世田谷一家殺害事件再考その183 (3D映像、街灯とハーフパイプ)
現場周辺の状況の変化に伴い、事件当時の現場周辺の3D映像を捜査本部が世田谷事件のHPで公開しました。
今回の私が見た、3D映像の見所を紹介したいと思います。
色々と書こうと思ったのですが、簡潔にまとめられないので、個別に書きますね。
今回は公園内の街灯の位置についてです。
3D映像では公園内の街灯の位置も再現されているので、警視庁のPDFの航空写真に街灯の位置をプロットします。
黄色:公園内街灯 |
見て分かる通り、ハーフパイプのある公園広場側は街灯が公園出入口にあるし、公園を南北に縦断する道路沿いの電柱にも街灯がある。
もし、犯人や飛び出しマンがこちらの方向に進むのであれば、街灯の下を通る事になり、夜でも顔や容姿を見た目撃者がいてもおかしく無いと思うわけです。
事件当時に公園内には複数の若者がいたとの報道があります。
夜なので光のある場所に集まるとしたら、ベンチがあって、街灯が集まっている、ハーフパイプ近くのベンチ付近だろうと思います。
この場所に誰かいたなら、公園内に入る人物の顔を10メートルから20メートルぐらいの距離で見る事をできただろうと思うんですよね。
さすがに、警察は当時、公園にいた人物からの聞き込みはしていると思いますが、人物が特定できない場合もあるかもしれません。
もし、事件当時公園にいて、まだ警察から話しを聞かれていない人がいたら、捜査本部にメールで連絡だけでもしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、警視庁のPDFからもう一つ、分かるのが、公園のハーフパイプの大きい方はブルーシートが掛けられていて、使われていなかったと思われます。
まー夜間のハーフパイプの使用は禁止されているので、そうだろうと思います。
つまり、公園内にいた若者達はそんなに大騒ぎしているような事は無かっただろうと思うんですよね。
逆に静かにダベッているのであれば、犯人もその気配に気付かずに、無防備に公園内や道路を歩いていた可能性があると思います。
犯人はどうか分かりませんが、飛び出しマンは公園を横切ったとか、大通りに出たと言う話があるようなので、新たな目撃情報に期待したいですね。
| 固定リンク
コメント