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2019/08/12

群馬県高崎女子中学生誘拐監禁事件

群馬県警は6月25日、同県高崎市寺尾町、教員男性容疑者(27)を監禁の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「間違いない」と容疑を認めているとのこと。
 
捜査1課によると、容疑者は6月25日16時半ごろ、高崎市寺尾町の山林内に停車中の乗用車内に、県西部在住の10代の少女を監禁した疑いがあるとのこと。
 
少女の母から同日13時ごろ、「留守番中の娘が家にいない。室内が荒らされ、物が散乱している」と110番通報があり、少女宅近くの防犯カメラの映像などから容疑者の車を特定した。
 
山林内で発見した車の後部座席に容疑者と少女がいたため、捜査員が窓ガラスを割ってドアを開け、少女を保護したとのこと。
 
容疑者は包丁を自分の腹に突きつけたが、捜査員が取り押さえたとのこと。
少女はけがをしており救急搬送された。命に別条はないとのこと。
 
容疑者は県西部の私立学校の教員とのこと。
 
少女の自宅内は家財が散乱していたといい、県警は、女子生徒が激しく抵抗したとみている。救出された際、靴を履いていなかったとのこと。
 
連れ去られた部屋には物が散乱し、争ったような形跡があったということで、警察は女子生徒が激しく抵抗する中、容疑者が顔を殴るなどして、けがをさせた可能性もあるとみて、監禁傷害の疑いも視野に捜査しているとのこと。
 
男は女子中学生の担任だったことがわかり、中学校は「誠実な先生で驚いている」などと話しているとのこと。
 
女子中学生は2年生で、容疑者が担任を務めていたとのこと。
 
学校によると、容疑者は2016年から勤務する専任講師で、数学を担当、硬式テニス部の顧問を務めていたとのこと。
 
容疑者の車からはスタンガンが見つかり、女子中学生の首にはスタンガンを押し当てた際にできたとみられる傷痕があったとのこと。
 
警察は6月27日、安中市の中学校の教師・容疑者を、監禁致傷やわいせつ目的略取などに容疑を切り替えて送検したとのこと。
 
別の報道では
県警は27日、教員を監禁致傷や住居侵入容疑で前橋地検に送検した。
 
調べに対し“わいせつ目的で連れ去った”という趣旨の話をしているとのこと。
 
当時、女子生徒は、期末試験中で早めに帰宅していたとのこと。
 
容疑者は、事件の前の日から体調不良を理由に学校を休んでいたとのこと。
 
捜査関係者によると、容疑者は通信販売などで入手した包丁やスタンガンなど多数の凶器をあらかじめ用意した上、担任の立場を利用して少女の家族の勤務状況などを把握。期末試験を午前中に終えて帰宅した少女しかいない時間帯を狙ったとして、犯行には計画性があったとみているとのこと。
 
捜査関係者によると、男は「(女子生徒に)一方的に好意を抱いていた」という趣旨の供述をしている。
 
生徒の自宅には25日、宅配業者が訪れた後に室内に侵入しており、留守番をしていた生徒が荷物を受け取って玄関が無施錠だったタイミングを狙ったとみられるとのこと。
 
警察が7月1日、男の自宅や車の捜索を行い、パソコンなどを押収したとのこと。
 
事件後、保護者向けの説明会が開かれました。この席上で校長は、容疑者について『女子生徒の胸を触った』『女子生徒の着替えをのぞいた』などの問題が指摘されていたことを報告したのです。いずれも本人の『誤解だ』という弁明で不問に付したとのこと。
 
教頭先生談
「女子生徒の更衣室を開けた件は、容疑者の嗜好から来る行為ではなく、彼への聞き取りもしたうえで『誤解だった』と認識していますし、女子生徒の胸を触ったという話も噂に過ぎないと判断しています。保護者から話があったものの、実際に被害者本人が名乗り出てくることもなかったとのこと。
 
前橋地検は担任の男性容疑者(28)を殺人未遂や監禁などの罪で起訴した。起訴状によりますと、被告は女子中学生を連れ去ってわいせつな行為をした後に殺害しようと考え、先月25日昼すぎに玄関から侵入してスタンガンを押し付け、さらに首をタオルで強く締めて殺害しようとした罪などに問われている。
 
地検は「結果的にわいせつ行為に至っていなかった」としています。被告の認否は明らかにしていない。
 
被告は、女子生徒の自宅の玄関から侵入し、女子生徒の首にスタンガンを数回押しつけて放電したが、女子生徒が失神しなかったため、殺意を持って腕やタオルで女子生徒の首を絞めたとのこと。
 
時系列
06月24日(月)容疑者が学校を休む
06月25日(火)
午前中    試験終了して帰宅
13:00頃   母親が110番通報
16:30頃   山林内に停車中の車の中で二人を発見逮捕
06月27日(木)送検
07月17日(水)起訴
 
こんな事件ですが・・・本来ならあり得ない事件なんですが・・・もう、何が起きてもおかしくない世の中なんでしょうね。
 
犯行の内容を考えると、正常な判断力があったのか?はちょっと微妙かなと思います。
これは、責任能力の有無というわけではなく、どちらかというと、欲望に目がくらんだ状態かな?と思いますね。
 
理由は一つなんですが、これまでの情報を総合して、容疑者は自分の顔を隠していないようです。
山林で確保された時も顔を隠していたと言うような報道がありません。
 
自分が担当するクラスの女子なんですから、一目顔を見たら担任が犯人だとわかりますよね?
その上、無理やりに誘拐してます。もう、犯行や身元を隠そうと言う意図が感じられません。
 
連れ去る時にスタンガンで失神しなかったので、首を絞めたと供述しているようですが、連れ去った後も、顔を見らえれている以上、口封じの為に殺害する以外には方法が無いのではないか?と思います。
 
なので、後先考えないですよね。
 
まー好意があったと言う報道もありますが・・・それならそれで、別の方法があったはずなんですよね。
他の方法を全く無視して、暴力的な方法、犯罪的な方法に頼ってしまっているのが問題ですね。
 
男女の仲と言うのは理屈じゃないので、許されない恋と言うのもあるかもしれませんが・・・
27歳でそれを制御できなかったのかな?
 
一般的に初恋は成就しないと言われていますから、27歳なら何度かの失恋も経験していたのではないかと思うのですが・・・どうして、今回はこんな事件にまでなってしまったのか?
 
何か他に事件の遠因になるような理由もあったのかな?
発見されて、自殺を図ってますから、それなりの覚悟を持っていたのかもしれませんけど・・・身勝手としか言いようがありませんね。
 

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