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2018/10/09

鹿児島県平川動物公園ホワイトタイガー死亡事故

鹿児島市の平川動物公園で飼育員の男性がホワイトタイガーに襲われ、死亡する事故が起きている。

10月8日(月祝日)17時すぎ、「男性飼育員がホワイトタイガーに襲われた」と動物園から119番通報があり、消防が駆け付けたところ、ホワイトタイガーの飼育室内で飼育員の男性(40)が首から血を流して倒れていたとのこと。

男性は病院に搬送、2時間後に死亡が確認されたとのこと。
男性をかんだホワイトタイガーはオスで直後に麻酔で眠らせたとのこと。

平川動物公園では、4頭のホワイトタイガーが飼育されていて、死亡した男性飼育員は当時1人で、飼育作業にあたっていたということで、目撃者などはいないとのこと。

消防によると展示場内には、別の職員が麻酔銃で撃ったとみられるホワイトタイガー1頭が倒れていて、ほかの3頭は奥の飼育室にいたとのこと。

関係者によりますと、おりの中で作業する際は、ホワイトタイガーを昼間の展示用のおりから、夜間使用するおりに移動させ、扉を施錠した上で、作業を行う手順になっているとのこと。

動物園は、17時に閉園とのこと。
警察は男性飼育員が襲われた詳しい状況など調べているとのこと。

こんな事故ですね。
ASKAの事件簿の記録にある動物園でのトラによる死亡事故は2008年6月の京都市動物園でアムールトラが男性飼育員を襲って死亡した事故がありますね。
この時の原因は
同動物園はオスのビクトル(11)とメスのアオイ(3)を飼育していた。
おりは3つあり、飼育員はビクトルとアオイの見合いをさせるため、トラのいないおりにアオイをおびき寄せようとしていた。

この際、ビクトルのおりの鍵が開いており、出てきたビクトルに襲われたと。

と言う事で、通常よりも、慣れない作業だったのかもしれないですね。

他には昨年の2017年2月に小諸市動物園でライオンが女性飼育員を襲った事故がありました。この事故では命に別状はありませんでした。
県警小諸署などによると、獣舎は室内居住室とおりがある屋外展示室があり、女性は清掃するために1人で獣舎に入り、事故当時は展示室側にいたという。獣舎間には二つの扉があり、作業の際はライオンを一方に閉じ込めて行うことになっていたが、いずれも開いていたとの事。

室内と屋外間には二つの扉があるが、手動扉が開けられ、自動扉は半開きになっていたという。女性が獣舎に入った際、閉まっていたかは不明。

今回の鹿児島での事故については、原因を調査中との事ではっきりした原因がわかりません。ただ、ここまでの情報だと通常の閉園時の作業中に事故が起きたような印象はありますね。特殊な作業をしていたわけではなさそうですが・・・

続報を待ちましょう。

亡くなられた飼育員さんのご冥福をお祈りします。

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コメント

様々な条件が重なり最悪な事態は起こますが、特に体調不良で普段ならしないミスをおかしていまった可能性がありますね。動物の中には檻の中でしか飼えない飼い慣らすことが不可能な動物がいることは飼育員さんなら当然分かっていた筈ですが一瞬の出来事だったのでしょう。

投稿: 亀さん | 2018/10/10 16:30

続報です。

1)死亡した男性飼育員は、平川動物公園に勤務する前も含め10年以上、猛獣の飼育を担当していたベテラン飼育員(40歳)とのこと。首には噛まれたような形跡があったとのこと。
男性飼育員をかんだホワイトタイガーのリクは、2013年に平川動物公園で産まれたホワイトタイガーとのこと。5歳のオスの「リク」は、体長およそ1.8メートル、体重およそ170キロとのこと。

2)10月9日は、午前中に鹿児島労働基準監督署が現場の状況を調べたほか、夕方には警察も実況見分を行ったとのこと。
警察と労働基準監督署は関係者から話を聞くなどして、管理体制や当時の状況を調べているとのこと。

3)平川動物公園では「全体の飼育マニュアルはあったものの、猛獣についての細かいマニュアルはなかった」ととのこと。

4)事故の起きた日は週に一度の絶食の日だったとのこと。

5)9日の記者会見での園長の談:
飼育員は一段高い通路から寝室の中にトラがいることを確認できる構造になっています。寝室から展示場までにある2つの扉も施錠されていたことが確認されていて、園長は「なぜ飼育員とトラが展示場に一緒にいたのか分からない」と話したとのこと。

6)事故の起きた時間、男性飼育員は猛獣エリアを順路に沿って清掃し、オリを施錠。残すはホワイトタイガーだけとなっていた。
平川動物公園では原則として、猛獣のオリの清掃などを行う際には、猛獣を他の部屋に移動させた後に行っていたとのこと。

しかし、バックヤードに移されているはずだったホワイトタイガーは、男性飼育員が倒れていた展示スペースで発見されたとのこと。

動物公園関係者によると、清掃はその日の最後の作業で、最後に残っていたのがトラ舎のリク(ホワイトタイガー)がいたところだったとのこと。
展示スペース内には、リクが隠れそうな場所はないため、何が原因かは、まったく分からないとのこと。

別の報道では
トラ舎は、飼育員とトラが同じ空間に入らないよう2階建ての構造になっており、トラは高さ約1・5メートルの空間を移動して、寝室と展示用のおりを行き来する。飼育員は2階から手動で扉を開け閉めし、トラが移動できるようにする。観察用の窓からトラの動きを確認できるという。園長は「飼育員とトラが鉢合わせることはあり得ない。原因が全然わからない」と話したとのこと。

7)死亡した飼育員の遺族から「(リクを)平川で飼育してください」と言われたことを明らかにし、殺処分せずに飼育を続ける考えを示したとのこと。

こんなところですね。
今のところ原因は不明との事ですが・・・結果から可能性はいくつか考えられますね。
構造としてはこんな感じですね。
    観察室
   ------------
   扉    扉
寝室 | 通路 | 展示室
   |    |    <-虎

本来の作業手順としては、観察室から扉を操作して、虎を展示室から通路を通らせて、寝室に移動させ、扉を閉めて、展示室の清掃をすると言う事のようです。

しかし、二つの扉は閉まっていて施錠もされていた。
展示室に虎と飼育員がいた。

このあたりを考えると、虎を移動させずに、展示室に入ってしまったと考えるのが一番矛盾が少ないと思いますが・・・それは、明らかに作業手順に矛盾してますね。

作業手順に矛盾が無いとすると・・・
二つの扉を開けて、虎を寝室に移動後に、扉を閉める操作をしたが、閉まる所は確認せず、展示室に入ったところ、閉まりきっていない扉から虎が展示室に戻り、飼育員と鉢合わせと言うあたりでしょうか?

ただ、その場合、扉の不調がこの日に限って起きたのか?と言う事になりますね。
(扉の不調でない場合としては、閉まりきる前に展示室に入ったと言う事になるかもしれません)

気になるのは、展示室に入る直前の段階で檻越しに展示室の中の状況を作業員が目視で確認できない構造なのか?と言う事です。

さすがに、展示室の中に虎が居る事を目視できたなら、展示室に入る事は無いと思うんですよね。そこを考えると、やはり扉が閉まる前に入ってしまったと言うあたりが説得力があると思うのですが・・・扉の開閉にはどのぐらいの時間が掛かるのでしょうか?

いきなりギロチンのように閉めては、虎が挟まった場合、怪我をしてしまうので、比較的ゆっくり閉まるのではないか?と推測しているのですが・・・

他にヒューマンエラーとしては、「うっかりミス」と言うのはやはり否定できませんから、亡くなった飼育員の勤務時間とか当日の体調がどうだったのか?と言うのは裏付けを取る必要があるかもしれませんね。

手順通りに作業すれば事故は起きなかったかもしれないけれど・・・ヒューマンエラーを回避する為の仕組みはあったのか?気になります。
センサーで検知して展示室に虎がいる場合は展示室に入れないようにするとか。
扉が完全に閉まるまで、展示室に入れないようにするなんてところかな。

それほど難しいシステムでは無いと思うんですが・・・この動物園も含めて他の動物園はこのあたりどうしているのかな?やはり100%人が確認なんだろうか?

続報を待ちましょう。

亀さん、こんばんは
今のところ、原因が分からないようですね。
二人で作業していたらとか、いろいろあると思いますが、テクノロジーで何か対策ができそうな気がしますね。

とは言え、停電の時どうする?って問題もあるので、テクノロジーも万全とは言えないところなんですけどね。

投稿: ASKA | 2018/10/10 19:52

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