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2019/08/07

山口県周南市連続5人殺人事件その8(上告棄却 死刑確定)

7月11日、最高裁第1小法廷は被告の上告を棄却する判決を言い渡した。死刑が確定するとのこと。
 
裁判長は、「強固な殺意に基づく残忍な犯行で、5人の生命が奪われた結果は重大だ」と述べた。
 
5裁判官全員一致の結論。
 
判決によると、被告は約10年間にわたって近隣住民から嫌がらせされているとの妄想を抱き、報復を決意。13年7月21日夜~22日朝、同じ集落に住む71~80歳の男女5人を木の棒で殴るなどして殺害し、住宅2棟に放火して全焼させた。
 
弁護側は、妄想性障害の影響による犯行で被告の刑事責任能力は限定的だと主張していたとのこと。
 
最高裁判決は、「妄想は動機の形成に影響したが、被告は自らの価値観で犯行を選択しており、妄想が犯行に与えた影響は大きくない」と指摘した。
 
完全責任能力を認めた1審・山口地裁、2審・広島高裁の判断を支持したとのこと。
 
一方、被告は、1審の初公判で「私は火はつけていません。(被害者の)頭もたたいていません」と起訴事実を否認していた。
 
1審判決は、被害者宅のマットに付着した体液のDNA型の一部が被告と一致したことなどから被告を犯人と認定し、2審判決もこれを支持していた。弁護側は上告審で、被告が犯人かどうかについての主張はしなかったとのこと。
 
こんなところですね。
控訴審の情報も見逃してました。
5人が死亡なので、責任能力が認められれば、死刑以外の判決はなさそうです。
 
でもね・・・一審判決の記事でも書いたのですが、この事件を防ぐ事が難しいんですよね。
事件が起きて、犯人を逮捕して、処罰する事はできるけど、事件で受けた被害や亡くなった人は元に戻らない。
だから、究極的には、事件が起きる前に防ぐ、あるいは事件が起きないようにするしかないと思うわけです。
 
孤立を防ぐ為に、ネットを活用するのもアリかもしれませんね。
最近では小学校からパソコンやネットの教育を始めているので、これからの若い世代にはかなり有効な気がします。
 
一方である程度年齢の高い層では、ネットを使えない人も多いかもしれませんね。
そういった人たちには、地域のコミュニティが重要になるんでしょうけど・・・そこで関係妄想状態になってしまうと孤立してしまうかもしれませんね。
 
そういった人を救済する方法が今のところ、なさそうですね・・・
 
亡くなった5人の方のご冥福をお祈りします。
参考リンク
山口県周南市連続5人殺人事件その7(一審死刑判決)

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