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2019/08/30

千葉県酒々井町同居女性虐待事件その2(一審判決)

***初公判(10月4日)***
千葉県酒々井町同居女性虐待事件のコメント欄の記事と同じです。
(リンクを移動するのが面倒だと思うので転記しておきます)

1)千葉地裁の初公判で強要や共謀を否認し、傷害の一部を否認したとのこと。
両被告は「頬を平手でたたいたが、2人で共謀して暴力を振るってはいない」などと起訴内容を一部否認したとのこと。

2)冒頭陳述で検察側は「日常的なトラブルが原因で、暴行を加えた。2人が同じ時に暴行したり、いずれかが行う際にもう一人は怒鳴ったりしていた」と指摘したとのこと。暴行の発覚を免れるため、被害者に対して「『子どもも同じ目に遭わせる』などと脅迫し、医師の診察を受ける際にうその申告をさせた」と述べたとのこと。

3)弁護側は、パニック障害などで心神耗弱の状態だったと弁明し、「(女性被告が)現金を立て替えたのに、被害者は返そうとせず、折り合いが悪くなった。(男性被告と)一緒に暴行はしていない」などと共謀罪は成立しないと主張したとのこと。
男性被告の弁護側は、被害者と生活上のトラブルがあったとして「勢いで暴行した。命令に近い発言はあったが、強要行為には該当しない」と述べたとのこと。

4)起訴状などによると、共謀し昨年11月~今年5月、自宅で女性の顔や背中などに熱湯をかけたり、太もも付近を竹串で突き刺し、ペンチで挟んで引っぱるなどして大けがを負わせたとのこと。さらに「私たちがやったと言ったら、お前の子どもにも同じことをする」などと脅し、医師や自宅を訪れた警察官にうそを言うように強要したとしているとのこと。

こんなところですね。
いよいよ、公判がはじまりましたが・・・弁護側が不利な印象ですね。
苦しい言い訳のように見えます。

しかし、被害者は子供がいるけど、子供を置いて被告人の家に居候していたと言う事なんでしょうか?どんな事情があったのかな?
他に頼れる人が居なかったのか?

 
***第2回?公判(1月28日)***
 
別室と映像で結ぶ「ビデオリンク」で証人として被害女性が出廷した。女性は「子どもに同じことをすると言われ、守りたい気持ちから逃げ出せなかった」と脅されていたことを明らかにしたとのこと。
 
共謀罪の成立が争われていたが、女性は「熱湯を一人がかけ終わったら、もう一人にかけられた」と両被告から交互に受けた暴行の実態を証言。衣服を身につけない状態で熱湯をかけられたり、やけどで衣服を着られないほどに水ぶくれが悪化したりしたと説明したとのこと。
 
弁護側は初公判で、強要罪について「命令に近い発言はあったが、該当しない」と否定したとのこと。
女性は「病院に行っても自分でやったと言え」と事前に脅され被害を申し出られなかったと訴えた。また、借金返済を名目に給料全額を取り上げられ、食事を与えられなかったことも明かしたとのこと。
 
***判決公判(6月26日)***
 
裁判長は両被告に懲役4年6月(求刑懲役7年)を言い渡したとのこと。
 
裁判長は判決理由で「半年にわたり日常的かつ執拗に加えられた暴行は悪質で、(被害者の子供に同様の暴行を加えると脅すなど)相手の弱みにつけ込む行為は姑息で卑劣だ」と両被告を批判した。
 
両被告の弁護側は公判で「互いの暴行は認識しておらず、強要の事実もない」と主張したが、判決は「同居していたのに外見が判別できないほどの暴行を互いが認識していないというのはあり得ない。被害者が2人をかばうために警察や医師に嘘をつくはずもない」と退けたとのこと。
 
判決によると、両被告は共謀して平成29年11月ごろから30年5月18日までの間、千葉県酒々井町の自宅などで同居していた女性に歯をペンチで折ったり、太ももに竹串を刺したりする暴行を加え、全治約4カ月のけがなどを負わせたほか、自宅を訪れた警察官や受診した医師らに「『自分でやった』と言え」などと強要したとのこと。
 
***その他の情報***
公判情報を見逃しているようで、求刑公判の様子がわかりません。とりあえず、虐待の詳細を記載しておきます。
 
平成29年5月ごろ、被害女性は同居していた男性とけんかになり、寝泊りする場所がなくなる。
この為、千葉県成田市にあったO被告のアパートで同居をお願いして同居を開始した。
 
O被告の交際相手のT被告も同居するようになった29年10月ごろから3人の間に険悪な空気が漂うようになり、交際関係にあったO被告とT被告の間のけんかも頻繁に起きるようになった。
 
起訴状によると、女性に対する暴力が始まったのは29年11月ごろ。最初に手を上げたのはT被告。
 
初めはかばっていたO被告も徐々に暴力に加担するようになり、自ら被害女性を殴ったり、蹴ったりするようになったとのこと。
 
酒々井町内の一戸建て住宅に引っ越した30年3月ごろから、暴行がエスカレートした。
 
ドライブで「道案内をする」と約束していた被害女性が居眠りをしたことにT被告が腹を立て、車のトランクにあった釣り用のペンチで歯をつかんで折ったとのこと。
 
O被告が、お金を盗んだことを認めないといって腹を立て、口や耳などをペンチでつかみ、出血するほどの傷を負わせたとのこと。
 
風呂の掃除をめぐってもめたときには、O被告が女性の額にポットの先を当てて3回にわたり熱湯をかた。女性の顔は赤く腫れ上がり、炎症を起こして膿が出たとのこと。
 
このほかにも突っ張り棒が折れるほどの力で体をたたかれたり、正座した状態で太ももに2~3回竹串を刺されたり、コードで背中をむち打ちされたりする暴行を受けていたといい、女性は左眼球の網膜剥離、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などと診断されたとのこと。
 
被害者は現在も日常生活に支障をきたしているとのこと。
 
こんなところですね。
まー近年まれにみるひどい事件です。
ちょっと、もう、女子高生コンクリ事件や栃木リンチ事件に並ぶぐらいの虐待ですね。
 
ただ、やはりちょっとわからないのが、被害女性の環境と言うか事情ですね。
近所に子供が住んでいて、同居をする意思はなかったのかな?あるいは同居できない事情があったのか?
 
女性同士とか男同士で同居と言うのも、緊急避難的にアリだと思います。
アパートを見つけるにも、やはり、時間が必要ですからね。
 
でも、同居期間が長いですよね。29年5月に同居を始めて、29年10月頃にはT被告が同居を始めてます。
普通だと、さすがに交際する男女二人の家に居候と言うのは、ちょっと気まずいと思うんですよね。
 
それでも、同居を続けたのは、経済的に独立するほど余裕が無かったという事なのかな?
それとも、別々に暮らす子供の養育費などの負担が大きかったのか?
 
いずれにせよ、何等かの事情で独立する事ができずに、同居を続けてしまったんでしょうね。
 
しかし、これは円満な関係なら良いけど、交際中のOとTの関係が崩れると、邪魔な被害者にストレスをぶつけるような構図になってしまいますよね。
 
交際中のOとTですら、喧嘩を頻繁にするような状況でありながら、Tも同居を続けていますからね。
多分、Tにも経済的に独立するような余裕が無かったのかもしれません。
 
そうすると、嫌々同居生活をしている3人の中で一番弱い人物に歪が集中してしまいますよね。
 
これがこの事件を拡大してしまった原因なのかもしれません。
 
どうしたらこの事件を防げるのか?と言うとかなり難しいんですが・・・
被害者側でできる事としては、いざとなったら独立できるだけの経済力を持つ事なのかな?
でも、結局これができないから、事件が起きてしまったわけで・・・難しいですね。
 
加害者側としては、当初善意で同居をしていたのだと思うのですが、男と同居するなら、男と暮らすから別の場所に住んでほしいと正直に話せば、被害者も住居を探す事ができたんじゃないかな?
最悪、経営するエステ店に住まわせてしまうと言う事もできたかもしれません。
 
現場の住宅の間取りが分からないので、なんとも言えないのですが・・・このまま3人で同居して将来的にどうなるのか?と言う、将来を見通す力はOには必要だったのかもしれませんね。
 
とは言え、行った犯罪行為は許しがたい内容です。
それで、判決が懲役4年6か月と言うのは軽いと思うんですよね、求刑が懲役7年ですよね?
割り引かれた2年4か月分は何か汲むべき事情があったのか?
このあたりの説明が欲しいですね。
 
まー男性もそうかもしれないけど、女性は人生を慎重に生きて欲しいですね。
些細な事で人生が大きく変わってしまうんですね。
 
人生を考えさせられる事件ですね

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