2019/10/30
2019/10/29
東京都目黒区5歳女児虐待死事件その3(母親の第3回公判まで)
2019/10/28
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その14(通報タイミング)
今回は注目の通報タイミングについて考えます。
A)電話の声は妻であって、生前に通報している。
B)通話の中に「痛い」とあるので、通報中か通報前に犯人から攻撃されている。
C)通報中か、通報の直後に妻は死亡している(推測)
A,Bの2点は多分、誰の目にも明らかだと思います。
Cについても、警察が到着した10分後には死亡していたと言うのは確定でしょう。
(死亡確認は搬送先かもしれません)
問題はダイヤルのタイミングです。
少なくとも、1,1,0とダイヤルする時には、犯人からは攻撃されていないと思います。
犯人が刃物を持って攻撃している最中に刃物から目を離す事はできないでしょ?
かと言って、妻が背中に隠して、ダイヤルして、通報したのでは、受話器を耳に当てられないから通報先との会話が成立しないと思います。
スピーカーから音声を出す事も可能だけど、それなら、犯人に通報がバレますよね。
なので、「ダイヤルのタイミングでは、犯人から攻撃されていない」と言う事を前提に通報のタイミングを考えます。
1)犯人と夫が格闘中か、夫殺害の直後
通話の中に夫の声や夫が争うような音が入っていない事を考えると、夫殺害の直後にダイヤルした可能性があります。通報中に犯人から攻撃されて、「痛い」になる。
2)犯人が妻が死亡したと思い、夫婦の寝室から出た後
通話の音声に夫の声も、争う声も入らない、攻撃された箇所が「痛い」になる。
3)犯人が妻の存在に気付いていない場合
妻が偶然、夫の襲撃中にトイレなどに出ていて、廊下で通報、途中で犯人に発見されて、寝室に追い込まれて殺害。
4)犯人と対峙したが、犯人が攻撃していない状態
ちょっと例外的な状況かもしれませんね。ここでも、場合分けが発生します。
4-1)犯人が妻の通報を許している場合
例えば、妻と犯人が共謀関係にあって、通報とは別の目的で電話を掛けると犯人が考えていて、実際に電話をしたら、通報だった場合ですね。
で、裏切られたと考えた犯人により、攻撃を受けて殺害された場合。
ただ、共謀関係以外にも、犯人に脅されて、誰かに電話をしようとした場合も考えられます。例えば、犯人の別れた妻や女性に電話させようとしたとかね。(ストーカーで逃げられた女性の所在を調べている場合など考えられます)
4-2)犯人が妻の通報に気付かない場合
これは、犯人と妻が会話などをしている時に背中に隠して、ダイヤルした場合
でも、前に書いた通り、この場合は、通報先との会話が成立しないですよね。
なので、スピーカーから音声を出して会話している場合と言う事かな。
なので、ダイヤルには気付かないが、音声で通報が犯人にバレます。
ただし、これらの場合の中で、犯人の逃亡前のつぶやき「やばい」の意味によって、消去されるケースがありますよね。
この「やばい」が通報自体を知らない場合に成立するのは2)の犯人が部屋を出た後だけですね。
しかし、この「やばい」が通報から警察到着までの時間が犯人の想定よりも早かった場合や、その他の意味の場合は、逆に通報を犯人が知らない2)のケースは除外されますね。
それから、通報の中で「救急車は不要、その後、必要」と言うやりも不自然との意見もあるかと思います。
ただ、実際に犯人の攻撃を素手で防御している命がけの最中ですから、会話が聞き取れなくても不思議では無いと思います。
また、犯人が部屋を出た後だと、妻は瀕死の重傷です、失血死の直前ですから、出血多量で思考が混乱しても不思議では無いと思います。
最後にもう一つ、女性が刃物を持った男性から殺意を持って攻撃された時、素手で1分間もしのげるのだろうか?と言うのが素朴な疑問ですね。
まー、以前に考えた「非力な男性」とか、「汚れるのを嫌うタイプ」なら、離れてじっくり攻撃すると言うのもアリだとは思います。
でも、腕力があるタイプなら、片手で押さえつけて、もう一方の手で攻撃する事ができるので、1分と持たないような気がします。
この点から見ると、一般成人と同じ腕力があるなら、2)の犯人が部屋を出た後の可能性が高いと思います。
また、非力なタイプで1分間、犯人の攻撃をしのぎながら、電話ができるなら2)以外と言う事も言えるかもしれませんね。
ただし、例外はありますね。
例えば、ストーカーが逃げた女性の住所を妻から聞き出す為に、拷問している場合など、死なないように長時間攻撃したと言う可能性も考えらえます。でも、この場合は、犯人の声が通報の音声に入ると思うので、可能性は低いと思います。
事件から1か月ですが、情報がほぼ止まりましたね。
長女が聞いた言い争う声はどのぐらいの時間続いたのか?
どんな内容だったのか?
このあたりの情報が欲しいですね。
続報を待ちましょう。
参考リンク
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その13(犯行手順と動機)
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その15(節目報道半年)
2019/10/25
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その13(犯行手順と動機)
今回は、今出ている情報をもとに、事件の手順(経緯)と犯人の動機を考えます。
まずは、犯行の手順(2019/10/27 推測部分を追記)
1)1階の未施錠の窓から侵入
2)2階の夫婦の寝室を襲撃
3)夫を殺害
4)妻を殺害(死亡確認せず、推測)
5)1階の長女が口論の声で目覚めるが、動けず、交際相手に電話で助けを求める
6)夫婦の寝室を出て、2階の子供部屋に侵入
7)瀕死の妻が通報し、通報中に死亡(推測)
8)子供達をベッドから降ろして、長男に重症を負わせ、次女に催涙スプレーを使う
9)警察の折り返し電話の呼び出し音が鳴ったのか鳴らなかったのか不明
10)サイレンの音に気付いて、犯人が逃亡
ただし、妻の通報から警察の現着まで約10分
だから、6)から10)までの期間が約9分ぐらいと推測しています。
こんな感じなんですよね。
そこで、通報されなかった場合の犯人の行動を推測します。
A)無傷の次女への暴行
B)無傷の長女への殺害、または暴行
C)残る家族(長男、長女、次女)の殺害
D)強盗
ここで場合分けが発生するのですが・・・
夫婦の殺害の目的は何だったのか?
あ)怨恨の場合
夫婦を怨恨で殺害するなら、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言う事で
C)の家族全員の殺害になりそうな気がします。
で、長男、次女が死亡していないので、夫婦殺害は怨恨かもしれないけど、怨恨だけではない可能性もありますよね。
い)怨恨で無い場合
怨恨で無いなら、夫婦殺害の目的は「目的達成の為の障害の排除」と言う事になると思います。
この場合、A)B)D)の可能性が考えられると思う。
A)の場合、口封じの為に最終的にその場にいた、長男と次女は殺害されると思うんですよね。
そうすると、長男はいずれにせよ、殺害する事になるので、最初から殺害した方が手間が省けますから、長男に重症を負わせたけど、致命傷を与えていない点でA)の可能性は低いのではないか?と考えています。
それともう1点、次女に対して催涙スプレーを使うと、その次女に暴行する際に次女に付着した催涙スプレーの成分に犯人も接触してしまう可能性があって、犯人にとって都合が悪い気がします。そこまで考えて無かったと言えばそれまでですが、計画的な犯行なら、このあたりは事前に検討しているのでは?とも思います。
B)の場合、夫婦殺害が障害の排除なら、長男、次女への攻撃も障害の排除と考えても不自然じゃないと思います。
なので、B)はアリかと思うのですが・・・次女への攻撃が催涙スプレーで果たして、障害の排除になるのか?は微妙な気がします。
それに、長女を暴行後は口封じに長女を殺害する事になると思うので、そうすると、長男と次女も口封じに殺害する事になりますよね。そう考えた場合、長男、次女を生存させている点で可能性は低いのでは?と思ったりします。
D)の場合
夫婦については手っ取り早く殺害するしかなかったが、長男と次女については、この程度の攻撃で、障害の排除になると考えてもおかしくないかもしれません。
ただし、1階の長女を排除していないのが問題。
理由としては
a)そもそも、長女の存在を知らない
b)1階に向かう途中で、子供部屋に侵入した。子供部屋の後に長女を排除する予定だった。
でも、もし、長女の存在を知っていたなら、2階の子供部屋より先に1階の長女を排除すると思う。
なぜなら、2階の長男と次女は階段を下りないと、1階から逃げられない。
1階の長女を襲撃すれば、階段を抑えて2階の二人の逃亡も防げる。
それを考えると、犯行順序がずれている気がする。
残るのはa)の長女の存在を犯人が知らないと言う事があるのか?
流しの犯行なら可能性はあるとかもしれない。
でも、逆になぜ、最初が2階の奥の夫婦の寝室なのか?が流しの犯行では説明できない。
物色するなら、近い順に行うよね?
侵入口に近い順で言えば、1階の長女が最初に襲われるはず。
で、A)B)の場合、それだけが目的なら、あえて二人殺害と言う大罪を犯す必要が無いと言うのもありますね。
でも、D)の場合、夫婦二人を殺害しての強盗なら、残る全員を殺害しての強盗の方が犯人にとってリスクが小さいんじゃないの?
二人殺害の時点で死刑もあり得ますから、二人殺害も4人殺害も同じですよね。
それに、靴を脱ぐ必要が無い。強盗目的なら動きやすい靴の方が犯人にとって有利でしょうね。
なので、靴を脱ぐと言うよりは、証拠の足跡を残したくなかったと言う事なのかな?
凶器、足跡(靴下痕の話も無い)、覆面、指紋(そう言えば、家族以外の指紋の話が出てない)・・・犯人はしっかり準備して証拠を残していない。
ずいぶん周到ですよね。慎重と言うべきかな?
一家殺害を狙っているなら、顔を隠す必要は無い。
目撃者は全員死亡するわけですから。
そうすると、少なくとも長男と次女は、最初から殺害するつもりは無かったと考えた方が矛盾が少ないのかな?
そうすると、殺害対象は夫婦と言う可能性が高い。
夫婦は別々の仕事をしているので、夫婦が一か所に集まるのは家の中だけと考えると、襲撃場所は家しかない。
家族5人が生活する家に侵入して夫婦を殺害するには、夜、寝静まった時しかないと考えると、妥当な計画かもしれない。
けど・・・これは、夫婦を一度に殺害する事を前提にした計画ですよね?
単純に一人ずつ、時間差で各個撃破でも問題無いのではないかな?
それができない理由は・・・
x)一人を襲撃した後、残る一人が警戒して犯行が難しくなる場合
この場合、夫婦は襲撃されるような心当たりがあったと言う事になりますよね。
だとしたら、トラブルはあるはずなんですよね。表面化していないだけなのか?
y)時間が無い場合
犯人は夫婦の殺害によって、望んだ状況を作る事を急いでいる場合と言う事かな。
犯人が望む状況とはどんな状況かな?
とりあえず、一つ思いついたけど、今の段階では書かない事にします。
これは、共通の恨みも説明できますが・・・
けれど、目的が夫婦の殺害なら、目的達成後に子供部屋を襲う理由が無い。
やはり、最初に戻ってしまうのか?
子供部屋の襲撃は証拠を残さない為、乗り物や方向を知られない為なのか?
z)単純に逮捕される確率を減らす為の場合
とは言え、犯人は逮捕されない事よりも、目的の達成の方が優先順位が高いと思うんですよね。
結局、結論は出ず、ぐだぐだですね。
でも、犯人が常に合理的な最適解を出すとは限らないですよね。
何しろ、殺人なんて人生で何度もやる事では無いでしょ?多分、この犯人も初めてなんじゃないかな?
まートラブルが本当に無いのか?それとも報道されていないだけなのか?
犯人が逮捕されてみないと分かりませんね。
犯人逮捕に期待しましょう。
参考リンク
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その12(一か月目の節目報道)
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その14(通報タイミング)
滋賀県長浜市長浜北小猫死骸遺棄事件
10月25日(金)午前7時ごろ、滋賀県長浜市八幡中山町の長浜北小の昇降口前に胴体が切断された子猫の死骸があるのを、出勤してきた同小の用務員が見つける事件が起きている。
県警長浜署によると、子猫は刃物のようなもので胴部が切られていたとのこと。
こんな事件ですね。
昇降口の前ですか・・・校門などに放置する事が多いですが、昇降口となると、確実に児童に死骸を見せる為なんでしょうね。
しかも、敷地内に入り込んでいるんですよね。
防犯カメラなど、現場の情報に詳しい人物による犯行なのかな?
それから、滋賀県は比較的に動物虐待事件が多い県です。
これは、ASKAの事件簿の記録によると、と言う事になりますが。
記録を見るとこんな感じで、特に長浜市が多いように思います。
2018年02月15日(木)長浜市平方南町の空き家の駐車場にネコの頭部を発見。
2018年02月14日(水)長浜市平方町の民家の花壇でネコの下半身が埋められていた。
2015年11月10日(火)草津市岡本町の住宅の庭で住人が、首を切断され、頭部がないネコの死骸を発見。
2014年11月04日(火)米原市顔戸の会社で、切断されたネコの死骸が敷地入り口付近に置かれていた。
2013年08月12日(月)長浜市八幡中山町の小学校の正門前で、ネコが腹を切られて死んでいた。
2013年05月01日(水)長浜市三ツ矢元町の民家で、切断されたネコの頭部を発見。
2013年02月17日(日)長浜市列見町の歩道で、ネコが腹部を切られて死んでいた。
流石に6年前の2013年の事件は関係ないとしても、昨年2月の平方町の事件は、距離的にも2キロ程度の場所ですから、関連が疑われます。
ただ・・・期間が空きすぎているとは思うんですよね。
動物虐待は、犯人が憂さ晴らしや、ストレス解消などの理由で行う事が多いので、そうすると、虐待によって精神的な報酬を受け取る事になり、常習化して行くケースが多いと考えています。
そうすると、前回の2018年2月から、約1年10か月の期間が空くのがちょっと疑問な部分ではありますね。
すると、別人による犯行と言う可能性が高いかもしれませんね。
2013年には同じ小学校の正門前に腹を切られた猫の死骸が放置される事件が起きてますが、今回は昇降口まで敷地に入り込んでますから、大胆とは言えば大胆な犯行です。
しかし、小学生が死骸を見て、騒ぐのを見たいと言う愉快犯ならば、現場近くで犯人が騒ぎを観察できる場合や、同校の在学生から、事件の話を聞けるような立場の人間の犯行と言う可能性もありますね。
犯人が注目を集めたいと考えた場合、より犯行がエスカレートする可能性もありますので、周辺の方は注意していただいた方が良いと思います。
2019/10/23
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その12(一か月目の節目報道)
1)捜査関係者によると、敷地内には住宅以外に複数の建物が存在するが、いずれも第三者が立ち入った形跡は見つかっていない。事件当時は雨が降っていたが、一家を襲った人物が敷地内の別の建物に潜み、住宅の様子をうかがっていた可能性は低いとのこと。
2)事件現場となった住宅は、周辺の地面が雨でぬかるんでいたにもかかわらず室内に土足痕が確認されず、襲った人物は靴を脱いで侵入した可能性があるとのこと。
3)2階から侵入した形跡、1階に荒らされた跡はそれぞれなく、何者かが1階の無施錠の窓から侵入して2階へ直行し、夫婦、子どもたちの順に襲った可能性が高いとのこと。
4)現場近くで事件前にマスク姿などの不審者の目撃情報があり、関連を確認中とのこと。
5)事件に関して170件以上の情報が寄せられたとのこと。
2019/10/23追記
6)犯人が、通報で駆けつけた救急車のサイレンの音を聞いて、「やばい」と言って子ども部屋から立ち去っていたことがわかった。
2019/10/25追記
7)ほかの家族4人とは別に1階に1人で就寝中だった大学3年の長女(21)が、交際相手に助けを求める電話をかけていたとのこと。
こんなところですね。
新しいところは1)の他の建物に侵入した形跡が無いと言うあたりですね。
人が住んでいない建物ならば、暗くなっても室内照明が点灯しない事で、判断できるでしょうね。
警察が疑っているのは、敷地内での待ち伏せの可能性なんでしょう。
事件当時は前日の夜20時頃から弱い雨が降っていました。
断続的に降り続いて、事件当日の0:40頃が一番強くなっています。
(古河市の気象情報です)
侵入が0時過ぎだったとしても、部屋の明かりが消える事を確認して、寝入った事を見計らってから侵入したとしたら、2時間ぐらいは現場で張っていたと言う事になりますよね。
屋外でとなると、流石に不審者として通報されてもおかしくないわけで・・・それで、敷地内の他の建物の中に潜んでいたのか?と疑いたくなりますね。
でも、それは無かった・・・となると、犯人はこの時間なら大丈夫と考えて、決め打ちで侵入していると言う事なのか?
だとすると、一家の生活サイクルを良く知っている人物と言う事になりますよね。
仕事をしている夫婦と、中学生、小学生はともかく、大学生の長女は0時に就寝と言うのは一般的に考えて微妙な気がします。
まー決め打ちで侵入しようとしたら、偶然、室内照明が消えていたので、侵入したら全員就寝していた。と言うのも無くはないとは思うけど・・・
被害者家族の家族構成を知っていたのであれば、一家の生活サイクルを知っている人物、家族構成を知らないのであれば、犯人が何か?侵入しても良いと言う条件を持っていて、それをクリアしたと言う事なんでしょうね。
もし、屋外の路上などで、見張っていたなら、目撃した人がいるかもしれません。
今のところ報道されていませんが、事件直前の目撃情報があるのか?気になりますね。
続報を待ちましょう。
2019/10/23追記
「やばい」の部分がちょっと、驚きです。
通報された事に気付いてないの?
この「やばい」は驚きの表現でしょう?
警察の到着が犯人の予想よりも、早かったと言う解釈もありますが・・・
犯人の目の前で妻は通報していたはず・・・通報の声も聴いているはずなのに・・・それに気づかないなんてあるの?
解離性障害、多重人格?、あるいは健忘?何等かのメンタルや脳の問題があるのかな?
もう一つは電話の相手が別の知人などと考えた場合かな?
でも、この状況で通報するなら「警察」と常識的に考えると思うし、仮に知人や親類だとしても、助けを呼ぶ電話であると考えるの普通でしょ?犯人はこの常識的な事が予測できないのかな?
2019/10/25追記
これまでの報道では、1階の長女は言い争う声で目覚めたが、怖くて動く事ができなかったと言う内容の報道がありましたね。
今回の、交際相手に助けを求める電話をかけていたと言う事ですが・・・ちょっと微妙?
「助けを求めた」と言う事は、夫婦喧嘩では無いと認識していたと言う事なのかな?
まー実際には犯人に襲われている状態なので、その言い争う声は正に生死の瀬戸際の声だったわけで、誰かに助けを求めると言うのはアリだと思います。
でも、この文章だけだと、夫婦喧嘩では無いので助けを求めたとも受け取れますよね。
1階の長女が争う声が聴けたので、2階の長男と次女もこの争う声を聴いている可能性がありますね。
その争う声の中に手がかりは無いのかな?
参考リンク
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その11(共通の恨みと犯人像)
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その13(犯行手順と動機)
2019/10/16
東京都目黒区5歳女児虐待死事件その2(母親の第2回公判まで)
***初公判9月3日***
1)女性被告は「間違いありません」と起訴内容を大筋で認めた。
2)検察側は冒頭陳述で、女性被告と夫の男性被告(34)が、亡くなる約1カ月前から女児をほぼ外出させなくしたと指摘。午前4時ごろに起こして息が苦しくなるまで運動させ、1日に汁物1~2杯しか与えない日もあったとしたとのこと。
女児は男性被告から殴られたり、ベランダに立たせられたりする虐待を受け、亡くなる直前には嘔吐を繰り返したが、女性被告が虐待発覚を恐れ、病院に連れて行かなかったとしたとのこと。
死亡時の体重は同年齢の平均の約20キロを8キロ下回る12・2キロだったとのこと。
3)弁護側は「罪の成立は争わないが、男性被告の心理的な支配下にあり逆らえなかった」と述べ、従属的な立場にあったとしたとのこと。女性被告は女児が暴行される場面を直接見ていなかったとしつつ、女児の体のあざを見て「たたくのをやめて」と言ったこともあったが、男性被告から怒られるなどの心理的ドメスティックバイオレンス(DV)を受け、暴行を止められなかったとしたとのこと。
4)起訴状などによると、女性被告は昨年1月下旬ごろから女児に十分な食事を与えず、父親の男性被告による暴行も放置。女児が衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせず、3月2日に低栄養と免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症で死亡させたとしている
5)冒頭陳述、弁護人「(男性被告は)8歳年上で、何でも知っているあこがれの人でした。結婚して下の子(弟)を妊娠したころから、『子育てができていない』などと説教されるようになりました。説教は連日2~3時間続きました。(女性被告は)自分のために説教してくれているのだと思うようになり、説教を受けた後、『ありがとう』と言うようになりました」とのこと。
弁護人「離婚も考えましたが、何度も言い聞かされるうちに『彼(男性被告)は女児のために説教してくれているんだ』と思うようになりました」とのこと。
弁護側の冒頭陳述の要約
男性被告から友人がたくさんいて、仕事もほぼ決まっていると女性被告は聞いていたが、実際には仕事も決まっていなかった。
離婚を切り出したが、女児を引き取り、男性被告の実子の長男は置いていくと言うと、離婚を否定され長男を捨てる酷い母親と言われ絶望的になった。
その後、女児は部屋に閉じ込められるようになり、日課を強制されるようになる。
その後、女児が食事を受け付けなくなり、嘔吐を繰り返した。病院に連れて行こうとしたら、男性被告がアザが消えてから連れて行くといった。
女児を風呂に入れると、びっくりするほど女児はやせていた。
その後、どんどん女児は弱り、女性被告はずっと女児に添い寝をしていたが、女児は死亡した。
6)通報で自宅に駆け付けた消防隊員が「あばら骨が浮くくらいやせていた。凄惨な事案だった」と証言したとのこと。
証言によると、自宅に着くと、女性被告が女児の心臓マッサージをしていた。女児の背中には複数の傷があり、顔は土色に変色。「数日食べていないだけで、あのようなやせ方にはならないだろうと思った」ととのこと。
7)女児の部屋には大量の貼り紙があった。「あさおきてからすること」と題した紙には「めざましどけいをはやくとめる」「いきがくるしくなるまでうんどうをする」「たいじゅうをはかる」などの“約束事”が多数書かれていたとのこと。5歳児には困難な、かけ算の九九や時計の読み方を練習する約束もあり、中には女児の血痕が残る貼り紙もあったとのこと。
8)遺体の写真を見た小児科医は証人尋問で「病的にやせて骨が目立ち、打撲や傷が多数あった」と述べた。女児は低栄養と免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症で死亡したとされるとのこと。
***第2回公判9月4日***
1)検察側は女児が生前に「ゆるしてください おねがいします」などとノートやメモ紙に書いた言葉を読み上げたとのこと。
このほか「ぱぱにおべんきょうおしえてもらったのにおれいをいわなかった」「べらんだにたたされた」「ぱぱとままにみせるってきもちでやるぞ えいえいおー」といった言葉もつづられていたとのこと。
2)品川の児相職員の証言によると、昨年2月9日、事前の通知なく訪問した職員に対し、女性被告は「児相の関与はもう終わっている。児相に家庭をめちゃくちゃにされ、(女児は)幼稚園にも行けなくなった」と不満を表明したという。児相職員は女児に会えなかったが、出てきた弟の様子を見て心配ないと考え、「少しずつ関係を作ったほうがよい」と判断し、5分程度で面会を終えたとのこと。
検察側によると、訪問後、女性被告は通信アプリLINEで夫の男性被告(34)に「関わりたくない旨伝えて帰ってもらったけど、マークはされ続けるでしょうね(笑)」と報告。「すみませんね」と返した夫に「いや、女児が悪いんやって(笑)」などと答えていたとのこと。
3)香川県の児童相談所の職員も出廷。女性被告と面接した際に、「女児が『お母さんも男性被告から叩かれている』と話していた」と伝えると、女性被告は「女児がうそをついている。夫から叩かれたことはない。自分が夫を叩くことがあるくらいだ」と話したと証言したとのこと。
こんなところなんですが・・・
冒頭陳述は原文を読んでもらった方が良いと思います。
この記事を書く前に男性被告の判決が懲役13年と知っていますが、これで懲役13年と言うのには、理性で理解できても、感情が受け入れられません。
女児は一瞬で亡くなったわけではないんですよ、長い時間、激しい虐待を受けて、食事制限までされて、やせ細り、治療もされずに殺害されたんですよね。
とりあえず、女性被告の公判の記録なので、男性被告については、男性被告の公判記録の方で書く事にします。
つい、書かずには居られませんでした。
何がこの家庭を壊したのか?健全な家庭ならこの事件は防げたと思います。
とにかく、以後の公判で何がこの家庭を壊したのか?その答えを見つけたいと思います。
お知らせと、ちょっと便利な使い方
まずは、ASKAの事件簿のちょっと便利な使い方についてです。
とは言っても、多分、役に立つのは、ASKAの事件簿を資料庫として使用している方になると思いますが・・・
私はASKAの事件簿で過去の事件を検索する時、カテゴリを表示して、CTL+Fで検索窓を開いて、地名で検索しています。
カテゴリ表示をすると、そのカテゴリに含まれる事件タイトルが一覧表示されます。
で、タイトルには地名を付けるようにしているので、地名で検索ができると言うわけです。
ただし、それができたのが、ココログの全面リニューアル前までです。
(一部のカテゴリは現在もできます。)
ココログの全面リニューアルによって一部仕様が変更になりました。
それは、カテゴリ一覧に表示される件数が1000件に制限されると言う仕様変更です。
(仕様変更前よりも機能が劣るので、改悪と言うべきだと思いますが・・・)
ここで問題になるのが、ニュースカテゴリでニュースカテゴリにはASKAの事件簿開設当初からのニュース記事が約1700件ありました。
この為、ニュースカテゴリで一覧表示されるのが2009年途中までの記事になってしまったのです。
それ以前の記事は一覧表示されない為に、前述の検索窓でも検索する事ができなくなりました。
そこでお知らせですが、苦肉の策として、ニュースカテゴリにニュース2000と言うカテゴリを作って、2009年までの記事のカテゴリを分けました。
手間が一つ増えましたが、ニュースカテゴリとニュース2000カテゴリでそれぞれ検索窓で記事を検索する事ができるようになりました。
で、ニュースカテゴリでは同じ問題が今後も発生します。
その為、2020年から新規にニュース2020と、ニュース2010のカテゴリを作って、それぞれのカテゴリにニュース記事を入れる事にします。
ニュース2010については、記事の件数が約1000件あるので、こちらは時間をみて随時カテゴリを移動していきます。
この為、一時的にニュース、ニュース2000、ニュース2010の3つのカテゴリが混在する事になりますが、ご容赦ください。
山梨県道志村7歳女児不明事件その3(犯人の思考)
山梨県道志村7歳女児不明事件その2(最大の疑問)
特殊な事例として同居する家族が監禁女性の存在に気付いていながら、救う事ができなかった綾瀬の女子高生コンクリ事件などもあります。
2019/10/15
山梨県道志村7歳女児不明事件その1(現状把握)
2019/10/16追記
10月23日の捜索情報が抜けていますが、捜索はされています。
宮城県蔵王町猫ヒモ巻き付け虐待事件
福岡県福岡市早良区猫虐待事件
2019/10/08
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その11(共通の恨みと犯人像)
茨城県境町就寝中夫婦殺人事件その10(計画性と犯人像)
なぜか早く目が覚めてしまったので、記事を書きます。
寝ぼけた事を書いていたらごめんなさい。
さて、この事件の計画的と思われる部分を列挙すると
1)家族が寝入った時間に襲撃している。
2)凶器、催涙スプレーを準備している
3)帽子にマフラーで顔を隠している
一応はこの3つだと思うのですが
1)と2)についてはもう少し補足する項目があります。
1-1)襲撃が3連休の最終日で、翌日は仕事や学校があるので、当日は家族全員が早く寝るだろうと予測できる。あるいは家族全員が在宅中であると予測できる。
ただし、長女の存在を犯人が認識していたのか?は不明。
2-1)催涙スプレーを使うタイミングは次女だけ。
ここが判断の分かれるところなのですが・・・
ヤムチャさんのコメントのように、子供達が寝ているところを起こして、襲撃しているならば、確かにそのまま寝かせておいて、逃亡した方が、時間のロスも無く、犯人にとって有利な状況だと思います。なのでメッセンジャーも有りかなと思います。
一方で、1階に寝ていた長女が言い争う声で目覚めていると言う事なので、その言い争う声は怒鳴り声のような物で、2階で寝居ていた子供達も目覚めさせていた可能性はあると思います。
犯人もこれだけの大声を出されて、他の家族は寝ているのか?不安だったのかもしれません。
それで、残る家族が居る子供達の部屋をのぞいて、声を掛けたら、案の定、起きていたので、何等かの処置が必要になったと言う可能性も有りかなと思うんですよね。
まー、いずれにせよ、催涙スプレーを使う対象は次女だけと言う事に変わりが無くて。
寝ていたと思われる。夫にも、次女とほぼ同じ立場の長男にも催涙スプレーを使っていません。
これは、最初から次女にだけ催涙スプレーを使う為に計画して準備した物だろうと思うわけです。
ここを考えると、両親は殺害対象だが、子供たちは殺害対象ではなく、長男への攻撃が動きを封じる為の物だったとしても、次女には刃物は使わないと言う事を最初から計画していたと言う事だと思うわけです。
これは、最初から次女は傷つけたくなかったと言う事なんじゃないのかな?
ここも、ミッシェルさんご指摘の暴行目的と言う可能性はあるのですが、目の前で通報されている事を無視して暴行しようとしたけど、サイレンの音を聞いてそれを放棄と言うのがちょっと矛盾しているような気がします。
なので、私としては次女に刃物を使わずに催涙スプレーを使ったのは「犯人の優しさ」なんじゃないかな?と妄想しているところです。
私はこの点を「幼い」と考えてこれまで「若年者」と言う犯人像を考えていました。
でも、この点が「優しさ」だとすると、犯人像が変わってくると思うんですよね。
つまり、次女にだけ催涙スプレーを使ったのは、「女の子の体に傷を残したくない」と言う意識だろうと思います。
もし、そうなら「犯人にも娘がいる」と言う事なんじゃないかな?
だとすると、犯人の年齢も30代後半から40代、50代まであると言う事なんですよね。
だけど・・・殺したいほど憎んだ相手の娘の将来を考えらえるような「優しい犯人」が自分の妻子を顧みずにこんな事件を起こすのか?と言う、事件全体への矛盾を感じてしまうわけで・・・考え過ぎなのかな?と思ったりもします。
ただ、もし、「優しい犯人」なら、殺害対象が一人ならば、当然、同じ寝室に寝ているもう一人に対しても、無慈悲に殺害する事は無いのではないか?とも思えるわけで・・・
恨みの対象は夫か妻のどちらか一方ではなく、二人同時だった可能性があると思います。
なので、もし動機が怨恨ならば、夫婦が同時に恨まれる理由がこの事件を解決するカギなのかもしれませんね。
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