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2019/08/19

東京都練馬区元事務次官息子殺害事件その2(6月21日までの報道)

1)中学2年のころからイジメが激しくなった。
「筆箱で頭を叩かれたり、シャーペンで背中や手を刺されたり、塩を鼻に押し付けられたりされていた。やられても、ほとんどやり返すことはなかった。」とのこと。
 
2)東京地検は6月21日、殺人罪で容疑者を起訴した。
 
起訴状によると、容疑者は6月1日午後3時15分ごろ、東京都練馬区の自宅で、長男の首などを包丁で多数回突き刺して殺害したとされるとのこと。
 
時系列を更新
1975年  誕生
1989年(推定)中2頃からイジメが激化、同時に家庭内暴力が始まる
1993年(推定)高校卒業後にアニメーション学院に進む
1995年(推定)アニメーション学院を卒業(本人の物と思われる自己紹介サイトによる)
1999年(推定)長男と別居?
2019年
05月25日 長男と同居を開始
05月26日 長男から暴力を受け、妻に報復を話す
05月28日 川崎無差別殺傷事件が発生
06月01日
数時間前 小学校の騒音について長男とトラブル
15:40頃 110番通報
その後  駆け付けた警官により現行犯逮捕
06月03日 殺人容疑で送検
06月21日 殺人罪で起訴
 
こんなところなんですが・・・情報が少ないですね。
特にアニメーション学院卒業後の経歴が分かりません。
本人と思われる、自己紹介サイトの記載では「元社会復帰指導員 兼 パン職人」と言う記載もありますが、それを裏付ける報道がありません。
 
ちょっと妙なのが長男と別居したタイミングです。
別居のタイミングについて「大学進学後に別居」との報道がありましたが、大学進学はしていないので、高卒後に進んだアニメーション学院(アニメータ課)の場合、2年過程のようなので、普通に考えると95年とか96年に卒業していると思います。
 
だとすると、別居までに3、4年のズレがあります。
とは言え、99年の別居の根拠は10年前に別居したという報道なので、この差は単純な誤報である可能性はありますね。
 
ここまで素朴な疑問なのが、本人が希望して進んだのであれば、アニメーション学院を卒業後にどうしてその業界に就職しなかったのか?
 
「絵を描くのが趣味」と言っているぐらいなので、それを仕事にすると言うのは若者にとって夢の実現と言う意味でもやりがいがあったと思うのですが・・・
 
引きこもりでゲーム三昧の生活でも経済的に困窮している様子はありません。
なので、アニメーション業界に就職して、低賃金だったとしても、本人としてはそれほど苦にならないと思うんですよね。
 
なぜ、アニメ業界に進まなかったのか?その理由が知りたいですよね。
 
まーここでも何等かの理由で挫折したのであれば、数年の内に2度の挫折をした事になり、それが引きこもりの原因だったのかもしれません。
2度目の挫折で心が折れたと言う事なのかな?
 
とは言え、その後が良くないですね。
パン職人など仕事をしたのか?分かりませんが・・・結局、経済的には親の援助で不自由なく暮らし、人間関係も評価も成績も関係ない自分の楽園に逃げ込んでしまった。
 
ところが、近隣トラブルによって楽園を追い出された長男は、自宅に戻り、親と同居する。
ここで、自分の人生を振り返って我に返ったのかもしれませんね。
「こんなはずじゃなかった」って事なんでしょうけど・・・
 
この事件を防ぐには?と考えた場合、タイミング2回あったと思います。
最後のタイミングはアニメーション学院を卒業後の就職です。ここでの挫折がなければ、引きこもりになる事はなかったのではないか?と思います。(就職で挫折したというのは私の推測です)
 
そして最初のタイミングは中2の時の家庭内暴力の始まりですね。
家庭内暴力の原因はイジメにあったようなので、イジメに対する対応ができていれば、家庭内暴力も起きる事はなく、この事件は防げたかもしれません。
 
イジメの対応としては転校と言う方法もあったと思うのですが、両親としてはこの時、イジメについてどう考えていたのか?そのあたりが知りたいですね。
 
アニメーション学院卒業後の就職については、なんとも言えない部分があります。
本人の素質や性格なども関係するので、今の段階では何とも言えないですね。
アニメーション学院在籍時の情報が全くでていません。
 
絵は上手いようなので、もしチームで仕事をする上での協調性や社会性に問題があるのであれば、アニメ業界以外でも仕事をするのは難しいかもしれませんね。
 
起こるべくして起こった事件なのか?それとも、何かを変えれば、この事件は起きなかったのか?
なんとも悩ましい事件ですね。
 

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コメント

改めて、ASUKAさん、ご無沙汰しております。
Yahoo!にもコメントしてるのでが、8年求刑って事で通常なら求刑の7掛けが相場にはなるのですが、事件背景も考慮して、懲役5年と予想しております。向こうのコメントは、有罪を希望するコメントが多いですけど(苦笑)
殺人罪法定刑は、死刑か無期、若しくは、5年以上の懲役となってるので、司法が出来る最大限の温情判決になります。
仮に、滅多刺しにしなければ、5年求刑で執行猶予が付いてる可能性もありましたけど。
16日の判決に注目しましょう。

投稿: joker | 2019/12/13 17:28

jokerさん、こんばんは、お久しぶりですね。

この事件の場合は「汲むべき事情」と言うのが多そうです。
長年の家庭内暴力、事件直近での暴力、暴言、そして小学生への犯行予告のような言葉、反省の言葉など、など・・・

まー、親が我が子を手に掛けるなんて、のは、児童虐待でもなければ、よほどの事ですからね。

「可哀そうな人生だった」と言うのは本音でしょう。

娘さんも、兄が原因での破談続きに絶望して自殺しているようで、その責任も感じていたのかもしれませんね。

官僚のトップまで上り詰めたけれど、家庭はは全くうまくいっていなかった。

どこで間違えてしまったんでしょうね。

まーそれだけ、子育てや教育と言うのは難しいと言う事なんでしょうね。

死亡した息子は「可哀そうな人生」だったかもしれないけど・・・息子自身がやり直すチャンスはいくらでもあったと思うんですけどね。

経済的には全く問題ないようですから、専門学校などに入りなおして、手に職をつけて就職する事もできたと思うんですよね。

そういった努力などをしていたのか?努力をせずに、不平不満だけ言って、挙句に親に暴力では、何かメンタル面に問題でもあったのか?と疑りたくなりますね。

と思って公判の報道を見直したら、発達障害があったようですね。就職できなかったのはそれが原因なのかな?

「障害がある自分を生んだ親が悪い」と言う理屈で親を恨んでいたのかな?

まー長くなるので、公判の記事で続きは書く事にします。

投稿: ASKA | 2019/12/15 19:29

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