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2019/08/09

山形県東根市女性医師殺害事件その2(7月1日までの報道)

1)容疑者とみられる男が、事件の約1時間前から南から北へ向かいながら複数のアパートを物色していったとみられるとのこと。
 
その男が物色したアパートなどは、女性のマンションから徒歩20分圏内の南側のエリアに少なくとも4棟あり、男はそれらを南から順に物色していったことが分かった。その行動に要した時間は1時間以内と推定されているとのこと。
 
2)山形地検は6月21日、鑑定留置を請求し、山形簡裁は認める決定をした。24日から約2カ月間にわたり、精神科の医師が、事件当時の容疑者の精神状態を調べるとのこと。
 
3)6月27日発売の週刊誌に容疑者の経歴が詳しく書かれている、要約すると
 
1995年脳神経外科医に元に生まれる。
中学では成績はクラスのトップで医者を目指していた。
2011年4月県立長岡高校に入学、理数科に在籍。
しかし、2年で文系に転籍、そのまま高校を中退する。
その後、2015年4月通信制高校を経て山形大学人文学部に入学。
 
高校時代には「同級生のいじめ」や、進路で親と対立、担任の教師ともそりが合わない。
と人間関係には苦労したようですね。
 
時系列
1995年  脳神経外科の元に生まれる
2011年
04月   新潟県立長岡高校に入学、理数科に在籍
2012年  文系に転籍(時期は推定)
その後、高校を中退
その後、通信制高校で履修
2015年
04月   容疑者が山形大に入学
2018年
10月   休学開始(一身上の都合)
2019年
03月   復学
05月18日
17:30頃 退勤後
夜    山形市内のホテルで歓迎会に出席
22:00前 歓迎会終了、その後、女性スタッフの車で帰宅
22:00過 現場近くのコンビニで容疑者が買い物
22:45頃 携帯を紛失したと事務長に連絡、以後連絡取れず
夜    容疑者が別のマンションで玄関ドアを開けようとする映像が防カメに写る。
05月19日
04:00頃 男が南から北へ複数のアパートを物色する映像が防カメに写る。
05:過  不審な人物が防カメに映る。
直後   不審者が退室
05:20頃 不審者が再度入室
05:40頃 不審者が退室
その後  容疑者が東根駅から電車に乗る
その後  容疑者が山形駅で下車
その後  容疑者がバスに乗る
17:50頃 女性の弟が遺体を発見、通報
05月20日 容疑者が大学の授業に出席
06月10日 容疑者の最後の大学出席
06月12日 山形大学の男子学生を逮捕
06月13日 送検
06月21日 鑑定留置を請求
06月24日 鑑定留置を開始
 
こんなところですね。
犯行の前後の動きを見た場合、どうも窃盗目的のように見えますね。
しかし、ちょっと気になるのが犯行時刻です。
現場の最寄駅は「さくらんぼ東根駅」なんだけど・・・時刻表で終電と始発を確認すると
5月18日(土)終電
山形新幹線(上り) 20:25
山形新幹線(下り) 22:16
奥羽本線(上り)  22:18
奥羽本線(下り)  23:10
 
5月19日(日)始発
山形新幹線(上り) 06:08
山形新幹線(下り) 07:16
奥羽本線(上り)  06:26
奥羽本線(下り)  06:26
 
と言う事は事件当日、始発で現場周辺に来て事件を起こす事はできない。
つまり、前日の18日には現場周辺に来ていたと言う事になる。
これは、コンビニでの買い物の記録などで裏付けが取れているから間違い無いのですが・・・
 
山形市内に住んでいる容疑者は在来線上りで帰宅する事もできたのに、帰宅していないと思われます。
もし、帰宅していたのなら、防カメの映像がの話が出ていると思います。
 
とすると、容疑者は18日の深夜から早朝にかけて、現場周辺で窃盗をする為に現場に来て、夜通し無施錠の部屋を物色していた事になりますよね。
途中で仮眠を取ったりしていかもしれませんが・・・
 
なので、動機が窃盗というのはかなり可能性が高いと考えています。
ただ、その場合、なぜ、そんな状況に追い込まれていたのか?と言う事なんですよね。
 
父親は脳神経外科医ですから、悪くても中流の生活だと思います。息子が窃盗をしなければならない程、経済的に追い込まれると言うのは、ちょっと想像できません。
 
ただ、経歴を見ると、医者を目指して名門校に入学するも、挫折して文系に進み、「医者にはならない」と宣言までしたようで、家族との折り合いは良くなかったとしても不思議では無いですね。
 
とは言え、それでも普通の生活費ぐらいの援助はあったとも思うんですよね。
このあたりは、情報が無いので何ともいえません。
 
他に借金や浪費癖などがあったと言う可能性もあります。
 
次に犯行の動きなんですが・・・
無施錠のドアから侵入して、凶器が現場にあったゴルフクラブと言うあたりを考えると、「空き巣」または「忍び込み」なんでしょうね。
 
忍び込んだが、住人に気づかれて、慌てて現場にあったゴルフクラブで殴打、夢中で殴打していたら動かなくなり死亡と言う流れかもしれませんね。
 
それで、慌てて現場を飛び出したと・・・しかし、直後に現場に戻っている。
証拠隠滅か?それとも、窃盗目的か?は分かりませんが・・・
凶器も遺体もそのままなので、窃盗目的かな?と推測します。
 
ここは気になる部分なんですよね。
窃盗を企んでいるとは言え、殺人は想定外だったはずです。普通ならパニくって、逃亡したりするところなんですが・・・再度現場に戻っているのは、金に対する強い執着なのか?
それとも、窃盗の常習で、落ち着いていたのか?それとも、もっと別の理由なのか?
 
ここは、容疑者の生活の状態を物語る情報になるかもしれませんね。
 
検察は精神鑑定を行っています。これは責任能力を確認する為と言う事なんですが・・・
責任能力に疑いがあるような言動でもあったのか?気になるところですね。
 
それから、容疑者は大学4年生なので来年卒業して就職と言う時期なんですけど、就活などはどうしていたんだろう?
 
4年の10月に休学しているので、売り手市場の今なら普通なら内定が出ている頃ですよね。
そこで、休学しているので、就活はやり直しになると思うんだけど・・・
今年3月に復学しているから、復学後3か月足らずで事件を起こしている。
本来なら就活を頑張らないといけない時期のように思うんでけど・・・
 
お金目的なら、卒業する為の学費なのか?それとも、就職する為の学費なのか?
いずれにせよ、何かしか事情がありそうな気がしますが・・・ここは、供述を待つしかないですね。
 
とは言え、事情があって仕方なく窃盗をしていたのなら、この期に及んで否認は無いような気がしますけど・・・
 

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コメント

殺人などの罪で10月に起訴された山形大4年男性被告(24)が「女性に興味を持っていた。女性に会い、話をしたかった」という趣旨の供述しているとのこと。

いまのところ、1社のみの報道なので、なんとも言えないですが・・・
10月に起訴されていたと言う事は、精神鑑定の結果、責任能力はアリと判断されたんですね。

ただね、夜通し部屋を物色していて、突然、夜中に家に入ってくる、知らない男性と楽しくお話できる女性は居ないですね。
普通に考えればわかりそうな事なんですけどね。苦しい言い訳なのかな?

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2020/01/02 09:00

昨年10月の報道です。

容疑者は逮捕当初「身に覚えがない」と話していたが、その後の取り調べで、被害者の部屋に入った際、「鉢合わせになり驚いてやった」と容疑を認める供述をしたことが新たに分かった。また、現場周辺にある複数のアパートを物色したり部屋に侵入したことも認めているとのこと。

別の報道だと
地検は、被告の認否を明らかにしていないが、逮捕直後、被告は「(犯行について)覚えていない」と容疑を否認する姿勢をみせていた。その後は「そうした態度はなくなった」とのこと。

山形地検は、容疑者の刑事責任能力の有無を調べるため、山形簡裁に鑑定留置を請求、約2カ月の鑑定留置の後、さらに約1カ月延長し鑑定留置を行った。

6月24日から約3カ月、鑑定留置し、9月26日に勾留を再開していた。

山形地検は10月4日、殺人と住居侵入の罪で山形大学4年、男性容疑者(24)=山形市東原町=を起訴した。

投稿: ASKA | 2020/01/02 09:20

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