得した。別の病院での勤務を経て、15年5月から大口病院に勤めていた。

「問題のあるスタッフという認識は全くなかった」。病院関係者は容疑者についてそう語る。別の病院関係者は「何を考えているかわからないところはあったが、仕事はできるという評価だった」と話したとのこと。

8)容疑者の母親によると、同容疑者は高校を卒業して看護学校に通い、21歳で看護師になった。大口病院が2カ所目の勤務先。仕事の愚痴をこぼしたことはなく、「おじいちゃん、おばあちゃんはかわいい」と話していたとのこと。

母親が娘の異変を感じたのは、事件前の6月ごろ。「病院内でいろいろなトラブルがあって早く辞めたい」とこぼすようになった。事件が報じられた直後は夜勤中にかけてきた電話口で泣いており、母親が「自分はやっていないのだから毅然としなさい」と伝えると、「分かった。ありがとう」と答えたとのこと。

9)捜査関係者によると、逮捕前の任意の調べでは、「自分のしたことは死んで償いたい。死刑になりたい」と話したとのこと。

別の報道では
「死刑も覚悟している」という趣旨の話をしていたとのこと。

10)捜査関係者によると、容疑者は逮捕前の任意聴取に対し、Nさんらの点滴にヂアミトールを混ぜたと供述。さらに、混入を始めたのは2016年7月中旬からだと説明し、「20人くらいにやった」とも話したとのこと。

11)容疑者は事件当日、夜勤が始まる2時間前から出勤していたとのこと。

捜査関係者によると、Nさんが死亡した16年9月18日、容疑者は午後5時からの夜間勤務で、引き継ぎのため午後3時ごろに出勤した。Nさんの容体は午後4時50分ごろに急変したが、その約5分前に容疑者がNさんの病室に入るのを同僚が目撃した。こうした状況から、夜間勤務に入る前に死亡させようと、病院内で使っていた界面活性剤の塩化ベンザルコニウムを含む消毒液ヂアミトールを点滴側管から注射器で投与した疑いがあるとのこと。

12)病院が死亡したNさんを送り出す際、容疑者が立ち会っていたとのこと。死亡した後に体を拭いたり着替えさせたりするのは、別の看護師が担当した。容疑者は調べに対し、亡くなった後の作業が苦痛だったという趣旨の供述をしているとのこと。警察は、容疑者が周囲から疑われないよう見送りに立ち会ったとみて調べているとのこと。

時系列
2008年      容疑者が看護士免許を取得。21歳
その後      別の病院に勤務(約7年の勤務と推定)
2015年05月    容疑者が大口病院に勤務を始める。(28歳と推定)
2016年
04月       4階のフロアで、ナースステーションに置いてあった看護師の服が切り裂かれる。
06月       カルテが抜き取られてなくなる。
06月頃      容疑者が母親に「病院内でいろいろなトラブルがあって早く辞めたい」と話す。
07月05日     横浜市が「看護師のエプロンが切り裂かれた事案と患者のカルテが紛失した事案が発生した」のメールを受信
07月中旬     容疑者が消毒薬を混入し始める。
08月12日     横浜市が「病棟で漂白剤らしきものが飲み物に混入し、それを飲んだ看護師の唇がただれた」メールを受信
09月18日15:00頃 容疑者が出勤。この日は夜勤の予定。
09月18日16:45頃 Nさんの病室に容疑者が入るのを目撃
09月18日16:50頃 Nさん急変、10分後に心肺停止。
09月20日04:00頃 Hさん急変、1時間後に死亡。
09月20日正午前  横浜市が「点滴に漂白剤らしきものが混入された事件が発生した」と伝えるメールを受け取っていた。
事件発覚後    夜勤中に容疑者が母親に泣きながら電話。
2018年
06月下旬     任意で事情聴取、2日目で自供。
09月07日     Hさん殺害容疑で逮捕

こんなところですね。
事件発覚から1年10ヶ月で容疑者逮捕です。
多分、容疑者の自供がなければ逮捕は難しかったと思いますが・・・どうやら、犯行への後悔があって、自供したのかもしれませんね。

しかし、時系列に起こすと、4月6月の服が切り裂かれる事件、カルテの紛失事件など、容疑者が関係しているのだろうか?
そして、横浜市への告発メールは容疑者が送った物なのだろうか?
それに、8月のメールで「病棟で漂白剤らしきものが飲み物に混入し、それを飲んだ看護師の唇がただれた」これは事実なのかな?
この8月のメールの1ヶ月前に消毒液の混入を始めたと話していますから、もしこれらのメールや事件に容疑者が関わっているのだとしたら、事件を防ぐ最後のチャンスだった可能性がありますね。

その意味では横浜市の対応に問題が無かったのか?と言う検証は必要になるかもしれませんね。
この4月から8月にかけての一連の事件の詳細はこの後報道されたのだろうか?

とりあえず、続きは次回書く予定です。
なんとなく、防げた事件かもしれないと言う印象がありますね。

参考リンク
神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その2(続報)
神奈川県横浜市大口病院連続殺人事件その4(7月10日報道)

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