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2019/02/08

大阪府大阪市東淀川区2歳女児虐待死事件?

2017年大阪市で、当時2歳の女の子が義理の父親に暴行され死亡した事件で警察は2月6日、女の子に性的暴行を加えた疑いなどで男を再逮捕したとのこと。

傷害と強制性交致傷の疑いで、再逮捕されたのは男性容疑者(30)。

容疑者は、おととし12月、大阪市東淀川区の自宅で女児(当時2歳4ヵ月)の頭に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪で起訴されている。

その後の調べで女児は、死亡の1ヵ月前にも左膝を骨折していたことや、性的暴行を受けた疑いがあり、警察は2月6日に容疑者を再逮捕したとのこと。

他の報道では
警察によりますと、容疑者はおととし11月、長女の左脚を骨折させるなどの傷害を負わせたほか、おととし12月には性的暴行を加えた疑いがあるとのこと。

調べに対し容疑者は、「一切、心当たりはありません」と容疑を否認しているとのこと。
弁護人も「性的暴行の客観的証拠はない」としているとのこと。

長女は妻の連れ子で、おととし12月に容疑者と養子縁組をした19日後に急性硬膜下血腫などにより死亡。容疑者は長女の頭に暴行を加えて死亡させたとして、すでに起訴されていますが、去年12月に保釈された際にも無罪を主張していたとのこと。

保釈後の会見では、長女への暴行を否定し、無実を訴えた。容疑者は、会見で「すごく愛情をかけて育てていたのに、いきなり逮捕されて『お前がやったんやろ』『何かやったんやろ』と言われて、すごく悔しい。裁判は堂々と戦いたい」と話していたとのこと。

警察によりますと、長女は容疑者と2人で自宅近くの公園に出かけた際、付近の防犯カメラに自力で歩く姿が映っていましたが、帰宅する時には歩けなくなり、容疑者に抱きかかえられていたとのこと。

同課によると、容疑者は長女の骨折について、逮捕前の府警の聴取に「2人で公園に行ったときに脚が痛いと言い出した」と説明したが、骨折していたのは転倒などでは折れる可能性が極めて低い部位だとのこと。

長女は29年12月16日、容疑者と2人で自宅マンションにいた際に意識を失って救急搬送され、同23日に死亡。搬送先の病院で下半身に傷があることも判明したとのこと。

府警は30年11月に殺人容疑で容疑者を逮捕。大阪地検が傷害致死罪に切り替えて起訴したとのこと。

警察によりますと、長女の左頬と左の腰あたりに殴られた際にできるようなアザが残っていたとのこと。

時系列
2017年
11月   長女が骨折する。
12月   容疑者が性的暴行を加えた。
12月04日 長女と養子縁組
12月16日 長女が容疑者と2人の自宅マンションで意識を失い救急搬送される。
12月23日 長女が死亡、左頬と左の腰あたりに殴られた際にできるようなアザが残っていた。
2018年
11月   容疑者を殺人容疑で逮捕。
12月   保釈
2019年
02月06日 傷害と強制性交致傷の疑いで再逮捕

こんな事件ですが・・・難しい事件になりそうですね。
逮捕容疑が傷害致死なので、死亡した時の事ですね。この時はマンションに二人きりなので、何らかの暴力行為があったのであれば、それが出来るのは被告人だけと言う論法が成立すると思いますが、一方で事故の可能性も否定できないと思います。
なので、決め手は死因になると思いますね。

で、さらに難しいのが、今回の強制性行致傷なんですが・・・例えば、遺体にそれに関連する傷があったとかの物証が無い限り警察は逮捕しないと思うんですよね・・・

一方で弁護人は「性的暴行の客観的証拠はない」と言っているので、このあたり、証拠がどうなのか?と言うあたりになりそうです。

当時2歳4ヶ月なので、言葉を話し始めた頃だと思うんですよね。
その時期で、本人が周囲に性的暴行を話す事はできないのでは?と思います。

まーいつもの事ですが、裁判員さんには難しい裁判になるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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コメント

大阪府大阪市東淀川区2歳女児虐待死事件2(一審判決)

***判決公判(3月25日)***
1)傷害致死や強制わいせつ致傷などの罪に問われた父親の男性被告(32)の裁判員裁判で大阪地裁は3月25日、懲役12年(求刑懲役17年)の判決を言い渡したとのこと。

2)判決理由で裁判長は、脳神経外科医らの証言から、娘の頭部に硬膜下血腫などが生じたのは、外から加わった強い衝撃が原因と認定した。娘の容体が急変した時、被告と2人きりだったことから、被告が暴行したと判断。「自己の犯罪と向き合わず、反省の情は認められない」と量刑理由を述べたとのこと。

別の報道では
裁判長は量刑理由で、「2歳児を死亡させるなどした暴行に酌むべき事情は見いだせない」と指弾。自らの犯罪と向き合わず、不合理な弁解に終始し、反省の情がみられないと断じたとのこと。

更に別の報道では
被告側は暴行を否定し、女児の死亡は感染症などが原因の可能性があるなどとして無罪を主張した。これに対し裁判長は判決理由で、専門医の証言などから「何者かによって強い外力が頭部に加えられ、頭蓋内損傷が起きたことが原因」と判断。そうした行為ができたのは、被告以外にいないと述べたとのこと。

2)強制わいせつ致傷罪についても、肛門にできた傷は自然排便ではなく、何らかの異物が挿入されたことで生じたもので被告の犯行だと指摘。一方、膝の骨折に関する傷害罪は、「飛び降りやすべり台での事故などが否定できない」として罪の成立を認めなかったとのこと。

3)判決によると、29年12月16日夜、当時の自宅で、妻の実子で養子縁組をした娘の頭部に何らかの方法で強い衝撃を加え、頭蓋内損傷を負わせて死亡させた。また、同年12月中旬に肛門に異物を挿入し、1週間のけがをさせたとのこと。

4)これまでの裁判で、被告は虐待を否定し、弁護側は「感染症の影響で脳が損傷した」と無罪を主張していたとのこと。

死因について、弁護側が2020年に心臓の組織片を調べ直したところ、心筋炎を発見した。弁護側はこの証拠をもとに、心筋炎などによる「病死」の可能性を主張した。

検察は、「心筋の炎症範囲は限られていて、死因はあくまで頭への暴行で、脳には交通事故並みの強い力が与えられた」と反論したとのこと。


こんなところですね。
公判の経緯が報道されていないようで、いきなり判決になってしまいましたが。情報を総合すると、検察側は頭部への暴行が死因で、傷害やわいせつ行為などを繰り返した虐待事件を主張し、弁護側は病死で、肛門の傷は自然排便によるものと主張したと言う事ですね。

判決は死因を頭部への暴行とし、肛門へのわいせつ行為を認定したが、骨折については事故の可能性を否定できないとして、無罪とした。

判決の通りなら、とんでもない話です。
わずか2歳の女児に何をしているんでしょうか?
しかも自分の養女として迎えた娘ですからね。

しかし、実父では無いから、母親が再婚しなければこんな事にはならなかったので、交際相手、再婚相手は慎重に選んでほしいですね。

亡くなった女児のご冥福をお祈りします。

投稿: ASKA | 2021/03/25 21:00

母親も罪が大きい

投稿: | 2021/05/28 16:04

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