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2019/08/23

北海道札幌市2歳女児虐待死事件その3(6月17日までの報道)

1)遺体はおむつだけを着用した状態で、周囲に嘔吐した痕跡があった。
 
2)I容疑者の友人女性によると、I容疑者は18歳のころ、交際相手の男性との間に長女を授かり、2016年12月ごろ出産したが、男性とは出産前に別れ、札幌・ススキノなどで働きながら育児を続けた。女性は「頼り下手で、親にもほとんど預けていなかった」と話したとのこと。
 
3)友人女性は18年3月ごろ、長女を自宅で預かったこともあるという。その際、体重が軽いように感じ、首回りの肌が荒れていたが、I容疑者は「大丈夫」と答えたとのこと。
 
その後、同容疑者の育児の状況を心配して女性が「育てられないなら私が引きとる」と言うと、関係が悪化し、連絡が取れなくなったとのこと。
 
4)I容疑者は未成年で妊娠したシングルマザーで、出産前から特定妊婦に認定されていた。
 
5)東区によると、昨年9月に「育児放棄が疑われる」との最初の通告を受けた児相から照会があった。特定妊婦であることに加え、昨年6月時点の1歳半の乳幼児健診で標準より小柄だったなどと伝えた。
 
今年4月には「子どもの泣き叫ぶ声が聞こえる」との2回目の通告を受けた児相から再度連絡が東区にあり、東区は、1歳半健診以降はI容疑者と音信不通になったとの情報を伝えたとのこと。
 
6)I容疑者が「子どもが倒れて意識がない」と消防に通報した際、同じ部屋にF容疑者もいたとのこと。
 
母親が消防に通報した後、交際相手の男が現場から立ち去っていた。
 
7)I容疑者と長女は、ことし札幌市東区から中央区へ転居しましたが、この際、東保健センターから中央保健センターへ乳幼児検診や母親の相談歴などのデータが引き継がれていなかったとのこと。長女は乳幼児検診を1度受診しないなど注意が必要なケースだったとのこと。東保健センターは「児童相談所が動いてたので報告を待ってから、引き継ぐつもりだった」としている。
 
8)北海道警から母子との面会に同行を要請された際、夜間業務を委託している機関に出動を依頼していなかったとのこと。児相は「夜間態勢がない」として道警の要請を断っていた。
 
依頼しなかった理由について児相は「出動に1時間ほどかかるため難しいと判断した」と説明。中央区を担当している委託先の札幌南こども家庭支援センターは「やりとりすらしていない。依頼されたら出動していた」としているとのこと。
 
9)札幌市児童相談所は13日、母親らによる虐待を疑う北海道警から母子の面会への同行を断られたと説明していたのを訂正。同行しなかったのは児相の判断だったと明らかにした。記者会見した児相の所長は「(当初の説明時は)私が職員に確認していなかった。職員に確認したところ、道警との間にずれはなかった」と釈明し、謝罪したとのこと。
 
理由について、I容疑者が児相の同行を嫌がる可能性が高いとして、警察から「控えてほしいと言われた」と説明してきたが一転、「無理に同行すると接触できないかもしれないと判断した」と訂正したとのこと。
 
(6月10日の記者会見では「道警から『母が嫌がっており、児相が来ると会えなくなる』と断られた」と主張。児相に同行を求めたが、応じなかったとする道警と言い分が食い違っていた。)
 
10)児相は同13日の道警からの虐待通告でも当初、通告ではないと主張したが、その後に「通告と受け止め、道警と一緒に動くべきだった」と訂正しているとのこと。
 
11)死亡時の体重が平均の半分の約6キロ。その1年前の乳幼児健診では、体重が標準と比べて約3キロ少ない6.75キロで体重がほとんどかわっていないとのこと。
 
12)長女の上半身に広範囲にわたるやけど痕があった。
捜査関係者によると、長女の上半身のやけど痕の範囲は広く、道警は熱いお湯などをかけられた可能性があるとみている。長女の体からは既にたばこを押しつけられたようなやけど痕が複数確認され、全身には強く殴られたとみられるあざもあった。
 
13)札幌市児童相談所は13日、長女の身長や体重について、虐待通告があった時点で把握していなかったと明らかにしたとのこと。
長女は去年6月の1歳半健診の際、体重は平均より3キロ少ない6.7キロ、身長も平均より10センチ低い68センチでした。
しかし、児童相談所は、去年9月に虐待通告を受けた際、保健センターに内容を問い合わせたものの、「小柄」と認識しただけで、今年4月の虐待通告の際も把握していなかったとのこと。
 
14)今回の事件を受け、厚労省は14日、全国の児童相談所長を集めた緊急会議を開き、改めて48時間ルールの徹底を求めたとのこと。
 
15)事件発覚後、警察から連絡を受けたネコの保護団体が、I容疑者の自宅からネコ13匹を保護した。いずれも衰弱していたとのこと。
 
また交際相手のF容疑者の自宅からもネコ8匹が保護されたが、室内は糞や尿などの異臭が充満していたとのこと。NPO法人ニャン友ねっとわーく・北海道の代表は「通常の半分くらいの体重しか子ネコたちがないんですね。持ち上げると、あばら骨が出ていて背中の骨が触るよるな状態でした」と話したのこと。
 
ネコにはダニが大量に付くなど不衛生な状態で、警察は、亡くなった長女がどのような環境で育てられていたかも含めて、引き続き調べを進めているとのこと。
 
16)F容疑者が、数日前には長女の体調の異変に気づいていたとのこと。
 
「(最後に会ったのは)3日の月曜の晩。友達のバーで会ってた。(長女を)娘と言っていた。ずっと熱が下がらない、死ぬんじゃないか、と言っていた」(F容疑者の知人)
 
17)児童相談所は、今年1月に道警の担当者と定例の連絡会議を開いた際、虐待が疑われるような具体的なケースについて共有していなかったことを明らかにしたとのこと。
 
時系列
I容疑者18歳で妊娠
2016年
出産前に長女の父親とは別れる
12月頃  長女を出産
2017年
4月頃? 4か月検診を受信
6月頃? 2か月後の再訪要請を無視
10月頃? 10か月検診を無視
11月   保育園に長女を預け始める
2018年
04月   保育園に預けに来なくなった。
06月   1歳6か月検診で受診を勧められる
09月28日 1回目の虐待通報
2019年
03月   転居、F容疑者がI容疑者宅に出入りを始める
04月05日 2回目の虐待通報
05月12日 3回目の虐待通報
05月13日 警察が児相に通告
05月15日 警官が長女の身体状況を確認
05月17日 児相が電話(応答なし)
05月22日 児相が電話(応答なし)
06月1or2日 最後の鳴き声を住民が聞く
06月03日 F容疑者が長女の熱が下がらないと認識
06月04日 児相が自宅を訪問したが不在
06月05日
05:00頃 119番通報
救急隊が到着した時には心肺停止状態
05:40頃 搬送先の病院で死亡を確認
深夜   F容疑者をススキノの勤務先で逮捕
06月07日 両容疑者を送検
 
こんなところですね。
18歳で妊娠して、交際相手とは出産前に分かれた。その後、仕事をしながらシングルマザーで子育てをした。
まーありがちな話ではあるんですけど・・・児相と1回目の通報で面会した時、実家が近くにあると話してましたが、実家に頼る事もしなかったようですね。
 
保育園にも途中から預けなくなってますが、この時期、長女をどうやって育てていたのか?
そして1回目の虐待通報の約半年後にF容疑者との同居を開始してます。
子育てがつらかっただろうし、助けてくれる人なら誰でもよかったのかもしれないけど・・・
このF容疑者も死にそうになっている長女を放置しているわけで、自分の子供では無いと言う意識だったのかもしれませんが、当事者意識がありませんね。
 
結局、自分の部屋の猫すら面倒を見られないようですから、最初から責任感と言うのは薄かったのかもしれませんね。
 
ここまででも、母親には相当なリスクがあったのですが、児相はその点についてはほとんど、把握していなかったようです。
 
絵に書いたようなボタンの掛け違いですよね。
その上で警察の臨検の要請とか、同行の要請とか対応せず、夜間対応に至っては委託先に連絡すらしていないと言うのは「怠慢」と言われても仕方がないんじゃないかな?
 
出来ない事が出来ないのは仕方がないかもしれないけど、出来る事、やらなければならない事をやらないのは怠慢でしょ?
 
消費税も増税になりますし、人手が足りないなら増やして欲しいでね。
 

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